留学の成果が変わる勇気とモチベの違い!
「留学に行きたいけど勇気が湧いてきません!」と「留学に興味があるけどモチベーションが湧いてきません!」というのは一見似ているようで大きな違いがあります。
ここでは留学に関する勇気とモチベーションの違いについて、留学中の成果を指標にして案内させていただきたいと思います。
勇気とモチベはそもそも違う?
そもそも多くの方々が考えていらっしゃるのは、勇気とモチベーションについてなんとなく違いがあることは理解していても、「正確にどのような違いがあるのか?」と質問されると即答するのは難しいですよね?
そこでまずは辞書に記載されている、勇気とモチベーションの定義について知っていただければと思います。
勇気とは?
(勇んで)ものおじせずに立ち向かう気力。
モチベーションとは?
人が何かをする際の動機づけや目的意識。
こうして見ていただけると分かるように、勇気とは『物事に対して挑戦しようとする気持ち』のことで、モチベーションとは一般的に『やる気』と呼ばれるものになります。
特に、勇気は体の外にある不安や状況に対しての気持ちで、モチベーションは体の内側にある物事に対しての気持ちになるという点を皆様に知っていただければと思います。
- 勇気は体の外にある不安や状況に対しての気持ち!
- モチベーションは体の内側にある物事に対しての気持ち!
勇気とモチベーションって、確かに外向きなのか内向きなのかって違いありますよね!?
そうなんです!
ですので、問題があったらそれぞれに対して対処方法が異なるんです!
勇気が欲しいか?ならくれてやる!
さて勇気とモチベーションの違いについて少しイメージをしていただけたところで、続いては「勇気がなくて留学に踏み出せません!」という方は、どんな方が多いかご紹介させて頂きます。
あくまでも傾向になりますが、皆様の留学に対しての気持ちや心構え、またはお考えに近いようでしたら対処方法まで参考にして頂ければと思います。
留学に行く勇気が持てない人の特徴!
留学に勇気がなくて海外へ足を踏み出せない人の多くは、留学に行く前から「もし○○だったらどうなりますか?」や「万が一××になったらどうしたら良いですか?」という、マイナスな発想が次から次へと浮かんできてしまう人に多いです。
インターネットを通じて世界中の情報にアクセスができるようになった中で、たくさんの情報に触れることができるようになった一方で不安材料についても知る機会が増えたため、「もし〇〇だったら・・」がたくさん頭の中に浮かんできてしまう人が増えています。
勇気がない人が考えていること
留学に対して勇気がない人は、例えば次のようなことを考えていらっしゃる機会が多いのですが、良かったら共通点を見つけながらご覧になってみてください。
- 留学に行く途中で嵐がきて飛行機が飛ばなくなったらどうすればいいですか?
- 留学先のホームステイファミリーと仲が悪くなって、わたしのことを影で悪口とか言ってたらどうしたら良いですか?
- 留学先の食事が合わなくて、食べられるものが無ければ病院に相談してサプリを出してもらうべきですか?
上記のよくある質問について共通点は見つかりましたでしょうか?
質問は全て『まだ何も起こっていない物事についての質問』で『マイナスな出来事』という特徴がありました。
また、前に一歩踏み出すことができない方の多くは自分に対しての『いいわけ』が得意なケースも多く、例えば「留学には興味があるけど〇〇する可能性があるから30歳になってから行こうと思う!」という風に、留学と向き合うことを先送りしようとする人も少なくありません。
- 留学に勇気が出ない人は起こってない出来事に対して不安を感じていることが多い!
勇気が湧かない人は確率で考えて!
「留学に対して勇気が湧いてこないよ!」というかたは、留学のプロたちがいることを忘れないでください!
