留学用パソコンの選び方を副業100万円の人が答える

本日は留学生向けのパソコンの選び方について、変な小遣い稼ぎや案件ビジネスは完全に抜きにしてお答えしていきたいと思います。
副業などをお考えになっていらっしゃる方も、ぜひ参考にしていただければと思います。
そもそも留学にパソコンは必要か?

以前は留学に『パソコンが絶対に必要』という時代もあったのですが、最近はその必要性が徐々に減っていたのですが、コロナにより再び絶対必要な時代がやってこようとしています。
そこでまずは、「そもそも留学にパソコンは必要か?」という、最も単純なお話をさせていただきたいと思います。
2005年以降は必須だった
2005年頃になると、日本でも大学生が自分のノートパソコンを持つようになり、「留学にパソコンを持参すべきかどうか?」についてのご質問を頻繁に受けるようになっていました。
その当時の回答は、もちろん「YES」。というのも、当時、日本に連絡する手段としては国際電話しかなかったのですが、SkypeやMessengerなどの登場によりインターネット回線を利用し、無料で日本と通信できるようになったためです。
また、現地就職やアルバイトのための履歴書作成や学校の課題提出についても、パソコンを利用する機会が増え、パソコンがあるのとないのとでは留学のクオリティや便利さが大きく変わることが明らかでした。
タブレットやiPad時代
ここ数年では、パソコンに代わりタブレットやiPadで代用をする方が増えました。
それは、やはりパソコンを持参するのは重たいですし、利用するのは日本との連絡や動画の閲覧ぐらいで、プログラミングを書く事もなければ、長時間エクセルで何かをまとめると言うことも無い方が多かったためです。
タブレットやiPadではダメ?
タブレットやiPadでもパソコンの代用は可能ですが、もし将来的に在宅ワーク関連を意識されていたり、留学中に+αのスキルを身につけるところまでお考えになっていらっしゃる場合には、間違いなくパソコンがあった方が良いでしょう。
一方で、YouTube動画を見たり、簡単な英語の勉強やオンラインレッスンで使う程度であれば、タブレットやiPadでも充分対応できますので、パソコンは特に必要ないとお考えください。
コロナで再びパソコン時代に
ここ最近では再びコロナにより、ノートパソコンを持参される留学生の割合がほとんどという状況になりました。
なぜなら、タブレットやiPadの値段とノートパソコンの値段が大きく変わらないと言うこともあるのですが、1番大きな要因は、『コロナにより短期留学がNGとなってしまったため』です。
現在の留学生のほぼ100%は、半年以上の留学に出られる学生で、その多くは海外就職やインターンシップまたは海外永住権の取得を目指しています。
そのため、海外での長期滞在を視野に入れており、皆さんノートパソコンを確実に持参され留学に出ているわけです。
選択肢は大きく割れるOS

