社会人留学

フリーターは英語で逆転?アルバイト生活からの留学!

アルバイト生活やフリーター生活をされていらっしゃる皆様は、大きな夢や自分のやりたいことを追求されていらっしゃったり、偶発的なことから会社が倒産したり、どうしても就職先が見つからなかったりなど、バックグラウンドは様々です。

そんな中で、実は、フリーターの皆さんからの海外留学相談・ワーキングホリデー相談が、ものすごい数で増えている事はご存知でしょうか?

そこでここでは、「フリーターの皆さんからどのような留学相談があるか?」と『日本におけるフリーター生活の現実』そして『フリーターに理想的な留学プラン』について詳しく案内させていただきたいと思います。

アルバイトと正社員の賃金差は大きい?

まず、フリーターの皆さんに知っておいていただきたい『日本におけるアルバイト生活者の現実と将来』についてお話しさせていただきたいと思います。

いきなりキワドイお話から始まってしまうわけですが、皆様の優しさに甘える形で、日本政府が出している『正規社員と非正規社員の収入の差』などのデータを参考にして案内させていただきます。

日本のフリーターと正社員の給料の違い

フリーターの皆様の中には、なんとなくではありますが「正社員よりも良いお給料をもらっているんじゃないか?」と思っていらっしゃる方々がたくさんいらっしゃいます。

特に、正社員で皆さんが何時間も残業して、上司とお客さんの間に挟まれながら神経をすり減らしストレスを溜めて行っている状況を考えると、アルバイト生活の方が心にもゆとりができますし、「日々楽しく過ごせているよね?」と思われるかもしれません。

しかし、フリーターと正社員の年収差を見てみると、実は正社員の方が圧倒的に優遇されていることに気がつきます。

●正社員とフリーターの賃金格差

日本政府が発表しているデータによると、『正社員の平均年収は約328万円』『フリーターの平均年収は約221万円』となっており、給料の差は、なんと『1年間で約106万円』にもなります。

これは単純計算で、約10年間フリーターをやっていると、約1000万円以上の所得の差が生まれていることを意味しています。

つまり、20代後半までアルバイト生活をしていると正社員として就職した同級生たちとの所得格差が大きくなってしまい、「生活水準が違いすぎて飲み代の割り勘がキツイ!」や「持ち物が違いすぎる・・」と思う瞬間がやってきてしまう訳です。

また、フリーターの期間が長ければ長いほど所得差が大きくなってくることも、将来を考えると注意しておきたいポイントになります。

  • 正社員とフリーターの給料差はとても大きい
  • フリーターの期間が長ければ長いほど所得差が大きくなる

フリーターと正社員は立場も違う?

20代中盤以降、正社員として働いている友人達と話していると「普段は部下を数名連れて食事に行っている・・」と言う話をちらほらと聞くようになるのですが、これがフリーター生活をしているとショックを感じる瞬間になります。

というのも、後でアルバイトを始めた後輩はいても、そこまで大きく給料差がある訳でもないため『割り勘』というのが普通で、「後輩を食事に連れて行く・・」という発想がないため、「部下がいて出世コースに乗っているんだ・・」という大きな差を感じてしまうためです。

フリーターをやっていて辛いのは、自分の収入が少ないことではなく『自分の収入が少ないことで周りに気を使わせてしまう自分がいること』だったりするから不思議です。

  • 後輩との接し方の違いでショックを受けることも・・

※ グラフをクリックすると詳細が絞り込めます

正社員とアルバイトの給与差(単位: 万円)
年齢 正社員 フリーター 収入差
~19歳 185.0 170.1 -14.9
20~24歳 221.0 196.2 -24.8
25~29歳 255.9 212.3 -43.6
30~34歳 288.4 215.5 -72.9
35~39歳 323.5 213.3 -110.2
40~44歳 347.5 217.6 -129.9
45~49歳 366.3 212.8 -153.2
50~54歳 387.5 211.9 -175.6
55~59歳 396.2 216.7 -179.5
60~64歳 329.8 254.3 -75.5
65~70歳 296.6 220.9 -75.7
70歳以上 272.9 200.0 -72.9
全年齢 328.0 221.3 -106.7

※ アルバイトとフリーターの給与差は凄いです。
(厚生労働省:2023年度調べ)

  • 正社員とフリーターの給料差は30代以降大きく広がる
留学生

学生時代の友人がインスタで海外旅行の写真をアップしているのを見たとき格差を感じました・・。

COCOA

友人に対して「自分とは違う世界にいる人なんだ・・」と感じてしまいますよね・・。

将来なくなる仕事?

