建築・建設技術者が英語?キャリア留学で年収アップ!

建築や建設技術技術者が、海外留学やワーキングホリデーに出る機会が増えてきていることはご存知でしょうか?
特に、数年前であれば建築関連の方々の中でも「海外の建築技術や設計を学びたい」といった方々が多かったのですが、最近では留学希望者の目的が変わってきています。
そこでここでは、建築・建設・土木技術者の皆様のために、『海外で英語を身につけるとどうなるか?』と言うお話と『建設関係者のための理想の海外留学とは?』という2つのポイントについて詳しくご紹介させていただきたいと思います。
建築・建設技術者が求められる時代がやってきた!

建築・建設現場で働いていらっしゃる皆様は身をもって感じていらっしゃると思いますが、最近の建設現場は完全なる人手不足で、建築や建設現場で働く人の募集と、働きたい人の人数差は非常に大きなものがあります。
そうした中で建設業の給与水準も上昇しており、国税庁が2025年9月に公表した『民間給与実態統計調査(2025年9月版)』によると、建設業で働く人の平均給与は約565万円となっています。
全業種平均は478万円ですので、建設業は他業種ではなかなか考えられない、高い給料水準の収入になっていることがわかります。
建設業は辞める人は少ない!
そうした好待遇になってきている建設現場でのお仕事ですが、実際に2025年度の建設業を辞めた人の割合は10.0%(厚生労働省)となっており、日本全体が14.2%となっていることを考えますと、辞める人はかなり少なくなってきていることがわかります。
少し前までは、高卒で建設業に入ると3年以内に半分が辞めてしまう(約40~47%)となっていた時代もありましたが、現在では人材不足と作業員の高齢化により休みの取り方などの環境も全体的に見直され、状況はかなり改善してきています。
さらに現在では、建設作業員としての求職者1人に対して、なんと6社からの採用募集がある状況となっており、働き先もかなり選びやすい状況になっています。
※ グラフをクリックすると詳細が絞り込めます
| 年月 | 企業からの求人 (有効求人数) |
求職者 (有効求職者数) |
有効求人倍率 |
|---|---|---|---|
| 2024年6月 | 57,799 | 9,234 | 6.26 |
| 2024年7月 | 58,120 | 8,837 | 6.58 |
| 2024年8月 | 57,227 | 8,629 | 6.63 |
| 2024年9月 | 57,508 | 8,622 | 6.67 |
| 2024年10月 | 58,732 | 8,586 | 6.84 |
| 2024年11月 | 58,503 | 8,271 | 7.07 |
| 2024年12月 | 58,249 | 7,890 | 7.38 |
| 2025年1月 | 57,327 | 8,029 | 7.14 |
| 2025年2月 | 58,101 | 8,117 | 7.16 |
| 2025年3月 | 58,235 | 8,372 | 6.96 |
| 2025年4月 | 58,390 | 9,228 | 6.33 |
| 2025年5月 | 58,452 | 9,513 | 6.14 |
| 2025年6月 | 58,802 | 9,397 | 6.26 |
※ 厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成
(厚生労働省:2025年11月調べ)
- 建設現場で働く人の待遇は良くなってきている!

給料が高いというのは大きいですよね!

以前とは大きく待遇が違うところもポイントですね!
建築・建設技術者が英語が使えると?年収がヤバい!

