大学生留学

誰にも『留学ジャーニー』とは絶対に言わせない!

誰にも『留学ジャーニー』とは絶対に言わせない!のイメージ

「留学って言うけどさぁ、それって留学ジャーニーでしょ?w」「今更そんな旅行に行って意味あるの?」

大学生から「こんなことを周りに言われた」というご相談があってから、早くも3年の時が過ぎました。

留学とジャーニー(旅行)の違い

イベントで話す男性

冒頭から留学に対するものすごい言われようで始まりましたが、実は、当時、芸能人の松本人志さんがプレゼンターを務める『クレイジージャーニー』というテレビ番組をもじって、こうした衝撃的な内容を言われた大学生さんからご相談をお受けしたことがございます。

先ず、クレイジージャーニーという番組がどういう番組か?簡単にご紹介させて頂きますと、クレイジージャーニーは世界中の危険な場所や一般人が入ることができないような秘境へ、海外コーディネーターとともに訪れ取材をしてくることが魅力の冒険バラエティ番組でした。

当時、深夜放送であったにも関わらず、留学生のサポートをしながらテレビにかじりついていたことを思い出します。

留学ジャーニーと呼ばれた理由

そんなクレイジージャーニーをもじって、留学ジャーニーと呼ばれたのには理由があります。

そもそもジャーニー(Journey)とは『旅行・旅』と言うふうに日本語では訳されるのですが、英語には他にも『トリップ(Trip)』や『トラベル(Travel)』と言うものがあり、それらの旅行とは違い、短期の旅行を指す意味ではなく長めの旅行を意味します。

留学もまた海外に滞在することになるため、当然のことながら一般的な旅行と比較して期間が長めになる訳ですが、その辺りを上手い具合に当てはめ『留学ジャーニー』と言ってきたわけです。

留学ジャーニーに隠されたディスり

また、「留学ジャーニーに行くんでしょ?」と笑った学生は、暗に「どうせ海外を見て帰ってくるだけでしょ?」という深いマイナスの意味も込めて言い放っていました。

正直、留学関係者として悲しいのはもちろんですが、こうした留学生の悲痛な叫びを聞いて「なんとかしなくてはいけない」と思ったのは言うまでもありません。

残念な現実と苦しむ学生

カナダのイメージを持つ落ち葉

ただ、現実はあまりにも残酷で、2010年代の留学と言うものは、日本政府が留学する人数を増やすことに焦点を当てたため、ただ留学人数を増やすために留学と呼ぶには程遠いものも数多く行われました。

例えば『留学』と言う名目でありながらも、リゾート地での楽しみやパーティーイベントを大々的に押し出した宣伝や広告を見た方もいらっしゃるのではないでしょうか?

それもそのはず、留学といっても、1ヵ月以内という超短期のものが主流となっており、大学生からは「1ヶ月間で英語を勉強しに行きたい!」というご連絡ばかりが殺到していたことを思い出します。

何を学びにいくのか?

このように留学の本質を失ってしまったのには、当時の大学生に問題があったというよりも、私たち留学会社の方に大きな問題があったと言わざるを得ません。

と言うのは、正直、1ヵ月程度の留学では留学に出たところで『何かを修めて帰ってくる』には『あまりにも期間が短すぎる』と知っていたため、プランニングや学習カリキュラム設定などは全く行うことができません。

ただ、どうしてもフィリピン留学を斡旋した際の利益は大きく、言ってしまえば少し長めの旅行、つまり『留学ジャーニー』のようなものだと知りながらも、大学生の希望されるまま留学を手配して斡旋してしまったことがあります。

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日本に縛られない時代へ

船で未来に進む様子

そんな中、コロナにより大学生たちの考えが大幅に変わろうとしています。

コロナは、幸か不幸か短期の海外旅行を全て禁止にし、それこそ『留学ジャーニー』のような短期の旅行目的のような留学が完全にできなくなっています。

そのため、大学生からの留学相談と言えば、「将来の就職活動に活かせる留学を作りたい」や「海外永住ルートを見据えた留学ってどんなですか?」または「海外に就職ルートを広げたい!」といった、本当にキラキラした将来の希望や目的が集まるようになりました。

留学の本質は1年半~

そこで、「短期留学がダメならば、どれくらいの期間があれば留学が本格的なものになるのか?」と言うお話に関してですが、実は、留学の本質は1年ではなく1年半以上の留学を経験したときに大きな違いをもたらします。