そこで、皆さんもこれから留学用のパソコンを選ぶことになるかと思うのですが、まず初めに頭に入れておいていただきたいのはOSと呼ばれるものが、大きく分けて2種類あることです。
言ってしまえば、『Windows』か『Apple』か?と言うお話になるわけですが、この差は、実は、皆様が思っていらっしゃる以上に大きいです。
この記事を書いている私は、副業などを含めるとWindowsとAppleのパソコンだけで7台保有していて、タブレットやiPadは4台ありますが、その用途などは全て違います。
そこで、「簡単にこの2社のパソコン(OS)で、どちらがどう良いか?」お話しさせていただきたいと思います。
Windowsのパソコン(OS)
Windowsのパソコンの良いところは、『パソコンのメーカーが選べる』という点にあります。
例えば、日本メーカーですとパナソニックやソニー、海外メーカーならばASUSやHP、それにDellなどの好きなブランドからチョイスすることができます。
また、日本企業でもよく使われているのもWindowsのパソコンなので、使えるようになって全く損はないとも言えます。
予算的にも数万円程度の安価なものから用意されているため、予算が厳しい人にも心強いです。
Apple(OS)
一方で、アップルのOSが搭載されているのはアップルのパソコンのみなので、メーカーの選択肢はありません。
また、日本では一部のプログラミング会社などでは採用されていますが、2020年のノートパソコン販売データによるとAppleのパソコン販売総数は全体の約6%にとどまっています。
そうした状況を考えますと、将来帰国して、パソコンを利用するとするのであれば、そのほとんどの場合においてAppleを使う機会は少ないと思います。
また、Appleはハイエンドと呼ばれる、機能性の高いノートパソコンのみを販売しているため、どうしても費用的に高くなるのがネックといえます。
Chrome OSの話(余談)
また、2020年度はGoogleが開発したOSを搭載したChromebookが世界的な人気となり、品薄状態になっています。
ただし、日本企業が導入しているケースはかなりレアとなっています。
留学用のパソコン予算はどれくらい?
次に、留学用のパソコンについての『ご予算』についてお話しさせていただきたいと思います。
正直ってパソコンは高ければ高いほど処理速度が速くなっていき、実は、50万円を超えるノートパソコンもゴロゴロあります。
しかしながら、そんな高額なパソコンに手を出せる方はほとんどいらっしゃらないので、ここではある一定の金額的な目安をお伝えさせていただければと思います。
動画作成や編集をする方
先ず、1番高価なパソコンが必要になる方と言うのは、動画作成や編集などでパソコンを利用される形になります。
正直って動画編集には、パソコンのスペックが高ければ高いほど、その速度感と使用感に差が出てくるため、たとえ高額なパソコンであってもそちらの購入をオススメ致します。
金額にすると、最低15万円以上のパソコンが目安で、Macならばやはりハイエンドノートパソコンと呼ばれるMacBook Pro(25万円)がオススメになります。
ブログやプログラムを書く方
次に、動画の編集作業と言う事はせず、基本的にブログの作成や学校の課題の提出、それに簡単なプログラミング学習などを考えていらっしゃる方の場合、一気にパソコンの値段を安くすることができます。
目安として約8万円~10万円で、先ほどから高い高いとお話に出ているAppleのMacパソコンの場合でも、10万円ほどのMacBook Airで十分になります。
ほとんどの方にとって、これぐらいの値段感でパソコンを購入されておくと、2~3年程度は安心してお使いなられるかと思います。
気をつけたい安いパソコン
最後に3~5万円程度の安いパソコンについてですが、正直言って、私の方からオススメする事はできません。
「動画を見るだけだから!」と言って購入される方もいらっしゃいますが、安いにはそれ相応の理由があるため、その理由を知らずに購入するのは危険です。
安いパソコンほど、逆にそれを購入するにはパソコンに関する知識や使い道の設定などが必要になるため、よほどの場合以外は購入しないようにしていただければと思います。
ここまで予算を落とすのであれば、タブレットやiPadの購入を、是非、視野に入れてみてくださいね。

今、ノートパソコン持っているので、それを持っていきます!

ちょっと待って!大体2-3年でモデルチェンジがあったり、使用環境のアップデートがあったりするので、現地でうまく使えなくなってしまう可能性があります。よく確認してみてください!
やりたいこととメーカーでパソコン選び

