出発が先すぎる人がやるべき事は!?過度な情報集めはNG!
あなたの留学準備、少し早いかも…?


今社会人なのですが、仕事を辞めて来年以降に留学をしようと思っています。

2年後にITを学ぶ留学をしたいです。費用だけ今お伺いすることはできますか?

今大学2年生なのですが、卒業したら留学して海外で働きたいです!どんな方法がありますか?

来年の夏以降に留学をしたいです。海外で子供関係のお仕事ができればと思うのですが、プランだけ今聞けますか?
最近よくこう言ったご相談をお受けすることがありますが、まず初めにお伝えしたいのは『出発予定が先すぎる場合、留学計画はまだしなくても大丈夫!』ということです。
「でも…だからと言って、なにもしないのは不安…。」「準備が早い分には問題ないでしょう?」「情報を集めるだけならいいですよね!?」そう思われる方々も少なくないはずです。
そこでこのページでは、なぜ渡航が先すぎる場合まだ留学計画をしなくていいのか。じゃあ今するべきことは一体何なのか!?という事についてをご説明していきたいと思います。こちらを読んでぜひ留学準備の参考にして頂けましたら幸いです。
なぜ留学計画をしちゃダメなの?

物事の変化は止められない!!
渡航時期が先すぎる場合、なぜ計画をしてはいけないのか。その理由のキーワードになるのは『変化』です!
仏教の教えに“諸行無常”とあるように、留学においても日々状況はアップデートされ、常に変化しています。そこで、そういった変化の中で特にポイントとなる5つを簡単にご説明させて頂きたいと思いますので、以下よりその重要性についてをご覧ください。
■変化1:プログラム
まず1つ目は『プログラムの変化』です。
実は、海外では「今あるプログラムが1年後には存在しない!」なんてことが頻繁にあったりするんです…。実際に、去年まであったプログラムのお申込みが突然ストップになってしまったり、語学学校が無くなって専門学校のみのご案内になってしまうなど、日本の学校とは違い、半年間…1年間…という間にプログラムの変化はハイスピードで行われています。
また、「先生が誰になるのか分からない」「開校日がいつになるのか分からない」など、そもそも1年後のプログラムの詳細なんて、全く決まっていないというケースも珍しくありませんので、ご注意ください。
ですが、逆に言うと"プログラムが変化する"ということは、無くなっているだけではなく新しいプログラムもどんどん増えているという意味でもあります。
ですので、1年前に留学プログラムを決めてしまうことは、自分にとっても損になる勿体ないことなんだ…という事も、忘れないで頂けましたら幸いです。
■変化2:ビザ
そして2つ目は『ビザの変化』です。
「来年申請しようと思っていたワーキングホリデービザが廃止になってしまった。」「永住権を狙って準備していたのに、ビザの規定が変わったことで実現不可能になってしまった。」など…
プログラムの変化と同様に、各国のビザの状況や規定も、年々新しくアップデートされていきますので自分が渡航するときにそのビザがどうなっているのか、そもそも存在しているかどうかも分かりません。
ですので、こちらも早すぎる情報収集には十分ご注意ください。
■変化3:国
3つ目は『国の変化』です。
こちらも上記2つの変化と同様ですが、そもそも世界の状況がどうなっているのかも分からないですよね。
もともと物価が安かった国が観光スポットとして人気になり、留学を考えていたときよりも予算が上がってしまったり…、新型コロナウイルスのように突然の感染症拡大により、世界的に渡航制限が掛かり、そもそも留学自体も難しくなってしまうなど…。
1年間のうちにどんなハプニングが起こり得るか分かりませんので、こちらもぜひご注意ください。
■変化4:費用
4つ目は『費用の変化』です。
実は、留学先で通うことになる学校の費用は、新しい年の1月1日から新料金が適用となり、ほとんどの学校が毎年高騰します。
他にも、年々物価が上昇していることや、航空券の場合は何月に渡航するかによってお値段がかなり変わります。
よって、様々な面から考えて、1年後の留学となると費用が大きく変動してしまう可能性が高くなりますので、費用高騰に関してもぜひお気をつけ下さい。
■変化5:自分
そして最後の1つは、『自分自身の変化』です。
1年前のあなたに、今の自分を想像できましたか?今何をしていて、誰と一緒に居て、何に幸せを感じているか…。
今のあなたは、1年前の想像通りに生きていますか…?きっと、ほとんどの皆さんが「いいえ。」と答えるのではないでしょうか。
たった1日でさえいろいろな感情が芽生え、気持ちの変化や物事の変化がある中で、1年後の自分なんてきっと誰にも想像できないですよね。
そう考えると、そもそも自分がどうなってるかも分からない中で、留学計画をすることがどれほど難しいことか…きっと感じていただけたかと思います。
なぜ留学計画をしちゃダメなの?まとめ
出発が先すぎるとなぜ計画を立ててはいけないのかについて、少しお分かり頂けましたでしょうか?
「プランやプログラムだけ今聞けますか?」「永住権の方法についてだけざっと今知りたいんです。」
上記のようなご相談を受けることもございますが、プランやプログラムこそが変わってしまうため、ご相談が早すぎる場合、『お伝えできるのはあくまでも今ある情報で、1年後にそれがどうなっているのかは分からない』ということを、皆さまにもご理解いただけますと幸いです。

留学計画の裏には、変化する事がこんなにあったなんて…!!知らなかったです…。

そう、実はたくさんあるんです!これで1年以上前の場合、留学案内がどれほど難しいものか、少しご理解いただけましたでしょうか?☺
じゃあ今準備するべきことは何!?

