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日本人留学生が経験しない海外インターンシップ!

日本人留学生が経験しない海外インターンシップ!のイメージ

留学を考えていらっしゃる大学生や社会人の多くは、帰国後の就職活動時に有利になるように「海外でインターンシップに参加しよう!」と考えていらっしゃいます。

しかし、単に海外インターンシップといっても、そこに種類や難易度の違いがあることについて知っていらっしゃる方は全くといって良いほどいらっしゃいません。

ここでは、そんな『海外インターンシップについての本当のところ』を、留学希望の大学生はもちろん、日本企業の採用担当者の皆様にも参考にして頂ければと思います。

海外インターンシップが人気な理由!?

海外で外国人とワイワイとインターンシップをする様子

はじめに、ここ数年、特にコロナ以降になって海外インターンシップの人気が爆発的に上がってきてることについて皆様はご存じでしょうか?

例えば、ココア留学へと寄せられる大学生からの留学相談の内、約70~80%は海外インターンシップ希望者からのご相談で、社会人は海外就職希望の方々までを計算に入れますと90%以上の方が海外でのインターンシップを希望されている状況です。

正直、インターンを希望しないかたがマイノリティ(少数派)となってしまっている状況で、今後は更に海外企業でのインターンシップを希望される大学生が増えてくることが予想されています。

  • 海外インターンシップの人気が急上昇している!
  • 大学生の留学相談者の約70~80%は海外インターンシップ希望者

就職活動にインターン経験が必須に?

しかしながら、「なぜ大学生や社会人の多くが海外インターンシップ経験を求めるようになってきているのでしょう?」その答えは、大学生の就職活動におけるインターンシップの重要性が上がったことが挙げられます。

文部科学省が2020年末に発表した日本人のインターンシップに関する調査結果(コロナ前の調査結果)によると、大学生全体の4人1人となる25%以上が国内のインターンシップを経験していることが分かっています。

また、株式会社マイナビが2022年度卒の大学生および大学院生を対象にしたアンケートによると、約80%以上がインターンシップを経験しており、90%以上が応募経験があるなど、就職活動においてインターンシップ経験は無くてはならない存在となってきていることが分かります。

  • 卒業年度の大学生・大学院生のほとんどがインターン経験者!
  • 日本の就職活動においてインターンシップ経験は必須になっている

海外インターン経験を求める大学生!

誰しもが就職活動を前にインターンシップ経験している中、就職活動においては大学時代のインターン経験者が優遇・高評価されることが当たり前になり、夏休みや冬休みなどに海外留学をする留学生にとって大きな問題となってきました。

それは、企業インターンシップが開催されるタイミングと、留学のタイミングが重なってしまうことから、留学をすると時間的にインターンシップに参加できなくなってしまうためです。

海外でどんなに頑張ってきたとしても、「インターンシップ経験がない!」ということは、就職活動に対してマイナスにはならずともプラスになることはありません。

そうした中、留学を希望する大学生や社会人は、少しでも留学における就職活動に関するハンディキャップを小さくするために、「海外留学中にインターンシップ経験を積みたい!」という方が増えてきたという訳です。

  • 留学のデメリットを克服するために海外インターン希望者が急増している!
日本・海外インターン参加学生数・参加率
学校 日本 海外
大学 学部 671,234人(25.7%) 5,266人(0.2%)
大学院 18,556人(7.3%) 766人(0.3%)
小計 689,790人(24.0%) 6,032人(0.2%)
短期大学 97,760人(87.8%) 80人(0.1%)
高等専門学校 10,454人(16.9%) 361人(0.6%)
合計 780,192人(26.3%) 6,473人(0.2%)

※ 海外インターンシップ経験者はほとんどいない。(文部科学省:2019年度調べ)

留学生
留学生

「留学かインターンか?」就職を考えたら留学に行っている場合じゃないのかな・・って悩んでました。

COCOA
COCOA

そうした状況で悩みに悩んだ大学生たちが見出した方法と言うのが、海外でインターンシップ経験を積むという方法です!

ビジネス系の留学なら!
大学生のビジネス留学ではインターンも経験せよ!

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海外インターンシップは2種類ある!?

パソコンを使ったインターンシップイメージ

さて、続いては海外インターンシップと言っても、実は、その中身は大きく分けて2種類あることについて知らないかたも多いのではないでしょうか?

そこで続いては、海外インターンシップの種類に関するお話をご紹介させて頂きたいと思います。

日本人用のインターンシップ?

