留学が不安な社会人へメッセージ!必ず理由がある!
社会人の皆さまからの留学相談が急増しているのですが、実は、多くの方が留学に対して大きな不安を感じていらっしゃいます。
そこでここでは、留学に踏み切れない皆さま、留学を諦められない皆さまに向けて、社会人留学について留学とキャリアのプロとしての立場から本気になってアドバイスしてみたいと思います。
留学は不安で当たり前!
まず皆さまに、「留学について不安を感じることは当たり前ですよ!」というお話をさせて頂きたいと思います。
留学が不安なのは当たり前なの?
人間は、『想像・イメージができない物事に対して不安を感じるように遺伝子レベルで組み込まれている生き物である』ということについてご存じでしょうか?
皆様もご存じの通り、私たち人間の先祖はサルで、そこから長い時間を掛けて人間に進化してきている訳ですが、実は、「私たちの全人類の先祖となっているサルは全てビビりである!」ということが分かっています。
●先祖はビビりなおさるさん?
「それは何故か?」というと、変に勇気があって得体のしれない食べ物を何の不安もなく考えずに食べてしまったり、危機意識も無いままヘビやキノコなどに触れて毒や感染症になってしまったサルたちは、遺伝子を残せずに死んでしまっているためです。
そのため、皆様が未知の『留学』というものに対して不安を感じるということは、遺伝子レベル・DNAレベルで刻み込まれた生存本能によるものなので、何も「あなただけが感じている特別な感情ではない!」ということを覚えておいて頂ければと思います。
- 留学に対して不安を感じるのは遺伝子のせい!
不安は何処からやってる?
次に、「不安が何処からやってくるのか?」というお話をさせて頂ければと思います。
ここで突然ですが、引っ越しするときのステップってどういう風なものがあるか想像できますでしょう?
これまでに一人暮らしをされたことがあるという方であれば想像しやすいかと思うのですが、例えば、引っ越しであれば以下のようなステップがあります。
●引っ越しに関するステップ
- 住む地域を決める
- 新しい住居を決める
- 賃貸契約をする
- 役所などの手続きをする
- 引っ越し準備をする
- 荷物の搬送をする
- 生活用品を揃える etc.
上記のように、ある程度、具体的なイメージができた人というのは、引っ越しに対して不安という感情よりも、『楽しみ』だったり『めんどくさい』といった感情が大きかったのではないでしょうか?
しかしながら、次に、上記の引っ越しの手続きを、「全く面識のない不動産業者と説明から契約書を含めて全て英語でやる必要があります!」となると、急に不安な思いが大きくなってくるのを感じ始めるはずです。
つまり、初めてのことや自分の安心や安全が脅かされる可能性が生まれてくると、皆様の気持ちの中に不安な思いが出てくることが分かります。
- 自分の安心や安全が脅かされる可能性あると不安になる
留学の不安は良くないもの?
ここで再度考えて頂きたいのは、果たして「留学に対して不安を感じることは良くないことなのか?」という点です。
実は、留学に長年携わってきた者の視点からお伝えすると、「留学に対して不安感がある方のほうが最終的に成功ルートに乗っていることが多い!」ということを感じます。
というのも、不安や恐れの気持ちがある人のほうが、しっかりとした留学プランを組み、事前の準備まで考えた留学を希望される方が多いからです。
ですので、皆さんが今感じていらっしゃる不安や緊張は、むしろ自分の挑戦を助けてくれるものだと思っていただけたらと思います。
- 留学に対して不安感がある方のほうが成功ルートに乗っていることが多い!
留学のことを考えただけでドキドキしてしまうことがあります・・。
大丈夫!
将来のルートさえみえてきたらドキドキは急激に小さくなります!
留学で何をしたいか分からない?
次に、「留学で何をしたいか分からない?」という方もまた、留学に対して不安を抱える要因になっていることが多いです。
と言うのも、社会人が留学すること自体がお金と時間を必要とするため、将来の生活に対して大きなリスクを伴うものになっているのに、「何をすべきか?」分からないというのは非常に危険な状態となっているためです。
自分の好き嫌いが分からない人の特徴?
皆さんは、『自分の好きなもの・嫌いなもの』について即答することはできますでしょうか?
