高校生留学

高校生が留学する意味あるの!?0.3%の壁を越える意味とは?

大学受験からの解放。英語学習からの一生の解放。詰め込み教育からの解放など、高校生が海外留学に出る価値は周りの大人が思っている、何倍、何十倍、何百倍もあります。

時間だけはどうやっても戻すことが出来ません。高校生のお子様を持つご両親、ご家族、または高校生ご本人に届くと嬉しいです。

英語教師にさえ聞かれる高校生の留学の意味

高校の英語の先生から、「英語の基礎さえできていない高校生が留学に出ても意味ありますか?」や「高校生の留学について到底意味があるようには思えないのですが・・」という相談をお受けすることがあります。

留学の意味を知らない先生たち!

実は、こうした質問を高校だけで無く、中学校の英語の先生からもお受けすることも多いです。

はっきり言ってしまうと、こうした中学生や高校生に最も近い距離にいるはずの英語教師でさえ、高校生の留学の価値について気づいていないような状況だったりします。

それもそのはず、先生の大部分が、中学高校留学を経験していないのですから、高校生が留学に出る意味の大きさを知る人は少ないはずです。

●高校生の留学は価値が大きい!?

しかしながら、高校生が留学に出る意味は、正直、「このチャンスを逃してしまえば2度とない!」といっても過言ではないほど大きいです。

そこでここでは、高校生が留学に出る意味の大きさについて、高校生の留学を作る専門家としての立場から説明させていただきたいと思います。

私たち大人の知識量と将来に対する的確な見通し1つで、子供たちの人生が大幅に飛躍しますので、高校生のお子様がいらっしゃるご家族はもちろんのこと、中学校や高校の先生方にも、ぜひ、ご覧になって頂けましたら幸いです。

  • 高校生のために周りの大人たちが知っておきたい教育の知識!
留学生

留学について考えていたので参考にさせて頂きます!

COCOA

今しかない『高校生』という時間の大切さを知って頂けたら嬉しいです!

高校生で留学を経験するのはたった0.3%

そこではじめに、「日本には高校生が何人くらいいるのか?」というお話をさせていただきたいと思います。

高校生の留学経験者はどれくらい?

文部科学省が発表している高校生の留学生交流・国際交流等に関する調査研究によると、現在、日本には約300万人の高校生がいますが、留学経験者はそのうちのたった12万人ほどしかいません(3年間合計の過去最多人数)。

さらに、留学経験者とされている高校生の大部分は、3ヵ月以下の短期となる語学研修旅行経験者(正確には留学として扱われない)となっており、3ヵ月以上の留学経験者に絞っていうと高校生全体のたった1万2000人しかいません。

つまり、高校生3学年全体のたった0.3%しか海外留学経験者がいないと言う悲しい現実があります(短期の語学研修を加えると約4%)。

  • 高校生の留学経験者は0.3%しかいない!

高校生留学の政府目標は?

そうした中で、2023年に日本政府は10年後の2033年の目標として、高校生の留学者数を12万人に増やすことを発表していますが、それでも3年間で36万人になることを考えると、高校生全体の12%ほどとなっています。

また、日本の受験制度を考えると学習の遅れや、毎年のように値上がりしている留学費用などの背景を考えると、少なくとも「入試の方針が変わらない限り実現は難しい・・」という専門家の声も出ています。

これは一体どういうことを意味しているのか?

そうです、つまり高校生の留学経験者と言うのは、今後、10年先まで考えても圧倒的なマイノリティ(少数者)という事を意味します。

  • 高校生の留学経験者は圧倒的なマイノリティ!

高校生留学を経験すると圧倒的に有利!?

そこで、考えて頂きたいのは、例えば、もし皆様が高校や大学で英語の試験対策として費やした時間を、完全にゼロや10分の1にできれば、どれほど有意義な時間を過ごすことができたでしょう?

さらに、嫌々、机にしがみついて英単語を書き続けていた時間を、趣味やスポーツ、音楽に睡眠時間などに充てることができていたら、どれほど良かったでしょう?

こうしたことに、気づきを与えてくれるのが高校生の海外留学になります。

●高校生で留学を経験すると?

「高校生はテストや受験対策のために約800時間も英語を勉強する!」と言われていますが、これを労働時間で考えると、8時間のフルタイム労働で5ヵ月もの期間、働くのと同じ時間になります。

しかし、マイノリティとなる高校生留学経験者は、海外留学中に英語力を伸ばし切ってしまうことになるため、高校生の間はおろか、大学生や社会人になっても英語の学習をする機会はほとんどなくなります。

つまり、現状、0.3%の高校生留学経験者だけが、『英語学習時間の節約』という圧倒的なアドバンテージを持って、大学受験やクラブ活動、それに就職活動のために時間を使っているわけです。

ほとんどの方は「受験は平等だ!」と考えていますが、実際に、留学生に対しては平等ではなく、更に、大学や社会人になったあとにも有利に影響することを考えると、「高校生が留学をすることがどれほど大切か?」少し伝わったのではないでしょうか?

