社会人留学

社会人の留学カウンセリングで注意するポイント

社会人の留学カウンセリングで注意するポイントのイメージ

留学会社によって様々な留学カウンセリングが行われていますが、実は、社会人の留学カウンセリングは学生のカウンセリングとは大きく違うことをご存知でしょうか?

もし学校等に悩まれていらっしゃる社会人の方がいらっしゃいましたら、ポイントはその先にあることを意識して頂ける良い機会になるかと思いますので、よかったら最後までご覧になっていただければと思います。

大人の留学カウンセリングは違う?

将来を見据えている海外の女性

社会人の皆様が留学を考えていく中で、「あれ?留学カウンセリングを受けてみたけど、高校生や大学生のカウンセリングと何が違うのだろう?」とお考えになった事はありませんでしょうか?

実は、現在日本国内や世界中で日本人を対象にして行われている留学カウンセリングと言うものは『何処の学校に行くのか?のカウンセリングが全て』で、本来の『カウンセリング』が意図するものとは程遠いものとなっています。

例えば、海外永住資格を取りたいと考えている相談者に対し、大部分の留学カウンセラーは『永住権を取得しやすい国』に関するカウンセリングではなく、自分が担当している国で永住権が取りやすい学校やコースを紹介してしまっています。

ただ、本来、大人のための留学カウンセリングにおいて大切なことは、『永住権を取得すること』と言うよりも永住した後の生活を支える技能を身につけることや、万が一法律の変更なので永住権が取得できなかったときのための『プランB』を用意することだったりします。

こちらにいらっしゃる皆様は、誰でも海外大学に進学すれば良いと言うわけではなく、しっかりとターゲットを絞った上で留学に出ていく必要があるとお考えいただければと思います。

キャリアはビジョン設計から

少し不安なイメージを持つ女性

さて、「そこで海外キャリアを設計するにはどうすれば良いのか?」と言うお話をさせていただきたいと思います。

社会人の多くの方がキャリアアップを考えた留学を模索していく上で抜けていらっしゃるポイントとして、『海外で目的を達成する難易度』というものがあります。

例えば、25歳のサラリーマンの方が現在の営業職から転職して、ITエンジニアとして活躍することを目指すとします。

この場合、多くの方は求人情報の『IT未経験者歓迎』というものを確認して応募したり、数ヶ月程度の短期のプログラミングスクールに通われることをご検討されます。

しかし、これは日本国内だけの特別な状況で、海外では全く通用しないことをご存知の方は非常に少ないです。

海外の就職事情

海外の企業は日本の企業のように『社員を育成する』と言う考えは全く持っていないばかりか、社員が会社のために利益をもたらすことを考え行動しなくてはいけません。

そのため、求められる人材というのは常に会社にとっての即戦力となる人材で、即戦力以外の人材に対して就職先と言うものはありません。

ただ、その一方で企業と社員は対等の関係にあり、例えば会社の給与や待遇に満足できないようであれば、皆さん次々に転職していくと言う考え方が根底にあります。

つまり、先程の25歳の転職希望の方が海外で同様の転職を希望した場合、ほぼ100%と言って良いほどの確率で就職先は無いとお考えいただければと思います。

海外での就職のハードルは?

また例えば日本国内において、コンビニ等でのアルバイトとして仕事を探した場合、おそらくここにいらっしゃる方のほとんどは難なく採用まで漕ぎ着けるできるかと思います。

しかし、日本人留学生が海外のコンビニでの採用を得ることができたとしたら、それはかなりのレアケースで、周りの友人からは「すごい!」と称賛の声が出る事は間違いありません。

しかし残念なことに、海外のコンビニでのアルバイト経験を日本に持ち帰ったところで、それがキャリアとして活用できる事は当然ありませんよね?

あくまでもバイトはバイトと言う扱いになりますので。

そのため社会人留学生には留学前から、しっかりとしたビジョンを持ち留学されることを推奨させていただいております。

社会人留学のレベルとは?
社会人留学やワーホリの90%以上が苦しむ理由とは?

社会人留学のレベルが高い理由はなに?外資系企業への就職を考える人が大半をしめますが、そもそも外資系企業って日本に何社くらいあるの?実際に計画すると社会人留学の難しさが分かります。

社会人留学やワーホリの90%以上が苦しむ理由とは?