さて、実際にはWindowsかAppleの2種類からノートパソコンを購入すれば問題ない訳ですが、実際どちらを購入する方が良いでしょう?
ここではパソコンの性能についての難しいお話は抜きにして、留学生がノートパソコン購入できる価格である、8~12万円でメーカー別にご紹介させていただきたいと思います。
また、ここでは広告報酬や企業からの案件記事では無いことを証明したいので、不便ですが各商品のリンクは控えさせていただきました。
ただ、企業の販売サイトには直結させていただきましたので、企業ページで商品を決定してアマゾンや楽天でご購入してください。
Lenovo(Windows OS)
一番初めにお話ししなくてはいけないのはレノボと言うメーカーのノートパソコンについてです。
レノボは発展途上国や東南アジアなどで圧倒的な視野を持っている、中国のパソコンメーカーとなります。
その要因は、『ハイスペックだけど安い』で、パソコンのスペックと値段で他社と比較したら、圧倒的にTOPで、日本でも販売トップシェアを持つパソコンメーカーです。
Lenovo購入の注意
一般的な留学や海外に持参するパソコン紹介のサイトでもレノボは大々的に紹介されていますが、以前、パソコンの情報を中国に送信するプログラムが販売時点から仕込まれていることが発覚し、国の政府機関によっては使用禁止とした国もありました。
「レノボのパソコンを使っているから」と行ってトラブルとなった事は報告されていませんが、その情報漏洩のイメージが残っている国や経営者がいる場合もあるので、もし留学先のお仕事でパソコンを使う場合には、頭に入れておいても良いかもしれません。
パナソニックやソニーなど日本メーカー
レノボの値段とパソコンの性能を基準にして、日本のノートパソコンメーカーの値段を見るとひっくり返ってしまうことになります。
正直、悲しいことですが8~12万円位の値段で日本のパソコンを買おうとすると、その性能の低さに唇を噛み締めることになります。
また、NECや富士通などは先にご紹介したレノボに事実上の買収され傘下に入っています。
ですので、日本製のメーカーはおそらく購入するチャンスは無いかと思います。
ASUSやACERなど台湾メーカー
ASUSやACERなどの台湾メーカーは、日本製に比べると安価でスタイリッシュな仕上がりになっています。
価格的にも安いものから販売されているため、留学生の中には利用されることも少なくありません。
個人的な思い入れとして、以前はASUSのノートパソコンを分解して遊んでいましたが、他社製品と比べて作りがシンプルという印象があります。
HPやDellなど米国メーカー
「値段も性能も狙い目か?」今、ノートパソコンの購入を考えるならばHPやDellを視野に入れない手はありません。
値段も性能も頃合いですし、アメリカ製なので英語圏の留学先であればメーカー名を聞かれることなく堂々と利用できます。(他社の製品でも堂々としていればいいことなのですが・・)
また、個人的にHPとDellは両方持っていますが、ノートパソコンはHPの方がおしゃれなものが多いと思います。
留学用のWindowsのパソコンで購入するなら、HPのノートパソコンは必ず視野に入れていただければと思います。
Apple
最後にアップルのパソコンですが、MacBook Airであれば約12万円ほどでかなりハイスペックなパソコンを手にすることができます。
正直、スタイリッシュでありながらも映像の編集にも耐えることができるほどのスペックがありますので、副業で利用される方にもオススメです。
もしスマートフォンもiPhoneを使っているとするならば、留学様のパソコンはMacBook Airで決まりかと思います。
留学用のパソコン購入の流れ

それでは最後に留学ようのパソコンの購入の流れについて、ご案内させていただきます。
留学用パソコン購入ルート
-
- Step.1 メーカーサイトをチェック
- 先に紹介したメーカーサイトでパソコンも見る
-
- Step.2 Amazon・楽天で比較
- Amazonや楽天でいくらで売っているかチェックします
-
- Step.3 料金比較サイトもチェック
- 価格コムなどで料金比較するのもありです
-
- Step.4 メーカー直接購入も視野
- 全体的に値段を見た後、メーカー直の安ければメーカーから買いましょう
-
- Step.5 ココア留学生は聞いて
- ココア留学生はお気軽にカウンセラーにご相談ください。その時の1番良いものを、もちろん案件など一切なしでご案内しています
留学用パソコンの選び方を副業100万円の人が答えるまとめ

さて今回は留学用のノートパソコンについて、様々な角度からお話しさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
パソコンを購入する際に気をつけていただきたいのが補償についてですが、留学保険にもパソコンの修理費用と言うものが含まれているので、留学中のパソコンの故障や盗難についてはカバーされると思っておいてください。
また、留学カウンセラーによっては「海外でパソコン購入したらよい」とアドバイスすることもあるようで、「私は必要ならば留学先でパソコンを買います!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
ただ、この場合に注意していただきたいのは、キーボードの配列が日本と海外は違うため、日本用のキーボード配列に慣れていらっしゃる方にとって海外版のキー配列にはイライラしてしまう点です。
仕事柄どちらのキーボード配列も利用する私にとっては、海外版の配列はスタイリッシュではあるのですが、やはり日本語用には作られていないので、慣れるまでの時間は必要になった印象があります。
特に、リターンキー(エンターキー)を連打する必要のある日本語入力では、リターンキーが小さい海外のキー配列は全く向かないので注意です。
ただ、プログラミングコードを書く時などは、コメント入力以外日本語で書く事はほぼないので、海外でパソコンを購入してもキー配列に苦労する事はないです。
また、日本はパソコンが世界でもかなり安く売られている国なので、日本国内で購入をお勧めさせていただきます。
今回も長生きに最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございます。