留学全般

留学相談で絶対に聞いておくべきことTOP3とは?

留学相談で絶対に聞いておくべきことTOP3とは?のイメージ

留学エージェントや留学カウンセラーといっても、正直言って凄い尊敬できるような人もいれば、お金のためだけにやっている営業カラーむき出しの会社まで、ピンキリというのが本音です。

そこでここでは、これから留学エージェントへ留学相談をお考えの皆様に、実際に自分が相談した留学会社の真偽を確かめる上でも、是非、『留学相談で絶対に聞いておくべきことTOP3』をご紹介させていただきたいと思います。

少し長いお話になっていますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

語学留学は自分にとってプラスですか?

肩を組む留学生たち

まず留学カウンセラーに必ず聞いておきたいことから紹介させていただきたいと思います。

留学カウンセラーとして数多くの留学生のサポートやご相談に携わっていると、ある程度の『傾向』というものが見え始めるのですが、それは、留学の経験を何かに活かせる人と活かせない人との留学計画の差です。

短期の語学留学の闇

最近では、ようやく日本でも「1~3ヵ月程度の短期の語学留学を『留学』と呼んで評価している国は他にはない!」という留学の本当のところが伝わり始めていますが、コロナ禍に終わりを告げた今でも短期の語学留学を希望される方は後を断ちません。

もし、こちらに短期留学を希望されていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、是非、留学会社やカウンセラーへと留学相談をされる前に、過去の短期留学経験のある先輩方や身の回りにいる留学経験者たちにご質問していただければと思います。

「短期留学で語学力は伸びたのか?」

●効果が薄い短期留学

過去の留学生のデータや傾向を見ると、短期留学では語学力を短期的にアップさせるには有効ですが、帰国後、1~6ヵ月もすると簡単に元の英語力へと戻ってしまいます。

そして、気が付けば語学留学は『良い思い出』として変わっていきます。

是非、「語学留学は良い体験だった!」では無く、語学留学の目的である「短期の語学留学で語学が伸びたか?」そして「帰国後の今でも維持できているのか?」という結果にフォーカスして頂ければと思います。

  • 短期留学で上がった英語力は簡単に元に戻ってしまう!

短期留学があっせんされてしまう理由とは?

短期の語学留学は、留学会社にとって『お試し』という形で、留学の予算が少ない方からも売り上げを上げることができる、いわゆるドル箱留学と呼ばれるものになっています。

1ヵ月だろうと1年の留学だろうと、例えば、航空券の売り上げは同じ往復チケットの1枚のみで、1年留学をする1人分の売上よりも、3ヵ月留学をする4人分の売上の方が大きいです。

さらに、当然のことながら、滞在期間が長くなれば長くなるほど留学生からの要求が大きくなったり、大きなトラブルに巻き込まれる確率が高くなってくるため、留学のサポートも難しくなってきます。

●留学カウンセラーに聞きたいリアル

そのため、留学相談でカウンセラーに聞いていただきたい質問1つ目として「私は短期留学ですが英語力は将来に役立つほど上がりますか?」と聞いてみてください。

もし、「短期間で英語力が上がる!」と回答するような留学カウンセラーならば、「小学校・中学校・高校・大学に塾や予備校と、何千時間と英語学習しても大半が身に付いていない現実をどう説明するのか?」詳しく聞いてみたいところです。

  • 短期で伸びるスキルなら既に誰もが身に付けているはず!
留学生
留学生

たしかに短期で身に付くなら受験勉強とかあんなに苦労しませんよね・・。

COCOA
COCOA

『学習効率』という言葉にも注意が必要です!

留学費用の回収は可能なのか?

楽しそうな外国人女性

留学は、皆様が思っていらっしゃるその何倍もコストパフォーマンスが悪い物だったりします。

それもそのはず、留学費用として200~300万円掛けるだけで無く、その間、語学力アップの目標とはかけ離れた日本食レストランの店員や、日本では絶対にやらない将来のスキルアップに繋がらない清掃員や農場の作業員としてのアルバイト時間も使ってしまっているためです。

特に、お金であれば、将来、必死になって働いて稼げば取り返すこともできますが、日本で学生として学べた時間や正社員として働いれば積み上げる事ができたキャリアアップの時間だけは、一生かけても返ってくる事はありません。

年齢を重ねればコスパは悪化する?

こちらは、あまり知られていないことですが、留学は年齢を重ねれば重ねるほどコストパフォーマンスは悪くなっていきます。

というのも、例えば、中高生の年代で1~2年間の海外語学留学を経験すると、それ以降、高校や大学受験はもちろんのこと、社会人生活においても一生英語を勉強する必要がないほど英語力はアップします。

しかしながら、大学生や社会人の年代になって同期間の留学に行っても、中高生と同じくらいレベルアップすることは、ほとんどの場合においてないです。

  • 年齢により語学力のアップ速度は変わる!

社会人はキャリアも心配する?

更に、社会人が語学留学を1年すると、今度は周りから「本当に留学しても大丈夫なの?」と心配されるようになります。

というのも、25~35歳頃に留学をするとなると、会社では責任のあるポジションを任されるようになっていき、部下も増えていく中で、その地位を全て捨てることになるためです。

そのため、社会人の留学は失敗すれば取り返しのつかないものになっているケースも少なくない訳ですが、そんな時は、ぜひ、留学カウンセラーに「自分の留学は将来の経済的な自由度を考えても有益なものになっていますか?」とお尋ねください。

その回答によって、「留学カウンセラーがどこまで自分のことを考えてくれているか?」簡単に分かります。

留学生
留学生

2つの国で留学をするような留学プランも、最近では人気があるようなのですがどうなんですか?