1つ目は、日本の大学生や社会人留学生が希望されることの多い、海外カレッジや職業訓練学校または就職斡旋所を通じて申し込むインターンシップですが、最近ではカナダのCOOP留学と呼ばれる留学も人気を集めています。

この日本人や留学生を対象にしたインターンシップでは、経験やスキル不足(能力不足)から一般的に就職が困難だとされるような企業での研修を積むことが可能で、インターンシップに参加する人のスキル育成やキャリアアップを目的としています。

給与に関しては有給・無給など様々ですが、インターンシップ参加者の能力や仕事内容によって最低賃金以上の報酬を得られることもあり、一般の留学生が経験するようなアルバイトとは違い、中にはオフィス事務や空港勤務などの専門的な仕事で就業経験が積めることもあるのが最大の特徴となります。

  • 日本人は学校や就職斡旋所を通してインターンシップを行っている
  • 最低賃金以上の報酬が得られることもある!

本当のインターンシップ?

そして2つ目ですが、こちらのインターンシップは基本的に留学生向けのインターンシップではなく現地の学生や社会人などが対象で、本気で採用を目指すためのインターンシップになります。

インターンシップへの参加目的はあくまでも『企業からの採用(内定の獲得)』なので、当然のことですが企業側は「インターンシップ参加者を育てる!」と言う認識は全く無く、インターン参加者は本気になって「自分が優秀な人材です!だから採用してください!」と企業に対して猛アピールする場になっています。

先にご紹介した留学生用のインターンとは全く違い、参加者は内定を勝ち取るために無給であったとしても必死に働き内定を目指すのですが、正直、日本人留学生がこうしたサバイバル的なインターンシップに参加していることは、ほぼ皆無という状況です。

ですので日本人留学経験者が「海外インターンを経験してきたよ!」と言うと、そのほとんどは1つ目のインターンシップになっていると思っておいていただければと思います。

  • 企業からの採用を勝ち取るためのインターンシップがある!
  • 日本人留学生が参加していることはほとんどない
留学生
留学生

そんなに厳しい企業インターンシップもあるんですね!

COCOA
COCOA

日本とは違って欧米の文化圏では完全にジョブ型雇用(仕事で結果が出せないと採用は無い)となっているので、企業はこうしたインターンシップで就職希望者の能力をチェックしてから採用しているんです!

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本当の海外インターンを経験する方法?

外の世界のイメージ

さて、それでは日本人には2つ目となる本格的な採用を目指した海外インターンシップに参加することは難しいのでしょうか?

もちろん、そんな事はありません。

そこで続いては、日本人の留学生となる皆様が、海外で本格的な採用を目指したインターンシップに参加する方法についてご紹介させて頂きます。

海外と日本の雇用形態は違う?

インターンシップに参加しようと思ったら、まずは『欧米の文化圏と日本との雇用形態の違い』について知る必要があります。

日本の採用は高校や大学・大学院などの卒業予定者を企業が一斉に採用し、その後、各企業で社会人教育を行い、個々の能力や企業状況によって担当することになる部門へと配属される『メンバーシップ型雇用』という方法がとられています。

一方で、海外は先にも少しお話させて頂いた『ジョブ型雇用』と呼ばれる採用方式となっており、企業は予め担当する部門や業務を公表し、その業務を担当できる人材を採用するという形になっています。

メンバーシップ型雇用は日本型雇用とも言われ、採用が決まれば部門や部署などを転々としながら同企業内でキャリアを積んでいくことになりますが、ジョブ型雇用では部門や部署などが変わることなく、職務がまっとうできなくなれば転職や退職(解雇)なども視野に入るという採用方法になります。

  • メンバーシップ型雇用は終身雇用を目指した採用スタイル
  • ジョブ型雇用は職務の遂行と結果だけが求められる採用スタイル

海外は企業と採用される側が対等?

海外と日本では雇用方法の違いをご説明すると、多くの人は「日本型雇用の方が解雇されなくて良いのでは?」と思われるかたも多いのですが、実は、海外で採用されているジョブ型雇用は、職務をこなすことさえできれば雇用主側と同等以上の幅広い権利や権限が与えられる点にあります。

それは、例えば「土日祝日は絶対に働かない!」や「17時定時に必ず退社する!」といった、日本企業であるあるのサービス残業とは無縁の働き方を可能にしたり、企業に対して給料アップの交渉や職場環境の改善などの要求なども、企業と対等かそれ以上の立場から話ができるようになります。

もう少し簡単に違いを説明すると、欧米の雇用は「仕事ができる優秀な人や他者より秀でた能力を持っているよ!」という方にとって魅力的なものになっていて、日本型の雇用は「スキルや能力をこれから身に付けたい!」や「転職とかキャリアアップとかは考えたくない!」という人にとって有益なものとなっています。

  • 自分のスキルに自信があるなら欧米型が魅力!
  • スキルや能力に自信がないなら日本型が良い!

海外インターンに参加するには?

