高校生留学

高校生の英語は伸びている?でも留学は必要なの?

高校生の英語力は伸びているの?

ジャンプしている3名の留学生

近年の高校生の英語力は毎年確実に向上しています。

それは現在の高校生たちが小学校から英語教育を受けてきたからです。

以前までの中学校から英語教育を受けてきた方々と比べると全くといって良いほどレベルが違っています。

こうしたデータは文部科学省からも続々と公開されており、そのデータによれば「高校生の英語力が着実に底上げされている」というのが、教育関係者の中での共通の認識となっています。

そうした中で多くの方が「日本で英語力を引き上げられるのであれば、留学は必要ないんじゃない?」という素朴な疑問を持たれます。

ここではそんな皆様のために「英語力が伸びている今の高校生にとって留学が必要か?」ということについて、詳しくご紹介させていただきます。

こちらは『留学のプロ』という立場ではなく、日本の教育に少しでも貢献したいと考えている『教育関係者』としてお話しさせていただきたいと思います。

「自分には留学が必要なのか?」と悩んでいる高校生や「うちの子は英語が苦手だけど留学なんて行かせても意味はあるのかしら?」と思っていらっしゃるご家族の方々に読んでいただけましたら幸いです。

英語力の差が将来の可能性を分けている!

海外の二本の分かれ道

多くの皆様がもう気づいておられるかもしれませんが「英語力の有無で、将来の可能性が大幅に変わる現実」が実際に存在するということです。

東京大学により2016年に行われた『学生生活実態調査』のデータによると、東大生の親の6割以上は年収950万円以上のいわいる「エリート家族」であるという結果が公開されました。

これは高校生本人や家族の現在おかれている環境によって、将来の可能性が大幅に変わるという現実が、明確な数字になって現れてきていることを示しています。

わかりやすく言うと「学校の先生の子供は先生になったり、お医者さんの子供はお医者さんになるようなもの」です。

これと同じように、子供が英語ができる家族のほとんどが、お父さんお母さんが英語が得意であったり、『外資系企業で勤務している』、『職場で英語しか使わない』といった国際色豊かな環境が非常に身近に存在しているのです。

こちらもまた、東大生のご家族と同じように『エリート家族』と呼ばれる方が多いのが現実にあるようです。

こうした傾向は日本での貧富の差が拡大していることを意味しています。

特に、他の学問とは違い『英語はコミュニケーションのための道具』として使用しますので英語が理解できる者同士での関係性が成立してしまいます。

例えば、インターネット上に掲載されている日本語の記事は全体から比べるとほんの数%でしかありません。

しかし、それ以外の膨大な量の情報の大部分が英語の記事であるため、その情報にアクセスできるかどうかだけでも高校生の子達の将来にとって大きな差を生み出します。

気がつけば、日本に住んでいても英語が必要不可欠なスキルになってしまっているのです。

高校3年生の英語力(英検準2級相当以上の割合)
  高校3年生に占める割合(%)
2018年 40.2
2017年 39.3
2016年 36.4
2015年 34.3
2014年 31.9
2013年 31.0

※ 40%以上の高校3年生が英検準2級以上の英語力を身に付けている時代になっている
(※ 英検準2級相当以上(CEFR A2レベル相当以上)の高校3年生の割合)
(文部科学省[英語教育実施状況調査]:2018年度調べ)

10代の留学で経験するものはプライスレス

英語で会話している3名の留学生

また、こういった英語のお話をすると「もし日本で英語を身に付けられるのであれば、わざわざ海外留学する必要はないんじゃないの?」というご相談をお受けすることがあります。

実は、こうおっしゃるご家族の大部分が、過去に留学経験のない方々というのが現実です。

先にご紹介した『医者の子は医者になる』ではありませんが、高校生のお子様の留学にストップをかけているのが、『留学未経験のご家族』というケースは本当に多いです。

その一方で、留学経験者のご家族は「たとえ子供が英検一級を保有者していても、なんとしてでも留学に行ってもらいたい!」という思いでご相談にいらっしゃるケースがほとんどです。

それは10代の留学で得られるものが、英語力の向上のみならずプライスレスなものが数え切れないほどあるということを身をもってご存じだからです。

もしくは「自分が英語学習に本当に苦労したから、子供には苦労させたくない」というお話をよく耳にします。

海外留学をするとそうした同じ境遇の高校生の子たちとの出会いも演出します。

つまり、ここでも先に話したように同じコミュニケーション環境の中で、同じ家族のバックグラウンドを持つ子供たちが集まっているわけです。

まるで導かれるように、「高校生の将来の可能性が英語や留学にゆだねられてきている」という現実があると感じていただければと思います。

高校生の英語は伸びてる?留学は必要?まとめ

海外の街にかかる虹

さて、ここでは高校生の将来について、「英語や留学が本当に大きく関係していること」、「ご家族の影響が子供たちの将来に大きな影響与えていること」などについてお話させていただきました。

しかしながら、現実的に留学費用だけではなく日本国内での英語学習費用も決して安いとは言えません。

そうした環境がさらに日本国内の貧富の差を広げ『負のスパイラル』を産み出しています。

そこで最近ではこうした現実を脱却すべく留学を希望する高校生のために教育奨学金プログラムを受けての海外留学をお作りする機会も増えてきました

奨学金プログラムでは、子供が将来自分で返済することまでを計算に入れたり、教育ローンなどを交えて留学をお作りしているケースもあり多種多様に対応しています。

また、万が一お子様が非行へ走ってしまったとき、海外で学ぶ環境が将来の子供たちにとってかけがえのない財産になることをご存じのご家族は真っ先に留学を考えられます。

そうした意味では留学のハードルは徐々に低くなってきているのかもしれません。

最後に、英語に携わる教育関係者すべての人に尋ねていただきたいことがあります。

「自分が高校生の時に留学に行っておいた方が良かったと思いますか?」

この回答がどうなるのか?は、言うまでもありませんよね。

この記事を通して、1人でも多くの高校生の目を、海の向こうである海外に向けることができましたらこれ以上の喜びはありません。

最後までお読みいただきましてありがとうございます。