「やりたいことが分かりません・・」と仰る方の多くは、自分の『好き・嫌い』や『得意・不得意』などを理解していらっしゃらない方が多いです。
特に、上記に加えて比較的なんでも平均以上できてしまう器用な方の場合には、例えば「英語もある程度できるけどビジネスレベルではない!」や「社会人経験はあるけど専門性がない!」といった傾向があり、一般的に社会人になってから何かを成し遂げたことがない方というケースも多い印象があります。
学生時代には、誰に言われるわけでも無いのに部活動のために朝早く起きて朝練に参加していたり、監督やコーチに怒られながらでも必死な思いでトレーニングしてきたのに、社会人になってからは気づいたら楽することばかり考えてしまっている・・。
これって何か変ですよね?
- 学生時代には頑張ってきたのに社会人になってから何を頑張ったんだろう?
やりたいことより『すべきこと』?
そこで、自分のやりたいことが分からない社会人の皆様には、是非、「自分のすべきことって何なんだろう?」と考えて頂ければと思います。
やりたいことばかり追いかけてしまうと、例えば「私は歌手になりたい!」や「ダンサーになりたい!」それに「プロ野球選手になりたい!」または「サッカー選手になりたい!」というものばかりが頭の中に浮かんできてしまうことになります。
●『やりたいこと』と『才能』について
ただし、そうした『やりたいこと』は、必ず努力だけではなく『才能』を必要とするので、いつまでも追い続けているとリスクがだけが大きくなってきてしまいます。
そうした方に、「自分がすべきことは何なのか?」を考えて、「社会があなたを高く評価してくれることが何なのか?」を知って頂ければと思います。
例えば、ドラえもんに出てくるジャイアンですと、『歌手』としてのジャイアンよりも『格闘家』や『建設現場の監督』のジャイアンのほうを社会が高く評価するのは間違いないので、すべきことを考えてキャリアデザインを行う重要性が分かります。
- 『すべきこと』を考えてキャリアデザインを行う方が有利な人生になりやすい!
確かに・・やりたいことばかり追い続けるのも辛いです。
エゴイストが社会に通用すると必ず大成功するケースになります。
ただし、エゴを通して芽を摘まれてしまった人たちが物凄い数いることも忘れてはいけないですよね!
曖昧な留学プランは絶対にダメ?
留学について不安を感じていらっしゃる社会人の皆様に絶対に避けて頂きたい「留学先に行ってからやりたいことを探す!」ということが、いったいどういうことなのかを説明させて頂きたいと思います。
1. 必要な英語力が分からない?
社会人の皆様が「とりあえず英語を身につけよう!」と思って、目的や目標を設定せずに留学するとどうなるでしょう?
実は、皆様が想像していらっしゃる以上に状況によって求められる英語力は異なっており、『英語を身に付ける』という意味が大きく異なってきます。
例えば、『ワーキングホリデーにて日本食レストランで働くレベル』と考えると英語力はほとんど必要とされませんが、『IT企業でインターンシップができるレベル』と考えると一気にハードルが上がり、英語学習者の中でもトップレベルの英語力が必要になります。
●語学にも才能が必要?
さらに、英語で政治や法律問題を踏まえた営業や交渉、それに最近ではカウンセリングやコーチングができるレベルまでを希望される方がいらっしゃいますが、このレベルになってくると語学に対する才能が必要になってくるレベルにまで跳ね上がります。
つまり、目的や目標設定がないと永久に英語学習から次のステップに進むことができないため、学習期を既に過ぎている社会人の皆様にとって時間の問題は死活問題へと繋がっていることだけは忘れてはいけません。
- 目的のない英語学習は永久に学習期間を終えることができない
2. 必要な留学期間が分からない!
次に「どこまで英語力を伸ばせばよい?」という留学の目標が決まっていないかたのほとんどは、自分にとって必要な留学期間についても良く分かっていないケースが多くあります。
例えば、「海外旅行メインの留学にしたい!」という方で、ある程度の海外経験や英語力が有るという方であれば、3ヵ月程度の英語学習になることもあるでしょうし、現地就労を目指すならば1年以上の英語学習を想定する必要があるかたもいらっしゃいます。
また、接客について学ぶか、ITについて学ぶかなど、学ぶ内容によっても留学期間に大きく差が出てきます。
そのため、「キャリアにブランクを作るのが怖い!」という方は、特に、自分に必要な留学期間を把握していただくことを忘れないようにしてください。
- 人によって適正な留学期間は変わってくる!
3. 必要な予算が分からない!
留学期間や将来の進路が決まっていないと、当然、必要な予算を考えることは不可能です。
文系か理系か、私立か公立かといったルートの違いでも留学費用が2~3倍ほど変わることがありますし、その後、「留学でスキルアップすれば給料がどれくらい上がる見通しが立てられるのか?」によっても、留学に掛けられる費用が変わってきます。
例えば、日本で私立の医学部に進学するケースを考えて頂ければ分かると思うのですが、将来、長期に渡って金銭と地位によって生活水準が保障されるからこそ、学費に掛けることができる金額が大きくなっても良いケースもあります。
- 進先が分からないので掛けても良い留学費用も分からない!
