大学生のビジネス留学ではインターンも経験せよ!
大学生の皆様の中には、将来の就職までを考えて留学中にビジネスについて勉強したり、「マーケティングや世界経済について知りたい!」または「海外の人たちと一緒に働きながらビジネスについて学べたらいいな・・」と思っていらっしゃるかたはきっと多いはずです。
そこでここでは、他では紹介されることの無い『本格的なビジネス留学』から『短期でビジネス英語に特化した留学』、さらにお仕事までを経験する『ビジネス・インターンシップ留学』について、ご案内させて頂きます。
本格的なビジネスパーソンを目指すスタイル!?
ビジネス留学と言っても様々な種類があり、その『難易度』や『必要な時間』それに『受講に必要なスキル』など、様々な条件や種類があり、それらのほとんどは残念ながら日本ではあまり広く知られていません。
たとえば『MBA(経営学修士)』は、最近になって意識レベルの高い学生や社会人の方々によって広まってきましたが、その『下の資格』や『上の資格』があることはあまり知られていませんよね?
- 博士(経営学)DBA
- 修士(経営学)EMBA・MBA・MSc in Management
- 学士(経営学)BBA
つまりは、ビジネス留学の資格と言っても、実は、まだまだ他にも沢山あったり、「やり方次第でいろいろな方法でビジネスについて学べる機会があるんだよ!」と言う風にお考え頂ければと思います。
- ビジネス留学といっても多数の種類がある!
本格オンラインマーケティングを学ぶビジネス留学
そこで1つ例を挙げさせて頂きますと、最新のマーケティング戦略では、全てがIT関連やtwitterやInstagramといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に特化されてしまっていることは、ここにいらっしゃる皆さまはご存知なはずです。
そうした中で、マーケティングの学習も進化を続けており、以前のようにTV広告やラジオCMなどの販売戦略を学ぶだけでは無くて、ITエンジニアとしての広い分野における知識を身に付けながらもマーケティングを学ぶことができるカレッジも登場してきています。
当然のことながらこうしたマーケティングの知識を学ぶためには、『インターネットでウェブサイトを閲覧する』と言う誰でも知っているような一般的なパソコンの使い方に加えて、簡単なプログラミング言語の理解やシステム構造の理解が必須になってきますが、これらの「最先端教育を世界中からやってきたマーケター経験者(マーケティング戦略立案者)やエンジニア経験者たちと一緒に学ぶことが将来どれほど有益なものになるか?」は言うまでもありません。
しかしながら、当然、レッスンや教材などは全て英語になり、入学時には英語レベルの審査が行われることになるため、英語力の低いビジネス留学希望者の方には英語レッスンをセットで受講して頂くコースなどを個別にお作りしております。
- 世界中から集まったマーケターやエンジニアと一緒に学ぶ機会がある!
ビジネス留学って種類も沢山あるし専門性に特化したこともできるんですね!
FAXやフロッピーディスクで住民データの管理をしていることがコロナ禍でも明るみに出ましたが、日本はIT教育など世界と比較してかなり遅れています。
IT系に興味がある方だとビジネス留学は更にオススメです!
短期でビジネス留学に触れるビジネス英語留学!