例えば、英検2級程度の英語力を持った学生が留学に出ると、約半年間ほど語学学校に通って頂けたら海外のカレッジへと進学できるギリギリのラインまで英語力を伸ばすことができ、学位を取得して帰国することが可能になります。

また、もう少し英語力に自信のある学生の場合、カレッジにプラスして海外企業でのインターンシップ経験も積むことも可能で、それは帰国後の就職活動に多大なプラス影響をもたらします。

と言うのは、短期留学では学びの舞台が語学学校となるのですが、語学学校では学位を修めることができないため、実は、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)に記載することができず、場合によっては語学留学を履歴書に記載することで企業からのマイナス評価対象となってしまうことがあります。

企業側の立場からすると短期留学がガクチカに記載されていると、「大学は4年間もあるのだから1ヵ月の短期留学のようなものではなく、他にもっと力を入れていることがあるだろう!」という見解になる訳です。

その一方で、カレッジ進学は学位となり、さらに進学ができていることが『そもそもの英語力の証明』になるため、その留学は高く評価されることになる訳です。

そのため1年半以上の留学を経験した大学生は、短期留学経験者と比較して一歩も二歩もリードした状態で就職活動が行えることになります。

進路は日本企業に縛られない

長期の海外留学を経験された方には更なる将来のルートも広がります。

留学で海外カレッジへ進学するとディプロマ(Diploma)やサーティフィケイト(Certificate)といった、学位や卒業証明資格を取得することができるので、当然のことながら就職先として世界中の国々へと広げることも可能になります。

加えて、カナダやオーストラリアといった国々は日本とは全く給与形態が違うため、収入に関して言えば日本の倍以上になることも珍しくありません。

海外への移住も視野に

長期留学者にはまだまだメリットがあります。

留学生の中には、カナダなどの国で海外永住資格を取得し、「将来、ご家族も呼び寄せて一緒に暮らそう!」と考えていらっしゃる学生さんもいらっしゃいます。

特に、カナダは教育水準がかなり高く、大学も世界大学ランキングで日本の東大以上にランクインしている学校もあるほどなので、移住された方のお子様もまたレベルの高い教育を受けることが出来ます。

さらに高福祉国であるカナダは、お子様の学費は無料ですし医療費等も必要無いので、将来を考えている学生からは『第二の人生の選択肢』としても人気を集めています。

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留学の可能性とは?

海ではしゃぐカップル

さて、これまで『留学ジャーニーとは絶対に呼ばせない留学』についていろいろとお話させていただきましたが、最後に大学生の皆様に「これだけは避けて欲しい留学」というものをピックアップさせていただきましたのでご覧ください。

もちろん絶対ダメというわけでは無いのですが、沢山の留学を作っていくうちに「あまり良い結果やフィードバックを得ることができなかったもの」となりますので、参考にしていただければと思います。

大学生が避けておいた方が良い留学

  1. Step.1 短期留学は避ける
    短期留学と呼べるほど学べる人は数えるほどしかいません
  2. Step.2 目的は今では無く将来
    高校生とは違い大学生の留学では将来につながる留学を考えてください
  3. Step.3 語学留学では終わらない
    少なくとも「英語を学んできた」だけでない留学、学位や就労経験、キャリアなど次のステージの留学を目指してください
  4. Step.4 視野を広げる留学はしない
    「外国人の友達を作りたい」や「視野を広げたい」と言うのは旅行でもできる。留学はさらにプラスして!
  5. Step.5 思い残すことがない留学へ
    大学生で留学に出てしまえば、社会人になって留学に出る機会は、ほとんどありません。思い残すことが無い様にして。

誰にも『留学ジャーニー』とは絶対に言わせない!まとめ

自分で将来に向かって船をこぎ出しているようす

今回は『留学ジャーニー』と呼ばれた、3年前の留学相談について振り返りながらお話をさせていただきましたが、留学はその方法とやり方次第で、大幅に自分の将来を左右してしまうものとなることは皆さまもご存知かと思います。

そうした皆様の大切な未来を取り扱う者として、さらに気を引き締め留学生のサポートに精進させて頂きたいと思います。

また、何か留学について悩んでいたり困ったりしていることがありましたらココア留学とお気軽にご相談ください。『我々のできる範囲で』とはなりますが、一生懸命動かせて頂きますので。