留学準備を『めんどくさい』と思っているあなたに!
留学やワーキングホリデーに行くことが子供の頃からの夢だったにもかかわらず、意外にも、その準備を「めんどくさい!」と感じてしまう方々がいらっしゃいます。
正直言って、皆様が思っていらっしゃる以上に留学や留学の準備と言うのは面倒なものですが、それは一体どうしてでしょう?
そこでここでは、『留学がめんどくさい理由』と『留学をめんどくさいと思わないようにする裏技』についてご紹介させていただきたいと思います。
留学がめんどくさい理由とは?
そもそも子供の頃からの夢だった留学にもかかわらず、いざ準備を始めようとすると、意外なことに「凄いめんどくさいよ・・・!」と感じてしまう方々がいらっしゃいます。
それもそのはず、留学の準備と言うのは想像以上にめんどくさい工程の連続となっており、事前に想像していたような楽しさが全くないためです。
特に、ビザ申請は本当にめんどくさいの一言で、1度でも自分で手配された方ならば分かるのですが「なんでこんな書類まで提出しなくてはいけないんだ!」と思うことの連続というのが実情です。
『入学許可証・戸籍謄本・英文残高証明・無犯罪履歴証明』など、漢字を見るだけでも寒気がするような、今までに関わったことのない提出書類の連続に、正直、心が折れてしまいそうになりますよね・・。
- 留学準備は正直言って楽しいことは少ない
提出書類集めは代行が不可?
留学時のビザ申請について、つい皆様をキレさせてしまいそうになるのが、『政府への提出書類を集めるために代理人を立てることができないケースが多い』というポイントです。
例えば、政府指定病院の健康診断書の提出を求められたときは最悪で、当然のように1日の休みが病院内で過ぎていってしまいます。
しかも、指定された提出物を「めんどくさいから・・」と言って、例えば、書類の印刷不備などを知りながらも適当に提出してしまうと、問答無用に『Rejectと書かれたビザ申請却下の通知』が政府より送られてくるからタチが悪いです。
また、当然のことながらビザ申請を1度でも却下された経験のある人はパスポートに傷がついてしまった状態になるため、今後は一生、世界中どこへ留学や観光で行ったとしても『入国審査が厳しくなる・・』という最悪のおまけ付きです。
思わず「誰かが何とかして!」と叫びたくなってしまう感情にさえなるので注意してください。
- ビザ申請却下をされた経験がある人は、その後、他国への留学や観光でも審査が厳しくなる
海外旅行でも「過去にビザ却下された経験があるか?」って質問ありますもんね・・・。
過去の出入国履歴でさえ全て入国審査官のモニターに表示されているので、過去の申請却下歴がある人との場合、審査が厳しくするのは当然と言えば当然ですよね!
めんどくさい留学こそ伸びる!
さて、続いては「めんどくさいと思うことが意外にも大切だよ!」と言うお話をさせていただきたいと思います。
実は、何かするときに面倒だと思っている瞬間と言うのは、脳科学的に分析すると『脳に処理する余裕が無くなってきている』と言う状況を示しています。
これは例えば、普段であれば全く苦にならない洗濯機を回したりワイシャツにアイロンをかけたりするのも、学校や仕事から帰ってきて疲れている中でやるのって、正直、「面倒だな・・」って感じてしまいますよね?
これがどういう状況になっているかと言うと、帰宅後は体だけでは無くて脳も既に疲れきっている状況となっており、『脳は全力状態の10~30%という完全に休んでいる状態』になってしまっています。
脳が疲れているとめんどくさい!?
そして、状況判断能力や処理能力がかなり低下している状態であるにもかかわらず、脳に『アイロンをかける』という処理をさせなくてはいけないので、脳を再びスイッチをオンにして働かせるのが「めんどくさい」となってしまうわけです。
そのため、例えば、テンションの高い晴れた日の日曜日に、大好きな映画を見ながらアイロンをかけている自分を想像して頂けると、さっきほど「めんどくさい・・」とはならないですよね?
