『心技体』身も心も強くするための留学へ!カナダ留学
『これからの人生を変えるキッカケを作りたい』
なんとなくで、どうにかできてしまう大学生活の中で、もがきながらも「何か変わりたい!」と留学に出られた由基さんのストーリーを届けます。
当時目標だったものを見失っていた由基さんがこのままではいけないと、1歩踏み出したのが留学でした。
果たして留学に出た由基さんは変わるキッカケを掴めたのでしょうか?
留学前のできごと~留学のきっかけは?~
由基さんの留学ストーリー・旅立ち!
Q.留学のきっかけ・行くと決めた決断ポイントは?
A.大学2年生の秋ぐらいに、芸能プロダクションのオーディションに落ちちゃって、目標がなくなった時に、なんか環境を大きく変えてみたいな、海外行こうかなと思ったのが、最初のきっかけです。
特に海外志向とかなかったんですけど、環境変えて、海外行くなら1年くらい行ってみようかなというノリでした。
この先、これから3年生になって、就活していくというビジョンが見えなくて、ちょっと違う場所に自分の身を置きたいなという感じでした。
その時、ちょうど僕の先輩がバンクーバーに留学に行っていて、ココア留学さんを紹介してもらって、相談させてもらいました。
Q.留学前にどんな目標や目的を掲げてた?
A.正直、海外で何ができるか、右も左もわかってなかったんで、カナダではCOOP留学ができると聞いて、「海外でインターンできるし、かっこいいじゃん」っていう感じで、じゃあCOOPで行きたいってなりました。
抽象的になっちゃうんですけど、自己成長っていうのをまずは1年掲げて、1年行くなら、変わって帰ってきたい、成長して帰ってきたいと思ってて、その中で英語力はもちろん、1年行くなら身体も変えてこようと思ってたのと、メンタル面で、自分に圧倒的な自信をもって帰ってきたいと考えてました。
3本柱っていうのもおかしいですけど、英語、身体、メンタルっていうのは常に頭ん中において、過ごしていたって感じで、帰ってきたときには驚かれるくらいにはなりたいなと思ってました。
英語って、どれだけ上達しても、話してみないとわからないけど、でも見た目って第一印象もそうですけど、これまで付き合いのあった人に見た目で変化をわかってもらえるので、成長を一番表せるところかなと思って、それで筋トレ、はまっちゃいましたね。
- 目的意識持つことと目標を立てる!
- 闇雲に動くのではなく、しっかり計画立てること!
今やりたいことが見つからないので、見つけるために留学に行きたいです!
留学に行ってもやりたいことが見つからないこともありますから、その他に今、目標にできることはしっかり作っていくことをお勧めします。
留学って実際どうなの?
由基さんの留学ストーリー・留学ってどんな感じ?
Q.留学での勉強ってどんな感じ?
A.最初のイメージでは2ヵ月語学学校に行って、そのあとカレッジに行って、3~4ヵ月COOPをするという計画でした。
最初に入ったクラスがめちゃくちゃしんどくて、パワースピーキングっていうコースやったんですけど、ほんま何も無理、周りはペラペラだし、聞くこともできんし、単語も出てこおへんし、何もついていけなくて、「もう無理や!」ってなって、僕は3日で諦めちゃったんですよ。
学校のスタッフさんに相談して、「ちょっともう無理です」って言って、2週目から一般英語コースに移って、3ヵ月英語を学んで、次に1ヵ月ビジネスイングリッシュを受けて、そこで結構自分、成長したなと思ってます。
ビジネスイングリッシュでは周りも同じぐらいのレベルの子が多くて、コミュニケーション多めの感じだったので、英語に対する抵抗みたいなものがなくなって、「言いたいこと言っちゃおう」「間違ってもいいや」みたいな感じになりました。
そこからカレッジに6ヵ月行って、プラクティカム1ヵ月やるつもりだったんですけど、僕はプラクティカムをやらなかったんです。
理由として、夏ぐらいからアルバイトをバーでさせてもらって、2つ同時にやるのは厳しかったのと、COOPのプラクティカムのインタビュー行ったときに、なんかしっくりこなかったっていうか、自分の中で「これ意味あるかな?」みたいな感じに思っちゃったんですよ、正直。
- 現地での状況に合わせて、プランニングを修正していく
- 修正するときは1人で決めずに、必ず誰かに相談すること
語学学校・カレッジってどんなところ?
