留学中の悩みを解決する魔法の言葉『1136』とは!?
留学生の中には自信を持って留学計画を立てたにもかかわらず、留学中にたくさん悩みを抱えてしまう方々がいらっしゃいます。
そうした方々に対してココア留学では『1・1・3・6』と言う魔法のキーワードを唱えて、留学生を励ましていますが、こんな言葉を知っている人は流石にココア留学生以外にはいませんよね?
それでは「魔法のキーワード『1・1・3・6』とは一体どんな意味のある言葉なのでしょうか?」ここでは、ココア留学を使わずに留学に出てしまい1人悩んでいらっしゃる皆様のために、魔法の言葉についてのお話をさせていただきたいと思います!
動画で見たい人はこちらから!
魔法の言葉『1・1・3・6』について動画でもご覧になっていただけます!留学中ってどうしても悩みが次々と出てきてしまって、「本当にどうしてよいか分からない!」という状況になってしまう方もいらっしゃいます。
留学に関して「こんなことは知らなかった!」というお話も公開しているので、良かったらコメントやチャンネル登録もよろしくお願いいたします!
留学1週間で悩むのはみんなだよ!
留学生の多くは、勢いよく飛行機に乗り込み海外留学に出発するのですが、渡航後1週間ほど経過すると過去に感じたことのないような不安との戦いになります。
全く知らない人、知らない学校、知らないお家、それに知らない場所という環境へとやってきたところまでは良いのですが、「本当に1人でやっていけるのか?」や「この先どうなるのだろう・・」という、言葉にできないようなプレッシャーがのしかかってきます。
特に、この言いようのないプレッシャーは人によって大小の違いはあれど、性別や英語力などに関係なくやってきて、眠ろうと目を閉じた瞬間に遠くのほうから音もなく押し寄せてきます。
慣れない海外生活に体はクタクタなはずなのに「時差ぼけがあるからか?」それとも「目をつぶると不安が頭をよぎるためか?」、ベッドの中に入ってもゆっくりと眠ることすらできません。
こうした留学に出て1週間で押し寄せてくる何とも表現しにくい不安と言うのは、全ての留学生に共通している体験ですので何もあなただけが感じている特別な感情では無いとお考え下さい。
- 留学に来て1週間は眠ろうとした時に不安になってしまうことが多い!
特に1週間がハードルになる人とは?
特に、留学後「1週間がしんどい!」と感じてしまうのは、小中高生と35歳以上男性に集中していて、中には留学後たった1日で「帰国したいです!」と口にされるかたも珍しくありません。
もし、あなたが留学に出て1週間で不安を感じているとしたら、私に騙されたと思って、あともう少しだけで良いので頑張ってみてください。
そして、万が一、留学後2週間(14日間)以上が経って「それでも本当に辛くて耐えられない!」と思ったら帰国の準備をしてしまいましょう。
留学中にうつ病などメンタルヘルス問題を発症してしまっては意味が無いので、まずは皆様の精神的な限界を突破してしまわないことだけは覚えておいて頂ければと思います。
- 精神的な限界を超えそうならば直ぐに帰国の準備をする!
眠れないのは私だけだと思ってました・・。
「明日からどうなるんだろう・・」という不安は誰にもあるので、まずは落ち着いてくださいね!
1ヵ月で悩むのはがんばった証拠!
1週間のハードルを乗り越えた皆様に、続いてやってきてしまうのは留学後1ヵ月と言う大きめのハードルです。
留学1ヵ月で悩む人たちの多くは、渡航後1ヵ月の間に自分の体を海外の生活に順応させようとして頑張ったおかげで生活のリズムも少し掴めるようになり、張り詰めた緊張から解放されることで起こります。
緊張からの解放で気づくダメージ!?
極度の緊張から解放されると、今度は張り詰めた緊張の中で重圧に耐え続けてきた体が悲鳴をあげ始めます。
よくあるケースとしては、頭痛・目のケイレン・肌のトラブル・体が重いと感じる・食欲の減少または増加・寝つきが悪化・夜中に目が覚めるなどで、これらは全て精神的なストレスと深い関わりがある症状になります。
また、20代中盤以降に留学に出られた方によくあるケースとしては、自分自身に掛かっていたストレスに気付いておらず、小さな不満に対して急に感情を大爆発させてしまうこともあるので注意が必要です。
- 緊張から解放されると体のダメージに気づくようになる
- ストレスに気づいていない人は周りに当たってしまうことも!
頑張ったから不安がやってくる!?
次に、留学して1ヵ月ほど経過した方の中に『急に気持ちが不安定な状態になってしまう』ということがあるというお話をさせて頂きます。
留学して1ヵ月経過すると、先にご紹介したように体調の変化もあるのですが、なぜか急に将来の自分に対して不安になってしまったり、留学している自分自身が嫌いになってしまったりと、自暴自棄になってしまうケースまであります。
しかしながら、実は、そうした不安や自分を責める気持ちが生まれてくるのは「1ヵ月もの期間あなたが本当に頑張ったから!」で、平々凡々と1ヵ月過ぎてしまった方には決してやってこない気持ちになります。
もし、留学してから1ヵ月経って不安な感情がやってきているようならば、是非、頑張ってる自分を褒めてあげて、自分自身に小さなご褒美で良いのでプレゼントしてあげて頂けたらと思います。
- 不安や自分を責める気持ちは頑張ってきたからこそ生まれる感情!
