親子留学の費用はどれくらい?節約方法もズバリ!
ここ数年、親子留学の相談が右肩上がりに増えてきていることについて、ご存知のかたはいらっしゃいますでしょうか?
20年ほど前は、親子留学に出る事が可能な家庭と言うのは富裕層のみに限られていましたが、最近では留学費用が大幅に安くなったため、お子様と一緒に留学に出ようと考える方々が増えたためです。
そこでここでは、親子留学の費用について世界中の英語圏の国々と比較しながらご紹介し、さらに留学の節約方法についても留学のプロとしての立場でご紹介させていただきたいと思います。
少しでも安い親子留学にご興味のある方は、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
親子留学のスタイルって何?
まず始めに、親子留学の費用についてのお話をさせていただく前に、皆様には『親子留学のスタイルが3種類あること』について知っておいていただきたいと思います。
親子留学のスタイルによって留学費用が全く異なってきますので、「どのようなスタイルで留学に行こうとしているのか?」イメージを膨らませておいていただければと思います。
親子留学のスタイルは以下の3種類になります。
3種類の親子留学のスタイル
- スタイル①:子供だけが学校に通う『子供留学+保護者』スタイル
- スタイル②:子供だけではなく親も学校に通い学ぶ『子供留学+親留学』スタイル
- スタイル③:子供はデイケアや保育園へと通い親が学校に通う『子供ケア+親留学』スタイル
ポイントとしては、『学校の通う人数』や『子供のデイケアや保育園に通う人数』等により生活費や学費が大きく変わってしまうので、スタイルが変わってしまうと全ての留学計画が変わってしまうので、それにつれて費用も変わってしまうとお考えください。
親子留学のスタイルで変わる費用!
さて、親子留学のスタイルについて学んでいただけたところで、次に、皆様には「具体的に留学スタイルによってどれだけ費用が変わってくるのか?」と言うお話をさせていただきたいと思います。
まずは以下のグラフをご覧ください。
※ グラフをクリックすると詳細が絞り込めます
上記のグラフは、カナダの1ヵ月親子留学をスタイル別に表示したものですが、留学のスタイルによって大幅に留学費用が違うことが分ります。
例えば、親子2人が共に学校に通う場合、当然のことながら学費は2人分で2倍になりますし、親が保護者として一緒に親子留学に出る場合は、親の分の学費は必要なくなりますので、留学費用は大きく違ってくると言うことになります。
まずは、『親子留学のスタイルによって留学費用が全く違うんだよ!』と言うことを意識していただきまして、次へとお進み下さい。
学費 | 航空券 | 家賃 | 生活費用 | 空港送迎 | 保育費 | |
---|---|---|---|---|---|---|
『子供留学+保護者』スタイル① | 100,000 | 260,000 | 100,000 | 150,000 | 36,000 | 0 |
『子供留学+親留学』スタイル② | 200,000 | 260,000 | 100,000 | 150,000 | 36,000 | 0 |
『子供ケア+親留学』スタイル③ | 100,000 | 260,000 | 100,000 | 150,000 | 36,000 | 100,000 |
※ 親子留学のスタイルによって違う費用をご確認ください
国によって親子留学の費用が違う?
続いて『国によって親子留学の費用が全く違ってくる』と言うお話をさせていただきたいと思います。
当然のことながら留学先によって、得意としている留学や不得意としている留学、または法律やビザによって『できる・できない』といった差があるのですが、ここでは留学費用に注目してみたいと思います。
以下に、国別の親子留学の費用をグラフにまとめてみましたのでご覧ください(安く言って高いよりは良いので、あえて少し高めの料金に設定しています)。
国別の親子留学の費用比較
※ グラフをクリックすると詳細が絞り込めます
グラフの操作方法
まずは、上のグラフで航空券2人分[直行便](往復)をクリックしてください。そうすると、航空券の費用をグラフ上から抜いた費用を表示できます(もう一度クリックすると復活します)。
皆様が親子留学の費用を比較してみたい内容に合わせて自由にグラフを作り上げて、1人1人の留学費用の目安にして頂ければと思います。
親子留学費用の節約方法とは?
