私の留学にまさか親が反対?親の説得方法!

子供の頃から海外留学に憧れて、高校、大学、社会人と年齢は様々ですが「私は留学に行きたいんだ!」と親に話し続けている方はたくさんいらっしゃいます。
しかしそうした皆様の中には、残念ながら親に強い反対を受け、「正直、どうしたらいいかわかりません」とご相談される方もいらっしゃいます。
そこでここでは『もし親に留学を反対されたらどのように説得すれば良いのか?』と言うお話を年代別にご紹介させていただけたらと思います。
年代別に親の説得方法が異なる?

まずこちらにいらっしゃる皆様に知っておいていただきたいのは、『留学に反対する親の説得方法』と言っても留学生の年齢やバックグラウンドによってその方法は大きく変わります。
しかしながら、全く違うと思われる親の攻略方法ですが、実は、必ずと言っていいほど全ての親が言う同じ共通点もあります。
そこでまずは、一般的に「どのような理由で親たちが子供の留学に反対してるか?」について簡単に知っていただければと思います。
金銭的な理由
子供の留学に対して最も反対理由が多いものとして、『金銭的な理由』と言うものが挙げられます。
特に留学というのは、教育費用の中でもオプション的な部分になるため、子供の留学費用まで計算に入れてくれている親はほとんどいません。
そのため親に「私留学に行こうと思うんだけどダメかなぁ?」と相談したときに、「自分の金で留学に出るんだったらいいよ!」と言う回答する親が90%以上超えると思っておいていただければと思います。
心配的な理由
次に親たちが留学を反対する際によく口にすることとして、「あなたは日本の生活もしっかりできていないのに、海外で安全な暮らしができるはずがない」と子供を海外に出すことに対する不安を口にするケースも少なくありません。
こうした話をする親の中には、バックグラウンドに金銭的な理由が見え隠れするケースもあるのですが、『お父さんが娘の留学に反対』と言うのは、多くの場合で心配が大きな理由だったりいたします。
子供だと思っている
そしてもう一つ留学に反対する理由として世代を超えて共通しているのが、『親が子離れできていない、まだ子供だと思っている』と言うケースが挙げられます。
こうした親の多くは、自分自身の留学経験がないことも多いため、そもそも留学や海外に対する知識や理解が全くないことが多いです。
しかしその一方で、すごい子供のことを考えてくれるお父さんやお母さんのケースもあるため、こうしたお父さんお母さんと留学のお話をすると、我々、留学カウンセラーも感動して涙しそうになることも多いです。
『高校生』の留学に親が反対

さて次に、『今ご覧になっている方が高校生で、そのお父さんお母さんに留学を反対されている』と言うケースでの親の説得方法を具体的にご案内させていただきたいと思います。
まず高校生の場合、親が留学に反対する理由として多いのか、『金銭的な理由』と言うのがあります。
というのも、ほとんどの親たちは大学進学までの学費を想定してはいるものの、留学費用までとなると、かなり大きな負担が家庭にのしかかってくるためです。
高校は無償化となり以前より余裕が
しかしながら、以前とは違い日本の高校も無償化されたことで、教育にかかる基本費用も数年前と比較してかなり安くなってきています。
そうでなんです。今の高校生の皆様が親に留学をお願いする際、金銭的な部分では大きなアドバンテージがある訳ですね!
ただその一方で、塾や家庭教師の月謝は以前と比べかなり高くなってきているので、高校生の皆様には親の気持ちをまず理解していただければと思います。
説得には日々の努力と態度
高校生が親を説得する際に1番効果的なのは、日々の努力する姿と態度を親に示し続けることです。
特に最近では、ダンス留学や野球留学それにサッカー留学などの形で海外留学する高校生のサポートすることが増えましたが、そうした高校生の日々の努力量はホントに凄いです。
もちろんダンスやスポーツなど部活動に対する努力はもちろんですが、英語の勉強についても当然のように頑張っているのは言うまでもありません。
そうした姿を、ぜひご家族の皆様に評価しているもらえるようにしてみて下さい。
『大学生』の留学に親が反対

