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社会人留学で教育ローンの賢い使い方【2024年版】

社会人留学で教育ローンの賢い使い方【2024年版】のイメージ

最近、社会人の皆様の中に教育ローンや留学奨学金の利用を考えていらっしゃるかたが増えていることについて皆様はご存知でしょうか?

そこでここでは社会人の留学希望者の皆様のために『教育ローンの賢い使い方』について、基礎的なお話からキッチリとご紹介させていただきたいと思います。

少し長いお話になっていますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

動画で見たい人はこちらから!

『教育ローンを留学に使う賢い方法と注意点【社会人・大学生向け】』についてYouTube動画で内容をまとめてみました!もし気に入って頂けたらチャンネル登録や高評価・コメントをお待ちしております。

社会人の教育ローンは賛否両論?

教育ローンについて検索しているイメージ

まず、皆様は社会人が教育ローンを利用することについて、賛否両論が巻き起こっていることはご存知でしょうか?

教育ローンや奨学金と言うのは『お金』なので、どうしても『利用する派』と『利用しない派』にきっぱりと別れてしまいます。

特に、日本人の多くは教育ローンのことを車のローンや住宅ローンのように『借金』として考えているかたが沢山いらっしゃるため、教育ローンについて後ろ向きの考えを持っている人は少なくありません。

18~25歳は考え方が違う?

そうした中で、現在の18~25歳ごろまでの方は、教育ローンに対して積極的な利用を希望される方が多い傾向にあります。

と言うのも、実は、ちょうど18~25歳頃となるいわゆるZ世代(1995~2010年に生まれた人)と呼ばれる方々を中心とした日本人は、自己投資意識が非常に高いためです。

そのため「多少のリスクは好んで取るべきだ!」と言う考えの方が一般的で、まずは効率良く投資して自分磨きをする事に注力されている方がたくさんいらっしゃいます。

  • 18~25歳頃のZ世代は教育ローンに対して積極的
  • 自己投資意識が高く効率的な将来設計をされる方が多い

世代間のギャップ

そのため、どうしても世代間のギャップにより、教育ローンを利用してレベルの高い留学を希望するZ世代と、留学にリスクを感じ留学を応援してくれないY世代(1981~1994年に生まれ)やX世代(1964~1980年に生まれ)との対立が起きることも珍しくありません。

特にこうした世代間の考え方のギャップは、家族間でも数多く起きているので、親や家族からの猛烈な反対に遭い、自身の留学を諦めてしまう社会人の方も少なくありません。

●ココア留学の考え方

ココア留学では教育ローンの利用について、どちらの立場も理解できるため、「もし利用するならこうした方が良いよ!」といったことや、もし利用するなら知っておいていただきたい内容などをご紹介させていただきたいと思います。

また、教育ローンを利用される方は、1人1人のご家庭や事情が全く異なりますので、「そもそも教育ローンは利用すべき?」とか「利用すべきではない!」という議論こそナンセンスでは?という立場から紹介させて頂ければと思います。

  • 教育ローンの利用は賛否両論!
  • 世代によって考え方も大きく違うので注意!
世代に関する呼び方
  西暦 日本の世代 西暦
X世代 1964~1980 バブル世代 1966~1970
団塊ジュニア世代 1971~1974
ポスト
団塊ジュニア世代
1975~1982
Y世代 1981~1994 さとり(ゆとり)世代 1983~1995
Z世代 1995~2010 脱さとり世代 1996~
α世代 2011~2025

※ 日本で定義されている世代は世界と少し違う

留学生
留学生

私も教育ローンに対して親に猛反対を受けました!

COCOA
COCOA

うんうん!
世代によっても教育ローンについて考えていることって大きく違うので、ご家族がなぜ反対しているのかも知ってくださいね!

教育ローンを否定する理由は?

留学について悩んでいる女性

しかしながら、利用するにしても・しないにしても、教育ローンを否定する意見があるからには、そこには必ず何かしらの理由がある訳です。

皆様には、教育ローンを利用するしないは一先ず置いておいて、「どのような理由から教育ローンを否定する人がいるのか?」について、皆様に知っておいていただけたらと思います。

