留学相談でカウンセラーが聞かれて困ること

こちらにいらっしゃる皆様は、留学相談をしようと思い様々なことを調べていらっしゃるかと思いますが、「留学相談でカウンセラーが聞かれて困ることって何なのか?」興味ありませんでしょうか?
ここではそんな留学カウンセラーの本音について皆様にご紹介させていただきたいと思います。
将来的に変更が起こりやすいこと

留学カウンセラーが聞かれて困ることは何か?と言われると、真っ先に思い浮かぶのは『将来的に変更が起こりやすいことについてのご質問』が挙げられます。
「将来的に変更が起こりやすいことって一体どんなことなのか?」と思われると思いますのでいかに例を紹介してみましたのでご覧ください。
飛行機の運賃
将来的に変更が起こりやすいもので、最もご質問が多いのが飛行機の運賃についてで、「私はマルタ留学に行こうと思うんですが、来年の夏だと飛行機代はいくらぐらいになりますか?」と言ったご相談があります。
飛行機の運賃と言うのは、毎年更新され発表されるのですが、真っ先に発表されるのは各航空会社が発表する正規料金の運賃となります。
この正規料金の運賃と言うのは基本的に割高で、普通にこの値段で航空券を購入してしまうと、同じ席であるにもかかわらず2倍近くのチケット代になることも珍しくありません。(ただし最も自由度が高いチケットとなっているケースが多いです)
その後、帰路便の変更等が有料になるなど、自由度が制限されるチケットなどが販売されたり、特別割引チケットなどが販売されたりします。
ただし特別料金の有無や値上がりの有無と言うのは本当に状況によって変わってくるので、例えば夏の繁忙期のフライトチケットをギリギリに購入してしまうと、正規料金の2~3倍以上になることも珍しくありません。
学校の日本人比率
次に困ることの多い質問として、学校の日本人比率についての質問が挙げられます。
これがなぜ困るかと言うと、語学学校の多くは日本人率についての制限を設けてはいるのですが、実際に留学すると聞いていた制限よりも明らかに日本人が多いケースや少ないケースがあるためです。
正直こうしたことが起こるのは、予想できそうで予想が難しいこととなっていたりします。
と言うのは、留学の申し込みをされた時点では全く日本人の生徒がいなかった学校が、突然日本の学校と提携を結ぶことになり団体で留学生を受けることになったりするためです。
特に人気のある学校では、年間を通して見ると日本人比率の制限は守られているのですが、突然の団体申し込みが入ることがあるので、「ピンポイントで4月のみを見ると明らかに日本人が多かった!」と言うこともあります。
そのため日本人比率に関するご質問をお受けすると、正直、100%の回答ができないため、そうした知識のある留学カウンセラーは困ってしまいます。
1年後の学費
次に変動があることで困ってしまう質問は、来年度の学費についてです。
年末になると留学の申し込みが駆け込みで入ってくるのですが、その際必ず聞かれるのは「来年度の学費はいくらですか?」と言うご質問です。
日本では考えられないことなのですが、海外の学校の多くは毎年のように値上げが行われています。
学校によっては年間何十万円もの値上げを行うのと、その発表のタイミングが学校によってバラバラなため、なかなか答えることが難しいのが本音です。
例えば、1月に学校申し込もうと思った場合、「学費が出てないので2月まで待ってください」と言われるケースや「コースの開講が不確かなのでしばらくお待ち下さい」というやりとりが、毎年年始に行われています。
留学で英語力がどれだけ伸びるか?

さて続いて留学相談で困る質問と言うのは、「留学相談者の英語を始めとするスキルがどれだけ伸びるのか?」と言うご相談です。
留学カウンセラーとしては「絶対にものすごく伸びる!」と伝えてあげたいところではあるのですが、正直言って本人の努力なしでは留学に単に出たからといって英語が話せるようにはなりません。
中には、「私は3ヶ月でTOEICスコアを450点あげる必要があるので保証してください」とおっしゃられる相談者はいますが、これを保証できる人は未来が見える人のみだとお考えいただければと思います。
ただし、留学カウンセラーの多くは苦労して英語を勉強した人たちが多いため、英語を学ぶこととにつてのアドバイスは、多数いただけるとお考え下さい。

でも、どれくらい語学を学べばいいのかとか、期間が気になります!

そうですよね!100%の保証はできませんが、語学学校のテストを受けることで、ある程度目安になる期間は分かってきますよ!
モデルケースの学生とその後も連絡を取っているか?

次に留学カウンセラーが困ってしまう質問として、「モデルケースとして紹介された方と今も連絡を取り続けていますか?」というご相談です。
留学相談では必ずと言っていいほど『モデルケースとなる学生の紹介』が行われます。
例えば看護留学の相談の場合、過去にその会社がサポートしたモデルとなる看護師の留学を相談者に伝えます。
しかしながらここで留学カウンセラーが困るのは「そのモデルケースとなった留学生と、その後も連絡をとっていますか?」と言うご質問です。
実は、モデルケースとなるようなレベルの高い留学をクリアする人になればなるほど、その後の関係を継続していくのは、留学カウンセラーの資質に左右されるところが大きいです。
と言うのは、「この留学カウンセラーさんと連絡を取り続けたい!」と留学生に思っていただかなければ、そうした関係の継続することができないためです。
つまり留学カウンセラーがどれだけの情報量を持っていて、どれだけ留学後にサポートし続けることができるのか?そして、その留学カウンセラーとの関係がどれほど有益なのか?が、この質問でわかってしまいます。
「いや~、この方とはその後の連絡は取れていません」と言う回答を連発しなくてはいけない留学カウンセラーが、実は、圧倒的に多いです。
留学相談ができる準備をしよう!

さて留学カウンセラーが聞かれて困るご相談内容について知っていただけたところで、こちらにいらっしゃる皆様には留学相談が出来るような準備も併せて行っていただければと思います。
以下の流れをご覧ください。
留学相談ができる準備
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- Step.1 イメージを作る
- 大まかで良いので自分の理想とする留学を考えておく
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- Step.2 期間を設定する
- 確定ではなくて良いので留学の時期を設定しておく
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- Step.3 目的をイメージする
- 何のために留学に行くのか?イメージしておく
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- Step.4 何処の会社に相談するか決める
- よかったらココア留学にご相談くださいw
留学相談でカウンセラーが聞かれて困ることまとめ

さて、ここまで留学カウンセラーしか知らないお話をいろいろずっとさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
特に、留学カウンセラーさんたちが困る質問についていくつか例を挙げさせていただきましたが、実際にそれらの質問をカウンセラーさん達に投げかけてあげても全然構いません。
ただ、不確かな回答が返ってくることが多い質問になるので、その回答を皆様の中でプラスと取るかマイナスと取るかを判断していただければと思います。
特にやはり厳しいのは「成果や将来の就職先を100%保証してほしい」と言うご相談で、それは正直言って誰も不可能だと、ご相談される本人も気づいていらっしゃることがほとんどです。
ただ、その可能性を1%でも高くすることができるのが留学相談だと思っておいていただければうれしいです。