イギリス短期&カナダ長期留学!大学3年生からの挑戦!
『自分らしく生きていこうと思います。』
大学生にしてイギリスへの短期留学・カナダへの長期留学を経験した朋斗くんの留学ストーリーをお届けいたします。2カ国を経験した上で感じたことや各国の良さ、現地でのお仕事についてや帰国した今想うことなど…たくさんお話し頂きました!
「自分らしく生きればもっと楽しくなるって気づいたんです。」そう伝えてくれた朋斗くん留学インタビューを早速以下よりご覧ください。
留学前のできごと ~留学のきっかけは?~
朋斗くんの留学ストーリー・旅立ち!
Q.もともと日本では何をしていたんですか?
A.普通の大学3年生でしたね。
でも3年生から留学する人ってあんまり居ないですよね?普通はみんな2年から準備して3年を休学して行く人が多いと思うので、留学スタートにはちょっと遅かったのかな?とは思います。
Q.留学をしようと思ったきっかけは?
A.そこらへんにいる普通の大学生だったので、何かちょっと違う経験したいなって3年生の時に急に思ったんです。
新しい経験をして色んな価値観とか吸収できたらいいなって思い始めて…。それで「じゃあ海外行くか!」って思ったのがきっかけで、イギリスに1ヵ月留学をすることにしました。
Q.イギリスを選んだ理由は?
A.ヨーロッパに漠然とした憧れがあったのと、ヨーロッパには見てみたいものが多かったのが理由ですね。
サッカーだったり、街や建築も見てみたかったのでイギリスにしました。
Q.留学が決まった上での気持ちは?
A.ちょっと不安でしたけど、楽しみの方が大きかったかなと思います。
海外旅行もほぼ皆無、ハワイにしか行った事ないみたいな人間だったので、ちゃんと海外に行くのは初めてでワクワクしてたと思います。
イギリス・カナダのことをたくさん教えて!
朋斗くんの留学ストーリー・留学中のできごと!
Q.実際にイギリスに行ってみてどうでしたか?
A.ロンドン、すごく良い街でした。
見る所が多いですし、街並みがどこを切り取っても「ヨーロッパ」って感じで、やっぱり世界に誇る街だなぁと思うくらい綺麗でしたね。
あと、行く前は1ヵ月って長いかなって思ってたんですけど、行ってみたら一瞬であっという間でした。
フランスに弾丸で旅行に行ったりもしてすごい楽しかったんですけど、1ヵ月だと留学というより観光気分が抜けなかったですね。
Q.その後もう一度留学に行こうと思った理由は?
A.ロンドンから帰ってきて、終わっちゃったなぁ…って思って。
何か目標がないと燃えない人間なので「これからどうしよう」って考え始めて、それで、やっぱり1か月じゃ不完全燃焼だなって思ったんです。
ロンドンに行った時一番上のクラスに入ったので頑張ってはいたものの…いざ来てみると「自分ぜんぜん英語喋れないじゃん」って思ったんですよね。
なので、もっとやってみたいなって思って、それで「じゃあもう一回留学に行こう」ってなりました。
Q.2度目の留学について教えて!
A.2回目はカナダに行きました。留学先の希望は特になくて、英語圏で働きやすいところがいいって思っていたので。
本当はヨーロッパに行きたかったんですけど、やっぱりヨーロッパは高いので…。なのでカナダにしました。
Q.カナダに到着してどうでした?
A.北米だなぁって感じでした!イギリスより国土が全然広いし、全部がデカいなって思いましたね。
Q.カナダに行って良かったことは何ですか?
A.カナダは人が良いなって思います。
例えば、イギリスは(1か月しか居ないからあんまり分かんないですけど)排他的な国民性というか…。よく日本と似ているって言われるだけあって、イギリス人同士で固まるみたいな感じだったと思うんですよ。
なので、ネイティブとも交流も無かったんですけど…カナダは他文化共生社会がすごく進んでるし、受け入れてくれる感じが最初からあって、みんなすごく仲良くしてくれました。
日本人だけじゃなくアジア人、中東の方とか、それこそヨーロッパから来てる人とか…街中歩いててもウジャウジャ色んな人種が居るので、本当に過ごしやすいです。
多分、カナダの人はみんなそういう教育を受けてるから「受け入れる」っていう耐性が付いてるんだと思います。
なので、カナダの良さは人だと思っています。
Q.カナダでの一番の思い出は?
