海外送金

海外送金を安い手数料(無料)にする方法

留学・ワーキングホリデーやビジネスなど、海外にお金を送る必要が生まれたときに利用するのが「海外送金」ですが、海外送金にはいくらの手数料が必要なのかご存知ですか?

「知らない」もしくは「そんなの数千円程度でしょ?」と答えた方、そんなあなたは要注意です。

多くの留学サイトやワーキングホリデーサイトなどで紹介されている「“○○銀行の海外送金手数料は数千円程度で安い!”は全て嘘!!」、これは金融について全く知識の無い方々用に用意されている偽(表向き)の手数料について書いているだけです。

ココア留学では知って得する「海外送金を安い手数料(無料)にする方法」と題しまして、「海外送金の手数料は実際はいくらなの?」、「銀行や金融機関の海外送金手数料を比較してみよう!」、「最新の海外送金節約法で10万円を節約しよう!」の3つの項目から、留学費用節約・金融のプロとしての立場から安い海外送金を実現させる方法をご紹介してみたいと思います。

それでは、あなたの海外送金手数料も他の方々同様に10万円の節約を実現させてみせましょう。

海外送金の手数料は実際はいくらなの?

ココア留学には、ココア自身がちょっとした金融の知識を持っていることもあり、毎日のように「海外送金についてのご相談」が数多く寄せられていますが、そのご相談の大半は「どうすれば海外送金の費用は安くなりますか?」という海外送金の手数料の高さに気付かれた方々からのご相談です。

しかしながら、この「海外送金の手数料の高さに気付かれた方」というのは、留学やワーキングホリデー、それにビジネスなどで海外送金する必要がある人の僅か数パーセント程度でしかなく、残りの方は「高額な海外送金手数料を気付かないうちに支払っている」という現実があります。

それでは残りの方々は、実際に海外送金手数料としていくら支払っているのでしょう?

例えば、「日本の3大銀行と呼ばれる“みずほ銀行”を利用してイギリスの銀行に対して100万円送金した」とすると、その手数料は軽く3万円を超えてしまいます。

通常の留学やワーキングホリデーでは、200万円~300万円の海外送金が行われることを考えると、その海外送金手数料は単純計算で10万円近くになることが分かりますね。

こうした説明をすると、必ず「いや、○○銀行の海外送金手数料は5000円って書いてあった!」という風に、お叱りを受けることがあるのですが、こうおっしゃる方のほとんどが、以下のような「海外送金手数料の比較表」を根拠に語られます。

海外送金手数料の比較表
金融機関 海外送金手数料
ゆうちょ銀行(郵便局) 3500円
(2500円+仲介手数料: 1000円程度)
SMBC信託銀行
(旧シティバンク)
4000円
(インターネット経由: 3500円)
新生銀行 4000円
三菱東京UFJ銀行 6000円
(外貨取扱手数料: 2500円)
みずほ銀行 7000円
(外貨受払手数料: 2500円)

この海外送金手数料の比較表は正しい手数料で、内容も各銀行が提示している海外送金の手数料となるのですが、この表が世の中に間違って出回っているため、多くの方が海外送金手数料の高さに気付かれないのです。

それは、「海外に送金するのは日本円ですか?それとも現地で使われる通貨ですか?」。そうです、上の表には海外送金の最も大きな手数料となる「両替手数料」が、ごっそりと抜け落ちてしまっているので手数料が安く見えてしまうのです。

銀行や金融機関の海外送金手数料を比較してみよう!

それでは、銀行や各金融機関が提供している「海外送金手数料」に惑わされずに、「両替手数料」までしっかり手数料として換算させた場合、いったい各金融機関ではいくらの手数料が発生するのか、本当の海外送金手数料について知りたいですよね?

