何かとかかる留学費用。賢く抑える方法とは?

一昔前までは、留学はお金持ちの学習方法だったり、娯楽のような見られ方をしたこともございました。
最近では、格安留学やオンライン留学など費用を抑えたことを大きなメインポイントととした留学も見かけるようになり、比較的気軽に留学を考えて頂けるようになったと感じています。
ただ、より留学が身近になったとはいえ、海外に行って生活するのですから、安く済むといっても限度があり、費用だけに着目してしまうと、内容が伴わないというケースも多々見受けられます。
そこで、今日は内容も費用もあきらめたくない!という方向けに、本当に費用を抑えた留学について考えていきたいと思います。
費用のメリハリをつける

航空券代、保険費用、通信費、学費、滞在費・・・上げたらきりのない留学費用ですが、日本に生活している現在も、健康保険料やら、光熱費、家賃など同じようにかかっているのは当然のことです。
今皆さんが日常生活で自分が使っている費用を際限なく、自分の思いのままに使ったら、どうなるでしょうか?
もちろん、お金が底をつきますよね?
ただ、住むならこんなところがいい!週末のリラックスの時間は欲しい!というように、人によって譲れないところがあるはずですから、留学においても“メリハリ”を付けて費用を考えてみると良いでしょう。
例えば、海外での生活を楽しみたくて、ドラマのような暮らしをしてみたい!ということが留学の目的となるのであれば、住む地域というものが注目されますよね?
その場合、家賃が高くても、生活を重視して、逆に学ぶ内容の質を落としたり、期間を短くすることによって、その分の費用が捻出できるでしょう。
対して、留学において、何よりも学んで知識を蓄え、それを経験としてくることを一番の留学の目的とするのであれば、『学費』は惜しむべき点ではないはずです。
この場合は、家賃や食費、交際費を厳しく見ることで、ある程度費用は抑えられますし、ここまで真剣に取り組んだ留学であれば、その後のキャリアなどで大いに取り戻せる分と考えて間違いないでしょう。
将来設計をある程度立てることも必要
実は別の記事手もご紹介している内容にはなるのですが、将来設計・人生プランを仮にでもしっかり立てておくことで費用を抑えることに繋がることをご存知の方はそれほど多くはありません。
なぜ先の見通しを行なうことで費用を抑えられるのかというと、留学に行こうとする時点では留学に行くということが目的となっている方が少なくありませんが、そもそも留学はその人の夢を叶えるだけの手段であって、よく考えてみたら、留学=目的ではなかったということがほとんどです。
この時、目先の目的(留学)だけを見てプランニングしてしまった場合に、途中で本当の目的に気付いた時や目的が変わった時に、方向を修正しようと転校する方もいらっしゃれば、改めて学校に通い直したりなど、プラスで費用が掛かる可能性が出てきます。
このように予想もしていなかった費用が現地でかかることを考えると、先に留学後のキャリアやその後の人生を留学に行く前に仮にでもいいので、見通しを付けておくことが重要だということがお分かりいただけると思います。

留学プランを立てるのに、ココアさんは人生設計まで考慮してくださるんですね!

実は、留学プランの作成って物凄い奥が深くて、簡単なものでは無いんですね!人によっては何日もミーティングしたり調べたりして、1人の留学を作ることもあります。人生をかけた本気の留学は、私たちにお任せください!!
現地で働くことを視野に