A.ホームステイ先のルームメイトが、英語がペラペラなトルコの人だったんですけど、最初からすごい面倒を見てくれるというか…すごく親切にしてくれたんです。
携帯の契約も一緒にしてくれたり全部一緒に周ってくれたりして…彼との出会いが一番良かったなと思います。本当に良い人で、ホームステイを出てからもずっと仲良くしてますね。
それと、その彼がカナディアンの女性と結婚することになったんですけど、その2人の最初の共通の友人が僕で、カップルにとって「僕が大切な人だから」ってことで結婚式に呼んでくれたんです!なので、結婚式に出るためにまたカナダに行くことになりました。
しかも、結婚式で花道を一緒に歩くグルームズマンをやることになったんです!!
カナダでの思い出の中ではそれが一番ですね。「こんな受け入れてくれるんだ」って…すごい嬉しかったです。
年越しとかもその2人と一緒に居たり、帰国した今でもメッセージでやり取りしてます。
Q.カナダ・イギリス・日本の違いは?
A.僕は、カナダと日本って真逆だなって思ってるんですよ。
例えば、日本は周りの目を気にするけどカナダは「自分は自分」って感じだったり…
排他的な日本に対して、オープンなカナダ。日本は丁寧だけどカナダは適当だったり…。
そういうのもあって、日本人からしたらイギリスよりもカナダの方が振れ幅が大きいかなって思います。
でも、結果的には『カナダに行って良かった』って思ってます。もともとは長期もイギリスに行きたかったですけど、やっぱりカナダは人が良いので。
あと、カナダは過ごしやすいです!僕カナダに行ってから、すごい日本食が好きなんだなって気づいたんですけど、カナダだったら日本の食材を買えたりラーメン屋もいっぱいあるので、それは良かったですね。
イギリスで日本食を食べるってなるとめちゃくちゃ高いですし、そもそも店がないので。。なので、カナダでは日本食を食べるために毎日自炊してましたね。
カナダでのお仕事は?
朋斗くんの留学ストーリー・お仕事編!
Q.カナダでは何の仕事をしてたんですか?
A.カナダでは、観光名所のガスタウンにある「スターバックス」で働いてました。日本でも経験があったので即採用でしたね。
向こうから電話がかかって来て「面接したい」って言われて。それで面接に行ったら採用でした!
面接練習もしてたんですけど全然聞かれなかったですね。(笑)
Q.面接はどんな感じでした?
A.今まで何してた?とかの形式上の質問を2、3問聞かれてから、「ちょっとまって、スケジュール持ってくるわ」って言って後ろに行って…
え!?って思って(笑)どういうこと?なんでスケジュール持ってくるの?って思ったんですけど、そこでもう採用してくれました。
店長がゲイの方だったんですけど、顔採用でしたね(笑)ラッキーでした(笑)
Q.実際に働いてみてどうでしたか?
A.そもそもスタバで働こうとしたきっかけとしては、「ローカルの人と関わりたい」って思ったのがあったんですよね。なので、日本食レストランとかで働いても意味がないなって思って。
別に、接客の英語とかは1週間ちょっとで出来るようになるわけですよ。そうじゃなくて、僕はそれよりも内部での関わりがほしくて入ったんです。
そのおかげで周りがみんなネイティブの環境で働くことができて、英語だけじゃなく色々な価値観をたくさん学べました。
そこで得たものは、すごく多かったなって思います。
Q.例えば…?
たくさんありますけど…例えば、僕が働いてた店舗にはゲイの方がたくさん居たんですよ。
店長も別の人もゲイ、バイの人も何人も居て…。でもみんな、なにも気にせず生き生きとしてたんです。
なんていうか、日本だと人の目を気にする文化があるじゃないですか。別にそれが嫌いな訳じゃないんですけど、カナダは「自分は自分」みたいな感じなので、だからこそLGBTQの人達が生きやすかったりするんだと思います。
そういう事とかを肌で感じることができたのも良かったなって思います。
留学を終えた今の想い
朋斗くんの留学ストーリー・帰国後の今!
Q.留学に行く前と変わった事はありますか?