COCOA
COCOA

もし海外で働いたりインターン経験を積むことを目指すならば、1つの国での滞在期間が長ければ長いほど有利です。直ぐに辞めちゃうような外国人を雇って仕事まで教えてくれるような会社は、現実的に考えて世界中どこにも無いです!

フィリピンスタートはマズイ!?
2ヵ国留学はフィリピンでスタートするとマズイ!?

時々「初めての留学がフィリピンで良かったです!」という方もいらっしゃるのですが、その場合は『スパルタコース』だったケースがほとんどです。なぜかというと・・こちらをチェック!

2ヵ国留学はフィリピンでスタートするとマズイ!?

留学から帰国後の将来について

ノートPCと留学生

そして最後に留学相談時に聞いておいていただきたいのは、「自分がこれから目指す留学が一体どれだけ世界的に需要が出るのか?」という点です。

例えば、留学やワーキングホリデーでは、海外のコンビニでの勤務が決定すると、周りの留学生の友人からは「良くそんな良い仕事に就くことができたね!」や「どうやって仕事を見つけたの!ホント凄い!」と称賛の眼差しで迎えられます。

海外で仕事を得る難しさとは?

こちらは職業差別などを意図する趣旨は全くないのですが、正直、こちらにいらっしゃるほとんどの方は、日本でコンビニやカフェの求人に応募すると、採用が得られる方々が多いのではないでしょうか?

しかしながら、これが海外だと真逆で、一旦、外国人としてコンビニやカフェのアルバイト求人に応募して見ると、正直、採用を勝ち取る難しさを感じずにはいられなくなります。

そうしたアルバイト先探しの難易度の高さに、海外の飲食店で働くためにホスピタリティ分野を勉強していると、帰国後、「あれ?私、本当はデザイン系の仕事がしたいと思ってたのに、なぜ海外のホテルで清掃員として働いていきたの?」というギャップに悩むことになるケースも珍しくありません。

  • 気づけはサービス業(ホスピタリティ系)のキャリアになっていることも!

海外永住権を取得したい人も

また、海外で永住権資格を取得したい方も、永住権の取得の先に、日本では考えられないような貧乏生活が待っているとしたらどうしますか?

留学はどんな行動をとったとしても、必ず、将来に大きな影響を与えることになります。

そこで、留学カウンセラーには、自分がこれから行う留学が「自分の将来にどのような影響を及ぼすのか?」についてしっかりと聞いておいていただければと思います。

  • 留学は将来に大きな影響を与える!
留学生
留学生

将来のこと、本当に考えておかないとですよね!

COCOA
COCOA

是非、考えておくことをオススメさせて頂きます!

永住権を目指す留学
永住権を目指す留学に出る前に知っておきたいTOP3

社員は、会社のために働くから、会社は社員を守ってくれます。国の役に立つから、国はその人に永住権を与えるのです。永住権の現実を知りたい人は、こちらをチェック!

永住権を目指す留学に出る前に知っておきたいTOP3

理想の留学相談の流れ

登山する留学生

さてここでは、留学相談時に留学カウンセラーに、是非、聞いておいていただきたいことを3つご紹介させていただきましたが、どれも非常に重要なものだとわかっていただけたのではないでしょうか?

以下には、留学カウンセリングの質を上げるためのモデルケースをフローチャート形式でお作りしましたのでご覧になっていただければと思います。

留学カウンセリングまでの流れ

  1. Step.1 自分について知る
    英語力はもちろんのこと、スキルや現在のステータスで何ができるのか?知っておきます。
  2. Step.2 理想の留学と将来をイメージする
    理想の姿が具体的であれば具体的であるほど、留学の精度は高まり自由度は下がります。
    ただし、社会人の留学は精度を求めることを強く推奨いたします。
  3. Step.3 留学の時期を考える
    留学でコスパが悪くなるのは費用よりも時間の方です。
    留学の時期は時間を優先してお考え下さい。
  4. Step.4 周りの留学体験者に相談
    語学留学の目的について聞いてみてください。
    留学を単なる『思い出』にしないことが重要です。
  5. Step.5 留学カウンセリングの予約
    もし留学相談先として率直な意見を話すココア留学を選んでいただけるなら、その時も是非、同様のご質問をしてください。
    相談して直ぐにご提案できるような留学ではなく、何度もミーティングして作り上げた留学の違いをお話させて頂きます。
  • 留学は思い出にしない!
留学生
留学生

留学では必ず成果を持ち帰ることを目指します!

COCOA
COCOA

はい!絶対に有益なものにしちゃいましょう!

留学相談で絶対に聞いておくべきことTOP3とは?まとめ

手を取り合う図

皆様、数ある留学カウンセラーのお話の中で、こんなカウンセラーのお話に最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。

多くの方が留学を1円でも安くという風に言われますが、留学は必ずお金と時間を使うハイリスクなモノになります。

そのため、注目して頂きたいのは、留学費用うんぬんではなく、留学によって将来どれだけのリワード(恩恵)を受けられるか?だとお考えいただければと思います。

例えば、留学費用は600万円だけど「国際医師免許が取れます!」や「留学後の年収は1000万円を超えます」と言うと高いですか?安いですか?

このことを意識しながら、ぜひ、留学カウンセラーへといろいろお伺いしていただければと思います。

ここにいらっしゃる全ての方に、思い出以上の留学経験が手に入ることを心より願っております。