AIやロボットの発達により、今後、無くなってしまう職業があることを皆様はご存知でしょうか?将来に繋がる留学を作る切っ掛けにもなるので良かったらご覧ください!

将来なくなる仕事と留学でのキャリアアップを知る!

フリーターから抜け出すのは簡単!?

日本は現在かつてないほどの人材不足になっているため、実は、フリーターやアルバイト生活をしている人の数は、毎年のように減っています。

特に、若い世代である24歳以下のフリーターの人数は大幅に減少しており、ここ20年で約120万人いたフリーターは約60万人となっており、当時の約半数にまで減りました。

このようにフリーターが減った要因として、企業による正社員としての雇用促進による影響もありますが、最も大きいのがアルバイト生活は企業に搾取されているという、フリーターの皆様の『気づき』の部分も大きいのかも知れません。

  • 「企業に搾取されたくない!」と考える人が増えた

フリーターから正社員は可能?

フリーターの中には、社会的な評価の低さや親族からの目線を考えて正社員での採用を目指すかたも多いのですが、それでは、実際にフリーターから正社員になろうとすると、難しかったりするのでしょうか?

実は、仕事や会社さえ選ばなければ、フリーターであったとしても正社員として採用されることは可能です!

ただし、実際は、仕事内容や待遇、それに責任や拘束時間の長さが問題になって、フリーターからの脱却が難しくなっているケースが多いというのが本音です。

  • 仕事や内容を選ぶと正社員としての採用は急に難しくなる!

※ グラフをクリックすると詳細が絞り込めます

フリーター(アルバイト)と希望人数(単位: 万人)
15~24歳 25~34歳
2002年 117 91
2003年 119 98
2004年 115 99
2005年 104 97
2006年 95 92
2007年 89 92
2008年 83 88
2009年 85 92
2010年 84 98
2011年 86 98
2012年 77 103
2013年 80 102
2014年 73 105
2015年 70 96
2016年 63 91
2017年 64 88
2018年 61 82
2019年 59 80
2020年 59 78
2021年 59 79
2022年 56 76

※ フリーターの人口は全体的には減ってきている。
(厚生労働省:2023年度調べ)

  • 若者のフリーターの数は減り続けている!
留学生

仕事を選ぶとフリーターから正社員になるのは難しくなるのですか?

COCOA

「どうして難しくなるのか?」もう少し詳しく説明しますね!

フリーターに必要なのは英語+スキル!

フリーターの皆さんが正社員採用を目指される時、「できれば精神的な苦痛があまりなくて楽な仕事がいいです!」や「責任のある仕事や残業はちょっと・・」と仕事における責任やストレスが低いことを希望されるケースが多いです。

ただ、正社員とフリーターの最大の違いは「社会的な責任やストレスを背負うかどうかにある!」というのが本音の部分になるので、事前に心構えをしておくと良かったりします。

責任やストレスの無い仕事に就けない?

フリーターやニートなど、一般的な正社員と比べて会社からのストレスを直に受けて来られなかった方々が正社員になると、どのような仕事に就いたとしても確実にそれまでの暮らしと比較してストレスが増してしまいます。

というのも、正社員は責任を持って仕事に従事するからこそ、昇給や昇格があったり、派遣やパートのように半年や1年限定という風にならない、期間の定めを受けない雇用契約を結ぶことが可能になるためです。

そのため、どんなにホワイト企業だったとしても、正社員として採用されたからには責任やストレスが課せられることは間違いありません。

また、フリーター歴が長く、スキル不足やキャリア不足になっている方の場合、採用後は『コマ』として働かされるケースが多くなり、「気がついたら会社に消耗させられてしまっている・・」という構図にもなりやすいので注意が必要です。

  • 正社員になると責任とストレスを負う必要が生まれてくる
  • スキル・キャリア不足が原因で仕事に消耗させられてしまう!

フリーターは英語+スキル!

そこで、現在、フリーターの皆様におすすめさせていただきたいのは『英語+スキル』を身に付けてからの就職活動です。

悔しいですが、アルバイト生活でどんなに苦労したとしても、高校や大学を卒業してから時間が経っていると、就職の面接時に「君はなぜアルバイト生活をしてきたんですか?」や「フリーター生活をしてきて、うちの会社で働けると思う?」という面接担当からの厳しい追及を受けることになります。

そして、何とか採用を勝ち取ったとしても、上司から雑に扱われてしまったり、想像を超えた業務を与えられたりと、息の詰まるような社会人生活が待っているのは良くある話です。

そこで、採用後の生活を少しでも楽にするために、皆様には、是非、『英語+スキル』を身に付けることを視野に入れて頂きたいと思います。

  • 採用後のことを考えて『英語+スキル』を身に付ける!

