英語教師・英会話教室で働きたい人必見!「教師養成留学」
留学を考えている方の中には「将来、英語を教える仕事に就いてみたい!」そう考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
また、現在『英語指導』に関わるお仕事をされているからこそ、「留学に行ってさらに英語力をアップさせたい!」と考えている方も少なくないかと思います。
そこで、こちらでは、このようにお考えの皆様にとって参考になるような新しい留学方法についてをご紹介していきたいと思います。早速、英語教授法を学ぶ「教師養成プログラム」についてご覧ください。
留学計画で大切なことって?
留学に行く上で最も重要なのは、日本での「留学プラン作り」!
そもそも、あなたは何のために留学に行かれるのですか?
留学は“学ぶ”という文字が入るように、行くからには必ず何かを学んで帰って来なくてはなりません。
留学計画のファーストステップとしては、まず「自分がやりたいこと」や「帰国後の自分」を考えた上で『留学に行く目的』を明確にしていく必要があります。
ただ、今こちらをご覧いただいている皆様は恐らく、「将来英語を教える仕事がしたい」などの英語指導に関してご興味をお持ちで、『留学に行く目的』を既に明確にされている方がほとんどでしょう。
そこで重要になるのが、今目標としているもの=帰国後の自分に直接つながる留学プログラムを前もって計画することなのです。
「英語の先生になりたい!」「英会話スクールで働きたい!」・・『だから私は留学に行くんだ!!』
折角そういった目標・夢が決まっているのであれば、ただ英語を学ぶだけの留学ではなく、就職・面接でプラスになる本格的なスキルを身に付け、帰国後にそのまま活かせる留学プランを計画していきましょう!
「教師養成プログラム」ってなに?
では、将来の夢や目標が「英語指導に関わるお仕事」だった場合、帰国後に直接つながる留学とは一体どんなものか…?それこそがまさに、『教師養成プログラム』なのです!
教師養成プログラムってどんな留学?
教師養成プログラムとは、TESOLというクラスにて英語教師の知識やスキルの習得を行い、その後現地で「教育実習」を行うプログラムです。
このプログラムは英語を教えるに当たって必要となる教師スキルを1から学ぶことができるため、「教師の資格を持っていない」という方や「日本で先生のお仕事をしたことは一度もない…。」という、教師未経験の方でも参加可能のプログラムになっております。
※TESOL:Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語が母国語ではない人向けに英語を教える教授法に関する資格のクラス。
【教師養成プログラムはこんな方にピッタリ!】
- 将来、英会話教室で働いてみたい!
- 帰国後は、英語を教える仕事に転職したい!
- 英語の先生になるのが夢!
- 海外の教育も学んでみたい!
- 海外で英語の先生をしてみたい!
- 子供に英語を教えるのが好き!
- 実践的な先生スキルを身につけたい!
- 先生の仕事、やったことないけど興味がある!
- 海外の授業スタイルについて知りたい!
プログラムの詳細【選べる3つのコース】
「教師養成プログラム」について簡単に説明させて頂いたところで、では一体具体的にはどのようなことを学べるのか?を次に詳しくご紹介していきたいと思います。
コース1.『教師養成プログラム』
英語教師として必要な基本知識の習得を4週間で行い「即戦力」となるスキルを身に着けるプログラムです。
Program Outline
■教育理論の学習
- 様々な教育理論、教育スタイルの理解とその実践
- コミュニケーションベースの教育法の習得
■クラスマネジメント
- 効果的な学習教材の作成方法、使い方
- クラスの運営方法とタイムマネジメント
- 的確なフィードバック方法
■レッスンプランの作成と実践
- レッスンプランの作成方法
- 様々な科目に応じたレッスンの行い方
- 様々な英語アクティビティの実践とその効果
- 毎週行われる様々なスタイルのレッスン実践
Week 1 | クラスのスタート方法・講師としてのトーク・学習要素、教育方法論・レッスンプラン ・リーディング&CCQ・レッスン実践・「インストラクション&CCQ」 |
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Week 2 | ボキャブラリー教授法・リスニング教授法・教材につい・クイズⅠ・レッスンプラン実践 「ボキャブラリー」・マイクロティーチング「リーディング」 |
Week 3 | 文法教授法・リスニング教授法・スピーキング教授法・口述での間違い修正・レッスンプラン 実践「スピーキング」・レッスンプラン実践「リアリア&メメント」 |
Week 4 | ライティング教授法・ライティングの間違い修正・発音教授法・宿題、課題・ マイクロティーチング「文法」 |
コース2.『児童向け教師養成プログラム』
4~12歳の子供を対象にした「児童英語教育」に必要なスキルの構築を行うプログラムです。子どもの発育と年齢に合わせた教授法やテクニック、しつけ・安全なクラス環境の作り方などを学びます。
Program Outline
■子供の特徴
- 年齢別における子どもの特徴と学習
- 各年齢にあった英語教育の実践方法
■クラスマネジメント
- 学生中心のクラス運営
- 「楽しい」クラス環境の作り方
- 評価の仕方、保護者との接し方、しつけ
■アクティビティーの実践
- 代表的な英語アクティビティとその実践