私の場合、はじめの一歩目からつまづいているように感じました・・。
何の絵を描けば良いか分からない絵描きが、いつまで経っても絵を描き始めることができずに上達しないのと同じで、何のために留学に行けば良いか分からない人が留学に行っても成果を収めることは簡単にはいかないんです!
どういう自分になりたい?
ここまで留学が不安な社会人の皆さまに向けてアドバイスをさせて頂きましたが、厳しいお話ばかりになってしまい大変申し訳ございません。
ただ、もう1点だけ、「これから留学に行こう!」と考えていらっしゃる社会人の皆様にお伝えさせて頂きたいことがありますので、耳が痛いと思いますが良かったらお付き合いいただけたら嬉しいです。
最後は「どういう自分になりたいか!」
皆さんが留学されて、日本に帰国される時には、今よりも確実に年齢を重ねていることになります。
仮にこれから留学の準備をして、半年後に渡航して約1年の留学やワーキングホリデーをされることを考えると、ご帰国時は『+2歳』になってしまいます。
例えば、23歳の方でしたら25歳という、サービス業やホスピタリティ系のキャリアから抜け出すことが難しくなってくる年齢になりますし、28歳の方でしたら30歳という女性の場合ですと正社員雇用枠が激減してくる年齢に入ってきます。
そんな将来の自分に何を期待しますか?
社会人留学は大きなリスクがある!
例えば、帰国したあとの将来の自分は「今よりも広い部屋に住んでいる!」とか「旅をしながら暮らしている!」や「外資系でバリバリ働いている!」とか、どんな将来のビジョンでも構わないのですが、「その未来が皆様の留学の先にあるのか?」、是非、確認しておいて頂ければと思います。
もし、これから行おうとしてる留学の先に『希望する自分の将来がない』とするのであれば、留学のプランニングか方向性が間違っているのは確実です。
そして、世の中が『勝ち組』と『負け組』という2種類の人間しかいないとするのであれば、世界中の全ての人は「勝ち組になりたい!」と思い、日々、切磋琢磨して勝ち組の枠を取り合っています。
そんな強制的な競争を余儀なくされる世界において、留学と言う形ではあったとしても計画もなく休んでしまうことが、「自分の将来にとってどのような影響があるのか?」少しでも良いので考える切っ掛けとして頂けたら嬉しいです。
- 『勝ち組』と『負け組』の数は50%50%ではない!
- 勝ち組は世の中に10~20%ほどしか存在していない!
社会人の留学は情報が命?
また、人間が未知の分野に対して不安を感じるとき、その原因の多くは「情報不足だ!」と言われるのですが、留学に関して不安を感じる要因は、『将来に対する情報不足』が挙げられます。
留学情報のほとんどは、現在の海外の状況や、今のキャリアデザインの方法ばかりが取り上げられていますが、コロナ以降、これだけ目まぐるしく世界が変わっていく中で、「現在の情報を鵜呑みにした留学が成功する可能性はかなり低い」というのは言うまでもありません。
もし、留学の準備をしていく中で留学に対する不安が大きくなっていくようならば、それは「将来の自分に対する情報が不足しているから!」というケースが数多くあります。
もちろん、将来の人生を保証できる人なんて存在しませんが、将来の確率を引き上げることができる留学コンサルタントは世の中に存在していることだけは覚えておいて頂ければと思います。
- 留学に関して不安は将来に対する情報不足が原因!
本当におっしゃる通りだと思います。
ご相談させて頂きたいです!
はい!
ココア留学の留学コンサルティングは無料でお受けしている窓口も御座いますので、まずはこのページの下部から相談されてみてください!
留学が不安な社会人へメッセージ!必ず理由がある!まとめ
1人で悩んでいると、不安だけがだんだんと大きくなってしまって、気が付けば自分の体から飛び出しそうなくらいになってしまうときってありますよね?
そんなときは、体調を崩す前に我々のような留学のプロに対して相談することを忘れないようにしてください。
私たちは営利団体ですので、皆様の留学をサポートすることによって利益を得ていますが、皆様の人生を成功ルートに乗せることによって報酬を得ています。
ココア留学のような留学エージェントは世界を探しても唯一無二の存在になっておりますが、もし将来の不安やキャリアデザインに興味があるというかたは、お気軽にご相談頂ければと思います。