英語を勉強するなら日本それとも海外？留学の価値は？

2021-10-27

多くの日本人が中学時代・高校時代の6年間英語を学び、最近では小学校でも英語教育が義務化され、英語を学ぶということは私たちにとってもより身近なことになってきたかと思います。

その英語を実用レベル・ビジネスレベルまで引き上げたいと、留学をご検討頂く方も多いでしょう。

ただ、中には日本でも英語を勉強できるし、身に付けることも出来るから留学で勉強をする必要はないと仰る方もいらっしゃいますが、さて英語を海外で勉強するのと日本で勉強するのとではどのような違いがあり、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか？

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日本で勉強する英語

今までの日本の義務教育や教育機関における英語は、『話すこと・使うことを目的』とした授業ではなく、異国を理解するための一つの学問であるかのような授業内容でしたが、よくあるのはテストでは良い点数が取れるものの、海外で実践的に使えるかというと、理解できても話せない、聞き取れないということが発生していたんですね。

ただ、日本で学ぶ英語は文法から学んだり、試験対策で学ぶ英語は、読んで正確に理解することには長けていたり、正確な文法は応用を学ぶ際には必要な技能にはなりますので、将来性があるとも言えます。

とはいえ、そもそもの授業形態が受け身と言われている日本ですから、アウトプットが苦手分野となってしまっても納得ですが、日本人の英語への苦手意識や実践力のなさは海外に行くとよく分かります。

このような状況においても、留学を経験せずして、ネイティブ並みに英語を操る方や何か国語も実用として使える方などもいらっしゃるため、留学に行かずとも、英語力が身に付くことを証明して下さる方がいらっしゃるのは事実です。

要はどんな英語勉強法がご自身にあっていて、それを継続し、自分のものにできるかが日本に居ながらして英語をマスターできる方法と言えます。

アウトプットに力を入れ始める教育

冒頭でも申し上げた通り、小学校から英語教育が義務化されるにあたって「使える英語」に注目が集まったり、2020年からのコロナ禍では、「オンライン英会話」業界が熱く、話すことに焦点を当てレッスンを希望する方が増えてきました。

ここで英語をマスターしている方が文法をわかっていないかというと、英語がご堪能な方こそ、きれいで正確な英語を使いこなされています。

基礎ができていないと応用ができないということは正にこのことで、避けては通れない道ということになります。

英語ができない人の留学とは？

「英語ができる・できない」には幅があります。自分はどの程度英語ができないのか、英語ができないで留学をしてしまった人が失敗するパターンとはなにか。気になる方はこちらの記事を要チェック！

英語ができない人のための海外留学

海外で勉強する英語

百聞は一見に如かずと言われるように、実際に見て聞いて感じることによる情報収集速度は計り知れないものがありますが、何かしらの言語を学ぶ上でも、その言語を母国語とする場所に身を置くことで得られる情報量は自ずと多くなります。

日本で英語を学んだ場合には、英語を勉強する時間以外はどうしても日本語環境となってしまいますが、英語圏であれば、四六時中英語環境になる為、実践もしやすくなります。

特に学校で学んだ英語を実践する場として、日常環境がある利点はとても大きく、正しい英語を身に付ける方法として最速であると言えるのではないでしょうか。

また、同じく英語を勉強する仲間が身近にいることにより、意欲的に英語を使おうというモチベーションにもなりますし、同じ壁や悩みに直面する留学生同士だからこそ、力を合わせられるといった環境も生まれます。

留学で英語が身に付かない人がいるのはなぜ？

「語学学校に行っても英語が身に付かない」「学校に行っても英語は話せるようにならなかった」というご意見を良く耳にしますが、ここにも日本人の特徴がよく表れているように思います。

学校で勉強した英語を何処まで実践で使えていたのか、その機会を作る努力をしたのか、学校から与えられるだけの課題で終わってしまっていなかったのかなどは、英語が身に付かなかったという方に今一度思い返していただきたい項目です。

また、日本人同士で固まってしまうと日本語を使ってしますので、日本人が少ないところがいいというご希望も、わざわざ海外に行ってまで日本人がいるからといって固まる必要はありませんから、ぜひ他の国籍の方と仲良くなって頂ければと思います。

つまり折角知識として入ってきた英語を24時間活用できる環境を最大限に利用して、インプットとアウトプットを繰り返し行えていないと、例え留学に出たとしても、英語が身に付かないといった最悪の事態が起きるのです。

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留学の本当の価値とは？

さて、前述でも日本に居ながらして英語がマスタ―出来る方がいらっしゃる現代で、留学をする価値とはどこにあるのでしょうか?

もう皆さんもお気付きの通り、英語を学ぶだけが留学の本質ではありません。

日本という甘い環境からの自立

日本で生まれ、日本で育った日本人にとっては、やはり母国である日本が過ごしやすかったり、働きやすい環境がありますが、言語が変わり、頼れる家族から離れ、学校や会社から守られる環境も無くなる海外においては、自分自身だけが頼りになるのです。

言葉が伝わらない恐ろしさや文化の違いによる生活のしづらさ、生きにくさを感じるのは日本という環境の所為なのかどうかなど、様々なこと海外に行って感じられることでしょう。

ここで自分自身の無力さを感じたり、そこから跳ね上がる反骨精神を養ったり、一人でも生きていける能力を養うことが出来るというのも留学の一つの価値となります。

ココア留学のサポートはこういった経験をして頂きたいという想いの元、渡航後のサポートは最低限必要なところに留め、なるべく自分自身で現地で解決できるようなサポートを行なっております。

可能性の幅が広がる

そもそも英語がビジネスレベルで使えるようになれば、将来のキャリアにおける可能性が広がることは間違いないですが、現地に行くからこそ得られたものによる可能性の広がりもあります。

例えば、留学中にできた人脈により世界中にコネクションが出来たあなたは世界で活躍できる可能性を得ることが出来ますし、留学でできた友人たちは一生の付き合いとなったなんていうことはよく聞く話です。

他にも、海外就職を経験された方であれば、そのままその国に住み続けられる可能性や日本に帰ってきたときの就職チャンスも広がることでしょう。

今後グローバル化がもっと進み、国という境が目立たなくなっていけば、海外で生活したという経験がより生きるはずです。

留学生

現地に行くからこそ、いろんな可能性を高めることにもつながるんですね！

COCOA

そうなんです！元々は英語を勉強しに行く＝留学という考え方から、様々な経験が出来る留学にどんどん発展しているんですよ。

留学で英語力を最高に上げる方法

日本に居続けるにせよ、留学に行くにせよ、英語を使う環境に身を置くのであれば、英語を身に付けなければいけません。

何をポイントにして、勉強して行くべきなのでしょうか？

英語の勉強を始めるときに確認したいポイント

Step.1 英語に対する苦手意識の克服

そもそも英語が苦手と諦めていませんか？洋画でも、洋楽でも、英語に対する抵抗を減らしてみましょう。
Step.2 英語に触れる時間をどれだけ増やせるか

英語を話す聴く書く読む時間が、英語が身に付く速度を比例するといっても過言ではありません。
Step.3 基礎はしっかり固めておく

砂上の楼閣と言われるように、基礎のない英語は、脆く崩れやすく、ビジネスの現場でボロが出てしまうなんてことになりかねません。
Step.4 自分に合った勉強方法の模索

どんなことも継続できれば力になります。続けられる勉強方法を探してみましょう！
Step.5 環境だけに頼り切らない

英語環境に居れば出来るようになる！そんな夢のような話はありません。全てはご自身の努力の上に成り立つ能力です。