そうした中、人材不足の建設業では、海外からやってきた技能実習生たちを積極的に雇用する動きが加速してきており、ここ数年では1年あたり1万人以上の建設作業員が増えてきています。
2019年には、日本政府が発表した『外国人労働者向けの就労ビザ緩和』を受けて、5年単位での日本での就労や、更新可能で家族も一緒に連れて来ることが可能になったため、建設現場での外国人労働者の活躍が年々拡大しています。
そのため、すでに建設業だけではなく、介護士やコンビニ・レストランなど、他の業種では始まっている、『日本人労働者1人に対して外国人労働者4人』となる、グループでの勤務体制が主軸になってきています。
外国人と一緒に働く日本人
こうした日本人労働者1人に対して外国人労働者4人となるようなグループ業務において、日本人労働者に期待されるのは、一般的な労働業務ではなく『外国人労働者の管理業務』になります。
そのため、外国人労働者に対して指示を出すことができたり、コミュニケーションを円滑にして働くことができる日本人労働者に脚光が当たっている状況となっています。
それがどのレベルで脚光が立っているかといいますと、『建設関連の経験+ビジネスレベルの英語力』さえ身に付けていると、年収にして800万円を超える人材募集がゴロゴロ出てきて、当然、年収1000万円の大台を超える仕事も見つかります。
いかに建設現場や土木に建築の知識がある日本人労働者が求められているか?皆様にも共有していただけたのではないでしょうか?
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| 年 | 建設業 | 技能実習生 | 特定技能外国人 |
|---|---|---|---|
| 2014年 | 20,560 | 12,049 | — |
| 2015年 | 29,157 | 18,883 | — |
| 2016年 | 41,104 | 27,541 | — |
| 2017年 | 55,168 | 36,589 | — |
| 2018年 | 68,604 | 45,990 | — |
| 2019年 | 93,214 | 64,924 | 267 |
| 2020年 | 110,898 | 76,567 | 2,116 |
| 2021年 | 110,018 | 70,488 | 6,360 |
| 2022年 | 116,789 | 70,489 | 12,776 |
| 2023年 | 144,981 | 88,830 | 24,463 |
| 2024年 | 177,902 | 107,229 | 38,578 |
※ 外国人の働き手の約7.7%は建設分野で働いている
(国土交通省:2025年7月調べ)
- 地方の建設現場でも外国人労働者が増えている!

たしかに、ホームセンターなどで外国人と会う機会が多いように思います!

数年前とは本当に変わりましたよね!
2028年からの建設ラッシュで英語力が光る!

このような建設業に携わる皆様の労働状況に対して、実は、2034年には建設業は、さらに大きなチャンスを秘めていることがあります。
それは1960年代の高度経済成長時に整備された日本各地のインフラ設備なのですが、今度は一気に50年を経過する老朽化した建造物になってしまうため、国を挙げてこれらを整備する必要が生まれてきています。
例えば、『橋』の老朽化は著しく進んでおり、2024年時点で約39%が建設後50年以上を経過しており、2034年には約63%に達するとされています。
さらに需要が高まる現場の働き手!
つまりはこれらの老朽化したインフラ整備のために、大量の政府資金が建築・建設業者に流れる事は間違いないため、外国人労働者の採用が急ピッチで行われていると言うことになります。
そうした状況で日本人に求められているのは、先にもお伝えしたように外国人労働者に指示を出すことができるリーダーシップ力です。
建設現場の作業員の皆様にとって『英語ができる・できない』で、今後は、年収1000万円どころではない『驚くほどの待遇差』になってくるとお考えいただければと思います。
- 建設関係の技能と英語ができると敵なしに!

女性の私が英語を使って現場を仕切るのもカッコいいかも!

実は、女性の参入も期待されているんですよ!
建築・建設関係の会社より、休職時の留学を作って欲しいなどのご相談がチラホラ出てきています。もし休職のチャンスがある方がいらっしゃったら以下の休職についての記事もご覧ください。
建築・建設関係者のための理想の留学とは?