政府の奨学金も返済の義務がある

教育ローンを否定する方の中には、実は、日本政府が提供している奨学金に関しても否定している人が多いです。

日本政府が提供している奨学金は、日本政策金融公庫というところで運営が行われており、奨学金と言う名目ではありますが返済が必要なものになります。

そのため、どうしても『返済=借金』と考え、奨学金の利用を否定されていらっしゃるかたが沢山いらっしゃいます。

  • 日本政府の教育ローンは日本政策金融公庫が運営している
  • 『返済=借金』と考える人が多い

教育ローンに利息が掛かる

また、日本政府が提供している奨学金はもちろんのこと、銀行が提供している教育ローンについても『利息』が必要になります。

そのため、100万円の補助を受けたとしても、数年後には1~5万円程度を上乗せした返済が必要になるため、『損をしている』と感じてしまうかたが一定数以上いらっしゃいます。

また、日本政策金融公庫のローンは、他の教育ローンと比較して安価に融資を済ませることができるのですが、審査の緩い銀行などのローンはどうしても利息が高めに設定されているため、返済時のことを考え否定的な立場をとるかたもいらっしゃいます。

なお日本政策金融公庫のホームページは以下よりご覧いただけます。
 日本政策金融公庫の公式ホームページ

  • 教育ローンにも利息が必要になるため「損をする」と考える人が多い
教育ローンの比較(固定金利)
銀行/金融機関 日本政策金融公庫 車のローン
年2.00~4.50% 年1.95% 年1.70~3.95%

※ 金融機関によって大幅に異なります
(2023年度ココア留学調べ)

留学後に返済できない可能性が高い

そして、最後に教育ローン反対派の方が口を揃えて訴える『留学では教育ローンを返済できない可能性が高い』という点についてです。

1年程度の語学留学では、帰国後、英語を使った職に就いたり働いたりできるところまで英語力を伸ばすことは難しいという現実があります。

●学びの期間とスキルアップ

しかし、コロナ前に文部科学省より発表された2019年の留学データによると海外留学を希望される方の97%以上が1年以下の留学を行うため、留学によるスキルアップが給与アップに繋がらない方が大多数となっています。

イメージして頂ければ分かると思うのですが、高卒と大卒で入社時に給料に差があるのは、4年という貴重な時間を使って学校に通い学位を修めたからです。

そのため、正直いって1年程度の研修のような語学留学で給料アップを狙うことは、現実的には至難の業となっておりますので、帰国後の返済を心配して教育ローンを否定される方が多くなっています。

  • 企業が求めるスキルレベルと語学留学生の留学期間にミスマッチがある
  • 1年ほどの語学留学で給料を上げることは難しい
留学生
留学生

そもそも、留学に行くとお給料が上がるとか、下がるとかも全く考えてもいませんでした!

COCOA
COCOA

社会人留学をご相談にいらっしゃる方の中にも、『留学に行くことが目標』になっているケースがあるので注意してください!
社会人は留学の質が将来に直結するので、軽い気持ちでは判断しないようにしてください!

社会人留学における教育ローンの活用法

ローンの審査が行れているイメージ

さて、ここまで教育ローンや国の奨学金についてお話しさせていただきましたが、確かに、否定される方の意見を読むと「その通り!」と思われた方が多いのではないでしょうか?

ただ、社会人の皆様の中には、教育ローンを利用するメリットが著しく高かったり、利用しないと将来の可能性がなくなる方も少なくありません。

海外永住権取得を狙う社会人

例えば、『年齢が大きく関係してくる海外へ移住のチャンス』や『新しいことを吸収する若さ』といった、1度失ってしまっては2度と戻ってくることのない時間やタイミング的なものです。

特にコロナ以降は、円安の影響や日本の状況に不安を感じて海外移住を考える方がたくさんいらっしゃいますが、実は、先進国の多くの国では、永住権を希望する国への初めての留学や渡航タイミングが30歳を超えていると移民の可能性が大きく下がることが分かっています。

移民を求めている国と言うのは、若くて働くことができる20代~30代前半までの優秀な人材を求めているのであり、働けない世代や介護が必要な世代を受け入れてくれることはまずありません。

そのため、もし海外移住までを将来の選択肢として残すのであれば、日本でお金を貯めている場合ではないというのが現実であったりします。

  • 海外永住権の取得を目指すなら20代中盤頃までには留学に出る必要がある
  • 若い時の方が語学習得が容易である!

