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海外でトレーナーを目指せる!?本気のフィットネス留学

海外でトレーナーを目指せる!?本気のフィットネス留学

『僕は今、ポジティブな環境にいると100%言い切れます。』

フィットネス分野でディプロマ学位を目指す、史高さんの留学ストーリーをお届けします。

「海外でフィットネスを学びたい」そんな目標を持って旅立った史高さん、実際に留学に出てどんな物語があったのか?そして、留学中の今なにを思うのか?史高さんのストーリーをご覧ください!!

留学前のできごと ~留学のきっかけは?~

日本にいた時の史高さん

史高さんの留学ストーリー・旅立ち!

Q.もともと日本では何をしていたんですか?

A.去年の3月末に大学を卒業した後、留学をするまでの間はフィットネスジムで半年ほど働いていました。主にジムの受付や掃除を担当していて、会員登録の手伝いやトラブル対応などを行っていましたね。

以前カリフォルニアへ留学した時に筋トレが好きになって、それから日本で大学生活を送っている間も筋トレを続けて、体を動かすことや筋トレを続けたいと思ったのでフィットネスジムのアルバイトをする事にしたんです。

大学卒業後に就職する、というのが日本では普通であることは知っていたし、自分もみんなと一緒に就活して内定も数社もらって、その中にはフィットネス関係の企業もありました。

だけど、最終的には内定辞退をして、フリーターとしてフィットネスジムで働きながら現場の動きを学びつつ、留学を考えていました。

Q.海外に行こうと思ったのはなぜ?

A.もともと英語がある程度話せたり、大学で国際科に通っていたこともあり、視野が広がっていたのかもしれません。

カリフォルニアに行ったときに「日本と海外ではフィットネスの重要性が違う」ということを知ったので、フィットネスを続けていくのであれば日本よりも海外で学んだほうが得るものが大きかったり、良い影響があるのかなと思い、オーストラリアへ留学することにしました。

Q.今回の留学プランについて教えてください!

A.現在は、メルボルン市内にあるカレッジでフィットネスの勉強をしています。去年の11月にメルボルンへと渡豪してから、最初の4週間は準備期間としてメルボルンのシティ内を周り、その後は半年間ほど語学学校へ通っていました。

語学学校にはPathway(パスウェイ)というシステムがあり、語学学校の上級クラスを卒業することで現地のカレッジに入学できるので、その仕組みを利用しました。そして今年の4月から入学して、12月中旬に今学期が終わったので、おそらくCertificate 3という資格が無事に取れていると思います。

来年からはCertificate 4、そしてDiplomaの学位を取得する予定です。

Q.留学のために、日本でやってたことは何かありますか?

A.実は、僕は中学生の時からずっと英語を勉強していたので、オーストラリアに来てからは特に不自由なく生活できているんです。

そういう意味では、英語の勉強をしてきたということが、留学のためにやっていたことと言えるかもしれないです。

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まずは語学学校について!

語学学校SMEAGでの史高さん

史高さんの語学留学ストーリー!

Q.語学学校はいかがでしたか?

A.留学プランとしては、語学学校のクラスをInter-mediate(中級クラス)から始めなければならなかったのですが、最初にクラス分けテストを受けたときに不得意な部分が引っかかってしまったのか、思っていたよりも下のレベルのクラスからスタートすることになってしまったんです。

なので最初は少し退屈でしたが、友達を作ったりイベントに参加したり、学校の先生とパブに飲みに行ったりとか、そういうことを経験できる時間になったのでプラスにはなったかなと思っています。

その後、一番上のクラスに上がってからは充実していましたね。自分の知らないことをいっぱい学べたし、先生も優しかったので真摯に対応してくれました。

中級クラスには15人~20人ほど生徒がいたのですが、日本人は僕を含めて2~3人。一番上のクラスになったときは日本人は僕一人でした。国籍比率的にはラテン系が多く、コロンビア出身の方が多い学校だったみたいです。

また、僕自身は受講していないのですが、午後に無料レッスンを受けられるらしいんですね。しかも語学学校の先生が直接教えてくれるらしいので、そういう無料ツールやイベントに参加できるのはいいなと思っていました。

Q.オーストラリアに来て良かったなと思うところは?

