海外大学進学を目指すための圧倒的な留学計画!!
海外大学への進学を希望される皆様には、是非、知っておいて頂きたい『留学準備の大切さ』に関して詳しくご紹介させて頂きます。
激増する海外大学進学希望者!!
ここ数年、海外の大学への進学を考える人たちが、ものすごい勢いで増えている事はご存知でしょうか?
特に、高校生からの留学相談の際に話を聞いていますと、少し悲しいお話ではありますが「日本の大学進学に対する魅力がなくなった!」と答える子たちが本当に多くなった印象を持ちます。
それもそのはずです。
大手企業からも『45歳定年』という考え方が増え、終身雇用が完全に崩れようとしている今、日本でTOP10以内に入るような名門と言われる大学を卒業するのであればまだしも、全国レベルで知られていない大学を卒業したからといって将来が約束されるわけじゃありませんもんね。
そうした中で、個人を平均的に伸ばすことが得意な日本教育ではなく、圧倒的な能力を持つ個人を育てる海外大学の教育のほうが魅力的に見えるのは仕方ありません。
そこでここでは、海外大学進学を考える高校生や社会人の皆様のために、無料で進学できるアメリカ大学のお話から、海外大学を目指す上での留学のポイント等を案内させていただきたいと思います。
少し長い文章になりますが、最後までお付き合い頂けましたら幸いです。
- 日本の大学に進学するメリットは無くなってきている
- アンテナが高い高校生は日本の大学進学に危機感を覚えている
世界的な金融企業で働く友人が「海外大学は高校の成績が優遇されるから日本の高校なんて3流で良い」「受験戦争は一切なしで今では日本の平均年収の5倍は稼げてる」「これは知っているか知っていないかの差」って言ってました。
日本で進路相談をすると、残念ですが必ず偏差値が出てきてしまいます。
そもそも進路相談を受ける方々には海外経験や海外を目指す視点が無いので、学校での進学相談時には注意が必要です。
海外の大学へと進学する3つの壁?
まず始めに、海外大学へと進学しようとする皆様が直面する『大きな3つの壁』についてお話しさせていただきたいと思います。
1.海外大学進学への【留学費用の壁】
1つ目の壁は言うまでもなく、『留学費用』です。
国内大学へと進学する場合、昨今では授業料の無償化などが進んでおり、学費は安価なものになってきておりますが、悲しいことに海外大学の学費は、世界的な物価上昇に伴い毎年のように値上がりしています。
そのような中で、海外の大学は必ずと言っていいほど、その国の大学生(現地学生)と海外留学生(日本人留学生)の学費が分かれています。
一般的に、日本人学生が海外大学へと進学する際の学費は、現地大学生の学費の1.5~2倍程度に設定されています。
そのため、単純に現地の学生が授業料が月10万円・年間学費120万円となっていた場合、日本人留学生は年間240万円の学費を納付する必要があります。
これに加えて、生活費が月10万円だった場合は年間の生活費が120万円になるのですから、総額年間360万円、4年間の大学生活を考えると1,500万円もの大金を覚悟しなくてはいけません。
- アメリカの大学では留学費用が年間1,000万円を超える学校も普通にある
- 進学時は外国人料金の学費が必須になる
2.海外大学進学への【コミュニケーション能力の壁】
2つ目の壁は、『コミュニケーション能力・英語力』です。
日本の学生は、どうしてもコミニケーション能力、つまり英語力に大きなハンデを持っています。
それはどういうことかと言いますと、日本の英語教育がどうしても座学ベースで行われるため、実際に海外大学進学に必要な英語力試験に含まれる『スピーキングテスト』のスコアが全く足りない方も珍しくありません。
その一方で海外大学では、自分の意見を他者に伝えるディベート能力が必要になることが多く、日本人学生の多くが苦しみます。
他にも、日本人の学校教育では論文やエッセイを書くことに力が入れられていないため、書き方やルールに関して学んでいない方も多く、大学進学後にライティングが出来ずに困る方も少なくありません。
- コミュニケーション力で悩む学生が沢山いる
- 論文やエッセイが苦手な人も多い
3.海外大学進学への【時間の壁】
そして最後の3つ目の壁ですが、海外大学に進学する学生が最も苦しむ『時間』の壁です。
海外の大学では授業のために膨大な量の資料や論文を読み込まねばならず、学生の中には1日中そういった参考書やスマホなどを手放せない方も珍しくありません。
そんな状況下で、留学生の中にはどうしても生活費のためにアルバイトもせねばならず、週末には別のアルバイトをするなど掛け持ちするなどしている学生もいます。
このような学生たちは、常に課題提出などの時間に追われているため、タイムコントロールだけでなく過酷な状況に耐えることができる体力まで必要になります。
更に、海外生活や文化にも慣れる必要もあるので、海外大学進学をしている学生がどれほど大変な思いをしているか少し感じていただけたのではないでしょうか?