しかも「映画を見ながらアイロンをかける~」という、2つ以上の処理を同時に行うという、脳に大きな負担をかける行動であることを考えて頂けると、その時の脳の活動状態が皆様の『めんどくさい』と大きく関わっていると分かりますよね!
- 脳が疲れていると『めんどくさい』となりやすい
新しいことをすると脳はめんどくさい!
また、脳は苦手なことや新しい体験をしようとすると、それもまた『めんどくさい!』という風に反応してしまうのですが、それは先程の脳の処理能力のお話とは違って『脳が100%フル稼働状態でも処理しきれないことをやっている』ためです。
例えば、「明日、仕事のお昼休憩の間に、法務局の窓口で印紙を買って戸籍謄本の取得申請を行い、受け取った書類をコンビニのプリンターでスキャンしてPDFファイルへと保存して〇〇まで送ってください!」と言われると、『めんどくさそう・・』と思われましたよね?
こうした感想こそが皆さんの脳の処理能力を超えた状況となっていることを示しており、新しい体験が、脳に対しての負担になっていることが分かります。
そのため、例えば、天気の良い日に散歩のついでに法務局まで行き、休憩ついでに法務局の窓口で戸籍謄本を手配して、再び帰りは散歩で景色を楽しみながらコンビニによって帰宅することをイメージして頂けると、さっきほど面倒だとは思わないですよね?
ただし、脳に『めんどくさい』と思わせる行動を取ればとるほど、その人はスキルアップさせていく行動をとっている証拠ですので、『めんどくさいはチャンス』だとお考え頂けたらと思います。
- 苦手なことや新しい体験は『めんどくさい』と感じやすい
- 脳が『めんどくさい』と思う行動をとればとるほど成長していく
めんどくさいと感じる家事は?
※ グラフをクリックすると詳細が絞り込めます
グラフの操作方法
上のグラフではめんどくさい家事1位(ピンク)をクリックしてみてください。普段から面倒と感じている家事は一体何なのか?グラフ上に表示することができます。
家事も面倒だと感じるけど、好きな家事なら比較的に面倒だと感じないですよね🤔
その通りなんです!好きなことなら脳は疲れないから、留学の準備🧳も好きになってくれたら面倒だとは思わないんですよね😊
割合 | 割合 | ||
---|---|---|---|
風呂掃除 | 42.0% | 洗面所掃除 | 28.0% |
トイレ掃除 | 40.0% | 掃除機をかける | 27.0% |
雑巾がけ | 34.0% | 洗濯物を干す | 22.3% |
食器洗い | 30.7% | ゴミ出し | 20.0% |
アイロン掛け | 30.3% | 玄関掃除 | 15.3% |
料理 | 29.3% | 食品の買い出し | 8.3% |
洗濯物をたたむ | 28.7% |
※ 意外なランキング結果になっているかもですね。
(SUUMOジャーナル編集部)
留学の準備がめんどくさがる人は後で困る?
留学生の中にはこうしためんどくさいことから、逃げ続けて留学に行こうとする方もいらっしゃいます。
しかしながら、「そうして逃げ出した方が一体どういう風になってしまうのか?」と言うと、ここにいらっしゃる皆様であれば想像ができるかと思いますが、漏れなく全員が留学先で本当に困りますw
例えば、留学の準備をしっかりしている人であれば、「留学先のホームステイでは自分の部屋のドアを完全に閉めてはいけない」と言う欧米のルール位は知っているはずです。
しかし、全く留学の準備をせずに海外へと旅立ってしまった方は、そういった留学先の文化があるとは知らないままホームステイと入ってしまい、凄い優しく接してくれていたホームステイファミリーを知らず知らずのうちに傷つけてしまうこともあります。
部屋のドアを開けておく欧米のルール
万が一、こちらの文化を知らない人のために解説をしておくと、欧米の文化圏で自分の部屋の扉を閉めていると言う事は「私は機嫌が悪い!話しかけるな!」と言う意思表示になってしまうので注意してください。
ドアの開け閉めによる些細なことではありますが、時には、ステイ先の家族会議となるような大きなトラブルにまで発展することをもあるので、正直、留学準備はめんどくさいですが少なくとも相手国の文化くらい知っておくことは本当に大切だと感じて頂けたら嬉しいです。
- 留学先の国に関する最低限の知識くらいは持っておく
ホームステイで部屋のドアを閉め切っていたら、家族から「なぜ閉めるの?何か不満があるの?」と聞かれたことがありました。
日本とは文化も歴史も全く違う国に行くわけですから「そうした違いを知っておくことがどれほど重要か?」少しだけ覚えておいてくださいね!
