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カナダのワーホリビザ申請に【無犯罪証明書】の提出!?

カナダのワーホリビザ申請に【無犯罪証明書】の提出!?のイメージ

カナダのワーキングホリデーは、『数あるワーホリ協定国の中でも最も人気な国』と言っても過言でないのですが、カナダのワーキングホリデービザ申請時に『無犯罪歴証明書(警察証明書)』を求められる場合があることをご存知でしょうか?

いきなり「カナダ政府から無犯罪歴証明書を提出してください!」って言われたら本当にビックリしてしまいますよね?

ここでは、そんな無犯罪歴証明について苦労していらっしゃる皆様のために、無犯罪歴証明書の提出までの流れについてサラリとお伝えさせて頂きたいと思います。

カナダのワーキングホリデー申請で突然くる!

海外のパトカー

カナダのワーキングホリデービザの申請時に、人によっては「無犯罪歴証明書を提出してください」と言うアナウンスがカナダ政府より送られてきてしまいます。

そのため、特に気をつけていただきたいのは、『31歳を目前に控えて申請ギリギリになっている方や、既に学校や飛行機を手配してしまって、入学日や渡航日まで全く時間がない方』です。

こうした方々の場合、そもそもビザが間に合わずにキャンセルになってしまったり、取得そのものが不可能になってしまうケースもあります。

おそらくこちらをご覧になっていらっしゃる皆様は、カナダ政府より何かしらの連絡を受けご覧になっているかと思いますが、無犯罪歴証明書の取得は、国によって全く違ってくるため、取得難易度はかなり高めなので、心してかかっていただければと思います。

カナダのワーキングホリデービザについて!
カナダのワーキングホリデービザ2020年【完全版】

カナダのワーキングホリデービザについては、毎年のように法律の改正が行われています。詳しい内容については以下も必ず参考にするようにしてください!

カナダのワーキングホリデービザ2020年【完全版】

そもそも『無犯罪歴証明書』っていったい何ですか?

カナダのメイプルの葉

無犯罪歴証明書(Police Certificate:警察証明書)』とは、その名の通り「あなたが今までに罪を犯したことがないですよ!」と言うことを証明する書類のことです。

18歳以上で日本以外の国で6カ月以上連続して滞在していた人」は、カナダ政府よりその滞在国の『無犯罪証明書』の提出が求められます。

しかしながら、例えば、アメリカの語学学校に、6カ月未満となる『5カ月20日間』通っていた方でもカナダワーキングホリデーのビザ申請時に無犯罪証明書の提出を求められたケースがありますので、滞在期間が微妙な方は『高い確率で政府からの提出が求めらる』と思っておいて頂けたらと思います。

また、ワーキングホリデービザ申請を進めていても、途中で『無犯罪歴証明書』を求められたら、提出が完了するまでは申請プロセスが完全にストップしますので必ず提出する必要があることも合わせて覚えておいてください。

最近、2カ国留学などで2つの国にまたがった留学を計画されるケースが多いですが、「アメリカに留学してからカナダでワーホリしようかな」「オーストラリアでワーホリして、カナダでもワーホリしよ~っと!」と、お考えのみなさんは『無犯罪歴証明書』が必要になる可能性が非常に高いことを覚えておいてください。

そこで、こちらでは特に無犯罪歴証明書の提出を求められている、アメリカとオーストラリアのケースでご案内させて頂きたいと思います。

アメリカの無犯罪歴証明書をFBIから取得する!

アメリカの古い建物と国旗

そこでまずはアメリカの無犯罪歴証明書についてご案内させて頂きます。

アメリカに住んでいた人がカナダワーホリに行く場合は、『アメリカの無犯罪証明書:FBI Clearance』が必要になり、アメリカの無犯罪証明書は『Identity History Summary』とも呼ばれます。

初めて聞いた方は「FBI!!あのアメリカの警察の!?」と驚いてしまうかもしれませんが慌てる必要はありませんので、順番にご案内させてさせて頂きます。

FBIへの申請は『オンライン』or『郵送』

まずは、FBIのウェブサイトから「Identity History Summary Checks」の申請手続きをしていくことになりますが、当然ですがFBIなので、申請のご案内なども全て英文になります・・。

申請方法は「オンライン」と「郵送」がありますが、郵送は時間がかかるのでオンラインがオススメです。

Identity History Summary Checks

FBI Identity History Summary Checks

FD-258フォーム作成と指紋採取

指紋採取のステップに入りますが、まずFBIに提出する指紋採取フォームは「FD-258フォーム」と言います。

このフォームには、あなたの指紋情報が必要ですので指紋採取に行く必要があります。日本国内で指紋採取する場合は、警察または民間企業で依頼します。

パスポートなどが必要になりますので、持ち物についてはしっかり確認をします。

警察で指紋採取する場合

警察で指紋採取する場合は、FBI指定のFD-258フォームを必ず印刷して持参します。事前に警視庁に問い合わせて予約をします。

ただし、警察での指紋採取のためには必ず証明するために「公証人」が必要になります。

公証役場から公証人を派遣してもらい、一緒に警視庁に出向き、公証人の立ち合いのもと指紋を採取して公証人に証明書を書いてもらいますが、公証人の派遣は有料で、1万5,000円~2万円程度になります。ちなみに弁護士でも可能です。

民間企業で指紋採取する場合

ここまで見て「うわー難しい・・」と思ってしまった方は、確実に代行してしまうことを推奨させて頂きます。サポート会社を利用すると手続きの案内もサポートにつけられます。

民間で指紋採取する場合は「公証サービス」がある会社がオススメです。なお、個人で警察で行う指紋採取とは違って、公証サービスがあれば公証人を派遣する必要も無いので便利です。

ココア留学生が指紋採取をした際は、東京都内にある指紋鑑定専門の民間企業に依頼していましたが、FBI Clearanceに詳しいスタッフが『FD-258フォーム』の書き方まで指導してくれ、その時の指紋採取費用は35,000円となっております(※ 要予約)。

少し高いですが申請などが得意ではない方の場合、安心して手配ができると思います。

ココア留学生の民間企業利用例

留学生
留学生

私は時間的にも間に合わないと思って、民間企業の方にお願いしました。

私の指紋採取をしてくれたのはFBI clearanceについて詳しい方で、指紋採取の際にフォームの書き方までご指導頂きました。

パスポート番号が必要になるので、パスポートが必須で、免許書などもう1つ身分証明書が必要になります。

FD-258フォームの提出、そして証明書の発行!