「本格的なビジネス留学に興味があるのですが、大学の授業があるので留学できるのが春休み・夏休み・冬休みくらいなんです・・」と、おっしゃる方も少なくありません。
そうした方の場合、本格的なビジネス留学はどうしても期間的に厳しいので、どちらかと言うとビジネス関連のトップスキルを身に付ける留学よりも、日本とは違う『海外のビジネスマナー』や『ビジネス英語』に特化させて留学をお作りすることが多いです。
海外ピッチイベントに向けた留学
大学生のケースでは無いのですが、例えばIT関連企業の社長から「今度、ヨーロッパのピッチイベント(製品やサービスを紹介する短時間スピーチ)に参加することになったんだけど、私に合った留学を作ってくれないか?」というオファーを受けて留学をお作りしたことがあります。
その際は、『ビジネス英語』と『海外慣れ』と言うテーマを設けて、『イギリスで日本人がゼロ環境の留学』をセットして、短期留学の成果を大幅に上げるようにしてお作り致しました。
また、大学生のある男の子と場合には「街づくり関連に興味があるのですが、そもそもの社会人経験そのものが無いのが辛い・・」ということで、『ビジネス英語』と『海外の文化研修』と言うテーマを設定して、『カナダの自然と都市と異文化の調和を学ぶ留学』といったものもお作り致しました。
- ビジネス留学は個人に合わせて作ることでオリジナリティが溢れることもある
短期ビジネス留学のパッケージ化について
しかしながら、正直言って、短期ビジネス留学はパッケージ化されてしまっているものもほとんどで、話を聞いても「ワクワクしない!」や「そんな留学しても意味あるの?」と疑問になるようなものも一般的には数多く用意されています。
ですので、もしここにいらっしゃる大学生の皆さんが、ビジネス関連の留学を短期で行おうとするときは、少なくともオリジナルの留学で手配するようにしてください。
そうしないと「あれ?ビジネス関連に特化した留学に来たはずなのに、やっていることは普通の留学と変わらないな・・」となってしまっていることも珍しくありませんので・・。
- 短期ビジネス留学はパッケージ化されている
- 少なくともオリジナルの留学で手配する
短期ビジネス留学って楽しそうですが、パッケージとかだと面白くないですよね・・。
ココア留学では3ヵ月以下の渡航に関して、そもそも留学とは呼ばずに『海外旅行』と呼んでいます!
ですので、短期留学は4~6ヵ月程度のもののことだと思っておいてくださいね!
ビジネス・インターン留学で自身と自信を磨く!
そして3つ目となるのが『ビジネス・インターン留学』ですが、この留学はビジネス留学に特化させながらも、実際のリアルなビジネスシーンで企業インターンシップ生として働きながら学ぶというものになります。
海外インターン経験者は少ない?
留学者データによると日本の大学生のうち約3%が短期留学経験者ですが、海外インターンを盛り込んだ留学を行っている学生は『大学生全体の0.2%ほど』しかいません(コロナ以降はもう少し増えてきています)。
それほど少ない枠なのですが、その最大の要因として「海外インターンシップは短期間の留学では経験できない」という非常に大きなポイントがあります。
と言うのも、インターンシップを外国人が経験しようとする場合、『必ず留学先での強いパイプ』が必要になるのですが、日本人留学生のほとんどが半年以下の短期間での留学となっているため、どうしても時間的にパイプ作りは厳しく、生活に慣れるだけで必死という状況となっているためです。
- 留学期間が短すぎてインターンどころではない
- インターンシップ留学は働く必要があるため長めの滞在期間が必要
Co-op留学の選択肢もあり?
そうした中、カナダのCo-op留学という『実習+インターンシップ』という制度を売りにしたカレッジが大学生の間で人気を集めるようになってきています。
Co-op留学は、プログラムの半分の期間は座学で専門知識を学習し、残りの半分は実際に現地企業に就職し、実践で働きながら専門知識を身に付けていく構成になっているのですが、後半の就労期間というのが実質企業インターンシップの部分となります。
特に、職歴の無い大学生にとっては海外でインターンシップ先を探すことは非常に難しいことなのですが、事前にカレッジで学習した実績を持ってインターン先を探せたり、スクールによってはインターン先の斡旋まで行ってくれるところもあります。
- カナダにはCo-op留学というインターンシップにフォーカスした留学もある
海外と日本のインターンの違い!?
余談ではありますが、海外と日本のインターンの違いについても少しだけご紹介させて頂きたいと思います。
日本でのインターンシップというと大学生が夏休みや冬休みといった長期休暇を利用して、企業の職場体験というような気持で参加するものが多いですが、海外のインターンシップというのは職場体験の域を超えています。
海外のインターンシップでは、インターンシップ参加者が自分自身の能力を企業に認めさせて採用を勝ち取ることを目的としてインターンに参加しているため、日本のように緩い気持ちで参加するとギャップの大きさに戸惑ってしまうことになります。
海外でインターンシップに参加する際は、日本のように甘い状況にはなっていないことも少しだけ心に留め置いて頂ければと思います。
- 海外のインターンシップは日本とは大きく違う!