留学に勇気を持てない人の多くは、先ほどお伝えさせていただいたように無数にある情報の中から最悪の情報だけをピックアップしているケースがほとんどだったり致します。
例えば、「嵐が来て飛行機のフライトがキャンセルになる確率は、嵐が来ずに無事に飛び立つ確率と比べてどちらの可能性が高いのか?」は言うまでもありませんよね。
そこで勇気が湧かないかたは、『できるだけ確率で考えて動くこと』を強くオススメさせて頂きます。
そうすることで、たった1粒の勇気だったとしても育てて大きくすることが可能ですし、不要な心配ごとで時間を削られたりストレスを避けられたりします。
- 勇気が湧いてこない人は確率で考えてみて!
私も留学を将来に先送りしようとしてました。
留学は「もっと早く留学すれば良かった・・」という人はいても、「渡航時期を遅らせて良かった・・」という人は本当にいらっしゃらないので注意です!
モチベーションは持ってきて!
続いては、留学に対してモチベーションが湧いてこないかたに対して、「留学のプロはどのようにアドバイスや対応をしているのか?」というお話をさせていただきたいと思います。
留学にモチベーションがない人の特徴!
モチベーションというものは、勇気とは違い何かに対して『怖い』という感情との関わりではなく、『めんどくさい』や『だるい』という気持ちから影響を受けているケースがほとんどです。
特に、留学に対するモチベーションが上がらないケースでは、親に留学を強要されていたり周りの環境で留学に行く空気が充満していたりするなど、自分主体ではなく周りからの影響で留学を考えなくてはいけない生徒さんに多いです。
モチベが湧いてこない人の考えていること
留学に対してモチベーションが持てない人から、以下のような質問やご相談をお受けするケースが多いので、状況なども考えて頂きながらご覧になって頂ければと思います。
- 留学期間は最短で何ヵ月くらいになりますか?
- 春の留学から秋の留学へと渡航を遅らせても良いですか?
- 留学費用が貯まらないので留学を遅らせたいです
上記のようなご相談者の中には、先にご案内している「勇気が湧いてこないから・・」という理由が背景となっている場合もありますが、留学に対してモチベーションが上がらないかたの場合は、他の物事に対して留学以上に興味があることがほとんどです。
例えば、よくあるケースとして「親に言われたから留学に行くしかない・・」と言うものや「最近、彼氏ができてしまって・・」や「ゲームのほうが楽しい!」といったものが挙げられます。
モチベーションの有る無しは、「どれほど生活の中心に留学をおけるか?」で決まってくるので、留学以外の物事が中心になっているかたの多くはモチベーションが低くなりやすい傾向があります。
- 留学以外の物事が生活の中心になっているとモチベーションが上がりにくい!
モチベーションは周りの助けが必須?
残念ながら留学生のモチベーションが低い場合、海外でも勉強にのめり込むことがなかなか難しく、留学全体の成果としてどうしても低くなってしまう傾向があります。
そのためモチベーションが低い留学生には、必ずご家族や周りの友人等のサポートが必要になってくるとお考え下さい。
そもそも留学に全く興味がなかったり「自分を変えたい!」と考えていない方に対して留学を作るのは、『砂漠に水をやるのと同じ』で効果的なものにすることは非常に難しいので、費用対効果や時間的効果は最悪なものになりやすいです。
ただし、人のモチベーションについては一定の傾向があるので、続いてはそちらのお話をさせて頂ければと思います。
- モチベーションが低い留学は費用対効果や時間的効果が最悪になる!