A.日本との違いを挙げるのであれば、良い意味でゆっくりしていると感じます。人との距離もすごく近かったり、時間の流れもゆっくりだったり、僕の好きな自然が近いのも良いところですね。

車で1~2時間移動してしまえば壮大な景色が広がっていて・・・僕はオーストラリアのそういうところがとても好きです。日本では都心部で暮らしていたので、より一層そう思うのかもしれません。

留学してからは今の環境にいつも感謝しています。本当にありがたいです。

Q.メルボルンとカリフォルニアとの違いは感じますか?

A.カリフォルニアには1年間滞在したことがあるのですが、土地が広くて壮大な景色があって、知らない人ともフレンドリーに関わってくれるという意味ではメルボルンに近いものがあります。バスや電車を待っている間に話しかけてくれたりとか。

しいて言えば、メルボルンは色んなものが物理的に近いので、車がなくても電車やバスを利用して大自然に近づくことができるのはメルボルンの良いところですね。

でも個人的には、生活の中でカリフォルニアとメルボルンの違いはそんなに感じていません。

Q.アルバイトはしていましたか?

A.語学学校の間はアルバイトを考えていなかったです。僕は結構不器用なタイプなので、授業が週5日ある中で仕事もするとなると、いっぱいいっぱいになってしまうと思いました。

例えば飲食店なら、平日もディナーシフトで働けたりするのですが、課題が毎日出るので勉強と両立することになります。器用な方であれば週末とかに働けるかもしれないですね。

Q.楽しかった思い出は?

A.これが楽しかった!という感じではなくて、誰かの誕生日会とか、イベントとか、お別れパーティーとか、そういう一つ一つのものが思い出深いです。

学校では、Advanced(上級)クラスに上がってからは毎日いろんな刺激を受けていました。

クラスの中でちょっとしたアクティビティがあって、体を動かしながら楽しく英語を学ぶようなアクティブラーニングの機会があったのですが、それがチーム対抗戦なので1位になったら宿題免除になったりとか(笑)

やっぱり、そういう日々のちょっとしたことが楽しかったです。

Q.困ったことや悩んだことはありますか?

A.僕自身はそこまで困らなかったのですが、語学学校では上のクラスに行くほど周りのレベルも上がるので、自分の英語力をしっかり上げていかないと大変だなと感じました。

特に上級クラスになると、先生が生徒に求めるレベルも高くなるので、人によってはクラスについていけなくなくなったり、日々の課題を終わらせるにも時間がかかったりもします。

なので、英語の勉強をちゃんとやっていくことは本当に大切なことだと思います。

Q.アメリカ英語とオーストラリア英語の違いは感じますか?

A.表現の違いは多少あります。例えば1階のことを「Ground floor」と言うか、それとも「First floor」と言うか。

あとは、オーストラリアの英語はオージーイングリッシュと呼ばれていて、日本で教わるアメリカ英語とは違う単語もちょくちょく出てきます。

でも、そこに腰をすえて取り組むというよりも、新しい言葉と出会ったときに「こういう表現もあるんだね~」と柔軟に対応していけたら何も苦ではないと思いますよ。

アクセントに関しても、どこの国の英語でも通じることは通じるので、語学学校に通うことを考えるのであれば、そこまで心配しなくても良い気がします。

そもそも、日本人でアメリカ英語を完璧なアクセントで話せる人って、ほとんどいないんじゃないかなと思うので。

史高さんの通った学校
SMEAG ENGLISHメルボルン校~英語もお仕事も経験できる留学~

史高さんの通った語学学校はどんなところだったのでしょうか?良かったらオーストラリアの語学学校SMEAGについても合わせてご覧ください!

SMEAG ENGLISHメルボルン校~英語もお仕事も経験できる留学~

本格フィットネス留学とは?

フィットネスカレッジのクラスメイトと史高さん

史高さんの留学ストーリー・カレッジ編!

Q.カレッジに進学して、今はどんな勉強をしてる?

A.直近で勉強していたCertificate 3は、フィットネスの中でもグループトレーニングの資格ですね。

フィットネストレーナー1名に対して多数のクライアントに教えるものなんですけど、そのやり方やプログラム・メニューの組み立て方、Special population(=腰痛などがあったり年齢層が上だったりと特定の層のクライアント)のトレーニングの注意点や、解剖学、栄養学などの基本を全部学びました。

また、救命救急処置の資格もとるので、授業の中で学びました。

Q.授業は座学ですか?

