人生1回きりだけん!夢では終わらない社会人留学!
『留学なんて、どうせ、夢で終わるんだろうな…。』
10年間日本のペットショップで働いていたせりかさんの留学ストーリーをご紹介します。「留学なんて夢で終わるんだろうな。」そう思っていたせりかさんが、なぜ今留学をしているのか?海外ではどんな生活を送っているのか?
さらには、実際に留学に行って感じたことや留学中の素敵なエピソード、そして、これから留学する方々へのアドバイス等、たくさんお伺いしてきました!せりかさんの留学インタビューをご覧ください。
せりかさんの留学前のストーリー
せりかさんの留学バックグラウンド!
Q.そもそも、動物関係のお仕事をしようと思ったきっかけは?
A.高校3年生のとき、自分が将来何をしたいのか分からなくて進路をどうするか迷ってたんです。
そのとき思ったのが、昔からお家でワンちゃんを飼っていたり、実家では今までいろんな生き物を飼っていたこともあって、「私ずっと動物が好きだなぁ」って。
それで、“じゃあ思い切って生き物の道に進もう!”と決めて、高校を卒業したあとトリマーの専門学校に通いました。なので動物に関わるようになったのはその進路選択がきっかけですね。
Q.「いろんな生き物を飼っていた」と言っていましたが、具体的には?
A.めちゃくちゃ色々です。犬、うさぎ、亀、金魚、鯉、インコ、ハムスターなどなどたくさん飼っていました。なので友達に『中原動物園』って言われてましたよ(笑)おじいちゃんが昔から動物大好きで、私はそこからの影響かもしれないです。
Q.専門学校卒業後はどうしていたんですか?
A.卒業したあとはペットショップで働いていました。実は、専門学校を終えた後どうするかも迷っていて、動物病院で働くか?それともトリマーになるか?など色々悩んでいたんですが…その時、たまたま地元に、『ペットショップNEW OPEN!スタッフ募集!』っていう看板を見つけて、それでもう運命だ!と思って、ペットショップへ導かれましたね!(笑)
Q.ペットショップでの仕事はどうでした?
A.仕事はすごく充実していました。お店のオープンと共に10年間働いていたので、そのお店と一緒に成長したようなものですね!
大好きな生き物に囲まれながらの仕事なのでもちろん楽しかったですし、一緒に働いていたみんないい人達で良かったです。
じゃあなぜ留学をしようと思ったの・・?
せりかさんの留学ストーリー旅立ち!
Q.そこからどうして留学を志すようになったんですか?
A.実は、留学に行くこと自体は、昔から憧れてたんです。いいな~海外行ってみたいな~ってずっと思ってて、でも一歩が踏み出せなかったんですよね。だから『どうせ夢で終わるんだろうな』という感じでした。
でも、ある時友達に「私留学するんだ~」って言われたんです。その子はもう本格的に計画して動いてて、自分の留学プランを楽しそうに話してくれました。そして、そのときその子に言われた一言があって、
「せりちゃん、人生1回きりだけん。やりたいことやらなきゃ!」
その一言で、はっ!っとなって。そこからの行動はめちゃくちゃ早かったですね!!(笑)
そのあとココアさんに初めてお問い合わせしたんですが、「留学の予定時期が先すぎるから、もう少し経ったら話しましょう」ってなって、それまでの間は、早く留学の話し進まないかな~~と、もどかしかったです!
Q.その後の留学計画は?
A.私の場合、初めは「とにかく英語がやりたい!」「がっつり英語勉強したい!」というのをお伝えしましたよね?そこから何度かお電話して、カナダでの英語勉強プラス、仕事もちゃんとしたかったのでジョブトレーニングのあるプランを紹介してくれて、そのプランにしました。
Q.留学を決意してからの気持ちはどんな感じでしたか?
A.楽しみしかなかったですね!留学が本格的に決まってからは、パッキングしたり必要な荷物を買いに行ったりするのさえ楽しんでました!(笑)
Q.「留学前にやってて良かった」と思うことはありますか?