そうした中で、やはり現場の空気をいち早く察知している建設現場の作業員やCADや設計などを担当している建築現場の責任者の皆さんからの留学・ワーキングホリデーのご相談は、日に日に加速しています。
特に、留学者は全体の約6割が女性であるため(弊社の場合は約8割が女性)、建設現場で働く女性からの留学相談は数年前から本格的に始まっており、『東京の女性建設作業員の間では当たり前』のようになってきています。
そこで、以下には理想の留学の流れをフローチャートとして作ってみたのでよかったらご覧ください。
建築・建設関係者の理想の留学準備ステップ
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- Step.1 留学相談をスタートさせる【留学6~8ヵ月前】
- 留学相談のスタートさせて、留学に関してある程度のプランニングを考えていきます
(※ キャリアアップ・転職・海外永住希望など、最初の時点でカウンセリング内容が変わります)
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- Step.2 留学計画を立てる【留学3~5ヵ月前】
- 『語学の計画』や『将来のライフプランの設計』を行います
(※ 建設関係の男性の多くは、将来のプランについて心配される方が多いです)
社会人が留学すると不安になってしまう3つの重大要因!
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- Step.3 英語力を測定して留学期間と時期を決める【留学3~5ヵ月前】
- 学校のオンラインテスト(民間の英語試験)などを受講して英語力を診断します
(※ 英語力を明確化することで語学学校期間やカレッジ期間、さらに就労までの期間も分かります)
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- Step.4 学校の申し込みを行う【留学3~5ヵ月前】
- 学校に願書・入学申し込みを行い入学証明を受ける
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- Step.5 ビザ手配をスタートさせる【留学3~5ヵ月前】
- カウンセリングのプランに合わせて必要なビザを手配し完了させる
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- Step.6 退職調整や航空券・荷物の準備をする【留学3ヵ月前】
- 会社の退職(休職)時期の調整と航空券や保険の手配
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- Step.7 住民票を抜くなど役所の手続きを済ませる【留学1ヵ月前】
- 会社の退職・留学によって役所での手続きが幾つか発生します
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- Step.8 荷物をパッキングして出発!
- 荷物の最終チェックをして留学に出発します!
留学に必要・便利な持ち物リスト【2026年版】【印刷可】
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- Step.9 留学生活スタート!
- 海外で何をするか?迷わないプランニングが大切です
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- Step.10 インターンシップorボランティア【就労体験期間】
- 必要に応じて海外でキャリア育成に向けてのステップを踏む
(※ 特に転職希望の方や別業種を経験したい方はこのステップが非常に重要です)
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- Step.11 滞在延長or帰国!【帰国予定3ヵ月前】
- 就労資格を使って更に滞在期間を延長させて英語力やスキルに磨きをかける!
(※ ここで帰国ルートに入る場合にはStep.12をスキップしてください)
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- Step.12 海外での就労経験+収入!【就労期間】
- 海外は日本同様に建設現場での仕事も多くあります
(※ 転職が希望の方は必ずここで転職希望関連の仕事に就きます)
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- Step.13 帰国前に就職カウンセリングを受ける!【帰国予定2ヵ月前】
- 帰国をしてしまう前に必ず就職カウンセリングを受け、帰国と同時に面接を手配する
(※ 先にキャリアコンサルを入れることで自分に足りないスキルを確認。場合によってはStep.11で留学期間の延長へ)
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- Step.14 帰国!
- 帰国前に留学先での銀行や賃貸契約などを全て切ってから帰ります
(※ 帰国後には面倒ですが役所の手続きなども済ませます)
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- Step.15 企業面接!【帰国2週間以内】
- 帰国前に手配しておいた企業との面接を受けます
(※ 英語力がプラスされているので年収800万円以上の建設関連の仕事も視野に入ります)
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- Step.16 就職していよいよ日本での新生活スタート!【帰国1ヵ月以内】
- 滞在先の相談もココアで合わせて手配しているので新生活がスムーズにスタートします!
- 計画がしっかりしていれば帰国後の大幅給料アップも期待できる!

海外で経験を積んで女性だけど社長なんていうのも目指したいです!

実は、海外でも女性の参入に期待している国もあるので、ぜひ、一緒にその夢を実現させちゃいましょう!
建築・建設技術者が英語?キャリア留学で年収アップ!まとめ

建設現場や建築現場で働いていらっしゃる皆様にとって、以前は留学がかなり遠い存在となっていたため、同僚や先輩に留学経験者や海外で働いたことがある人は少ないはずです。
しかしながら、先日も現場監督をしていらっしゃる建設作業員の方が留学に出ることになりました。
そうした中で1点だけ、建設業で働く皆様が留学に出る際の注意があります。
それは、ワーキングホリデーを利用して海外の建設現場で経験を積もうと思ったら、以外なことに「そのルートは簡単ではない」という点です。
例えば、日本でも慣れない現場で働くのは大変なのに、言葉や文化も違う人たちに中に入っての仕事はなかなか続かないというのは、簡単に想像できますよね。
将来に向けて安定した留学は、なかなか1人では作り上げることができないため、将来に対する安定感と安心感を考えて『プロの助けを借りること』も併せておすすめさせていただきます。
万が一相談先が見つからないような場合であれば、ココア留学にご相談いただけましたらうれしいです。
そして、長いお話に最後までお付き合いいただきまして心より感謝いたします。