カウンセリングが人生を変える

働いている様子をイメージする高層ビル

そこで続いては社会人の皆様に、留学カウンセリングの差が「どれほど人生にとって大きな影響与えるのか?」という点について実体験していただきたいと思います。

そこでまず皆さんには、以下の質問に対してのご回答をご用意いただければと思います。

『世界各国では、コロナによって企業がITエンジニアを募集する傾向は、コロナ前と比較して約20~30倍にまで伸びていますが、一方で需要が落ちた職種はどんな職種でしょう?』

ちょっとこのままでは難しいと思いますので、以下に3択を用意してみましたのでご覧ください。

  1. デザイナー職
  2. ホスピタリティ職
  3. マーケティング職

さて皆様、答えはお分かりになったでしょうか?

そうです。答えは2番目のホスピタリティ職で、他の回答であるデザイナーとマーケティング職についての需要はコロナ以降、IT業界の次に伸びている分野になります。

「この回答によりカウンセリングによって何が違ってくるのか?」お分かりになられた方も少なく無いのではないでしょうか?

そうです、留学カウンセリングの際に勧められるアルバイトや仕事としてナンバーワンとなっている職は、何を隠そうこちらのホスピタリティ業界(日本ではおもてなし業界と呼ぶことも)と言う点です。

ホスピタリティは世界的に厳しい

コロナによりホテルやレストランといった業界は世界的な苦境となっており、特に旅行業界や航空業界は壊滅的な打撃を受けています。

そのため、もしこうした状況を頭に入れたカウンセリングを行っていくとするのであれば、『就職のライバルが少ない早めの時期での留学を勧める』か、『カレッジや大学へと進学するルートを作り、実際に就職活動を行うのは3年~5年後にする』などの工夫が必要になります。

そして、少なくともホスピタリティ系の就職を希望される生徒さんたちには、現在の海外における就職状況を説明し、就職活動が激戦となるような期間だけは避けたプランニングを行うことが最低条件となります。

もし、カウンセラーが海外情勢を知らないまま、例年のように「ホテルでアルバイトしたらいいよ!」と言うアドバイスを鵜呑みにして留学に出てしまったなら、留学計画は大きく崩れ落ちてしまうことになります。

留学への思いはどれくらい?
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自分がどれほど留学に行きたいと思っているのか?その気持ちを心理学を用いて分析してみましょう!!もしかしたら余り行きたくないのかも?それとも周りが何と言おうとも「留学したい!」ってなっているのかも?

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ペタゴシーとアンドラゴシーの違い

将来を見据えた目を持つ女性

それでは最後に社会人の皆様に、子供の学習と大人の学習の違いについて知っていただきたいと思います。

こうした大人と子供の学びについての違いの研究は、19世紀前半からドイツで行われていたりするのですが、実は、留学カウンセラーの中には、こうした専門的な知識を持ちながら留学カウンセリングに臨んでいるかたもいらっしゃいます。

そこで大人の教育『アンドラゴジー』と子供の教育『ペタゴジー』の差についてまとめてみましたので以下の表をご覧になっていただければと思います。

アンドラゴジーとペタゴジーの違い
項目 アンドラゴジー ペタゴジー
自己概念 自己管理型
(自主的)
依存型
(強制的)
学習での経験 即活用・即戦力となる 将来的に役立つ
レディネス
(心身の準備)
生活や仕事における問題意識 年齢やカリキュラムで統一
学習方向とゴール 課題や問題対応
解決型
教材の理解
テストスコア型
学習動機 自主的な動機
(好奇心・必要性)
外部からの影響
(賞罰)

※ ココア留学で使っている子供と大人の教育の分類

社会人の留学カウンセリングで注意するポイントまとめ

未来を想像して悩む女性

さて最後に皆様には、大人と子供の教育の違いまで知っていただきましたがいかがでしたでしょうか?

今回は、限られた範囲でしか皆様に留学カウンセリングの奥深さについてお話しできなかったため、あまりの展開の早さに驚かれた方もいらっしゃるはずです。

ただ、正直、留学カウンセリングのことを『ただの学校紹介だ』と思ってカウンセリングを受けられる方があまりにも多いのが現状で、できるだけその質の高さについて知っていただきたいと思い、お話しさせていただくことに致しました。

留学カウンセリングが全てとは言いませんが、質の高い留学カウンセリングによって留学が失敗する確率を大幅に下げる事は可能です。

もし社会人の皆様がそうしたものにご興味がありましたら、ココア留学に一度ご相談していただけたらと思います。

もしかすると、皆様の中に眠っている本当の才能や考え方の確信を見つけることができるかもしれません。