さてこれまで様々な親子留学の費用についてのお話をさせていただきましたが、続いて皆様が最も気になる『親子留学の節約方法』についてお話しさせていただきたいと思います。
親子留学の節約方法は、実は、たくさんあるのですが、まず最も簡単で1番の節約になるのは、最初にご案内した留学スタイルの確立が終わったら『真っ先に留学の手配を完了させること』です。
正直いって、これ以上の節約方法は無いので以下をご覧ください。
親子留学は手配のタイミングが命!
親子留学は言ってしまえば留学費用の大部分は航空券に依存していると言っても過言では無く、航空券の手配を上手く済ませることができるだけで大幅な留学費用の節約をすることが可能です。
例えば、留学の手配が遅ければ、渡航時期よっては2~5倍まで料金が跳ね上がり、エコノミー航空券がビジネス航空券と同じくらいまで簡単に値上がりしてしまいます。
特に親子留学の場合これが致命的で、2人分のチケット(子供の人数によっては3~4人分の人数分)を同じ飛行機で手配しなくてはいけないので更にチケットの値上がりは起こりやすく、失敗したタイミングで留学手配をしてしまうと航空券代だけで破産してしまいます。
そこで、そんな失敗をせずに理想的に親子留学の費用を節約することができるように、以下に『親子留学の節約スケジュール』を作ってみましたのでご覧ください。
親子留学の節約スケジュール
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- Step.1 3種類の親子留学を決める【留学6~8ヵ月前】
- 留学の種類をできるだけ早いタイミングで決めることで渡航イメージを作ります
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- Step.2 留学相談をスタートさせる【留学6~8ヵ月前】
- 留学プランニングをして実際にモデルケースを作り上げます
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- Step.3 留学計画を立てる【留学6~7ヵ月前】
- 『留学の決定』や『帰国後のライフプラン設計』を行います
(※ 留学の目標や種類に合わせて留学が決まってきているので、早い段階で留学の確定ができます)
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- Step.4 学校の申し込みを行う【留学6ヵ月前】
- 学校に願書・入学申し込みを行い入学証明を受ける
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- Step.5 ビザ手配をスタートさせる【留学6ヵ月前】
- ビザ申請には時間が掛かるので学校の申し込みと同時に先に動いておきます
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- Step.6 航空券の手配をする【留学6ヵ月前】
- 航空券を6ヵ月前に手配することで値上がり前に手配が可能です!
(※ 学校プランニングに制限が出るのでプランニング前に手配することはやめてください!)
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- Step.7 住民票を抜くなど役所の手続きを済ませる【留学1ヵ月前】
- 長期の親子留学の際はこのタイミングで動きます
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- Step.8 荷物をパッキングして出発!
- 荷物の最終チェックをして留学に出発します!
留学に必要・便利な持ち物リスト【2024年版】【印刷可】
親子留学の費用はどれくらい?節約方法もズバリ!まとめ
今回は親子留学の費用についてや節約する方法について詳しく案内させていただきましたが、留学は旅行とは違うため、まずは『留学の目標を設定すること』を強くオススメさせていただきます。
「子供がまだ幼いから留学の目的は何でもOK!」と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、やはり小学校高学年にもなってくると反抗期になる子たちも増えてくるため、「もう1人で留学に行きたい!」と言い始めるようになってしまいます。
また留学の効果を意識するのであれば、やはり小学校1年生ごろからの留学になるため、親子留学に出られる期間は5年生までのたった4年間しかないです。
そんな二度と戻ることができない貴重な留学になりますので、是非、慎重に留学のプランニングをしていただくことはもちろんですが、目的意識を持った留学にしていただければと思います。
当然、このような留学をお作りすることは留学のプロであっても簡単では無いですが、もし何か困ったことがありましたらココア留学までお気軽にご相談いただけましたら幸いです。