出発が先すぎる人がやるべき事は!?過度な情報集めはNG!
ホームページやSNS・YouTubeなどに留学情報が溢れてしまって、『何が良いのか迷子になってしまう人』が増えています!
ここでは留学情報に振り回されてしまっている方や、これから留学情報を探そうとしている方に注意して頂きたいことを紹介いたします。
あなたの留学準備、少し早いかも・・?
社会人なのですが、仕事を辞めて来年以降に留学をしようと思っています。
2年後にITを学ぶ留学をしたいです。費用だけ今お伺いすることはできますか?
大学2年生なのですが、卒業したら留学して海外で働きたいです!どんな方法がありますか?
来年の夏以降に留学をしたいです。海外で子供関係のお仕事ができればと思うのですが、プランだけ今聞けますか?
最近、こういったご相談をお受けすることが多くあるのですが、先ず、お伝えしたいのは「出発予定が先すぎる場合、留学計画はまだしなくても大丈夫!」ということです。
「でも・・だからと言って、なにもしないのは不安・・。」や「準備が早い分には問題ないでしょう?」、それに「情報を集めるだけならいいですよね!?」そう思われる方々も少なくないはずです。
しかしながら、渡航予定が先すぎる場合、留学計画を作ることによって留学に悪影響が出てしまうことも珍しくないので注意が必要です。
- 渡航予定が先すぎると留学計画の作成で悪影響が出る場合も!
2年先の留学を計画していました!
注意して頂きたい対象に当てはまっているので理由を説明していきますね!
なぜ留学計画をしちゃダメなの?
物事の変化は止められない!!
渡航時期が先すぎる場合、なぜ計画をしてはいけないのか。その理由のキーワードになるのは『変化』です!
仏教の教えに『諸行無常(世のすべてのものは移り変わり、生まれては消滅している)』とあるように、留学においても日々状況はアップデートされ、常に変化しています。そこで、そういった変化の中で特にポイントとなる5つを簡単に説明させて頂きたいと思いますので、以下よりその重要性についてをご覧ください。
●変化1:プログラム
まず1つ目は、『プログラムの変化』です。
日本では考えられないことですが、海外では「今あるプログラムが1年後には存在しない!」なんてことが頻繁にあり、去年まであったプログラムのお申込みが突然ストップになってしまったり、語学学校が買収されて違う学校になってしまったりなど、半年間・・1年間・・という間にプログラムは大幅に変更されています。
また、「先生が誰になるのか分からない!」や「開校日がいつになるのか分からない!」など、そもそも1年後のプログラムの詳細なんて全く決まっていないというケースも珍しくありませんので注意が必要です。
ただし、逆に言うと『プログラムが変化する』ということは、無くなっているだけではなく新しいプログラムもどんどん増えているという意味でもあるため、早期に留学を決定してしまうことによっては留学生の可能性を減らすことにも繋がるので注意したいところです。
- プログラムや学校が無くなったりすることも多い!
●変化2:ビザ
そして2つ目は、『ビザの変化』です。
来年ビザ申請しようと思っていたのに「ワーキングホリデービザが廃止になってしまった!」や、永住権を狙って準備していたのに「ビザの規定が変わったことで実現不可能になってしまった!」など・・
プログラムの変化と同様に、各国のビザの状況や規定も、年々新しくアップデートされていきますので自分が渡航するときにそのビザがどうなっているのか、極端なケースではそもそも存在しているかどうかも分からないとお考え下さい。
コロナ以降は、留学生が殺到したことでビザの規定が次々と変更されている中で、学生ビザの上限設定などを議論する国も多いことから注意しておきたいポイントとなってきています。
- 留学生数や経済状況によってビザ規定は大きく変更される!
●変化3:国
3つ目は、『国の変化』です。
こちらも上記2つの変化と同様ですが、先過ぎる場合、そもそも世界の状況がどうなっているのかも分からないというのが本音です。
もともと物価が安かった国が観光スポットとして人気になり、留学を考えていたときよりも「予算が上がってしまった・・」というのは良くあることですし、新型コロナウイルスのように突然の感染症拡大により、世界的に渡航制限が掛かり、留学そのものが難しくなってしまうといったことも現実に起こりました。
最近では戦争が起こるなど、将来にはどんなハプニングが起こり得るか分かりませんので、ご注意ください。
- 世界情勢の変化で予定していた計画が不可能になることも・・
●変化4:費用
4つ目は、『費用の変化』です。
実は、海外の語学学校の費用は、新しい年の1月1日から新料金が適用となるケースが多く、ほぼ毎年のように10~30%の値上げが行われています。
他にも、年々物価が上昇していることによりホームステイや寮などの滞在費が引き上げられたり、光熱費などの高騰により雑費が増えてしまったり、原油などが高騰している際には、航空券のサーチャージが高くなることがあるなども、費用予想が難しいポイントになります。
また、忘れてはいけないポイントとして、海外政府は物価を上昇させることを政策に盛り込んでいることがほとんどなので、「現在が最安値で留学費用が下がることは無い!」と考えておいて頂ければと思います。
- 留学費用は毎年10~30%の値上げされている!