英語力が上がれば何か変わる?

AIやロボット技術などの発達により、正直、英語力が無い人でも翻訳アプリや通訳ソフトなどを使って、外国人とスムーズにコミュニケーションが出来るような時代がやってきました。

そんな中で、英語力をアップさせることはフリーターの皆様にとってどのような意味があるのでしょう?

実は、日本政府は日本の労働力不足を解消するため外国人労働者を増やそうと、現在、あの手この手で対応しています。

そのため、今後、数年で外国人労働者と円滑にコミュニケーションを取ることができる人材は、飲食業・建設業・介護・美容など、様々な現場で重宝されることになることが想定されています。

特に、日本では男性よりも女性のほうが圧倒的に英語力が高く、20代~50代まで全ての年代で女性のほうが英語力が高いため、男性で英語力がある人材は既に企業から大きな需要が生まれています(参照:日経転職版調べ)

  • 外国人とコミュニケーションが取れる人材が必要になる!
  • 男性で英語力が高い人材は更に需要が伸びる!

英語力だけでは評価されない?

ただ、ここでフリーターの皆様に注意しておいて頂きたいのが、「英語力だけで評価されることはない!」という現実についてです。

先に案内させて頂いた通り、英語力がある人材は日本の企業から高い評価を受けることになるのですが、正確には、英語力があって社会経験(キャリア)のしっかりした人材となります。

特に、日本ではアルバイトやパートをキャリアとしてカウントしない傾向が強いため、例えば、28歳でTOEIC850点以上のスコアを取得していたとしても、同じ年で英語力ゼロの業界経験が6年の人材のほうが圧倒的に評価されます。

そのため、フリーターの皆様には、留学中は英語力だけでなく、プラスして何かを習得したり、キャリアを身に付けたりする必要があることを心に留め置いて頂ければと思います。

  • 英語力(スキル)よりも経験(キャリア)のほうが圧倒的に評価される!
留学生

未経験職への転職も20代後半になると厳しくなると聞きました・・。

COCOA

20代後半になると「今は経験がなくても将来的に活躍するだろう!」という成長を意識した採用も一気に少なくなることも覚えておくと良いです!

フリーターに読んで欲しい留学記事

フリーターの皆様には、是非、以下の海外の厳しい現実のお話も留学前にご覧頂けたら嬉しいです。厳しいお話が続きますが、きっと参考にして頂けると思います!

社会人留学やワーホリの90%以上が苦しむ理由とは?

フリーターのための理想のキャリア留学とは?

それでは最後に、「フリーターはどのようなキャリアデザインをすれば留学の成果を最大にすることができるのか?」という話をさせて頂ければと思います。

一発逆転を狙うべき?

実は、「日本社会で自分の頑張りが正しく評価されていない!」という思いと共に、「一発逆転してやる!」という強い思いを持っていらっしゃるフリーターの方々は非常に多いです。

そのため、俳優や女優志望のかたからは「海外でデビューします!」といった話を飛び出してきたり、芸術や音楽家を目指すかたからは「日本では売れなかったけど海外なら売れるはず!」といって願望をお伺いすることも少なくありません。

ただし、ここで重要なのは「現在の自分がどのような状況で理想の自分とどれほどの差があるのか?」であって、成功に繋がるプロセス(流れ)を完璧に作り上げられることだとお考え下さい。

計画もなく、ぶっつけ本番で試してみて、二段飛ばし、三段飛ばしで簡単に夢を叶えることができるのであれば、誰も苦労しませんもんね?

  • 計画がないまま成功できるなら既に成功しているはず!
  • 着実に夢を実現する計画を作り上げることが大切!

フリーターが海外で正社員になる?

先に、「フリーターが日本で希望の職に就くことは難しい!」という話をさせて頂きましたが、残念ながら、海外で正社員として職を得ることは日本の100倍は難しいという現実があります。

中には、「日本で俳優は無理だったけど海外で正社員として働けば・・・」と考えているかたもいらっしゃると思いますが、海外は日本とは違って未経験者や即戦力人材以外の採用はほとんどないです。

そのため、海外ではキャリアを育成するために、無給のインターンシップに参加したり、積極的にボランティア活動に従事するなりして、スキルとキャリアを1つ1つ積み上げていく必要があるとお考え頂ければと思います。

  • 海外で正社員として雇用されるのは日本よりも難しい
  • 正社員として雇用されるにはスキルとキャリアを1つ1つ積み上げていく必要がある

フリーターの留学準備ステップ

それでは、「どのようにステップを踏んでいけば海外で活躍することができるのでしょう?」以下に、留学までのフローチャートを作ってみたのでご覧になって頂ければと思います。