私も生活の中心が留学ではなくなっていました・・。
モチベーションと成果は本当に深いかかわりがあるので、何とかしないといけないですね・・。
人のやる気の3つのパターン
人のモチベーション、つまり『やる気』について、過去に様々な哲学者や心理学者、または企業家や実業家の方々が語っているのですが、2022年8月に亡くなられた元京セラ名誉会長・日本航空名誉会長の稲盛和夫氏の発言をご紹介させて頂きたいと思います。
「人間には、自分で燃える自燃性、周りから焚きつけられて燃える可燃性、周りが燃えても燃えない不燃性の3タイプがある」
人のモチベーションの3種類
- 自分で燃える『自燃性タイプ』
- 周りから焚きつけられて燃える『可燃性タイプ』
- 周りが燃えても燃えない『不燃性タイプ』
上記は「人間のやる気が何処からやってくるのか?」というお話になりますが、もう少し詳しくご説明させて頂きますので、自分自身の留学に対するモチベーションと比較しながらご覧になって頂ければと思います。
自分で燃える『自燃性タイプ』
自燃性タイプは、やる気が自分の中から勝手に湧いてくるタイプで、学校や会社などの組織においてリーダーシップを発揮されているかたに多いです。
モチベーションが他人に左右されることなく自分の中から湧いてくるため、あとは自分の興味や将来性を考慮して留学を作り込むことで、モチベーションの維持が可能になります。
また、自燃性タイプは自分の興味が移り変わってしまうとやる気の矛先も変わってしまうため、多趣味の方はやる気の矛先を複数作らないように注意してください。
特に、留学中の軌道修正は費用対効果が最悪になることも覚えておいて頂ければと思います。
- 自燃性タイプはリーダータイプに多い!
- 趣味や興味が複数あるかたはモチベーションの矛先が変わることがあるので注意!
周りから焚きつけられて燃える『可燃性タイプ』
周りに言われて燃えてくる『可燃性タイプ』のかたは、学校や組織の中において縁の下の力持ちや軍師的として力を発揮しているかたに多いです。
自らの中からモチベーションが湧いてくることが少なかったり、物事に対して動機づけをすることが少ないことから、留学に対しても周りから受ける影響によって右へ左へと大きく振られてしまいやすいです。
特に、モチベーションをアップさせる存在は身近な人になりやすいため、例えば、キャリアや海外教育などの専門家の意見よりも、家族や友人からの留学に対しての後ろ向きな意見によって、モチベーションが根こそぎなくなってしまうこともあります。
周りに留学に対して反対意見の人が多い場合はモチベーションを下げられやすいのでご注意ください。
- 可燃性タイプは軍師タイプに多い!
- 周りの人によってモチベーションが左右されるので注意!
周りが燃えても燃えない『不燃性タイプ』
最後に、不燃性タイプのかたは、学校や組織において何処か浮いた存在になっているかたに多いです。
モチベーションを自分の内側からも周りからも得られることができないので、どうしても不完全燃焼になってしまっているケースが多く、留学に対してもやる気の維持が難しく一般的に得られる成果も小さくなってしまいがちです。
基本的に周りがどんなに声を掛けたり説得したりしてもモチベーションがアップすることがないので、留学される方は留学期間を長めに設定すると良いです。
当然、費用対効果や時間帯効果は悪化することになりますが、その分、留学で得られるものに対しても妥協する必要がないため、『大器晩成』で成功ルートへと乗せることができます。
- 不燃性タイプは組織で浮いた存在になっていることも!
- 留学期間を長期間に設定して大器晩成で成功ルートに乗る!
海外転勤 | 国内転勤 | |
---|---|---|
転勤して能力が上がったと思う | 89.7% | 73.3% |
転勤して良かったと思う | 79.1% | 60.0% |
※ 海外経験はやる気の維持が比較的容易。
(厚生労働省調べ)
ありがとうございます!
勇気とモチベーションって本当に大切ですね!
他にもやる気が出てこない人の多くは、明確な目標が定まっていない方が多いので注意してくださいね!
留学の成果が変わる勇気とモチベの違い!まとめ
今回は留学に対する勇気とモチベーションについてお話しさせていただきましたが、興味深い内容はありましたでしょうか?
どうしても留学と聞くと、「勇気が必要であったり、高いモチベーションが求められるのでは?」と思ってしまいますよね?
一般的な留学エージェントとは違い、ココア留学では全ての留学相談者に対して留学を勧めるのではなく、留学が必要な人材に対して海外教育というツールを使って将来を切り開く方法をご提案・サポートさせて頂いております。
もし、将来について本気で考えていらっしゃったり、海外教育を通じて次のステージへとステップアップすることをお考えの方がいらっしゃいましたら、キャリアに特化した特殊な留学エージェントにはなりますがご相談頂ければと思います。