●変化5:自分
そして、最後の1つは、『自分自身の変化』です。
あなたは「1年前に今の自分を想像できましたか?」、今何をしていて、誰と一緒に居て、何に幸せを感じているか・・。
今のあなたは、「1年前の想像通りに生きていますか・・?」、きっと、ほとんどの皆さんが「いいえ。」と答えるのではないでしょうか?
たった1日でさえいろいろな感情が芽生え、気持ちの変化や物事の変化がある中で、1年後の自分なんてきっと誰にも想像できないですよね?
将来の1年ほど未来の自分であれば自信を持って言えても、それ以上先となる、未来の自分に対して確信を持てる人ってきっと少ないはずです。
- 自分の考えや思いも大きく変わってくる!
たしかに去年と今年では全く違うことって多いように思います・・。
たった1年でも、世界の留学状況は大幅に変わっているので注意してください!
じゃあ今準備するべきことは何!?
ココア留学では、留学希望者の皆様に「渡航予定の8ヵ月~12ヵ月前になったら、具体的な留学計画・プランニングをしていきましょう!」とアナウンスしております(※留学内容によってプランニング開始の時期に多少の誤差が出るため、人によっては6ヵ月前、10ヵ月前などとお伝えしている場合もあります)。
この期間になると、留学を細かな部分まで作り込むことが可能になりますし、将来の方向性を見据えて具体的なプランニングをしていく事ができるようになるためです。
そこで、「来年以降に留学をしたい!」と思っている人は今何をすれば良いのか?
実は、今するべきことはとてもシンプルで、たった『3つだけ』なので、以下をご覧ください!
3つのやることリスト!
①留学目的を決める!
「あなたは何のために留学に行きますか?」、「英語に触れてみたい」や「海外で生活してみたい」、もちろんそういった気持ちもあると思いますが、それだけでは『海外旅行』と同じで、留学にはなりません。
留学は『学ぶ』という文字が入るように、行くからには必ず何かを学んで帰って来なくてはいけません。
特に留学は、ほとんどの場合において、人生にとって最初で最後の機会となると思いますので、「目標(評価・状況分析)や目的(ゴール・留学の先にあるもの)が設定されていない渡航ではあまりにも勿体ない!」というのが本音です。
将来の方向や自分自身と向き合うことは簡単なことではありませんが、目標や目的はできる限り具体的に決めておくことがポイントなので、困ったときは専門家に相談することを忘れないでください。
- 留学の目標や目的を明確に設定する!
②英語の勉強!
「どうせ行くんだから英語なんて勉強しなくていいや」「向こうに行ったら勉強するんだし、今はやらなくてもいっか」そう言って留学に出た方は、実は、もれなく留学経験者の全員が「日本にいる時にちゃんと勉強しておけばよかった・・」と後悔しています。
英語力の伸びはもちろんですが、もともと日本で勉強してきたかどうかによって、英語力が上がる速度が大幅に違ってくるため、学習状況次第で「充実した生活を送ることができるいかどうか?」に直結しています。
また、予算や留学期間に制限があるかたの場合、英語力のあるなしによって達成できる内容も大幅に違ってくるので、英語学習だけは忘れないようにしてください!
- 英語力があれば達成できる内容も上がってくる!
③お金を貯めること!
最後の1つは留学資金を貯めること。
例えば、「1年間の留学資金が『200万円』と『500万円の人』が居たとしたら?どちらの方がより質の高い留学をすることができるか?」、なんとなく皆様もお気づきになっていらっしゃるかと思います。
決して、「お金が無いから留学に行けない!」という訳ではありませんが、留学先で何かを身に付けたり、スキルアップやキャリアアップすることを目指した場合には、必ずお金(投資資金)が必須になります。
これは、高い学費を払って医学部に入ることで卒業後の高給料が約束されることになるのと同じで、そこで学費をケチってしまった人は、医師として働く資格も権利も与えられないことを忘れないで頂ければと思います。
- 留学によりローリスク・ハイリターンが実現可能です!
本当にしっかり準備しないといけないと思いました!
良かったです!そうした思いになって頂けたら大成功です!
渡航が先すぎる人がやるべきことは!?過度な情報集めはNG!まとめ
渡航が先すぎる場合に、「なぜ留学計画をしてはいけないのか?」、少しでよいのでこちらにいらっしゃるかたに届いていたら嬉しいです。
また、早すぎる留学相談を希望されるかたの中には、『情報収集=英語勉強』という風に考えているかたも少なくないので注意して頂ければと思います。
「テスト勉強をしようと思った時に、なぜか部屋の片づけをしてしまう・・」ことって経験があるかたも多いと思いますが、それと同じで、留学について何時間もかけて調べても、その段階では自分のスキルは全く上がっておらず、夢には1歩も近づいていないことも知っておいて頂ければと思います。
そして、最高の留学を経験してキャリアアップを考える方がこちらにいらっしゃいましたら、是非、ココア留学へとご相談いただけたら嬉しいです。