どの銀行を使い海外送金を行えば安い手数料になるのか?」、さらに「国によってどの銀行の海外送金が安いのか?」、以下の比較表は100万円を海外送金した場合の手数料になりますので参考にしてください。

海外送金手数料の比較表(両替手数料込み)
  みずほ銀行 三井住友銀行 三菱東京
UFJ銀行
YJFX!
(新生銀行)
アメリカ(ドル) 15,800円
(10,300円)
13,800円
(10,300円)
14,300円
(10,300円)
5,530円
(30円)
カナダ(ドル) 22,200円
(16,700円)
20,200円
(16,700円)
20,700円
(16,700円)
5,680円
(180円)
ヨーロッパ(ユーロ) 17,100円
(11,600円)
14,300円
(10,800円)
15,600円
(11,600円)
5,570円
(70円)
イギリス(ポンド) 32,900円
(27,400円)
29,700円
(26,200円)
30,200円
(26,200円)
5,620円
(120円)
オーストラリア
(ドル)
31,800円
(26,300円)
39,800円
(26,300円)
25,000円
(21,000円)
5,620円
(120円)
ニュージーランド
(ドル)
38,000円
(32,500円)
35,500円
(32,000円)
29,000円
(25,000円)
5,700円
(200円)

(2015年平均為替レート採用: 米ドル120.05 カナダドル93.22 ユーロ132.81 英ポンド181.10 オーストラリアドル89.06 ニュージーランドドル82.72、※ YJFX!のデータは1000通貨単位の取引でスプレッドから計算)

上の海外手数料比較表は、海外送金時の全体手数料を示していますが、その中でも「()」内の数値が両替手数料を示しており、200万円の送金時には2倍、300万円の送金時には3倍して頂ければと思います(※ 高校留学の場合には3年間で1000万円程度の海外送金が必要になります)。

さて、比較表を一通り見て頂けたところで、皆様から「YJFX!(新生銀行)って項目だけ、異常に安くないですか?」と言うご質問を頂くことになるかと思いますが、ここからココア留学の留学・ワーホリ費用の節約マジックタイムへと入っていきます。

実は、この「YJFX!(新生銀行)」こそ、海外送金を驚くほど節約させることが可能になる、最新の海外送金の方法になります。
 ※ [新生銀行の海外送金手数料: 4000円] + [YJFX!の外貨出金手数料: 1500円] = 5500円(送金手数料)

最新の海外送金節約法で10万円を節約しよう!

先ほどの海外送金比較表を見て頂けると、1000万円をアメリカに海外送金した場合でもYJFX!という項目では、4000円程度になることが分かりますが、実は、これが最新の海外送金方法であるFX会社(外国為替会社・証券会社)を使った海外送金になります。

その安さについては言うまでもありませんが、このサービスを提供しているのが言わずと知れた、業界の最先端を行くソフトバンク(YAHOO!JAPAN)が提供しているのですから、納得の低価格といったところでしょう。

さて、この海外送金についてですが、「なぜこんなにFX会社(YJFX!)を使うと海外送金が安いの?」と思われる方のために簡単に解説をしておきますと、実は、FX会社は外国為替相場を専門にした取引を扱っている業者で、言わば外貨両替の専門店となります。

銀行のように複数の業務を行っているわけでは無く、「両替に特化しているため手数料が異常に安い」ように思える訳です(※ ココアにしてみれば銀行が高すぎると考えます)。

要約すると、「海外送金の両替手数料が高いから、外貨両替はYJFX!を使って、海外送金を銀行(新生銀行等)に使うことで、海外送金の手数料が安くなってしまう」というわけです。

「でも、これって海外送金手数料が無料になることは無いですよね?」とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、実は、少しハードルは高いですが、新生銀行には特別な契約プランが用意されており、一部の方は海外送金手数料が無料になります。

海外送金手数料の無料になる条件

新生銀行(新生プラチナ): (条件)月間平均残高が2000万円以上。

上記の会員であれば、YJFX!と組み合わせて利用することで、実質、1000万円クラスの海外送金も数百円程度で可能になります。尚、YJFX!による海外送金について詳しくは以下のサイトを参考にしてください。

YJFX! from YAHOO! JAPANの安い外貨両替!!

「海外送金を安い手数料(無料)にする方法」まとめ

海外送金のような、少し難しい銀行や金融機関が関わってくる手数料について、多くの方が「分からないから銀行に任せてしまおう」と考えていらっしゃいますが、ちょっとしたことで10万円節約できるのであれば、ココアならその10万円を使って留学中の学費に当てます。

銀行に全て任せてしまうのでは無く、その一部を自分自身の手で行うするだけで、1ヵ月分のフルタイムの学費(100時間分のレッスン費用)の節約が可能になるのですから、海外送金の手数料については、是非、安く済ませることを意識して頂ければと思います。