留学が楽しいと感じた時の3つの危険サイン?

留学に出られた方に対してインタビューをすると、ほとんどの方から「楽しい!」という感想をいただきます。
しかし実は、『留学が楽しい』という状況にはいくつかの危険なサインが存在しています。
そこでここでは『留学が楽しいと感じたときの3つの危険サイン』と題しまして、現在留学中の方またはこれから留学をしようと考えていらっしゃる方のために、『3つの危険を知らせるサイン』についてご紹介させていただきたいと思います。
1.留学期間は残りどれくらい?

まず初めに、「留学が楽しいと感じていらっしゃる皆様に残された留学期間がどれぐらいあるのか?」というお話をさせていただきたいと思います。
実際に現在留学中で、「留学を楽しい!」と現在進行形で感じていらっしゃる方は、残りの留学期間を考えながらご覧になっていただければと思います。
留学前半は楽しい人が多い?
留学が楽しいとおっしゃる方の多くは、留学後1ヵ月ほどが経過したものの、留学がまだまだ始まったばかりという方に多いです。
というのも、経験することは何もかもが新鮮で日本では経験したことが無いことばかりです。
さらに、学校や街で出会う人は、絶対に日本では会うことがなかったと言い切れるような人たちばかりだからです。
この刺激的な生活が、皆様にとって「留学って楽しい!」と思わせてくれることになります。
留学は後半に向けて楽しくする
しかし、ここで注意していただきたいのは、留学前半に新しいことをやり過ぎてしまって、『留学後半にもぬけの殻になってしまう人』がいることです。
留学に来たばかりと言うのは、まさに初めてディズニーランドやUSJを訪れた感覚と同じで、全てが夢の国のように感じてしまいます。
しかし、生活に慣れてくると、海外にいるのに現実感を感じるようになり、時には「本気で逃げ出したい」と思う人もいらっしゃいます。
もし、前半の生活リズムが自分にとって飛ばしすぎだなと思った方は、ペース配分には十分にお気をつけ下さい。
2.緩い生活になっていないか?

さて、続いての「留学が楽しい!」と感じたときの危険サインとして、「ゆるゆるの生活になっていないか?」と言うものがあります。
日本と同じ生活になってる?
留学に来たころは、「日本のような生活は絶対にやめよう!」と考えて、朝早く起きたり、学校の始業時間よりも早めに登校したりという生活を送っていたのですが、気がついたら「日本と全く同じ生活リズムになっていた」という方がいらっしゃいます。
このように日本にいた時と同じような生活スタイルになってしまっている留学生に「留学は楽しいですか?」とお伺いすると、自分が目標としていた生活とは異なっているにもかかわらず、誰もが「普通に楽しいです!」と答えられます。
もし、留学に出て「留学って、まぁまぁ楽しいな・・」と思っていたら、何かボタンを掛け違えている可能性があるので、ぜひ注意してみてください。
アルバイトで満足してる?
他にも、日本でも出来る様なアルバイトをしている方も注意が必要です。
朝起きて適当に学校に行って、放課後、日本食レストランでアルバイトして、バイト仲間と談笑しながらご飯を食べて、家でYouTubeを見て寝る。
この生活はやってみれば分かるのですが、正直、とても楽しいです。
周りにいる人たちも、同じようにアルバイトが中心の生活なので、全く心の焦りもないため楽しさは加速していきます。
ただ、帰国後に夢から覚め、日本にいる友人たちが社会に揉まれながら、ものすごい努力をしていたことに気づいた時の衝撃は凄いものがあります。

確かに留学している時に心が折れそうになるのって何となく分かります・・。

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3.将来に向けての方向は合ってるか?

そして、最後に留学が楽しいと感じていらっしゃる皆様に、是非、今一度、「現在の自分と留学前の自分の気持ちが同じか?」を問いかけていただければと思います。
挑戦する気持ちを忘れた?
留学に出る前は、「将来は英語をマスターして、ITエンジニアとして活躍しながら、週末は洋画や洋楽を友人たちと楽しむ!」と考えていたのに、今は何をしているんだろう?
留学前と留学後の生活が全く違ってしまっている方というのは、かなり沢山いらっしゃいます。
しかも、想像していたよりも良い方向に変わっているのなら良いのですが、そのほとんどの方が悪い方向へと変わってしまっており、「留学生活って楽しいな・・」と感じるだけの状況になってしまっています。
実際、留学生活と言うのは、留学前に想像していたよりも何十倍、何百倍も険しいことがほとんどで、事前に組み立てていた目標はことごとく砕かれてしまうことも珍しくありません。
「コンビニで働くことさえできない。こんなにも就職が難しいことだなんて想像もしなかった」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。
そして、気が付けば挑戦する気持ちを失い、楽しい方向へと行ってしまう・・。
そのため、もし「留学って楽しいな」と感じていらっしゃって、挑戦する気持ちを失っていたとしたら、留学前の気持ちを忘れている可能性が高いので、今一度ご自身の目標について考えてみてください。
留学が楽しい人のセルフチェック

さて、これまで留学が楽しいと思ったときの危険サインについてお話しさせていただきましたが、最後に皆様の留学を引き締めるセルフチェックについてご案内させていただきたいと思います。
特に、留学中の皆様には、留学前の自分を呼び起こしていただくチャンスにもなると思いますので、ぜひ試してみていただければと思います。
1つでも該当するものがあれば、あなたの留学には注意が必要だとお考え下さい。
留学を引き締めるセルフチェック
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- Step.1 留学前に想定していたものと全く違っている
- 目標を大幅に下方修正していたとしたら注意が必要です
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- Step.2 留学生活は普通に楽しい
- もしかしたら不完全燃焼かも?全力で楽しくないなら何が原因か考えてみて!
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- Step.3 アルバイト中心の生活だけど楽しんでいる
- 留学期間は限られています。もっと挑戦できる職場が無いか?念のため考えてみて!
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- Step.4 英語の勉強はやめた
- 何のために留学をしたのか?留学当初の自分は何を思うか?思い出してみて
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- Step.5 楽しいからOK
- 必死に頑張っていて楽しいなら最高!手を抜いているなら、何か初めても良いかも?
留学が楽しいと感じた時の3つの危険サイン?まとめ

ココア留学生の中には1年間の留学生活の中で、「本気でハメを外して遊んだのは帰国前の3日間だけでした」という方もいらっしゃいました。
正直、その方の英語力は当然のことですが、人間性は1年で物凄い伸び、帰国後の就職斡旋に関しても、いきなり社長面接を取り付けると一気に内定まできまりました。
それも、日本でも海外でも職歴がなかった人が、全く未経験の職場、それもコロナの真っ最中で同業他社が次々と解雇を行っていた時期で有ったにもかかわらずです。
留学は人によってはチャンスにもピンチにもなります。
もし留学中に、「気持ちが緩んできたな?」と思ったら、ココア留学のお話を是非、思い出していただければと思います。
もしかしたら、皆様の人生に非常に大きな影響を与えることになるかもしれません。