カナダのワーホリ保険問題!無保険危機に「一旦待った」

前回(2026年2月8日)お伝えした、カナダ西部アルバータ州で「ワーホリなどIECタイプ58の公的医療保険(AHCIP)が突然対象外になった」問題に、続報が出ました。
今回は、州政府がこの変更を「一時停止(pause)」して見直す方針を示した一方で、“いつ・誰が・どう手続きできるか”の説明がまだ不足している状況ですが続報をお伝えします。
(参考記事:CityNews(The Canadian Press) 2026年2月9日掲載)
(参考記事:Rocky Mountain Outlook 2026年2月掲載)
(前回:ココア留学(アルバータ州ワーホリ保険打ち切り) 2026年2月8日掲載)
「打ち切り」が一時停止!でも安心し切れない理由

まず押さえるべきポイントは、州政府が「変更の実施をいったん止めて方針を見直す」と説明したことです。
一方で、当事者側(支援団体や現地で働く人たち)は「一時停止の意味とは?」「いつまで見直すのか?」「その間に到着した人は申請や更新ができるのか?」を強く求めています。
つまりワーキングホリデーにとって“良い発表”は出たものの、まだどうなるかは分からない状況だと理解しておいてください。
- 停止=解決ではなく「手続きの明確化待ち」!
そもそも何が止まったの?「タイプ58」が焦点
停止の対象として言及されているのは、IEC(International Experience Canada:カナダ国際経験プログラム)の一部にあたる「タイプ58」の就労許可です。
このタイプは、ワーキングホリデーやヤングプロフェッショナルなど、一定期間カナダで働きながら滞在する人が利用しやすい枠(ビザ)として知られています。
そして今回、アルバータ州政府が2026年1月7日に制度運用を静かに変更して、ワーホリビザを含むタイプ58のがAHCIP(公的医療保険)に申請できない扱いになったことで大きな混乱につながりました。
- 「いつの間にか対象外」になったため大きな混乱がおこった!
州政府の説明は?「premature decision」
州政府側は、変更が“早すぎた判断(早すぎた判断)”だったという趣旨の表現を用い、懸念が出ていることを深く受け止めている姿勢を見せています。
ただし、現時点では「停止によって、すでに断られた人が自動的に復活するのか?」「更新を拒否された人は再申請できるのか?」などは、明確な答えとしては示されていません。
そのため、「これからどのような判断を下すのか?」、ワーホリの皆様は注意しておいてください。
- まだ今後の展開には注意が必要!

「停止」と聞いたのですが、もう保険の申請や更新は普通にできるんですか?

まだ「誰が・いつから・どう手続きできるか」が十分に公開されていないので、まだ確定したお話ができない状況です!
「説明不足」が最大のリスク!日本人ワーホリが困る場面

今回の続報で繰り返し出てくるキーワードは、「public-facing communications(一般向けの明確な案内)」が足りないという不満です。
留学生やワーホリは、手続きのタイミングが生活に直結しますので、多くの人たちの行動や計画にも影響します。
特にアルバータ州は観光・ホスピタリティ産業の比重が高く、季節雇用で人が動く地域ほど“保険が読めない”ことが離職や移動につながりやすい、と指摘されている点も注意です。
- 今回の報道でアルバータ州へ行くことをやめたワーホリも多いはず!
到着時期が違うだけで扱いが変わる可能性!
支援団体は「見直し期間にアルバータ州へ来る人が、AHCIPの新規登録やカード更新の対象になるのかを明確にしてほしい」と述べています。
ここが曖昧だと、すでに現地にいる人だけでなく、これから渡航する日本人ワーホリも準備ができません。
ただ、まだこの回答が出ていないので、今のところは、プランBの用意や計画の作り直しも視野に入れておくと安心です。
- 渡航前は「公的保険に入れる前提」としないのが安全!
「夏の採用まで8週間」ボウバレーの焦りは他人事じゃない?
また記事によると、ボウバレー(バンフやレイクルイーズ周辺)の雇用者側は、春〜夏に向けて採用を始める時期が迫っていると伝えています。
もし採用した人が「保険が更新できない」「対象外だった」と分かって地域を離れると、「繁忙期の現場に影響が出る」という懸念が示されています。
日本人ワーホリの人たちにとっても「採用されても、生活コストが上がるなら行きたくない」という話になりやすいので、アルバータ州の決断には注目が集まりそうです。
- 雇用だけでなく「条件の悪化」はワーホリにとって大きい!

これからワーホリに行く予定なのですが、「病院に保険どうなるの?」って聞くのは失礼になりませんか?