A.日本で勉強していたのがクラスで出たときは、やってて良かったってなりました。こっちに来てからは、やっぱりボキャブラリーが一番大事だなと思いました。
あとは、自分の好きな言葉を用意しておくことです!やっぱり、留学中はどうしてもモチベーションが下がってしまう時期がみんな来ると思うんですよね。私も一時期、勉強に全く力が入らなくて、やる気がかなりダウンしていたんです。そんな時に、英語の名言のような言葉を見つけて、それがその時の私にすごく響いて、そこから「せっかく留学に来てるのに何やってるんだろう、、もう一度気を引き締めて頑張らなきゃ!」って、気持ちを切り替えることができました。
なので、これから留学する方たちにアドバイスするとしたら、留学に行く前から自分の好きな言葉を見つけてたくさん書いておくといいと思います!
たとえば、出発前すごくやる気のあるときに書いた言葉があって、それを留学中に自分がなまけてる時に見返したとしたら、「あの時の自分はこんな頑張ってたのに、今は…」って、気付くきっかけになると思います。
留学中の出来事をたくさん教えて!
せりかさんの留学ストーリー出会い!
Q.カナダに到着した時の気持ちは?
A.着いた時はなんか、変な感覚でした。というのも・・実は行く前からGoogleマップで学校まで歩いてみたり、空港とか町とかも見て、想像したり妄想したりしていたので、初めてなのに1回来たことがあるような不思議な感覚に陥ったのを覚えてます(笑)「あ、ここGoogleマップで来た所だ」ってなってましたね(笑)
Q.カナダでの一番の思い出は?
A.思い出は数え切れないですね。
いっぱいあるので難しいですけど・・・一番と言われるとやっぱり『人との出会い』ですかね。
はじめの最高の出会いは、着いてすぐです!(笑)
空港のお迎えのときに、たまたまお迎えの車が同じになったブラジルの子と韓国の子がいたんですが、初めてなので緊張しつつも何故かすごくフィーリングが合ったんですよ。なので打ち解けるのもそんなに時間はかからなかったです。
学校が違ったのでそのときはすぐお別れになっちゃいましたが、その1週間後にすぐ会いました(笑)その子たちとは今ではベストフレンドです。ブラジルの子とはもうすごく息が合って親友!っていう感じで、韓国の子とは妹と姉みたいな関係ですね!
そしてもう1つの最高の出会いは、『リリア』という、ある先生との出会いです。
学校が始まってまだ私が初級クラスにいるときから、「めちゃくちゃ厳しい先生がいる」っていう噂をよく耳にしていたんです。話すスピードも早いし、授業も難しいし、宿題も多いし…って、みんながあんまり好んでいない感じで、「そんな先生いるんだなぁ、嫌だなぁ」ってずっと思ってました。
その一方で、私には毎日学校で水をくみに行く時に会う先生がいて、その先生と毎朝「おはよう」から始まるたわいもない会話をするのが、私の朝の日課になっていて、毎日の楽しみにもなっていました。
そして時が経って私もクラスのレベルが上がり、ついにみんなが噂をしている、例のあの先生のクラスが始まることになったんです・・。行きたくないなぁ…という感情を持ちながら朝学校に行って、ドキドキしながらクラスのドアを開けました。
そしたら、まさかのまさか!!私が毎朝話している先生がそこにいたんです!!!!みんなが噂している例の先生が、まさかこの人だったなんて…。初めはものすごく驚きましたよね。(笑)
でも私のリリアの第一印象が全く悪くなくて、むしろ『毎朝笑顔で話してくれるすごくいい先生』だったので、その後も楽しくクラスを受けてました。確かに授業は難しかったですけど、“学べてる”っていうのがすごく伝わるんです。
最終的には、『こんなに尊敬できる人に会ったことない』というくらいの存在になりましたね。リリアはもう、留学生活の中で一番大きい存在で、今でも連絡を取ってます。ちなみに来週会う約束をしてます(笑)
Q.学校はどうでした?
A.私は「VANWEST College」という学校に通っていたのですが、VANWESTで本当に良かったと思ってます。
先生も、生徒も、どちらも『教えよう』という姿勢と『学ぼう』という姿勢があって、“みんな頑張ってる”という感じでした。なので、もし私が今もう一回学校に通うとなっても、もし私が過去に戻ったとしても、絶対にまたVANWESTを選びますね!