- 海外のインターンは本気で採用を勝ち取るための戦場となっている!
※ 大学生全体のうち海外インターン経験者はゼロに近いです。
学校 | 総人数 | 参加者 | |
---|---|---|---|
大学 | 学部 | 262万5,688人 | 4,089人 |
大学院 | 25万7,128人 | 913人 | |
短期大学 | 99,416人 | 122人 | |
高校 | 309万2,064人 | 354人 |
※ 大学生の海外インターンシップ参加人数(単位が出る大学を含む)。
(文部科学省:2018年度調べ)
- 海外インターンを経験する学生の数は本当に少ない!
海外インターンシップ経験がある学生が少ないってことは、レアな存在になれるってことですか?
完全におっしゃる通りです!
そのため就職活動を控えた大学生からは、海外インターンシップの相談が鳴りやまない状況が続いてます!
ビジネス留学でキャリアアップを目指す!
それでは最後に、ビジネス留学でキャリアアップを目指す手順についてご紹介させて頂きたいと思います。
コロナ以降はインターネットなどで著名人たちがビジネス関連のセミナー等を公開してくれたおかげで、「ビジネス留学って何だろう?」と思って頂ける方が増えたことは本当に嬉しいです。
しかしながら、ビジネス留学の作り方や成功率を上げる方法について知らない人が多いのか、ご相談にいらっしゃるかたの中にも時折ではありますが、成功率がゼロ%に近いようなものをご希望される方もいらっしゃいます。
ビジネス留学は、一般的な語学留学ではなくて将来の自分やキャリアに繋げていくことが必須の留学になりますので、以下を参考にされてみてください。
ビジネス留学準備ステップ
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- Step.1 将来の職業について考える
- 業界・職種・企業の3つの観点から自分が生涯を通じて働く仕事を考えます
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- Step.2 やりたいことは何か考える
- 社会人になると『やりたいこと』ではなく『やるべきこと』で職業を選ぶことになりますが、大学生は『やりたいこと』を考えても周りの評価が下がらずに済みます
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- Step.3 Step.1~2を踏まえ将来の理想を考える
- 3年、5年、10年先の自分自身が理想とする姿を考えます
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- Step.4 現在の自分はどのような状況か?
- 英語力・キャリア・できること・できないことなど今の自分は周りからどう評価されるのか?考えます
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- Step.5 Step.3と4を比較する
- 現在の自分と理想の自分を比較して何ができて何ができていないかを明確にする
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- Step.6 ギャップを埋めるには?
- 理想と現実のギャップを埋めるために「どのような留学をすればよいか?」考える
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- Step.7 留学スケジュールを考える
- 渡航時期を設定します
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- Step.8 学校を探してお申込み
- 必ずここまで考えてから学校を決定します
- 必ず将来と今の自分について考えてから進学先を考える
- ビジネス留学に失敗している人の多くは何となく進学してしまっている!
学校だけ決めたら良いと思ってました・・。
それではカウンセリングやコンサルティングは必要ないですね!
留学コンサルティングは学校案内が主ではなくて、ご相談者の留学後の将来まで考えて頂く機会や考え方を持って頂くことや成功する確率を上げることだとお考え下さい!
大学生のビジネス留学ではインターンも経験せよ!まとめ
今回は大学生の皆様のために『ビジネス留学』について詳しくお話させて頂きましたが、実際には、ビジネス留学はこんな浅いものでは無くて、かなり深くて広い分野が用意されています。
ポイントとしては、『1人1人のこれまでの経験やコミュニケーション能力によって留学を作ることで、ビジネス留学は輝き始める!』ので、是非、「せっかく留学に出るのに英語だけじゃ将来が心配だな・・」と思った時にはお気軽にご相談ください。
『A man who dares to waste one hour of time has not discovered the value of life.
平気で1時間も無駄にする人は、人生の価値を発見していない。』
チャールズ・ダーウィン
「世界中からやってきたビジネスを志す人たちと肩を並べて学習することが、将来の自分にとってどれほど大きな意味を持つか?」是非、実感してみてください!