むしろ今は病院側も困っているはずなので、緊急でないのであれば続報をお待ちください!
今やるべきこと!「無保険期間」を作らないチェック

ここからは私たちワーキングホリデーの人たちが、どのように行動するとよいのかお伝えします。
まず、停止が報じられても、窓口運用や案内更新にはタイムラグが出る可能性がありますので、「正式に確認できるまでは自分の補償を自分で守る」が基本です。
とくに医療は、受診を先延ばしにすると症状の悪化にも影響しますので、今の自分を守ることから始めてください。
- 「停止=自動復活」ではない前提で準備するのがポイント!
「公式ページ」と「窓口の回答」をセットで確認!
アルバータ州の案内では、AHCIPの対象外になった場合や申請が通らない場合に、民間保険の加入を検討するよう勧めています。
ただし今は制度が動いている最中なので、公式ページの記載が更新途中だったり、申請窓口(Registry office:レジストリ)の運用が先に変わったりして、ホームページの説明と実際の扱いがズレる可能性があります。
そのため、申請や更新をする前に、公式ページで条件を確認したうえで、窓口でも「自分のケースで申請できるか・更新できるか」を確認してください。
- 公式ページで条件確認→窓口で可否確認の順がポイント!
チェックリスト:日本人ワーホリが今日できること
まずは、あなたのステータスが「タイプ58(IEC)」に該当するかをワークパーミット(就労許可証)で確認してください。
次に、すでにAHCIPカードを持っている人は、有効期限と更新可否、そして“更新できなかった場合の代替保険”を同時に準備してください。
最後に、民間保険は「緊急のみ(Emergency only)」など条件が分かれるため、通院・検査・処方が対象かを必ず約款で確認してください。
- ワークパーミット確認→更新可否→民間保険の範囲確認がポイント!
| 確認するもの | 目的 | |
|---|---|---|
| 1 | ワークパーミットのCase Type | タイプ58(IEC)かを確定する |
| 2 | AHCIPカードの有効期限・更新 | 無保険期間の発生を防ぐ |
| 3 | 民間保険の補償範囲 | 通院・検査・処方の穴を把握する |
※ 医療・保険は個別条件が大きいので、必ず一次情報と保険証券を確認してください

民間保険に入って様子を見るのもありですか?

はい!万が一に備えて、短期間だけ加入しておいて、状況が変わり次第に解約するというのも身を守る1つの選択になると思います。
次に出る情報を待つ間!「確認先」と英語フレーズ

今回の続報は、良いニュースである一方、情報が出そろうまでの「移行期」が一番不安定な状況となります。
ワーホリの人たちにとっては、保険=医療費だけでなく、働き続けられるか・住み続けられるかにも影響します。
ここでは“次の一手”として、確認先と、窓口で使える英語フレーズもお伝えさせていただきます。
- 移行期は不安定な状況!
確認先:どこに当たるべきか
アルバータ州政府のAHCIP案内(対象者・申請)を軸にし、申請窓口はレジストリ(Registry office)での運用確認が必要です。
また、州の医療制度の概要はアルバータ・ヘルス・サービス(AHS)の説明も参考になります。
(参考:アルバータ州政府(AHCIP Eligibility))
(参考:Alberta Health Services(AHCIP概要))
- 上記の確認先をご活用ください!
窓口で使える英語:確認の「聞き方」を固定する
たとえば、“pause(停止)の間、私は申請できますか”を聞くなら、質問を短くすると誤解が減ります。
「Am I eligible to apply for AHCIP during the review period?(見直し期間中にAHCIP申請の資格はありますか?)」をまず伝え、次に「Can I renew my health care card?(更新できますか)」と分けて確認してください。
口頭だけで終わらせず、可能なら“書面または公式ページの該当箇所”をその場で指してもらうとトラブルが減ります。
- 質問は短く固定し、根拠(公式情報)をその場で確認するのが大切!

ちょっと心配してます…

大丈夫です。この状況について目を光らせておきますので、もう少しお待ちください!
カナダのワーホリ保険問題!無保険危機に「一旦待った」のまとめ

カナダのアルバータ州におけるワーキングホリデーの方々が影響を受けることになる保険問題について、続報をお伝えさせていただきましたがいかがでしたでしょうか。
前回のココア留学の記事をご覧になって動いてくださった方もいらっしゃるとお伺いしました。
残念ながら私どものほうではどなたが動いてくださったのか分からないのですが、この場をお借りして感謝をお伝えさせてください。
ただしワーホリの皆様にとっては、まだこれからも不安定な状況が続く可能性がありますので、もう少しの間このニュースに注意しておいていただければと思います。
また今回の記事が役に立ったと思われたら、もしよかったらSNSでいいねやコメントをいただけますと励みになります。