A.授業は週に2日あるのですが、1日は座学、1日は実技です。実技の日には、実際にジムで体を動かしながら授業します。

最近は通学できていましたが、コロナの影響でジムが閉まっていた時は、Zoomを利用してオンライン授業で実技をやっていましたね。

Q.オンラインの実技ってどんな感じですか?

A.実際に体を動かしながら「この筋肉が動いています」という説明をしたり、この動きの時はこの部位を痛めやすいので気を付けてくださいというレッスンをしたり、そういう実技ですね。

グループトレーニングの授業だったので、自分がトレーナーの時はクラスメイト5人に対してビデオチャットで実技をやったりしていました。

Q.語学学校とカレッジ、どう違う?

A.根本が全く違いますね。英語で英語を学ぶのと、英語で知識を学ぶのとでは全く話が変わってきます。

やっぱり英語能力が高くないともちろん授業についていけないですし、先程も言った通り学校側が求めてるレベルがあるので、「わたしは英語が苦手なのでこの授業ついていけないんですが、どうしたらいいですか?」みたいなことは、カレッジでは多分通じないと思います。

Q.カレッジにいる生徒さんはどんな人?

A.年齢は20代前半~中盤の生徒が多くて、国籍的にはオーストラリア、イギリス、コロンビア、アメリカもいます。

やっぱりみんな体を動かすことが好きですね!ずっと柔道をやっててチャンピョンになった人とか、もともと体育の先生だったとか、そういったバックグラウンドの方が多いです。

Q.カレッジの授業は難しい?

A.僕の場合、日本では独学だったので、日本の専門学校と比べることはできないのですが・・筋トレのメニューとか、トレーニングで気を付けなきゃいけないポイントとかは、元々の知識があるので大丈夫でした。

でも、解剖学や栄養学になると専門英語が出てくるので、どうしても自分の英語力との戦いになってきます。

筋肉の名前とか血液循環の流れを英語で説明しなければならない時など、医療英語をしっかり覚えて、書けたりしないといけないというのは自分にとって難しさを感じています。

Q.楽しかった授業は?

A.実技はやっぱり楽しいです!人に教えながら、自分の声の大きさとかを気を付けたり、自分が頭の中で考えていても実際にはできないこともたくさんあるので、実技を通して得られる経験がたくさんありました。

Q.ロックダウン中の生活は?

A.ニートって感じでしたね(笑)日本とは規制のレベルが違うので、半年以上は動きにくい状況でした。

買い物は、食料品は買えるのですが、例えばH&Mみたいな洋服屋さんなどは全部閉まっているので、買えなかったです。

あとは食品を買うときも規制があって、一つの家から一人しかいけないとか、何キロ圏内のお店じゃなきゃいけないとかはありましたが、最低限の生活はできていましたよ。

でも、シェアハウスに住んでいるので、同じ家の住人とは毎日話せてました

Q.今はアルバイトしてますか?

A.はい、ローカルのカフェで働いてます。ロックダウンの影響で、今まで働いていた外国人が帰国してしまったので、その分の求人が出てるみたいです。

Q.メルボルンは「カフェの聖地」で、バリスタも大人気ですよね。

A.え!!僕は普段カフェに行かないのでよく分からないのですが、カフェの仕事ってそんなに人気なんですね。

トレーニング期間はあったものの、僕も普通にコーヒー淹れてるので、今だったら皆さん挑戦できますよ。素敵な元気と素敵な笑顔があれば(笑)

早く国境が開いて、オーストラリアに来れるといいですね。

Q.お休みの日はどう過ごしてる?

A.友達と車で海に行ったり、自然を見に行ったりしてます。

カレッジのクラスメイトとも行きますし、シェアメイトとか、メルボルンでできた友達もいるので、色んな人と色んなところに行ってます

Q.カレッジで印象に残っていることは?

A.うーん・・・振り返ってみると、4月から10月末までオンラインだったので、Zoomで授業をしたことが印象深いですね(笑)

あとは、自分の好きなことを勉強しているので似た者同士が集まっています。体を動かすのが好きだったり、アクティブな人が多かったり、良いパッションを持っている人がいっぱいいます。

自分に対して「今、ポジティブな環境にいる」と100%言えるので、すごくありがたい環境に自分は身を置いています。

Q.困ったことや悩んだことはありますか?