FD-258フォームの提出方法は郵送です。

アメリカへの郵送は『FedEx』という国際宅配便を利用すると早く届き、無料追跡サービスもあります。

FedEx事業所まで持って行き、一番早く着くよう発送してもらうと確実です。

FD-258フォームが現地に到着してからは、3~5日ほどで Identity History Summaryが発行されます。

さて、Identity History Summaryをリクエスト申請した時に受け取ったメールに、URLとPINコードが書かれていますので、ログインするとIdentity History Summary証明書をダウンロードすることができます。

ココア留学生のFD-258フォームの提出例

留学生
留学生

私はアメリカへの郵送にはFedExを利用しました。

自宅から一番近いFedExの事務所まで持ち込み、14時に発送して、翌日の10時に現地へ着きました。

料金は6,500円ほどだったと記憶しています。

ネットで集荷もしてもらえるようですが、アカウント登録が必要になったりと、初めて利用する人はいろいろ手間がかかるようです。

オーストラリアの無犯罪証明書を取得する!

オーストラリアのオペラハウス

オーストラリアに住んでいた人がカナダワーホリに行く場合は、オーストラリアの無犯罪証明書「National Police Certificate」が必要になります。これは「Criminal Records」とも呼ばれます。

実は、オーストラリアの無犯罪証明書は取得のハードルが高いことで有名だったりします。

その理由として、無犯罪証明書を発行してもらうためには、いくつかの書類を提出するのですが、この提出書類は「ポイント制」となっており、ポイントが足りない場合には国外からの請求が行えないためです。

まず、申請には計100点分の書類を提出する必要があるのですが、これがなかなか大変なのです。

日本人が用意しやすい書類は以下の2つです。

  • パスポート(70点)
  • クレジットカード(25点)

しかし、これでは100点に届きませんので、以下のような他の書類をゲットして一緒に提出する必要があります。

  • オーストラリア免許証(40点)
  • オーストラリア学生証(40点)
  • バンクステートメント(25点)
  • 公共料金請求書 - 電気ガスなど直近12ヶ月以内(20点)

その他のポイントになる身分証明

※学生証:いま実際に通学している場合
※Bank Statement:オーストラリアの銀行で発行された明細書。取引明細や残高証明書など。

比較的入手しやすいのは『バンクステートメント(銀行の利用明細)』ですが、ほとんどの場合に銀行口座をクローズしてから帰国されていらっしゃると思いますので、日本に帰国してから用意するのは難しいので現地にいる間に用意しておく必要があります。

また、銀行口座詳細(口座を閉じてなければ)、公共料金支払いレシート、銀行送金履歴(オーストラリアから日本へお金を送った記録など)、TFN(タックスファイルナンバー)、家賃を支払った際のレシート、オーストラリアのワーキングホリデービザ下りた際のレターなども有効です。

「National Police Check」申請フォームにアクセス

「National Police Check」への申請ですが、申請はオーストラリア警察のウェブサイトで全て英文になります。

National Police Checkへ

無犯罪証明書の申請時の注意

最初のページは注意事項が書かれているのですが、しっかり読んでから次に進んでください。

特に、申請料にはクレジットカードで支払うのですが、『支払い(Payment)ボタン』を2回押してしまうと、そのまま2回分の支払いがなされて返金してもらえません。

オンライン申請を進める

注意事項を確認したら次に進み、あとはインストラクションに沿って入力、書類提出を進めますが、住所の入力は間違いのないようにしてください(入力した住所に『無犯罪歴証明書』が郵送されます)。

また、手続き自体は本当に簡単ですが、最後に支払いを済ませたらメールで支払いレシートが送られますので印刷して保管しておいてください。後日に提示を求められることがあります。

書類はオーストラリア警察に受理されると、特に不備がなければ国際郵便で10~20営業日で指定の住所に「無犯罪証明書」が送付されます。

カナダのワーホリビザ申請に【無犯罪証明書】の提出!?のまとめ

カナダの街並み

通常であれば、ほとんどの留学生は留学会社を利用して計画的な留学・ワーホリ設計を行っているため、こうした無犯罪証明書の提出等で困ることはほとんどありません。

しかしながら、インターネットの情報がかなり増えてきてしまって『自分で留学計画も作ってしまおう!』として頑張った結果、逆に取り返しのつかない結果になってしまう方も少なくありません。

政府関連の申請手続きのミスは、当然のことですが『一生パスポートには傷として残り続けてしまう』ことになるため注意が必要になります。

また、海外の無犯罪証明書の取得は大変な手続きにはなってしまうだけで無くて、手配をされるかたも少数なため『なかなか情報が無い』というのが本音です。

そのため、民間企業の『無犯罪証明書』手続き費用についても毎年上がってきておりますので、もし留学前にこちらの記事を読んで頂ける方がいらっしゃったなら、是非、周りのご友人等にお伝え頂けましたら幸いです。