留学をめんどくさいと思わない方法?
さて、ここまでお話を聞いてくださった皆様には、なんとなくですが『留学の準備をめんどくさくならない裏技』について、イメージができているかと思いますが、それはやっぱり、留学の準備を楽しみながらやることですね!
1つずつ準備が進んでいき、スケジュールをこなしていく中で自分の成長についても感じることができれば、留学の準備についてもそこまで『めんどくさい』と思う事はなくなるはず。
また、留学に対しての少しの不安を感じておくことも大切で、「あと2~3ヵ月もすれば今まで足も踏み入れたこともないような海外へと1人旅立つことになるんだ!」と思ったら、よほどのことが無い限りは「ちゃんと準備しないといけないなぁ・・」となりますので、脳のスイッチが自然に入り留学の準備について面倒だという気持ちも小さくなってくるはずです!
面倒な気持ちにならない留学準備
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- Step.1 留学・ワーホリは難易度が高いことを知る!
- 留学について事前にピンチを感じておきます
◇高校生:
高校生・卒業後のワーキングホリデーがヤバい理由!?
◇大学生:
大学を卒業して留学すると就職がヤバいリアルな訳!
◇社会人;
社会人留学やワーホリの90%以上が苦しむ理由とは?
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- Step.2 留学相談で理想と現実を知る
- 『語学の計画』や『将来のライフプランの設計』で現実を知り凹みます
あなたの留学には理想と現実でギャップがあるかも!?
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- Step.3 立ち向かう決意をする!
- 「それでも留学に出るぞ!」と言う思いを持つ
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- Step.4 心の準備はこれでOK!
- ここまで来て頂けたら留学に対して心の準備は完璧ですね!
- 留学準備を『めんどくさい』と感じないようにするには楽しみながらやることが大切!
これから楽しいことをするために留学という選択肢を選んだのに「めんどくさい!」とか言ってる場合じゃないですよね!
ですです!
「どういう思いで自分が留学に行こうとしているのか?」も、是非、もう1度、見つめなおしてみてくださいね!
留学準備を『めんどくさい』と思っているあなたに!まとめ
ここでは留学の準備に対して「本当にめんどくさいなぁ」と思ってしまう方々に対して、少しでも留学の準備を楽しんでいただこうと思い、脳科学のお話までを持ち出して解説をさせていただきました。
正直、毎日のように留学生のサポートを行っている留学のプロでさえ、留学の準備と言うものは面倒なものです。
そのため、初めて留学の準備をされる方にとって、どれほど留学準備が面倒なものになっているかは簡単にイメージできてしまいます。
しかしながら、脳にとっては「面倒なことをやっている=全く新しいことを経験している」ということを指しますので、面倒だと感じることをやっている時点で皆様は既に成長しようとしていることを意味します。
そこでここにいらっしゃる皆様の中に、「留学の準備が本当にめんどくさいなぁ」と思われる方がいらっしゃいましたら、ほんの少しだけで構わないので、その準備を楽しんでいただけたらと思います。
そして、そのめんどくさいを乗り越えた先には、必ず、以前の自分よりも成長している自分に出会うことになりますので、次の天気の良い日だけは、少しだけ早起きをして散歩ついでに法務局へと足を運んで頂けたらと思います。