欧米と日本の雇用の違いについて知って頂けたところで、本題となる本当の意味での海外インターンシップに参加する方法についてですが、欧米型雇用の特徴である『仕事ができる優秀な人や他者より秀でた能力を持っている』ということが最も近道となります。

例えば、現地先のカレッジや大学・大学院を卒業していたり、学生には負けないレベルでIT系のスキルに秀でている、または日本企業ではあるもののマーケティング分野で輝かしい業績を残したなど、ビジネスレベルの英語力があることは当然ですが、それにプラスして学位やスキル・キャリアを持っていることが重要です。

あとはワーキングホリデービザや学位認定後に得られる卒業ビザなど、採用後は就労可能なビザを取得できるようにしておくと、海外で本格的なインターンシップに参加する準備が整います。

実際に、皆様が求めているGoogle(Alphabet)・Apple・Meta(facebook)などの海外有名企業やGoldman SachsやMorgan Stanleyなどの証券会社に、大手銀行などに対してドンドン連絡をいれて、インターンシップ採用の許可を受けてしまってください!

  • 海外インターンにはビジネスレベルの英語力に加えて学位やスキル・キャリアが必要!
  • 採用後のために就労可能なビザを取得できるようにしておく!

自分で切り開くインターン!

ただし、実際に企業からインターンシップの参加許可が得られた人には、会社側から提供されるのはデスクと会社に関する簡単な説明のみというケースも少なくありません。

後は、インターンシップ参加者が「どのようにしてインターンシップ先の会社に利益をもたらすことができるか?」を考え行動し、インターン期間内に結果を残すことが重要になります。

留学生が体験するものと比較して間違いなくハイレベルのインターンシップになりますが、他では得られることのない経験を積むことができるので、自信のあるかたは、是非、チャレンジして頂ければと思います。

  • 会社からは何もアドバイスを貰えないこともある
  • インターン期間中は結果を残すことだけに集中する!
留学生
留学生

こんなに厳しいインターンの世界もあるんですね・・。

COCOA
COCOA

この世界に挑戦できる人なら、正直、日本の就職活動も全く怖くありません!
「大学生だから・・」と気にせずドンドン挑戦してみてください!

日本企業の就活時にはバレない?

日本の東京での就職活動のイメージ

そして最後に「日本企業の就職時に1つ目のインターンシップと2つ目のインターンシップについて聞かれたり、どちらをやったのか就職時にばれないの?」と、留学生からご質問されることの多い問いにお答えさせて頂きます。

日本人用のインターンシップ経験者は?

正直言って、日本企業のほとんどは今回ご紹介したようなインターンシップに関する違いについて全く無知というのが本音です。

そのため1つ目の海外インターンシップ(留学生が経験するもの)であったとしても、大学生の皆様は履歴書にドンドン記載して頂いて、就職活動時にはインターン経験をガクチカ(学生時代に力をいれてきたこと)などとしてアピールして頂ければと思います。

  • 海外インターンシップを経験しただけでも、大学生全体の0.2%だけの逸材です!

採用を目指したインターンシップ経験者は?

また、万が一、2つ目の海外インターンシップ(採用を目指したインターン)を経験されたような学生は、大学生の中ではトップレベルの経験やスキルを持っていらっしゃるのは間違いないので、日本だけでなく海外を視野にいれて、自身のスキルを活かせる職業や活躍できる分野などへの就職を積極的に行って頂ければと思います。

また、海外インターンシッププログラムに興味のある方は、世界のインターンシップについて圧倒的な情報量を持つココア留学までご相談いただけましたら幸いです。

  • 大学生の中でも超が付くほどのレアな経験を持っています!
  • 就職活動は日本だけでなく世界を舞台に考えてもOK!
留学生
留学生

私も海外でインターンシップに挑戦してみたくなりました!

COCOA
COCOA

もし短期留学とかを考えてしまっているようならば、絶対に海外インターンシップを目指した方が将来に有益なので、大学生の皆様は視野にいれてみてくださいね!

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日本人留学生が経験しない海外インターンシップ!まとめ

日本の東京での就職活動のイメージ

今回は、ほとんどの人が知らない海外のインターンシップについて、お話させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?

正直、世界では「女性でも大学院卒は当たり前、博士号取得はどうしようかな?」というレベルの高学歴中国人や、「IT・AI・ロボットなら任せてください!」という超優秀なインド人が沢山いるため、日本人の採用を希望する企業はかなり少ないというのが実情です。

しかしながら、こちらにいらっしゃる皆様の中から1人でも良いので、今回のお話を通じて海外企業で働くことに興味を持って頂けたり、挑戦することを考えて頂けたら嬉しいです。

そして、もし「自分の人生をどのように生きていくのか?」や「私には将来の夢がある!」などキャリアデザインに関してご興味が御座いましたら、キャリア育成に特化した留学エージェントであるココア留学へとご相談いただければと思います。

世界で活躍経験のある留学コンサルタントが、皆様の留学を本格的にプランニングさせて頂きます。