カナダ移民・永住権

カナダ移民・移住に関するメリットとデメリット!

カナダ移民・移住に関するメリットとデメリット!イメージ

私たち日本人にとってカナダへ移民することは一大決心となります。そこでここでは、カナダに移民することによるメリット・デメリットについて言及して紹介してみたいと思います。

カナダへ移民するメリットとは?

バンフの大自然

人によって好き嫌いはそれぞれだと思いますので、個人的な視点から見たカナダに移住した時のメリットとデメリットを挙げてみます。

雄大な自然と澄んだ空気

雄大な自然は言うまでもないですが、バンクーバーに住んでいた時は、街のどこからでも山か海が見えて緑の多いところでした。車で30分走れば、山の中でハイキングが出来ます。日本からカナダに移ってから喘息が治ったという話も聞きます。

バランスの取れたゆったりとした生活

私がカナダに暮らそうと思った大きな理由のひとつがこれでした。カナダで働き始めてから午後6時半にオフィスにいたら、こんな遅くまで働いているの?と聞かれたことがあります。夜同僚と飲みに行くということも少ないので、家に帰ってからは独身の時は友達と遊んだり、結婚してからは家族とゆっくりと時間を過ごすことができます。ショッピングの品数が日本に比べて少なく物が溢れている感はあまりありません。友達や家族と散歩したりする時間が多く持てます。

国際色豊かな文化

都市によって人種の偏りはありますが、特に大都市は国際色豊かで違う国から来た人とでも普通に友達や同僚になれます。身近にいる人たちに直接母国の話が聞けるので、世界を近く感じることができます。

多人種の中で個性を出しやすい環境

みなが違う個性を持って尊重し合っているので、自分を持っていたほうが生活しやすいころがあります。みなが違って当たり前が基本にあるため、相手と意見が違っても自分が思ったことを言いやすいです。私がカナダに住みだしたころは最初は思ったことをそのまま言葉にすることができませんでしたが、練習を重ねて言えるようになり、同時に自分らしくいられるような環境だと思います。

英語の生活

カナダの6大都市に住む約80%の人が、家では英語、フランス語または先住民の言葉以外で話すことが最も多いという統計があります。日本人以外の人と話す時で、お互いの母国語がカナダの公用語でない時には、第二言語の英語またはフランス語で話すことが多いです。グループで集まっても違う言葉が行き交うこともしばしば。ちなみに私のカナダの家族が集まる時は英語、日本語、北京語、福建語が同じテーブルで同時に話されます。

子供の教育

カナダの教育について

国籍について

カナダに長く住んでいてもカナダ人にならずカナダ永住権保持者として日本のパスポートを保持し続けることができる。
日本は今のところ2重国籍が許されていません。日本人のパスポートを持ち続けたい方はPRカードを5年毎に更新することと、5年の間2年間カナダに住むことでカナダ永住権を保持することができます。

医療費が無料

税金は高めですが、医療費は無料です。

学費が安い

日本に比べて学費が安いです。

日本の一年間の大学の学費
US$11865 平均収入US$22,790に対する購買能力は52.06%
カナダの一年間の大学の学費
US$5974 平均収入US$26,623に対する購買能力は22.44%

※留学生の学費は一年間平均でUS$10,730
Source: Global Higher Education Rankings 2010 and the THE World Rankings 2011-2012

カナダへ移民するデメリット

オンタリオ州の海岸線

基本的に個人主義なので人に頼りすぎず自分でできることは自分でする

日本から来たすぐは転びそうになったときのサポートが少ないと感じました。自立して強くなるしかないです。

移住をしてから生活が落ち着くまでに3年かかると言われている

強い意志と忍耐が必要です。

日本の家族から離れている

一番近いバンクーバーから東京でも飛行機で9~10時間。最近はソーシャルメディアの普及で毎日のように日本の家族とやり取りができるようになり感謝。

痒い所に手が届く行き届いたサービスを期待できない

日本のおもてなしとカスタマーサービスに勝るところはありません!日本に一時帰国する度にカスタマーサービスのレベルの高さに感銘しています。

チップ

日本よりサービスが良くないのに、なぜチップを払わなくてはいけないのか分からなくなる時があります。

日本のほうが食べ物がおいしい

まったくの個人的意見ですが、日本にあるレストランのほうが一般的に味が繊細で美味しいです。料金もリーズナブルで、チップもいらないし、サービスも日本のほうが良いです。

カナダの方が日本に比べて安いものの例

  • 消費者物価(消費者が実際に購入する商品やサービスの小売価格)
  • 食料品

日本の方がカナダに比べて安いものの例

  • 家賃
  • 外食
都市・国ごとの生活費比べができるサイト
https://www.numbeo.com/