Q.基本に戻って、ESL(一般英語)やったのはよかった?
A.自分が舐めてたっていうのもあったんですけど、まだ海外の環境にも慣れていなくって、普通に自分がどんだけ頑張っても無理だな、逆に時間が無駄になっちゃうなと思って、最初に戻ることも大事かなっと思って、ESLに戻りました。
ただ、勉強の内容っていうより、カナダに行ってからコミュニティがなかったので、だんだん友達もできたり、初めて外国人と話す経験ができたり、慣れるって意味でもESLでの期間は大きかったですね。
そのあとのビジネスイングリッシュで、だんだんと聞けるようにもなってきて、言いたいことを言ってみようとか、抵抗がなくなっていったのがこの時期は大きかったです。
今でも全然英語が伝わらないことあるんですけど、じゃあ言い方変えようとか、そういうマインドになれたのは、ビジネスイングリッシュの時でしたね。
Q.ビジネスイングリッシュではどんなことをしたんですか?
A.話す機会がめちゃくちゃ多かったですね。
毎日、ディスカッションがありましたし、プレゼンもあって、先生もいい人で、バイトを探す時もその先生にレジュメ(履歴書)を見てもらって、アドバイスをもらったりしてました。
ディスカッションでは、ボードゲーム、人生ゲームを通したお金の稼ぎ方とか、お金の動きとかそういうのを学んでいくものもあって、こうしたほうがいいとか、話し合いながらやるんで、力になったと感じましたね。
Q.カレッジの難易度は?結構予習とか復習とかされたんですか?
A.英語は正直ついていけたんですけど、シンプルに内容が難しくて、期間は6ヵ月間あって、1ヵ月ごとにモジュールが変わっていくんですけど、会計とか、計算とかめっちゃ苦手で、楽しめなかったです(笑)
友達に助けてもらいながら進めていって、そこにコミュニティ・・、ホームができた感じだったので、それはすごく良かったです。
面白かったのはマーケティングで、プレゼンでも自分たちのビジネスを考えて発表するみたいな感じのを2-3人とかやってて、その辺は楽しかったんですけど、アカウンティング(会計)とエコノミックス(経済)は、もう嫌やったっす(笑)
言語も英語になったことで、やっぱり難易度は上がってて、大学受験より「ムズッ!」ってなりましたね。
予習とか、復習はやってなかったですけど、僕の場合は授業でくらいついていく感じで、先生によって、エッセイとか、課題が多い先生もいるし、全然出さない先生もいましたけど、どちらの先生もいい人でした。
- 英語力は基礎がないと、応用には全くついていけなくなる
- 基礎ができれば、英語で何かすることがグッと楽になる!
やっぱり留学前に英語を勉強しておいた方がいいんでしょうか?
留学の渡航時期を遅らせることまでする必要はありませんが、留学をより有意義にするために、渡航までに英語力が少しでも上げられているとよいですね!
海外に行ったからこそ感じたこととは?
由基さんの留学ストーリー・日本と海外とのギャップ
Q.留学に行く前と行った後に感じたギャップは?