- ゲーム、歌、ドラマ、工作、絵、歌などを通しての教え方と実践
■レッスンプランの実践
- スキル、年齢、レベル、目的をベースとしたレッスンプランの作成方法
- 年齢に応じたレッスン実践方法
- リーディング、ライティング、フォニックス
Week 1 | 子供に英語を教えるということI&II・レッスンプランの作成・実施・ ゲームを使っての英語の教え方・ミニレッスン(ゲームを使って) |
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Week 2 | クイズ 1・リズム、歌、韻を使っての教え方・グループワーク・ マイクロティーチング(アクティビティ) |
Week 3 | フォニックス、スペリングの教え方・ミニレッスン(フォニックスの教え方) ・リーディングの教え方・ミニレッスン3(読み聞かせ)・クイズ 2 |
Week 4 | 児童に向けたライティング・ドラマ、物語、体を動かしての教え方・積極的なしつけの方法 ・ミニレッスン(ポエム)・マイクロティーチング(ユニットプラン) |
コース3.『大人向け教師養成プログラム』
中高生~大人を対象にし、基礎からレッスンプランの組み立てまでを実践的に学ぶプログラムです。英語以外の教科(理科・社会等)の指導方法や、コンテンツベースティーチングの手法なども学びます。
Program Outline
■ジュニアへの教授法
- ジュニアの特性、性格、行動パターン、モチベーション
- 異なる英語力への対応、性別での違い
■教育理論の学習
- 様々な教育理論の理解と実践
- 様々なティーチングスタイルやテクニックの理解と実践
■ジレッスンプラン作成・実践
- 中高生・大人を対象としたレッスンの実践方法
- サイエンスフェア、マイクロティーチング
- 質問の聞き方、インストラクションのリード方法
- 様々な英語アクティビティの実践
■ジクラスマネジメント
- しつけ方法、問題になる前に防ぐ方法
- 教師としての行動やタイムマネジメント
- 宿題、課題の出し方、評価方法
Theme 1 | 大人向けに指導する際のポイント (モチベーション/学生・大人の特徴) |
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Theme 2 | 中高生向けに指導する際のポイント (教室内でのしつけ/教室でのタスク) |
Theme 3 | 発音について (母音と子音/発音アクティビティー) |
Theme 4 | リスニングの教授法 |
Theme 5 | 単語・リーディング課題 (単語や語彙の教え方/リーディング指導に関する5つの要素) |
Theme 6 | スピーキングの教授法 |
Theme 7 | 英語教授における方法論 (コンテンツベースでの指導/プロジェクトベースでの学習方法) |
Theme 8 | ライティング教授法 (タイプ別のライティングアクティビティー/分類・訂正・校正について) |
Theme 9 | 文法の教授法 |
ただ学ぶだけじゃない!教師養成プログラムのメリット!
教師養成プログラムのメリットをまとめてみた!
- 短期間で英語教師の基礎知識やスキルを身につけることが出来る!
- 模擬レッスンを通して、レッスンプランの組み立て方や指導方法を習得!
- 使用教材の検討までを自分自身で行うため、即実践に活かせる!
- 模擬レッスン直後にフィードバックがもらえるため、改善が即座に行える!
- 座学でしっかり学んだ上で「教育実習」として実践的なスキルも身につけられる!
- 海外の学校で実習(デイケア、プレスクール、小学校、中学校、ESL等)が可能!
- TESOL(教授法に関する資格クラス)の卒業証書を取得!
- TKT(TeachingKnowledgeTest/英語教授知識認定テスト)資格が授与される!
このように「教師養成プログラム」では、ただ学ぶだけではなく、そこにプラスアルファで『本当に必要となる教師スキル』を実践授業も交えながら本格的に身につけていくことができます。
また、英語を教えるとなるとその前に自分で英語を理解する必要があるため、自分自身のスキルアップになりますし、英語での表現力が豊かになることで“英語で人に伝えられる”という自信にも繋がります!
これにより、帰国後の就職や転職では、自分が培った英語力・表現力・教師スキルを、卒業証明と共に提出し、大きなプラスとして『目に見えた留学の成果』を持ち帰ってくることができるのです!
さらには、海外で実際に“働く”という経験をしたことによって、「海外と日本ではこんなところが違う!」「この部分は日本の方が良いけど、ここは海外の教え方を日本も取り入れるべきだ!」などといった、教師としての強みを得ることもでき、それこそが『本当に意味のある留学』になるのです。
英語教師・英会話教室で働きたい人必見!「教師養成留学」まとめ
皆さまいかがでしたでしょうか?教師養成プログラムについてお分かりいただけましたでしょうか?
英語を教える仕事がしたいと思う気持ちや、英語指導に関しての興味が少しでもあり、さらに『それを海外で学びたい!』と思っているのであれば、ぜひここまで本格的にスキルを身に着けましょう!
せっかく留学するならば「私、ただ普通に留学しただけで何の強みもない…。」と、帰国後の就活で困らないようにしっかりと留学計画をしましょうね!
そして、「そもそも英語が出来ないから不安…。」「私でもこのプログラムできるのかな?」そんな疑問がある方は、まずはお気軽にご相談ください♪
あなたの英語力や目的・目標にベストマッチしたプランをココア留学と一緒に考えていきましょう。