留学先で“いじめ”!?まさかの急展開のチャンス!!
留学先でいじめを受けることって、実は、皆様が思っている何倍も可能性があるものだったりします。
ここでそんな海外留学における『いじめ』についての基礎的なお話と、いじめに遭遇してしまったときの考えかたについてご紹介させて頂きます。
留学費用は能力に反比例する
ココア留学には日本全国からいじめを経験した子供たちや、現在進行形でいじめを受けている方、または社会生活におけるパワハラを受けている方々から様々な留学相談があります。
その中で、「私の子供は学校でいじめられているんだけど、留学に行くと何とかなりますか?」と言ったご家族からのご相談を受けることもしばしばあります。
しかし残念ながら、世界中、アメリカ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダと何処の国に留学をしても、日本と同様にいじめはついてきてしまいます。
そこでここでは、日本国内でいじめを受けている子供たちや社会人の皆様のために、留学中にいじめを受けない方法と考え方について、詳しくお伝えしたいと思います。
少し長いお話になっていますが、もしよければ最後までお付き合い頂けましたら幸いです。
「留学先でいじめが無い!」はウソ!
日本でいじめを受けている方が留学に出る場合、その多くの場合において、やはり海外でもいじめを受ける可能性があることを想定しておかなければいけません。
これは「いじめられる側に原因がある」と言うわけではなく、いじめる側の性格が海外では日本の何倍も強いことが多いためです。
海外のドラマや映画を見ていると、なんとなくイメージができることもあるかと思いますが、あの世界的に有名な映画ハリーポッターの主人公ハリーでさえ、人間世界でいじめられていると言う設定になっています。
逆に言うならば、ハリーに対して共感できる人間が世界中にたくさんいるからこそ、ハリーポッターの物語が子供たちの間で爆発的に人気になったと言っても過言ではないでしょう。
それほど海外のいじめと言うものは、日本のいじめとは違い、分かりやすくハードなものがあります。
しかし、日本のいじめのようにクラス一丸になったり、社員間で裏でこっそり、という形とはなっていないので、いじめの違いについても留学前には知っておいて頂ければと思います。
- 日本と比較してクラス全体などの『大きなグループによるいじめ』よりも『特定の人やグループによる強いいじめ』が多い
No | 国名 | 割合 |
---|---|---|
1位 | イタリア | 10.9 |
2位 | スウェーデン | 11.8 |
3位 | スペイン | 14.6 |
12位 | 日本 | 27.4 |
13位 | アメリカ | 27.5 |
16位 | イギリス | 27.9 |
18位 | ドイツ | 30.0 |
21位 | フランス | 34.0 |
22位 | カナダ | 34.9 |
※ 過去数ヵ月に学校で1回以上いじめられたと答えた11歳、13歳、15歳の割合。
(ユニセフ:2011年度調べ)
「海外にはいじめってあまり無いのかな?」って思ってましたが、確かに映画とか見ていてもありますよね・・。
表を見て頂けても分かるように、日本は世界的にみると『いじめが多い国』とは言えないんです!
ただ、いじめの種類が海外とは違って集団で行われることが多いため、海外とは違って長引く傾向にあることが分かっています。
留学中は人格を変えることも考える
では、このようないじめに対して、どうやって対応していけば良いのか?
これはもう、新しい自分に生まれ変わって、反応や対応を大きく変えるほかありません。
基本的に欧米各国の文化をバックグラウンドに持った方々の特徴として言えるのは、日本人と比較してテンションが高いと言う共通点があります。
例えば、日本では社交的で明るいと言われる人であったとしても、一度、留学で海外の地に足を踏み入れてしまうと、「大人しいね!」とか「シャイだね!」と言われてしまう事は全く珍しいことではありません。
逆に言うと海外の人たちのテンションがそれほど高いと言う事なのですが、「内向的な自分でも大丈夫かなぁ?」と留学前には心配になってしまいますよね?
そんな時は、「もう過去の自分は全て日本に置いてきてしまって、全く新しい自分が始まるんだ!」と言う気持ちを持って渡航していただければと思います。
実際やってみると、日本でそのような大きな変化があると周りに変な目で見られて、逆にいじめの対象となるケースが散見されるのですが、海外での反応は「フォー!!やるじゃん!!」と言った、完全に歓迎を示すものになります。
日本では恥ずかしいですが海外ではできてしまうことってありますもんね?
- 日本人は海外で「大人しい」と言われることが多い
- 海外では自ら性格を大きく変えてしまうことも全然あり!
せっかく留学に来たんだから、新しい自分で沢山の人たちと触れ合ってみたいと思います!
中には英語を話すと性格が変わる人もいるので、そうした言葉から来る気持ちの変化も上手に使ってくださいね!
留学で日本人からいじめられたらラッキー?
次にありがちなのが、語学学校で日本人に対して日本人がいじめを行なっているという事についてです。
正直、こうしたケースはあるあるなのですが、実は留学先で日本人がいじめられると言う事はすごいラッキーだったりします。
と言うのは、日本人が人をいじめる多くの場合において、単独ではなくグループで行動しています。
そしてそのグループと言うのは、決まって『日本人グループ』になっています。
海外にいるのに日本人だけのグループって面白いですよね?
でも実際に語学学校に通ってみると、日本人をいじめてる日本人は、決まって日本人グループになっていることが多いので、語学学校に留学する機会があればぜひ確かめてみてください。
そして、そういった日本人グループからいじめられたとき、ラッキーなことに友人になる機会が多くなるのは決まって、他の国から「語学を学ぶ」と言う同じ目的を持った仲間になります。
海外から来た新しい友人と日々生活を共にしていると、気がつけば英語でコミュニケーションを取るようになり、その生活が日常になります。
そうした日々が半年、1年過ぎたと考えてみて下さい。
日本人グループにいた子達と比較して、英語の伸びは当然ですが、人間的な伸びについても大きな差になっていることは言うまでもありません。
- 留学先で日本人グループからいじめを受けた時は逆にチャンス!
ある日、突然、昼食時間に話を聞いてくれなくなった時は本当に驚きました。
そういう経験をされている方は必ず語学学校にいるので、先ずは気になさらないでくださいね!
海外のお友達を見つけるだけで全て解決してしまいますので!
留学先で“いじめ”!?のまとめ
さて、ここまで留学先でのいじめについてやその対策について色々とお話しさせていただきましたが、何かあった時、そして苦しくて耐えられなくなった時は全力で逃げてください。
周りになんと言われても逃げて逃げて逃げて逃げまくってください。
そして逃げることにも疲れた時、その逃げた距離が長ければ長いほど、きっと次のステージへ進めているはずですので。
そしてその全力で逃げた経験があるからこそ、これから逃げようとする子や、逃げないといけない方々への支えになることができます。
もし、今いじめを受けていて留学を作って欲しいと言う方がこちらにいらっしゃいましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
逃げた距離が長いほど、伝えられる経験が多いと言うことを、ココア留学では日々証明しております。
皆様に素敵な留学経験がありますように。