A.自分に自信が付いたなと思います。自分ではあんまり分からなかったですし、全く意識してなかったんですけど、周りから言われてそう思いましたね。
カナダではもちろんずっと楽しかったわけじゃなくて…辛い時間も結構あって、帰りたい時間もあって…。
でも、そうやって色んな時間を経験したからこそ、自分に自信を持てるようになりましたね。見た目は何も変わってなくても、内面は変わったかなって自分では思います。
あとは英語ができるようになりました!!
帰って来てから、やったことないけど初めてTOEIC受けたんですよ。そしたらリスニングが満点、合計935点でした!!
Q.今後のお仕事はどうする?
A.デベロッパーをやりたいですね。やっぱり海外で活躍していきたいなと思います。
日本は好きなのでドメスティックに行きたいですけど、やっぱり英語ができる分それを活かしていきたいと思います。
Q.留学に出たことで気づいた事はありますか?
A.行く前は「自分って結構オープンな性格だな」って思ってたんですよ。例えばLGBTQとかに偏見を持ってないつもりだったんです。でも、向こう行ったらやっぱりあるんだなって…。
なんていうか…カナダの人はもっとナチュラルで、そもそもLGBTQに対する意識が違うというか…日本人はやっぱり、意識してオープンになってるところあるじゃないですか。
でも向こうは元来そういう風だから、「なんで気にするの?」「なんで人に言うのが恥ずかしいの?」みたいな感じなんですよ。
なので、自分の狭さというか、、日本に居たら絶対に気付けないようなところに気付けたのが長期留学の魅力だなと思いましたね。
1か月だと、そこに土着する前に終わっちゃうので、あんまり変わらないんですよね。けど長期留学を経験して、土着してからやっと見え方が違ってくるんだなって思いました。
それこそ日本がアウェイになるわけじゃないですか。なので、バンクーバーをホームにして日本がアウェイっていう感覚で日本を見れるって面白いなって思います。
Q.これからの留学生へアドバイスはありますか?
A.留学って、誰も知らないところに行くわけだから、ものすごいチャンスだと思うんですよ。
例えば違う自分になりたいとか、いくらでもできると思うので、ぜひチャレンジして欲しいなって思います。
Q.最後に、これからの意気込みをどうぞ!
A.自分らしく生きたいなって思ってます。
やっぱり日本では無意識のうちに気にしてたんですよね、周りの目を。でも留学に行ったことで、その部分はすごい変わったと思います。
『自分の人生だし、自分には自分なりの良いところがあるんだ。』って思えるようになりました。
もともと肩書とかに左右される人間だったんですけど、周りの目を気にせず、自分らしく生きていければもっと楽しいんだなって思えるようになったので、これからも自分らしく生きようと思います。
朋斗くんの留学インタビューまとめ
皆さま、朋斗くんの留学インタビューいかがだったでしょうか?
些細なきっかけから始まった留学への1歩でしたが、結果的にそれが2度目のチャレンジへ、そして大きな成長へと繋がりました。
朋斗くんの仰る通り、留学は楽しいことばかりではなく辛い時間も苦しいことも、時には「もう帰りたい」と思うこともあるかもしれません。
でも、その全ての時間や経験こそが自分を一回りも二回りも大きくしてくれるんです。
留学中は、日本に居ては考えもしなかった事を考えさせられたり、悩むことのないものに悩まされたりします。
ですが、そうやって新しい経験を重ねていき、知らず知らずのうちに『新しい自分』へと変わっていくことで、留学を終えた後にはきっと「あの時間が自分を成長させてくれたんだ。」と気づく筈です。
ですので、今このインタビューを読んでくれた留学生の中で、辛く苦しい思いをしている方が居たとしたら最後には成長と新しい自分が待っているということを忘れずに、ぜひやり遂げて頂けたらと思います。
そして、今読んで頂いた中で「留学、今からじゃ遅いかも。」と悩んでいる方…
始めるのが遅かったとしても、まずは行動に移してみることが何よりも大切です。
新しいことに挑戦する『初めの1歩』はすごく重い扉ですが、朋斗くんのように思い切って踏み出してみれば、次の扉は自然と開き、きっと新しい道が見えてくるはずです。
このインタビューが、留学中の方への支えやこれから留学に行く方への動き出すきっかけになっていただけましたら幸いです。
改めまして朋斗くん、素晴らしいお話をありがとうございました。朋斗くんのこれからの将来がもっと素敵なものになりますように、そしてこれからもずっと自分らしく生きる朋斗くんを応援しております。