A.外国人ってすごく陽気なイメージがあって、もちろん、ザ・海外っていうノリの人もいっぱいいるんですけど、静かな人もいるし、喋っても笑ってくれない子もいるし、「日本人と一緒や」と思って、人は人やし、言語が違うだけだなって思いました。
クラスメイトもそうだし、バイト先のバーのお客さんとか、挨拶してくれる人もいるんですけど、全然冷たい人もいるし、みんな優しいイメージがあったんですけど、全然違いました。
生活の中では、そこまでギャップを感じてなかったんですが、ごはんは日本食が1番おいしいって、ずっと感じてました(笑)
僕の場合、カナダでずっと筋トレしてたんで、白米と鶏むね肉を買って、日本系のスーパーで調味料を買って、たまにマックに行くくらいって感じで、日本での生活とあまり変わらなかったです。
外食もたまにするんですけど、友達とどこ行く?ってなった時に、「日本料理か韓国料理だよね。結局1番おいしいよね」ってなるんで、日本って素晴らしい国だなって改めて思いました。
Q.英語力って結局どうなった?授業以外で何か勉強した?
A.大学受験の時に英語は結構勉強したので、英語に対する知識はその時と今とでそんなに変わってないと思うんですけど、1年カナダにいたことで、抵抗がまずなくなったと思います。
自分が普段使う言葉とかって結構似ているので、そういうのを日記に付けたりしてたら、「昨日書いたこのフレーズ使えるやん」って気づくこともあって、そういうのやってたらどんどん抵抗が無くなっていって、ビジネスイングリッシュを受けてる時くらいから、「あれ?英語喋れてる」って感覚になって、普通に英語を話すのが楽しいと思えるようになりましたね。
日記は最初日本語で書いてたんですけど、途中から日本語と英語を使うようになって、最後は英語で書いて、翻訳とかも使いながら、色々な言い方を試したりして書いてたんですけど、それを続けてたら、最終的には考えなくても書けるようになりました。
ただ、普通に喋るのはいいけど、普段自分が使わない文章や単語を使うような難しいディスカッションとかは、今でも嫌やなって感じます。
学者さんが使う英語と僕がバーで使う英語は全然違いますし、でも僕が学者さんみたいに話せる必要はないんで、僕が使う英語を喋れるようになればいいのかなって。
あとは、ネットフリックスを英語字幕で見るとかですかね。
最初は日本語と英語字幕を両方で見てたんですけど、「日本語いらんかな」と思って、字幕を消した時があって、「英語だけでいけるやん」ってなって、今も勉強って感じではなく、そういう感じで見てます。
Q.仕事って現地で見つけるのって難しい?
A.大体みんな留学とか、ワーホリで行くと、ジャパレス(日本食レストラン)で働いていることが多いんですけど、僕の場合は少し特殊で、どうせ行くなら日本人1人もいない所で働きたいと思って、じゃあ英語を話せるところってどこだろうと思って、色んな人も来るバーが良いんじゃないかと思ったんです。
そこで、仕事を探し始めるんですけど、ネットとかに求人も全然出てないし、どうやって探そうってなって、「客として行って、レジュメを出しに行こう」っていうのをやりました。
7-8件くらい回ってみて、「オーナーいますか?」「雇ってますか?」って聞いて、そこで最終的に返信があったのは1件だけでした。
そこで、1日体験?テストみたいな感じの日があって、そこでの動き次第で、雇ってあげるって言われたんですけど、とりあえず自分ができることを探して、全力でやってたら、「明日から来ていいよ」って雇ってもらえました。
やっぱり最初は注文を聞き取ることも大変で、注文してないものをオーダーしちゃったりとかもあったんですけど、失敗を繰り返さないように慎重に仕事しましたし、本当に分からないときには別のスタッフの力も借りたりしてやってましたね。
1番難しかったのは、料理とか、ドリンクとかをカスタムしてほしいって注文がある時があって、これは抜いて、あれを入れてほしいとか言われても、もう訳わかんなかったですね。
嬉しかったのは、一生懸命仕事してると、「どこから来たの?」「頑張ってていいね」とか、結構話しかけてくれて、褒めてくれる機会も多くて、そういうのは嬉しかったですね。
Q.留学全体の中で、1番辛かった出来事といい意味で1番印象に残っていることは?