マイナスな感情の継続時間は?
※ グラフをクリックすると詳細が見えます
グラフの操作方法
上のグラフでマイナスな感情(ピンク)をクリックしてみてください。グラフ上にマイナスな感情がどれほどの継続時間になっているのか?表示されるようになっています。
2014年に発表されたルーヴェン大学の実験結果によると、最大に長く続く感情でもたった5日間と言う結果になっている。
意外にマイナスな感情が継続する時間は短いんですね?
この感情の継続時間を知っていると、これからどれくらいの間を我慢すれば良いか分かりますよね!
継続時間 | 継続時間 | ||
---|---|---|---|
悲しみ | 120時間 | 罪悪感 | 3.5時間 |
憎しみ | 60時間 | ストレス | 3時間 |
喜び | 35時間 | 誇り | 2.6時間 |
絶望・希望・心配・失望 | 24時間 | 触れ合い | 2.5時間 |
満足 | 24時間 | 怒り・退屈・驚き | 2時間 |
嫉妬 | 15時間 | いらだち | 13時間 |
安心 | 8時間 | 同情 | 1.3時間 |
熱狂 | 6時間 | 屈辱 | 0.8時間 |
関心・感謝 | 5時間 | 恐怖 | 0.7時間 |
くつろぎ | 4.3時間 | 羞恥・嫌悪 | 0.5時間 |
※ ベルギーの大学教授フィリップ・ヴァーダイン教授の研究。
(ルーヴェン大学:2014年度)
3ヵ月の悩みは慣れてきた証!
3ヵ月に入った頃に出てくる悩みは、『現在の生活についての悩み』ではなくて『1~6ヵ月ほど先の近い未来についての悩み』になってきているのでは無いでしょうか?
例えば、3ヵ月もの間、寝る間も惜しんで勉強してきた方は、遊んでばかりいる同級生やクラスメイトたちを見ると「あの子は、どうして不安を感じないんだろう?」と言う気持ちでいっぱいになってきます。
留学中の努力が裏切られたとき
そんなある日、遊んでばかりいたクラスメイトがいつの間にかクラスの中心になっていて「どう考えても自分より英語が話せるようになっているんじゃないか?」という、想像もしていなかった光景を目の当たりにしてしまいます。
当然、受け入れることができない状況に、「私はあんなに頑張ってきたのに、どうして遊んでる子に負けるの?」という、誰にも当たることができないイライラと不安が体中を駆け巡ります。
こうした自分の頑張りに対して結果がついて来なくなることで起きる悩みというのが、渡航後3ヵ月ほど経過すると起こり始めます。
- 渡航後3ヵ月が経過すると自分の頑張りに対して結果がついて来ないことで不安・不満がでてくる!
アルバイトを視野に入れた焦り?
他にも、渡航後3ヵ月ほど経過すると、ホームステイからアパートやシェアハウスへと引っ越しを考えたりアルバイトを始めたりと、自分や周りのクラスメイト生活が激変するタイミングと重なってきます。
そうした空気に、特にワーキングホリデーで留学に出られたかたは、就職活動が目の前に広がってしまっているため「もうアルバイトを始めないといけない・・」と言う、プレッシャーから心が不安定になってしまうケースも珍しくありません。
想像していたより全く伸びていない自分の語学力と、次のステージへと強制的に進まされてしまう恐怖に心が折れてしまう人もいるので注意してください。
- 次のステージに強制的に進まされることに恐怖を感じるようになる
- 恐怖心が不安へと繋がっていく!
不満が無くなったことで不安が出る?
しかし、こうした感情を感じてしまっている皆様は、深く思い詰める事だけは絶対にやめてくださいね!
実は、こうした感情になることは心理学的にも理由があって、それは、ようやく将来の自分を考える段階までやってきたから起きる感情だったりします。
人は衣食住が完璧にそろっていない限り、頭の中は常に、『今』着るものや『今日』食べる物や『本日』滞在する場所のことばかりを考えてしまい、他のことや将来のことを考える余裕は全く生まれなくなってしまうことが分かっています。
つまり将来について心配が出てきたというのことは、海外生活に慣れていく中で「少し先の将来のことを考えるところまで成長した!」ということを意味します。
比べるのは周りじゃなくて過去の自分と!