次に大学生の皆様が親に留学を反対されるケースについてお話をさせていただきたいと思います。
金銭的な理由より放任へ
大学生の親たちが留学に反対する理由として、「子供を大学に進学させたんだから、これ以上教育費用は出したくない」と言う気持ちが後ろ側にあることも少なくありません。
正直、大学にまで進学させていただいけたならば、『親としての教育を子供にさせる義務を十二分に果たした』と言うのは、言うまでもありません。
まずはそうしたご家族を説得される際には、『自分の大学費用を出してくれた』と言うことに感謝を持つことを忘れないようにしてください。
また、放任主義となった親たちは「自分の金で留学するならばいいよ!」と言うケースが大半ですが、実際に大学生の皆様が自分自身のアルバイト費用だけで留学する事はかなり難しいとお考え下さい。
金銭的な問題をクリアする方法
そんな大学生の皆様が親たちを説得する方法として最も良いのが、『金銭的な負担を親たちにかけないこと』と言うのが挙げられます。
「そんな凄い方法はあるの?」と思われる方も少なくないと思います。
実際、金銭的に親に負担をかけることのない留学方法として、奨学金などを利用する方法もありますが、正直言って難易度が非常に高いです。
そこで最も簡単に留学費用で親に迷惑かけない方法として挙げられるのは、日本政府から融資を受ける留学です。
日本政府は日本政策金融公庫と言う、学生向けの学費支援窓口を用意しているので、その機関を利用して融資を受けることで、親に迷惑をかけずに留学をすることが可能になります。
しかしながらここでのポイントとしては、『絶対に遊びの留学をしない』と言うことだけは忘れないようにしておいてください。
将来、計画的に融資を返済できるような留学へと作り込んでおくことにより、親たちを説得することも可能になります。
必ず大学生の皆様には「何をするための留学なのか?」を明確にして、親たちの説得に当たっていただければと思います。
『社会人』の留学に親が反対

社会人の皆様の留学に親が反対すると言うケースは、実は、かなり多いです。
というのも、日本社会は一度社会に出てしまうと、それ以降で学生に戻ると言う方が少ないため、多くの人たちに理解ができない行動となるためです。
特に、社会人の留学は仕事を辞めて完全なるアウトローとなることを意味しますので、注意が必要になる事は言うまでもありません。
社会人の皆様が親を説得する方法
社会人の皆様が親たちを説得する方法として、絶対に避けて通ることができないのが『将来の見通しをきっちりと説明すること』です。
特に、会社を辞めて1~2ヶ月の短期留学を経験したところで、英語の伸びに期待する事はほぼ不可能と言っても過言ではありません。
そこで社会人の皆様に覚えておいていただきたいのは、『必ずピンポイントの将来のビジョンを持った留学を作ること』そして、そのビジョンを親に誠意を持って伝えることだとお考えください。
最終的に親に反対されたままの留学となってしまうケースでも、成功した姿さえ将来的に見せることができれば、きっと理解してもらえることになりますので。
留学が反対の親を説得する手順
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- Step.1 金銭的な不安を解消
- 留学に必要な金額を明確にし、さらに留学の効果や将来の給与などへの影響もプレゼンできるように準備します
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- Step.2 留学計画で説得力を上げる
- 留学計画には数字などもバンバン取り入れて、「自分がどのような留学して、どのような将来を作っていくことになるのか?」などしっかりと説明できるようにします
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- Step.3 帰国後のビジョンも語れるようにする
- 留学期間よりも帰国後の方が人生は圧倒的に長くなります。帰国後のことをしっかりと説明できるようになることが本当に大切です。
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- Last いざプレゼンへ!
- 留学生の中にはパワーポイントで完璧な資料作成をして親を説得した子達もいます。全力で親にアピールしてくださいね!
私の留学にまさか親が反対?親の説得方法!まとめ

今回は親の説得方法について様々な方法をお話しさせていただきましたが、そのほとんどの場合において金銭的なお話が親の反対につながっているとお考えいただければと思います。
留学の金銭的なサポートについては様々な機関がありますが、ポイントとしては『融資を受けたものは返済する必要がある』ため、留学の質を必ずと言っていいほど高めておかなければいけません。
特に社会人になってしまうと、留学に出ていって英語を勉強するのは遅すぎるので、それプラス何かを学ぶ必要があると心に留めおいていただければと思います。
そしてもしココア留学にご相談する機会がございましたら、我々留学カウンセラーに『親に反対されてるけど留学に行きたいんだ』と言う状況についてお伝え下さい。
我々の方では、対策をいくつも立ててご案内させていただくことになりますので。