A.あー、行って1週間くらいで、バッグを盗まれたんですよ。
それが1番つらかったですね。
財布もスマホも、パスポートも全部その中に入ってて、もうどうしようってなってました。
海外からクレジットカードを止められないんで、すぐ親に連絡して、パスポートの件で、領事館行って、盗まれたんで、何回も警察に行ってとか、めちゃめちゃいろいろ動きました。
盗難だったんで、保険が下りて、最終的には何とかなったんですけど、後にも先にも、それほど大きい出来事はなかったです。
1番印象に残ってるのは、最後にアメリカ、ロサンゼルス、ラスベガスとか1週間、1人旅したことですかね。
ロサンゼルスで大谷(野球)を見れましたし、MBAも見れましたし、1人で行って、1人で楽しんで、旅行も問題なかったんで、集大成って感じでした。
- 英語力も、仕事も、自分から動かないと何も掴めない!
- 日本にいる感覚で生活しないこと。
実際自分が物を盗まれてしまったら、パニックになっちゃいます!
まずは落ち着いくことです。
エージェントと学校に連絡を入れてください。その後の動きについて一緒に進めていきましょう。
留学を終えて、思うこととは
由基さんの留学ストーリー・帰国後の今!
帰国後は何してて、周りからの反応はどんな感じ?
A.東京帰ってきて、日本で働いてた時のバーに戻ったんですけど、僕がめちゃめちゃ筋トレして帰ってきたんで、そこの人たちには今回の留学を「筋肉留学」って呼ばれてます(笑)
コロナが落ち着いて外国人のお客さんが結構来るようになってて、外国人の方が来たら、僕が対応するみたいな感じになってます。
なので、今も仕事で英語を使う機会は多少ある感じですね。
Q.今回の経験を今後にどう生かしていく予定?
A.英語ができるに越したことはないんで、将来仕事で使うかは分からないんですけど、もっとビジネスとかで使える英語とかを身に着けたいと思ってますし、英語に終わりはないなと思ってます。
ただ、就職活動で武器になるかっていうと、僕より英語ができる人はもっといるんで、+αを考えながら、今の段階だと、総合商社に挑戦してみたいと考えてます。
Q.目標だった「英語、身体、メンタル」は結果どうなった?
A.確実に3つとも上がったと思ってますが、この3つはゴール、頂点みたいなものが無いので、これからもずっと磨いていく部分にはなると思うんですけど、ただ、絶対留学行って良かったなって思いましたね。
そのまま日本にいて大学3年生やってたとしたら、絶対に磨けていない部分だと思うんで、自分が成長するための凄く良い過程だったと思いますし、これからの人生においての留学があったから今の自分があるんだと思えたらいいなと思ってます。
これからの人生のキッカケになったと思うんで、全く後悔とかは無いですね。
Q.これから留学へ出ようという人へ
A.行くか悩んでるなら、行ってみたらいいと思うし、行くって決めている人なら、抽象的でもいいので、留学終わった後にどうなっていたいとか、目標を持つことは大事だと思います。
留学中はとにかく行動しまくって、いっぱい友達作って、仕事もできるならしてみて、日本にいるときじゃ絶対できないことを出来るので、とにかく積極的に行動したら、後悔しない留学になるんじゃないかなって思います。
- 留学後はしっかり振り返りをして、自分が成長したかどうかを確認!
- そこから新たにどう自分を磨いていきたいか、再度目標設定をする!
やっぱり目標は立てて、行ったほうがいいんですね。
何も目的のないまま行ってしまうと、だらけた留学になってしまうこともあるので、なんでもよいので1つは目標をもって留学できるのがベストです!
由基さんの留学インタビューまとめ
こんな由基さんの筋肉留学・・、変化する留学はいかがでしたでしょうか?
最初から何も決めずに、目標もなく、なんとなく留学に出るということもできますが、それだと何にも身にならないというリスクが大きすぎます。
対して、由基さんのようにしっかり身になる計画はしておいて、現地で必要なことが見つかれば、柔軟に対応していく余裕を残しておくことで、もともと計画していた以上の実りが得られる可能性が高まります。
ただ、どちらにせよ、受け身の状態では何にも得られないということには変わりませんので、そういった行動力、積極性も留学中に磨いていけるとよいですね。