  • 高校生の留学経験者は有利に受験を戦える!
  • 受験は高校生の留学経験者に対して平等ではない!
高校生の海外留学状況(年間)
  年間留学者 3学年(推定)
全ての留学 46,869人(高校生全体の約1.5%) 14万人(高校生全体の約4.5%)
3ヵ月以下の短期留学 42,793人(高校生全体の約1.4%) 13万人(高校生全体の約4.2%)
3ヵ月以上の中長期留学 4,076人(高校生全体の約0.1%) 1万2,000人(高校生全体の約0.3%)

※年間で留学生数を考えるとかなり少ない(文部科学省調べ:2019年度)

  • 1年間で考えると高校生の留学者数はかなり少ない!
留学生

高校生の留学経験者が受験に対してこんなに有利になるとは知らなかったです・・。

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他にも帰国子女枠や英語資格による加点など、受験について考えただけでもメリットは沢山あります!

高校生の親が知りたいこと!

高校生の子供を持つお父様お母様に知って頂きたい、お子様が海外留学に出るメリットとデメリットについてです。高校生の皆様も、親の気持ちを知る貴重な機会として、是非、ご覧ください!

高校生の親のための留学のメリットとデメリット!?

高校を中退してでも海外に長期滞在すべき?

次に、「高校中退して海外留学に行こう!」や「不登校だけど留学したい・・」という相談を多数いただくのですが、コロナが終息し、オンライン教育もまた終わりを告げると、その数は2倍、3倍に増えてきています。

高校中退して海外留学に行く!

そこで、まずは高校を中退して海外留学を志すことに関してですが、もし、高校生本人のやる気が強いようならば、将来の可能性を考えると留学に行くことをオススメいたします。

というのも、20~30代ではなく、40~50代になっても「高校生の時、親に反対されて留学に行けなかったことを悔やんでいます・・」ということを口にする人が、世の中には沢山いらっしゃるからです。

特に、今の40~50代の世代の頃は、留学が今のように一般的ではなかったこともあるため、学校の中退や女の子の海外進学に反対する親も多かったこともあるのですが、それでも、何十年もの間、『心に引っかかったまま生きる』というのは言葉では言い表せないような辛さがあります。

そのため、「中退しても留学に行くべきか?」と問われると、もし本人に気持ちがあるようならば、確実に、留学に行くことをオススメさせて頂きます。

  • 本人に気持ちがあるならば中退しても留学に行くべき!

高校生の留学は大逆転チャンス!?

次に、中退や不登校の高校生が留学に出ることについてですが、こちらもまた、もし本人に少しでも気持ちがあるようならば、留学に出ることをオススメいたします。

それは、日本では、高校中退や不登校という状況について社会的にマイナスなイメージが強いため、その多くの場合において、中退や不登校を経験している本人だけでなく、周りの家族や親族にまで影響を及ぼすことになるケースも珍しくないためです。

例えば、それまで不安定な状況でもギリギリのところでバランスを取っていた家族関係が、お子様の中退や不登校がきっかけで難しくなってしまい、結果的に、『家族全体のバランスが悪くなってしまう』というのは良くあります。

もちろん家族関係の悪化の原因は中退や不登校ではありませんが、留学が切っ掛けで、家族の会話が増えたり、家族のことを大切に思うような気持が育つことも珍しくないので、新しい風を吹き込む意味でも留学はオススメです。

  • 中退や不登校にも留学はオススメ!

中退している成功者たち!

さて、これまで「中退や不登校について社会的な評価に対して影響がある!」というお話をしてきましたが、「社会的に成功者と呼ばれる人たちは、どのような学歴となっているのか?」ご覧になって頂きたいと思います。

有名なところでいうと、孫正義さん(ソフトバンク)や故スティーブ・ジョブスさん(Apple)などは、高校や大学を中退していますが、他にも、数多くの偉人が中退を経験しています。

また、不登校や引きこもり経験者としては、マツコ・デラックスさん、千原ジュニアさん、指原莉乃さん、徳井義実さん、藤田ニコルさんなどが有名です。

中退を経験している有名起業家
  学校 主な企業
松下幸之助 小学校中退 パナソニック(旧:松下電器)
本田宗一郎 小学校中退 ホンダ
孫正義 高校中退 ソフトバンク
三木谷浩史 中学校を転校 楽天
スティーブ・ジョブス リード大学中退 Apple
ビル・ゲイツ ハーバード大学中退 Microsoft
マーク・ザッカーバーグ ハーバード大学工学部中退 Meta/Facebook
アーロン・レヴィ 南カリフォルニア大学中退 Box Inc.
ラリー・エリソン イリノイ大学・シカゴ大学中退 Oracle
  • 中退・不登校・引きこもりをしても逆転は可能!
留学生

中退している成功者ってこんなに多いんですね!