ココア留学では、留学生の皆様に『渡航予定の8ヵ月前になったら、具体的な留学計画・プランニングをしていきましょう!』とアナウンスしております。
(※留学内容によってプランニング開始の時期に多少の誤差が出るため、人によっては6ヵ月前、10ヵ月前などとお伝えしている場合もございます。)
この期間になると、留学を細かな部分まで作り込むことが可能になりますし、将来の方向性を見据えて具体的なプランニングをしていく事ができるようになります。
では一体、「来年以降に留学をしたい」と思っている人は今何をすれば良いのか…。実は、今するべきことはとてもシンプルで、たった3つだけなんです!
早速以下より、今やるべきことの3つについてをご覧ください。
3つのやることリスト!
①留学目的を決める!
あなたは何のために留学に行きますか?「英語に触れてみたい」「海外で生活してみたい」もちろんそういった気持ちもあると思いますが、それだけでは『海外旅行』と同じで、留学にはなりません。
留学は"学ぶ"という文字が入るように、行くからには必ず何かを学んで帰って来なくてはいけません。
ですので、まずは自分のやりたいことや、留学に行く目的を明確にすることから始めていきましょう!
もし目的を見つけるのが難しい場合は、帰国後の自分や、将来の自分を想像してみると良いかもしれません。
留学から帰ってきたらどんなお仕事がしたいのか?将来どんな自分になっていたいのか?そういった未来の計画を立てることで、自分の留学に必要なものや、留学先でやってくるべき事が見つかり、"留学に行く目的"が少しずつ見えてくるはずです。
また、目的はできる限り具体的に決めておくことがポイントです。より具体的な留学像やイメージを持っていれば、カウンセラーがご案内できるプランやプログラムの幅も広がり、クオリティーの高い留学を実現することができます。
②英語の勉強!
目的が決まれば、次は英語力を身に付けることにフォーカスします。まず、留学に行くのであれば、事前に英語の勉強しておくことは何よりも大切です!
「どうせ行くんだから英語なんて勉強しなくていいや」「向こうに行ったら勉強するんだし、今はやらなくてもいっか」そう言って留学に出た方は、もれなく全員が『日本にいる時にちゃんと勉強しておけばよかった…』と後悔しています。
英語力の伸びはもちろんですが、もともと日本で勉強してきた子たちは何もやらなかった子たちよりも倍のスピードで友達もでき、仕事も見つけ、すべてのステップを一足早くこなし、充実した生活を送ることができています。
それだけでなく、プランニングをする際(渡航8ヵ月前)に少しでも英語力が身に付いていれば、ご案内できるプランも多くなります!中には英語力のエントリーレベルが求められているプログラムもあるため、英語力さえあれば留学時の勉強期間や費用を抑えられることもできるんです。
③資金収集!
最後の1つは留学資金の収集です。毎日お仕事をしながら英語の勉強もして、さらに留学用のお金も貯めていくというのはすごく大変な事かもしれません…。ですがそれと同時にすごく重要な事でもあるんです。
例えば、1年間の留学資金が「50万円の人」と「200万円の人」が居たとしたら?どちらの方がより質の高い留学をすることができるか…お分かりいただけますよね。
また、留学のご予算が高くなればより多くのプランやプログラムをご提案することも可能ですので、留学の選択肢が広がるのも事実です。
決して、お金が無いから留学に行けないという訳ではありませんが、留学先でやりたいことをやるためには、自分の理想の留学により近づけるためには、やはり留学の資金収集も怠らないことが大切です。
以上3つが、来年以降に留学をしたいと思っている人が今するべきことになります。
「こんな簡単なことだけでいいの…!?」そう思われるかもしれませんが、騙されたと思って、とにかくこの3つだけにフォーカスをして実行してみて下さい!
この3つに費やす時間をできる限り多く取っていただき、よりしっかり準備しておくことで、実現できる留学の幅が広がったり留学費用が抑えられたり、プラスアルファで留学をより面白いものにできるということを覚えておいていただけましたら幸いです。
渡航が先すぎる人がやるべきことは!?過度な情報集めはNG!まとめ

渡航が先すぎる場合なぜ留学計画をしてはいけないのか、少しだけお分かりいただけましたでしょうか?
早すぎる相談をしても具体的なことは何も計画できないということ、加えて情報を集めるよりもまず先にやるべきことがあるということについても知っていただけたかと思います。
『今ある情報が、来年には大きく変わっている。』なんてことは留学業界ではよくあることです。
ですので、渡航が1年以上先の人は今の情報に惑わされないように、十分に気をつけてくださいね。
改めまして、最後までご覧いただきありがとうございました。この記事が、留学準備を早くから進めている皆さまにとって、少しでもお役に立てて頂けていましたら幸いです。