A.そういえば、カレッジの授業がオンラインで始まった時、システムトラブルみたいなものはありました。

提出書類がアップロードできないとか、先生に指示された教材が見当たらないとか。

学校側でその修正に時間がかかっている様子でしたが、小さなことですし・・・慣れちゃいましたね。それを除けばそんなに困ることもなかったです。

Q.ちなみに体を鍛える上で、食生活とか大丈夫ですか?

A.日本のスーパーとそこまで変わらないので、食べたいものを食べれていますよ!

ローカルのお店でも、日本食が売っていないというだけで、鶏肉とか自分の欲しい食材はどこでも買えます

ただ、こちらはジャンクフードがめちゃくちゃ安い!ピザのMサイズがたった5ドル、日本円でいうと400円ぐらいで食べれちゃう。

なので、誘惑との戦いはあります(笑)あとは全く問題ないです。

留学生活を送る中で思うこと

森の中を歩いている史高さん

現地にいる史高さんが今、感じること

Q.留学に行く前と今の自分を比べて「変わったなぁ」と思うことはある?

A.アクティブになりましたね。日本にいた時は、友達がみんな移動圏内にいたから「また今度」ということもあったけど、留学すると出会いもあれば別れもあります

なので、誘われたら行くようにしているし、イベントにも積極的に参加するようにしています。良い意味で忙しい人になってますね。

Q.留学に出たことで気づいたことは何かありますか?

A.こんなことを言うのもなんですけど、将来を心配していてもしょうがないなと思いました。

人生の捉え方は人それぞれなので、長い目で考えていくことも大事かもしれないのですが、僕は「今の限られた時間をいかに大切に過ごすか」ということを日々考えています。せっかく良い環境にいて、今日という日があるので。

それもあって、こちらにきてからアクティブになったんだと思います。

Q.今後やっていきたいことは?

A.今のカレッジはしっかり卒業したいです。それから、大きな目標は特に定めてないですが、オーストラリアでフィットネス関係の仕事をしてみたいですね!

せっかくCertificate 3の資格をとって、フィットネス系の仕事に応募できる立ち位置になったので、自分の身を現場に置いてみたいです。

Q.今、留学に行くかどうか悩んでる人に伝えたいことは?

A.自分が行きたいと思うのであれば、行ったほうがいいと思います。留学を否定する人も周りにいるとは思います。日本の文化的に、家族や友達は安定を好むかもしれないので。

でも、その人たちの人生ではなく自分の人生なので。

自分が留学したいと思ったり、「この国に行きたい」と何かを感じるのであれば、80年以上ある人生の1年2年なので、行ったほうがいいです。

Q.これから渡航する人へのアドバイスをお願いします!

A.一般的なことですが、英語はしっかり勉強することですね。

それから、柔軟な思考を持つことです。海外で生活をすると文化の違いはすごくあるので、それを自国の文化と比べて否定したり、自分に合わないなとネガティブに感じたりするのはあまり良くないかなと。

そういうのも勉強の一つだし、人生の楽しみ方の一つだと思うので、柔軟な気持ちでいたほうがいいと思います。

Q.これからの意気込みをどうぞ!

A.毎日を楽しみたいですね。もちろん辛いこともありましたけど、それも留学しているからこそ得られる経験なので、すべてをポジティブに捉えられるようにしたいです。

これから先、勉強や仕事で大変なことも出てくると思いますが、それもしっかりと受け止めて、留学の残り約2年を毎日充実して過ごしたいと思います。

史高さんの留学インタビューまとめ

オーストラリアの友人と一緒に座っている史高さん

皆さま、史高さんの留学インタビューはいかがだったでしょうか?

フィットネス留学という、日本人ではなかなか挑戦する人の少ない分野に果敢に挑戦してきた史高さん。現地での滞在を続けてきたからこそ得られた経験や出会いもあり、素敵な留学生活を送っていらっしゃいます。

そして、本格的な長期留学だからこそ柔軟な思考で前進していくことの大切さを、このインタビューを読んで感じていただけましたでしょうか。

出来事をポジティブに捉えること、アクティブに動くこと、文化の違いを受け入れること、基盤となる英語を一生懸命勉強すること・・・史高さんのお話を伺って、日々の心構えや積み重ねこそが本当に大切なことなんだと気づかされます。

これを読んで頂いた皆さま、これから留学に行く皆さまにも、現地でたくさんの発見がありますように。そして史高さんのように、着実にスキルや経験を得ていけるような素敵な留学になることを、祈っております。