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これだけの人が成功している訳ですから、中退して留学に行っても全く怖くないですよね!

高校生が中退・不登校でも!

留学を考える高校生の皆様の中には、学校や友達関係で悩んでいたりしてしまっている子達も沢山います。そんな時にはこちらの記事をご覧ください!人生のルートは1つじゃない無限に広がっています!!

絶対にできる!不登校・中退からの海外留学の真実!

高校生の長期留学は超希少価値あり!

高校生の留学の『意味の大きさ』についてばかり紹介して参りましたが、実際、大学生や社会人になってから留学するのとでは一体なにが変わるのでしょう?

実は、高校生の時期を逃すと『留学の効果』が大きく落ちることになるのですが、続いては、『高校卒業後の留学では効果が落ちる理由』についてお話させて頂きます。

聴力の低下による影響!?

語学学習と年齢は密接に関わっていて、例えば、『モスキート音(17,000Hz)』といって10代にしか聞こえない音があることは、多くの方もご存知なのではないでしょうか?

聴力低下は、自覚が無い中でおこり、20代に入る頃には加齢とともに多くの場合において、周波数の高い音から徐々に聞こえなくなってくることが分かっています。

そうした中で、母音の強い日本語の周波数は125~1,500Hzと低音領域であるのに対し、子音の強い英語の周波数は2,000~16,000Hzと日本語と比較して高音領域であるため、若いころから英語に慣れ親しんでいない人にとっては『ノイズ』として聞こえてしまうと言われています。

実際に、皆様は「英語で使われる16,000Hzの音が聞こえるか?」、以下でチェックして頂ければと思います。
株式会社パナソニックの『聞こえチェック』

  • 高校生を過ぎると徐々に聴力の低下が始まる!
  • 英語は周波数が高いため年を重ねると聞き取りづらくなる!

学習に最適な時期は10代!?

また、サチューセッツ工科大学の認知科学研究者であるジョシュア・ハーツホーン(Joshua Hartshorne)教授の研究によると、18歳前後に『総合的な情報処理能力と記憶力』の分野において、脳がピークに能力を発揮することが分かっています。

例えば、英語に必須となる英単語・慣用句、それに文法などの構造に関する理解は、高校3年生の18歳にピークを迎えて、その後は、年齢を重ねるに連れて徐々に能力が落ちていくことになります。

そのため、先の聴力低下に関して考えてみても、最も効率よく英語を学習するには高校生の間に留学に行くのが良いということが分かります。
年齢とともに知能がどのように変化するか(Incredible chart shows how intelligence changes as we age)

  • 18歳前後に語学学習における脳のピークがくる!
  • 語学学習は高校生の間にやるのが最も効率が良い!

社会人の英語力と高校生の英語!

そうした中で、先に紹介した通り、長期留学を経験する高校生は、高校生全体のたった0.3%しかいません。

しかしながら、そんな0.3%の高校生は、大学生や社会人のTOEICスコアを軽く上回るスコアを取得することができるようになるため、単純に考えても高校生の留学の価値は非常に高いことが分かります。

また、例えば、今から何年か経ったあとに「高校中退しても留学する価値はあるか?」と問われても、おそらく「確実にあります!」と答えることになるのは、聴力や脳科学を考えてみても間違いなさそうです。

社会人の年齢別TOEICスコア(IP)の推移
  Listening Reading 合計
高校3年生 257点 183点 440点
内定者 338点 290点 627点
新入社員 296点 243点 539点
入社2~5年 307点 247点 554点
入社6~10年 309点 247点 557点
入社11年以上 288点 224点 512点

(TOEIC DATA&ANALYSIS:2023年度調べ)

  • 高校生が留学した場合の価値は何年も続く!
留学生

高校生の間に留学することにしました!

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一生ものの宝になる経験ができますよ!

高校生が留学する意味あるの?まとめ

最後に、ココア留学が高校生のための留学を作る際、最も気をつけている事は、高校生にいろいろなことを経験させるため『制限を極力ゼロにする』ということも考えています。

というのも、海外の教育は、日本の教育のように「これはダメ!あれもダメ!」という風に選択肢を奪うものではなく、「あれはダメだった・・」と実体験を通じて『失敗して学ぶ』という考えが幅広く根付いているためです。

日本で、洗濯も炊事も掃除を親に全部やってもらっていた生活から、海外に飛び出してすべてに責任を持って行動する生活に変わったとき、たった1年であったとしても高校生は信じられないほど成長します。

そして、もし、「高校留学して人生の成功ルートに乗りたい!」や「自分の子供が成功する確率を上げたい!」と思う方がいらっしゃいましたら、是非、ココア留学へと相談して頂ければと思います。

人生を切り開く切っ掛けになることだけは、お約束させて頂きます。