- 寝る時間を削って学習する学生も少なくない
- 日本とは違い授業についていくだけでも必死になる
- 単位を落とせば容赦なく卒業が遅れる
年度 | 卒業者 | 進学者(%) (大学院等) |
就職者 | 無職(%) | |
---|---|---|---|---|---|
全体(%) | 正社員(%) | ||||
2017 | 559,678 | 67,563(12.1) | 418,163 | 399,025(71.3) | 48,866(8.7) |
2018 | 567,763 | 67,734(11.9) | 432,333 | 413,971(72.9) | 44,182(7.8) |
2019 | 565,436 | 66,830(11.8) | 436,156 | 419,088(74.1) | 39,854(7.0) |
※ 卒業後の就職率は増えているが、それでも4万人弱は無職になっている。
(文部科学省[学校基本調査]:2019年度調べ)
日本の大学生みたいにアルバイト中心の生活って出来ないんですね?
日本の大学生は世界トップクラスに学校外での学習時間が少ないです。
日本の大学と同じような感覚で進学すると、本当に痛い目に遭いますので注意してください!
日本人が絶望的に足りない留学準備!
そうした実情がある中で、海外大学への進学を目指す皆様が最も足りないものは何かと言いますと、タイトルにもある通り『留学への準備』です。
海外大学を目指す皆様の多くは、大学の情報を集めることに集中してしまい、それ以外の準備については全く手をつけていないケースが散見されます。
例えば、最近増えてきている、社会人による海外大学進学を目指す場合ですが、そのほとんどにおいて「仕事が忙しいから全く英語の勉強ができていない」と答えられます。
また、進学希望をしている学校のホームページは英語で記載されているため、日本語で書かれた記事を探し出し、大学の情報だけ集めようとする方が多いのも特徴的だったりします。
これは是非、皆様に覚えておいていただきたいことなのですが、海外大学進学を志す場合「80%は自分のスキルアップ時間に、10%は大学情報を調べる時間に、そして残りの10%を渡航までの身辺整理の時間」にしていただければと思います。
- 自分磨き80%・情報収集10%・身辺整理10%
海外の記事とかSNSとか見てる時間って、実際は全くやってないのに勉強した気になるんですよね。
分かります。
受験勉強やテスト勉強の時、机に向かう前に何故か部屋を掃除してしまう感覚と同じですよね・・。
海外大学資格を日本で無料取得する方法?
さて、先にご案内した【留学費用の壁】で、あまりにも高額な大学進学費用に絶望してしまった方も多いかもしれません。
そんな中で、実は、日本国内にいながらアメリカの大学卒業資格を取得することができることは一般的には全く知られていません。
これはアメリカの大学のカリキュラムをオンラインで受講するのですが、実は、やり方によっては『学費完全無料』にて受講することも可能だったりします(オンラインレッスンはコロナ禍に大きく進みましたがコロナ前からも有りました)。
ただし【コミュニケーション能力の壁】でご案内したように、海外大学のカリキュラムは、課題提出のため1日中論文を読み漁らなくてはいけません。
そのためTOEICテストで満点クラスの方でも、卒業するのは全く容易では無いので、一般的な留学を組み合わせて英語力をある程度高めてから受講される方が多いです。
また、このような海外大学へオンラインで進学するための語学留学を設計することができる留学カウンセラーは、日本国内には数名しかいないため注意が必要です。
- University of the Peopleという日本からオンラインで受けられる無料の大学もある
確かにコロナでオンラインで勉強することに違和感がなくなった印象があります!
日本にいても海外のレッスンが受けられる、本当に良い時代になりましたよね!
海外大学進学の留学計画のまとめ
さて、海外大学進学の留学計画についていろいろお話させていただきましたが、進学のための計画や心構えがいかに大切か?ということが、少しでも皆様に伝わっていたら嬉しいです。
また日本の進学とは違って海外大学に進学する際は、「将来、自分がいったい何をして生計を立てていくのか?」や「キャリアはどうやって育成していくか?」というところまで考えておいて頂けたら素敵な学生生活になるかと思います。
もしご興味ございましたら、ココア留学へとお気軽にお問い合わせください。
ここにいらっしゃる皆様全てが、海外大学を卒業し、笑顔で苦労を分かち合える日がやってきますように。