そして、是非、皆様に比べて頂きたいのは、周りのクラスメイトたちではなく、将来のことまで考えられるような段階にまで到達している今の自分と過去の自分についてです。
きっと、留学前の自分から考えてみると大きな成長が出ていることに気づかれると思います。
そして、もしここに留学後3ヵ月が経過してイライラと不安でいっぱいの方がいらっしゃいましたら、今度の週末の日曜日だけは、少しペンと教科書を机に置き『新しく覚えた単語を1つだけ』握り締めて友人達と街に出かけてみて下さい。
その友達と過ごす数時間の間に握りしめていた単語を使う機会があれば、その単語は『あなたにとっての一生忘れることのできない宝物』になり、少しだけ留学に来たころの楽しさを思い出して頂けるはずです。
- 衣食住がそろったから悩みが出てくる!
- 比べるときは過去の自分と比べる!
周りの人と比べるのはやめます!
確実に成長しているので安心してくださいね!
6ヵ月の悩みはリアルな将来!
留学を6ヵ月も経った頃に生まれてくる悩みと言うのは、完全にリアリティがこもった自分の2~3年後の将来についての悩みです。
6ヵ月滞在した今となっては、滞在している国も好きですし街も好きで、あと2~3年暮らしていこうと思ったら、充分に「自分自身の力で暮らしていける!」という自信も生まれてきます。
「ただ自分の選択は本当にこれでよかったのだろうか?」または「自分の将来は本当にこれで良かったのだろうか?」という、将来に対する漠然とした不安が頭をよぎるようになります。
将来に迷いが生まれてしまったら?
将来に対して漠然とした不安が浮かんでしまった方に思い出して欲しいのは、「留学に出る時、自分はどれほどの強い思いを持って飛行機に乗り込んだのか?」という初心の気持ちです。
「留学をこのまま続けていくことについては難しくない!」と感じてしまった瞬間、今度は『留学を途中で投げ出すこと』についても安易に考えてしまうかたがいらっしゃいます。
「何のために自分は日本の生活を中断してまで海外に出たのか?」または「何のために自分は会社を辞めてまで海外留学と言う大きな壁に立ち向かっていったのか?」もう1度だけ考えていただければと思います。
そして考えた結果、それでも万が一、自分のモチベーションが上がってこないようであれば、あと2ヵ月だけ歯を食いしばってみて下さい。
その2ヵ月間ゆっくりと考えてみて、もう一度、自分の方向性を見つめてみると、6ヵ月と言う見えないハードルを乗り越えた瞬間に、次のステージへと入っていっている自分に頼もしさを感じる時がきっとやってきているはずです。
- 6ヵ月という期間を過ぎると更に次のステージに到達している自分に気づくことに!
1年以上の留学を考えている人は!
また、1年留学を計画されてきた方にとっては、現地の生活に充分慣れたこの時期以降が『本格的な自分を伸ばす期間』と入っていくことになります。
特に英語力は、これまでの交友関係のあった友人たちが次々と帰国する中、現地滞在のネイティブイングリッシュスピーカーの友達が一気に増え始め、これからが大幅に伸びる時期になるので、少しだけ自分の未来に期待しておいてください!
そして最後に、不安を解消する『1・1・3・6』についてのまとめです!
留学の不安を解消する『1・1・3・6』!
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- No.1 留学1週間でやってきた不安
- 「あと数日間だけ頑張ってみる!」と言う気持ちを持つ
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- No.1 留学1ヵ月後にくる疲れ
- 疲れている自分は、これまで頑張った自分の反動!
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- No.3 留学3ヵ月後にくる近い将来の不安
- 未来を考えられているのは、生活が整った証拠!
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- No.6 留学6ヵ月後にくる長い将来への思い
- 自分がこれまでやってきたことを簡単に捨てようとしてしまっていないか?
- 留学生の悩みは『1・1・3・6』でやってくる!
ありがとうございます!
私だけの悩みではないと知って少しだけ元気がでました!
平気そうに見えるクラスメイトでも何かしらの悩みは必ず抱えているので、自分を追い込んだりは絶対にしないでくださいね!
留学中の悩みを解決する魔法の言葉『1136』とは!?まとめ
ここでは、留学中の皆様の悩みについて『1・1・3・6(1週間・1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月)』と言う魔法の数字を用いて詳しくご説明させていただきましたが、皆様の段階はどの段階となっていますでしょうか?
留学生によっては3ヵ月目に来る悩みが2ヵ月目に来てしまったり、6ヵ月後に感じる悩みが、まさかの2ヵ月前倒しで来てしまったりすることもあります。
是非、自分の悩みがここでお話させて頂いた期間よりも少し早いタイミングでやってきていたら、「それは自分が日本で頑張ってきたからだよ!」と素直に誉めてあげてください。
しかしながら、「もう本気でダメだ!」と思ってしまった時は、深く考えること無く全力で逃げ出して下さい。
留学の最低条件であり絶対条件となるゴールと言うのは「無事に帰国すること」です。体を壊しては何にもなりませんので、「本当に疲れたら全力で逃げること」これだけは絶対に忘れないでいただければと思います。
そして、しばらくして、また何かの悩みが生まれたときには『1・1・3・6』と言う魔法の呪文を唱えて頂いて、お気に入りやブックマークしておいて頂いたこのページへと戻ってきて、「自分自身がその期間に当てはまっていないかどうか?」その度にご覧になっていただければと思います。