親子留学の費用は?効果は?将来性は?全て答えます
日本の高校無償化や大学無償化により日本での学費が大幅に下がることが決まり、子供たちの高校大学の学費を気にする必要がなくなった親たちから『親子留学』のご相談が激増しています。
しかしながら一般的に公開されている親子留学の情報といえば、旅行の延長線上のようなものばかりで、とても将来を見据えた親子留学についての情報を見つける事は至難の業です。
そこでここでは、親子留学に関する情報に飢えた皆様のために『留学費用・国・留学効果と将来性』についてのお話を交えながら、リアルな親子留学の実態についてお話しさせていただきたいと思います。
親子留学の費用は高すぎコスパ最悪?
親子留学と言っても、実はたくさんの方法があり、そのほとんどの親子留学はあまり知られていないどころか、話題にすら出る事はありません。
そこでまずは親子留学についてどのようなものがあるか簡潔にご覧ください。
- フィリピンなどのホテル住まいをしながら子供が語学学校に通うリゾート短期留学
- ニューヨークのマンハッタンでシェア生活をしながら世界の文化の中心でのエリート語学留学
- カナダで子供は小学生で親はカレッジ進学するスタイリッシュ親子留学
- シングルマザーが子供を連れて留学するステップアップ親子留学
といった具合に、よく知られているフィリピンの親子留学だけではなく、ココア留学で過去にオリジナル留学としてお作りさせていただいた留学だけでも、様々な親子留学があります。
親子留学の費用は人数分で上がる
親子留学の費用が高い最大理由として、海外留学に出る人数が増えれば増えるほど、留学の費用が上がってしまうと言う点です。
上記のようにオリジナルで作らせていただいた留学の全ては、お子様が幼児期でない限りは、どうしても航空券の料金も『子供料金』としてかかってくるため、留学の費用は自ずと右肩あがりになってしまいます。
そのため親子留学を格安で利用と考えた場合、そもそもの留学計画が非常に重要になってくるとお考え下さい。
親子留学は3つのスタイルがある?
次に、皆様に知っておいていただきたいのは親子留学の3つのスタイルについてです。
先にご案内させていただいたような『ニューヨークのマンハッタンでの親子留学』も、必ず以下の3つの留学スタイルのどれかに当てはまります。
『子供留学+保護者』スタイル①
1つ目は子供が海外の小中学校や語学学校に通い、母親もしくは父親が同伴して保護者となる親子留学スタイルです。
お子様のための音楽留学やダンス留学といった専門的な留学から、日本のインターナショナルスクールのような環境で学校に通う留学、それに語学に特化した留学など詳細は様々ですが、親が同伴して保護者(ガーディアン)となります。
メリット
- 親子で留学に出ることが可能なため、子供と一生に暮らすことが可能になります
- 世帯を同じにすることで滞在費用を節約することができます
デメリット
- 子供中心の留学になるため、同伴者は仕事をすることができません
『子供留学+親留学』スタイル②
2つ目は、子供と親が両者とも学校に通い、留学に出るスタイルです。
子供は語学学校から公立の小中学校まで自由に通いますが、親も同様に語学学校からカレッジまで自由に進学します。
メリット
- 子供だけでもなく親の英語力やスキルもアップさせることができる
- カリキュラム次第で永住権申請まで狙うことも可能
デメリット
- 2人分の学費がかかるため費用が大きくなる
- 海外生活+育児+学習の全てをこなすため親の負担が大きい
『子供ケア+親留学』スタイル③
そして最後の3つ目は、子供がデイケアや保育園等に通い、親が進学するケースです。
子供を保育園等に預けている間に、親はカレッジや大学へと進学するスタイルです。
メリット
- 永住権ルートの留学にできる可能性が高い
- 滞在期間が長ければ子供がスムーズに現地の小学校に通えるようになる
デメリット
- 親に高い英語力やスキル等が求められるケースが多い
- 海外のデイケアの費用は日本の3~10倍以上する
親子留学の3つのスタイル費用(カナダ版の目安)
※ グラフをクリックすると動きます!!
親子留学の一般的な費用
上記は留学先の中でも親子留学としては珍しいカナダで留学費用の目安を出してみましたが、『グラフ上の一般的な親子留学費用をクリック』してみてください!
一般的な留学会社が提供している留学費用を調べて比較対象に用意してみたので、ご覧ください!