  1. Step.1 留学相談をスタートさせる【留学6~10ヵ月前】
    留学相談をスタートさせて、留学に関してある程度のプランニングを考えていきます
  2. Step.2 留学計画を立てる【留学3~8ヵ月前】
    『語学の計画』や『将来のライフプランの設計』を行います
    海外企業インターンシップやボランティア、帰国後に即戦力の人材になれるルートで留学を作ります
    社会人留学で休職はアリ?退職して賭ける?究極の選択!
  3. Step.3 英語力を測定して留学期間と時期を決める【留学3~6ヵ月前】
    学校のオンラインテスト(民間の英語試験)などを受講して英語力を診断します
    (※ 英語力を明確化することで語学学校期間やカレッジ期間、さらに就労までの期間も分かります)
  4. Step.4 学校の申し込みを行う【留学3~6ヵ月前】
    学校に願書・入学申し込みを行い入学証明を受ける
  5. Step.5 ビザ手配をスタートさせる【留学3~6ヵ月前】
    カウンセリングのプランに合わせて必要なビザを手配し完了させる
    (※ 就労プランに応じて病院の健康診断や海外の無犯罪歴証明書の手配が必要になります)
  6. Step.6 退職調整や航空券・荷物の準備をする【留学3ヵ月前】
    会社の退職時期の調整と航空券や保険の手配
  7. Step.7 住民票を抜くなど役所の手続きを済ませる【留学1ヵ月前】
    会社の退職・留学によって役所での手続きが幾つか発生します
  8. Step.8 荷物をパッキングして出発!
    荷物の最終チェックをして留学に出発します!
    留学に必要・便利な持ち物リスト【2024年版】【印刷可】
  9. Step.9 留学生活スタート!
    留学先で就労ができるまで英語力と何らかのスキル(資格)をプラスさせる
  10. Step.10 インターンシップorボランティアor就労開始!
    レストランや清掃員以外の仕事でキャリアアップを目指します!
  11. Step.11 滞在延長or帰国!【帰国予定3ヵ月前】
    就労資格を使って更に滞在期間を延長させて英語力やスキルに磨きをかける!
    (※ ここで帰国ルートに入る場合にはStep.12をスキップしてください)
  12. Step.12 現地で就労+大きな収入を得る!【就労期間】
    ここまで来ると海外でも年収500万円以上が期待できるようになります
    (※ 収入が支出を一気に上回ってきますので貯金ができる頃になります)
  13. Step.13 帰国前に就職カウンセリングを受ける!【帰国予定2ヵ月前】
    帰国をしてしまう前に必ず就職カウンセリングを受け、帰国と同時に面接を手配する
    (※ 帰国をしてからだと最初の一手が遅れてしまうのと、留学中にやり残したことが分かりません)
  14. Step.14 帰国!
    帰国前に留学先の銀行や賃貸契約などを全て解約します
    (※ 帰国後には面倒ですが役所の手続きなども済ませます)
  15. Step.15 企業面接!【帰国2週間以内】
    帰国前に手配しておいた企業との面接を受けます
  16. Step.16 就職していよいよ日本での新生活スタート!【帰国1ヵ月以内】
    帰国後の新生活がスタートします!
  • 計画的に留学と就職を連動させることで将来を安定させることができる
留学生

一発逆転じゃなくて、しっかりと地に足のついたものにしたいと思います!

COCOA

夢を実現するために、「1発じゃなくて100発や1000発打てるとどれだけ有利になるのか?」覚えておいてくださいね!

フリーターは英語で逆転?アルバイト生活からの留学!まとめ

フリーターの皆様にとって耳の痛い内容が沢山あったと思うのですが、長い間フリーターを続けていると、気が付けば「自分を信じることさえ辛くなってしまう・・」なんていうこともありますよね?

実は、私自身が留学・ワーホリによってキャリアを壊してしまい、「一発逆転ばかりを考えてフリーター生活を20代後半までやっていた・・」という過去があるため、親族の目が厳しかったことを昨日のことのように思い出します。

私は、そこから脱するのに5年以上の歳月を必要としてしまいましたが、その間、「もう少ししっかりとした留学やワーホリにしておけば良かった・・」と思うことばかりでした。

もし、こちらに当時の私と同じような状況のかたがいらっしゃいましたら、少しで良いので将来の自分に対して計画的に投資することを考えて頂ければと思います。

たったそれだけのことですが、今は、小さな差であったとしても、5年、10年経った時に雲泥の差になって返ってくることを約束させて頂きます。