あとは個人的には、友達作りのために学校のアクティビティーにめちゃくちゃ参加しました。
Q.毎日の生活サイクルは?
A.学校が終わって、そのあと学校のアクティビティーに行ってからホームステイ先のお家に帰って、キッズたちと遊んで、夜ご飯を食べて、勉強する。の繰り返しでした。
生活に慣れてからは、ホームステイしてたお家の近くに行きつけのバーができました!
でもクラスのレベルが上がってからは、学校が終わってすぐ帰宅して、ずっと勉強してましたね。レベルが上がってモチベーションもアップしたので、「早く帰って勉強したい!」って感じでした。
友達から遊びに誘われたときは、勉強をとるか?と遊びをとるか?の葛藤で、心苦しかったですが・・でも『私は勉強しに来たんだ!』と思い返して、勉強をとりましたね。
Q.卒業した今はどうしてる?
A.今は、お仕事のために学校でジョブトレーニング中です。履歴書を訂正してくれたり、面接でよく出る質問を先生が教えてくれたりしてインタビューの練習をしてます。
Q.日本にいるときの自分と今の自分で変わったと思う点は?
A.リスニングが伸びた。前よりオープンになった。日本にいるときよりも声をかける率が多い。人と目を合わせるようになった。
ぱっと思いつくのはこんな感じですかね?
カナダって、優しい人が多いから知らない人とでもいきなり会話が始まるんです。日本では、人と目が合っても基本的には何もないし、ずっと携帯って感じですけど、カナダでは目が合ったら絶対に笑うし、絶対になにかリアクションがあるんですよ。なので、私自身も日本にいたときより確実に積極的になれましたね。
Q.最後に、一言!
A.“やりたい時にやりたいことをするのが一番!先のことを考えすぎず、今できることをとにかくやる。”
私は、後悔をするのがとにかく嫌なのでいつもこれを心掛けてます。これからも楽しく、私らしく、やっていこうと思います!ちなみに今は日本に帰るよりも「カナダに残りたい~」って気持ちです。(笑)
せりかさんが通ったのはカナダのVANWEST COLLEGEというバンクーバーでも、長い間続いているスクールになります。良かったら合わせてご覧ください!
せりかさんのサポートを終えて…
私がせりかさんの留学をサポートさせていただいた中で感じたことの1つとして、『決断力』というものは、留学だけでなく人生においてとても重要な力なんだと、気付かされたことがあります。
せりかさんは何事にもポジティブで色々なことに対して積極的に取り組んでいて、『いつも笑顔で明るくて、どんなことでも楽しんでいる』という姿がすごく印象的です。そんなせりかさんを見て、人生にもっと“楽しみ”を増やしたいのなら、うじうじ悩んだり考えすぎたりせず、せりかさんのようにまずはチャレンジしてみることが大切なんだなと思いました。
高校卒業後の進路も、ペットショップでのお仕事も、留学の決断も、、導かれたかのように一瞬で思い立ち、迷うことなくその道にしっかりと進むことができる、せりかさんのその力こそ、人生をよりハッピーに、もっと面白いモノにさせる秘訣なのだと思います。
もしも今、何かに「挑戦してみたい」という気持ちがある方がいたら、目的やその結末を考えすぎず、まずは行動に移して、決断してみてください!『やりたい時にやりたいことをする!今できることをとにかくやる!』このせりかさんのモットーのように、この機会にぜひ新しいことにチャレンジしてみてください。
せりかさんの留学インタビューまとめ
せりかさんの留学インタビュー、いかがだったでしょうか?
もちろん、留学に行くならばその目的やゴールをしっかりと考えてから行くことは大切なことです。ですが、勘違いしてほしくないのは、『私には夢がないから留学に行ったって意味ないや…。』『海外に行きたい気持ちはあるけど、特に目的があるわけじゃないからな…。』そう思っている方でも、その気持ちを大切にしてほしいということです!
留学のきっかけは人によって様々です。もしも今明確に目的がない方は、まずは「行動してみる力」を忘れずに、最初の一歩を踏み出してみてください。
そして、せりかさんのように人生がもっと楽しく、面白くなるような素敵な留学を、私たちカウンセラーと一緒に作っていきましょう。