学費 | 航空券 | 家賃 | 生活費用 | 空港送迎 | 保育費 | |
---|---|---|---|---|---|---|
『子供留学+保護者』スタイル① | 100,000 | 260,000 | 100,000 | 150,000 | 36,000 | 0 |
『子供留学+親留学』スタイル② | 200,000 | 260,000 | 100,000 | 150,000 | 36,000 | 0 |
『子供ケア+親留学』スタイル③ | 100,000 | 260,000 | 100,000 | 150,000 | 36,000 | 100,000 |
※ 親子留学のスタイルによってこんなに費用が異なります
親子留学には子供の年齢がポイント!
親子留学のスタイルについて知っていただけたところで、続いては非常に重要なお子様の年齢についてのお話と入らせていただきたいと思います。
子供の年齢が1~6歳の場合
お子様の年齢が1歳~6歳の場合、正直海外留学で英語教育を受けても少し早いので、海外の保育園や幼稚園に通うことになります。
そのためスタイル的には先にご案内した、2と3になるケースが多く、どちらの場合においてもデメリットは『高い親子留学の費用』になります。
そのため渡航先としては、保育料を抑えるために、治安については少し目をつむり、発展途上国を視野に入れるケースが多く、代表的な国としてはフィリピンが挙げられます。
子供が1~6歳の親子留学の効果
どちらかと言うと語学留学として子供が効果を得るには少し年齢的に幼過ぎるので、ポイントとしては小学生高学年時の1人留学への準備としてお考え下さい。
子供の年齢が7歳以上の場合
お子様の年齢が7歳以上になると、親子留学の幅が大幅に広がり、先にご案内した1と2のスタイルで親子留学が可能になります。
中には、3のスタイルで、母親の語学留学に子供を同伴させると、子供の公立学校の学費を無料にすることも可能にできる留学もありますが、基本的にこのパターンでの留学は完全にオリジナルで留学を手配する必要があります。
子供が7歳の親子留学の効果
語学留学でお子様の英語力がどれくらい伸びるか?についてですが、例えば、留学先で全く英語を勉強しなくて現地の子供たちと遊んでいるだけでも、大人が必死に英語を勉強する何百倍もの速度で英語が伸びていくとお考え下さい。また、渡航期間が長くなればなるほど、目に見えて効果は顕著になります。
理想的な親子留学の流れについて!
続いて、理想的な親子留学の流れについてお話しさせていただきたいと思います。
親子留学の種類によっては、子供の進学のタイミングが限定されてしまうため、留学の相談のタイミングがポイントになってきます。
以下に、理想的な親子留学のスケジューリングをまとめてみたのでご覧ください。
理想の親子留学プラン!
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- Step.1 留学相談をスタートさせる【留学6~8ヵ月前】
- 留学相談のスタートさせて、留学に関して親子留学のイメージを絞っていきます
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- Step.2 留学計画を立てる【留学3~5ヵ月前】
- 『語学の計画』や『将来のライフプランの設計』を行います
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- Step.3 英語力を測定して留学期間と時期を決める【留学3~5ヵ月前】
- 学校のオンラインテスト(民間の英語試験)などを受講して英語力を診断します
(※ 適性診断にもなりますので、留学のプランニングには必須になります)
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- Step.4 学校の申し込みを行う【留学3~5ヵ月前】
- 学校に願書・入学申し込みを行い入学証明を受ける
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- Step.5 ビザ手配をスタートさせる【留学3~5ヵ月前】
- カウンセリングのプランに合わせて必要なビザを手配し完了させる
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- Step.6 航空券・荷物・(デイケア等)の準備をする【留学3ヵ月前】
- 航空券や保険の手配。デイケアなどが必須になる場合はしっかりと手配します
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- Step.7 荷物をパッキングして出発!
- 荷物の最終チェックをして留学に出発します!
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親子留学の費用は?効果は?将来性は?全て答えますまとめ
最近では短期親子留学を行うことで、子供と1ヵ月ほど離れることができるため、お父さんからは「自分の時間を久しぶりに持つことができました」と喜ばれることや、お母さんからは「主人の食事を作らずに済んでよかった!」という感想をいただくことも珍しくありません。
また同伴された親は、『我が子は天才ではないか?』と錯覚するほどの勢いで英語力が伸びていく様子を目の当たりにいたします。
特に、小学校高学年にもなると、子供たちの中には「もう親子留学はヤダ!」と単独の留学を希望するようになってきてしまうため、期間限定の留学であると思っておいていただければと思います。
親子留学は子供たちにとって一生の宝物となりますので、もしこちらにご興味のあるお父様お母様がいらっしゃいましたらお気軽にご相談いただけましたら幸いです。