転職を考える社会人

次に、留学を通じて転職を考えていらっしゃる社会人の場合も、教育ローンを利用されることの方が良い場合があります。

例えば、日本で時給1500円のアルバイトをして留学費用を貯めようと思っていらっしゃる方の場合、寝る間も惜しんで働いたとしても、国によっては学費だけで年間1000万円を超えるような費用を貯めることは、現実的に考えてかなり厳しいというのが本音です。

しかし、教育ローンを利用して先に海外で学位を修め、海外で就労できるところまで行けば年収が倍以上に跳ね上がることも珍しくないため、場合によっては、1~2年で完済できてしまうかもしれません。

また、日本ではアルバイトをキャリアとして評価してくれない企業が多くありますので、長期間のアルバイトとしての雇用形態となっていますと、留学から帰国されたときの再就職が困難になるケースも十分に考えられますので注意が必要です。

  • 社会人の留学は帰国されたときの再就職まで考えておく!

確実な返済設計ができる留学に!

兎にも角にも、教育ローンを利用した留学をするには確実な返済設計までを意識して行う必要があることは間違いありません。

そのため留学設計の難易度は非常に高いものになるので、必ず相談先や相談される人について厳選されることを強く推奨させていただきます。

例えば、海外の生活についての知識があるのは当然ですが、この先、必要になるスキルや仕事に直結する能力の伸ばし方などに精通しておく必要があります。

少なくともSTEM分野(STEAM教育)に関しての最低限の知識や、海外の就職事情に加えて経済の見通しなども相談できるような方を選んで頂けたらと思います。

  • 教育ローンを利用する場合には相談先にも注意する!
  • 海外の就職事情や経済にも詳しい人が良い!
留学生
留学生

キャリアに関してしっかり考えようと思いました!

COCOA
COCOA

教育ローンを返すことまで考えた留学にしておくことで、人生の幅は本当に大きく違ってきます!

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社会人のIT転職留学が失敗しやすい理由とは?

留学から返済の一般的な流れ

説明を一生懸命に聞く留学生

さて、それでは最後に教育ローンを利用した留学から、その返済までのプロセスをイメージして頂きやすいようにフローチャートを作らせていただきましたのでご覧ください。

教育ローン留学から返済までの流れ

  1. Step.1 留学の方向性を決定する
    少なくとも社会人の留学に目的は必須
  2. Step.2 留学コンサルタントに相談する
    実現の可否なども含めて、よかったらココアをお使いください
  3. Step.3 留学期間と将来性の組み立て
    留学して帰国後は給料や待遇が下がる人がほとんどなので注意
  4. Step.4 学校の選定と願書の提出
    留学費用の目安も大体見えてきます
  5. Step.5 金融機関に申請
    教育ローンを申請して学費の納付をします
  6. Step.6 留学に出る
    留学中は渡航前に決められたスケジュールをこなすだけ
  7. Step.7 帰国後の就職
    留学先で得た語学やスキルを使って就職活動をする
    (留学で社会人経験が短くなっているのでアルバイトはNG)
  8. Step.8 返済スタート
    年収もアップしているのでスムーズな返済も可能に
  • 社会人留学には年齢や留学期間を考慮して手配する!
  • 自身の所得がどれほど上がる可能性があるかも事前に考えておく!
留学生
留学生

しっかりとした留学計画で若いうちに留学を経験することにしました!

COCOA
COCOA

人生において『年齢と可能性』は密接に関係しているので、可能性の火が消えてしまうことだけはないように準備してくださいね!

社会人の留学費用のお話
社会人の留学費用は安くない?適正価格はいくら?

社会人の皆様が1円でも安い留学に行こうとする時代もありましたが、今はクオリティを求める時代になりました。そんな社会人の留学費用について良かったらご覧ください!

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社会人留学で教育ローンの賢い使い方【2024年版】まとめ

将来の留学を確信する生徒

さて、今回は社会人の皆様のために、教育ローンや奨学金について詳しくご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

社会人の皆様にぜひ覚えておいていただきたいのは、お金は後でも稼げますが時間だけは戻ってくる事は無いので、もし留学に行こうと思ったら先延ばしにはさせない事です。

あまり知られていないことですが、実は、海外の留学費用は一定ではなく、毎年、確実に上がっていて、10年前の学費と比較すると2倍近くなっていることは普通にあります。

一方で、年齢は重ねれば重ねるほど留学期間中の語学やスキルアップが高難易度になり、30歳を超えて帰国してくると、今度は、就職先探しやリカバリーも大変になってきます。

そのため社会人の場合、留学のタイミングが遅れれば遅れるだけリスクが大きくなるので、「留学に出るタイミングは遅すぎることは有っても早すぎることはない!」ということだけ覚えておいていただければと思います。

そして、ここまで長いお話に対して最後までお付き合い頂けたことに心より感謝いたします。