「今までアルバイトもしたことないのに、海外で働けるか不安」「現地の就職活動ってどうやるの?」と海外就職にあたって、大きな不安を抱える方は非常に多いです。
未知の領域での話ですから不安になることもよく分かりますが、現地にいらっしゃるココア留学生の皆さんからは、ここでアルバイトが決まりました!次はここで働きます!とたくさんの嬉しいご報告を頂くことが多く、全く働けなかったという生徒さんは今までいらっしゃらないんです。
どこでも働ければいいと思えば、俗にいうジャパレスという日本食レストランや居酒屋なんてところもございますから、職に困ることは無いでしょう。
ただ、折角語学学校に行って引き上げた英語力が再び下がるかもしれないリスクを負ってまで、現地で日本食レストランで働く必要はないかと思います。
ここで重要なポイントは、『英語力』です。
前述でお話したメリハリにも関わりますが、現地のローカルのお店や職場で働けるほどの英語力を身に付けるために全力で勉強をして、現地のお仕事をゲットしてください!
十分な英語力を身に付けた方の就職先の幅は思った以上に広がりますので、この英語力を身に付けることに出し惜しみをする必要はないのでしょうか。
ここに話題には出しましたが、実はココア留学では働くことを前提にプランニングはしておりません。
なぜなら、もしかしたら、課題が多い方もいらっしゃれば、課題に時間が掛かる方もいらっしゃる中で、現地での生活の難易度の感じ方は人それぞれで、必ずしも全員が同じだけ働けるとは限らないからです。
なので、この部分はご自身の今までの生活や性格などとよく相談してみて頂けると良いでしょう。
そもそも条件として働けるか働けないかは国やビザの種類にもよりますので、ご自身で確認したり、留学エージェントのご相談ください。
自己投資を考える

カウンセリングさせていただく中で、もちろん帰国後のキャリアや人生を考えると内容ありきで考えたいけれど、やはりお金がかかる以上、予算はこれ以上は考えられないとお話を頂くことがございます。
もし本当にこの留学で、人生を変えたいとか、キャリアアップ・チェンジを真剣に考えるのであれば、これはご自身の最初で最後のチャンスになる可能性が高いです。
この最初で最後のチャンスに『自己投資』を考えてみることはいかがでしょうか?
自己投資とは、文字通りご自身へ投資することですが、例えば、奨学金や教育ローンであったり、応援してくれる家族からの支援であったり、ご自身でご準備できるだけのご予算に頼り切らないということです。
特に奨学金や教育ローンなどを利用されることに抵抗のある日本人が多いですが、海外ではモノやヒトに投資するよりも“自分自身”に投資する方がバックが大きいと奨学金を利用する学生が多いという状況もあるほどです。
例えば、6000万円の一軒家を買おうといって、一括現金でご購入される方はこの記事を読んでいる方の中にはほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。
一軒家も、家族の幸せや将来の為にコツコツとご購入される方が一般的という中で、留学だけが例外なんてことはありません。
ぜひご自身の人生を掛けた留学に自己投資も一つの方法として考えてみてはいかがでしょうか?
費用を考えたプランニング方法

さてここまでは、どう費用を抑えてプランニングしていくか、そしてそのポイントについてお伝えしましたが、順を追って、プランニング方法についておさらいしていきたいと思います。
費用を抑えた留学プランニング
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- Step.1 留学の目的・目標をとりあえず上げてみる
- 最初は、留学を思い立った瞬間のご自身の留学の目的・目標を書き出してみてください。
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- Step.2 留学後のビジョンや人生を考える
- 1を踏まえて、今後は留学を終えた後の自分がどうなっていたいか、どんなふうに働いていたいか、将来の人生を思い描いてみてください。
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- Step.3 今一度、留学の目的を見直す
- 将来がイメージで来たところで、1で書きだした留学の目的や目標が将来イメージにあっていたのか、見当違いだったのかを再確認し、もう一度目的・目標設定を行ってください。
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- Step.4 渡航プランについて検討
- 目指したいものが決まれば、後はそれにあったプランを築き上げ、必要なものとそうでないものを一緒に相談していくだけです!
何かとかかる留学費用。賢く抑える方法とは?まとめ

留学費用を考えるにあたって、少し違った視点からお伝えしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
例えば、車を買う時もノーマルの状態で購入すれば予算内でしたが、シートは革張りに、ホイールはカスタムしたいなど、希望を叶えていたら、予算を越えていたというご経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
留学も同じで、念願の海外、あんなことをしてみたい!ここまでは経験したい!と多くのことを求める方が多いですが、求めるものが多くなればなるほど、費用も多くかかるものです。
もちろん素敵なところで、素敵な経験をして頂きたいのですが、費用をかけるところと節約するところでしっかり計画をたてれば、十分なプランニングをすることも出来ます。
まずはしっかりご自身と向き合い、目的・目標を明確にして頂ければと思います。
ここまでご覧いただきまして、ありがとうございました。