ニュージーランドで海に汚染水、留学生が守るべき5つ!

ニュージーランドの首都ウェリントンで、下水処理場の故障が原因で、未処理の汚染水が海へ流出したことが大々的に報じられました。
海に入らないこと、海産物を採らないこと、犬の散歩を控えることまで呼びかけており、留学生やワーホリ、それに観光客はどうすればよいのかガーディアン記事をもとにお伝えします。
(参考記事:The Guardian 2026年2月6日掲載)
まず何が起きた?「環境災害」と言われる理由

2026年2月4日(水)、ウェリントン南海岸にあるモア・ポイント下水処理場で、大雨の影響により施設が浸水し処理場が故障してしまいました。
本来は処理した水をクック海峡へ流す1.8kmの放流管を使うとのことですが、異常が起きてしまい、短い放流管から海へ出る状態になりました。
2026年2月5日(木)には、市長が「大都市の下水処理が完全にストップした」と伝えたこともあり、深刻さがうかがえます。
- 処理場の故障で汚染水が海へ流出、日常に大きな影響がある!
どれくらい流れた?数字で把握しておく
ウェリントン・ウォーターによると、未処理の汚水、約7,000万リットルが周辺海域へ漏れたと伝えられました。
量が大きいほど健康リスクの範囲も広がる可能性があるので、お気を付けください。
2026年2月6日(金)時点では、長い放流管とスクリーン設備を一部回復し、天候が落ち着いている日であれば多くを長い放流管へ送れる一方、雨量が増えるピーク時などは短い放流管も使う必要があるとされています。
また報道では、「いつ完全に戻るかの期限は示せない」とも述べられており、問題が長期化する可能性も予想されます。
- 一部復旧してもしばらく海は避けたほうが良い可能性!

週末に海で泳ぐ予定でしたが、こういう事故だと何日くらい我慢すればいいですか?

期限が出ていないので「日数」よりも、自治体と水道会社の最新注意喚起が解除されたかで判断しましょう!
入っちゃダメ?採っちゃダメ?留学生が守るべき行動制限

当局は、南海岸の海に入らないこと、カイモアナ(kai moana:海産物)を採らないこと、犬をビーチに連れて行かないことまで助言しています。
特に留学生の体調不良は、学業やアルバイトの欠席にも影響しますので、しっかりと考えておくことをオススメします。
- 南海岸での遊泳・採取・犬の散歩が禁止に。生活圏内の人は要注意!
スクリーンが完了した後もリスク
加えて、復旧作業で「スクリーン(screening:固形物の除去)」が戻っても、公衆衛生リスクは残るとの説明が行われています。
見た目がきれいでも安全とは限らないので、自己判断は避けましょう。
(参考:Greater Wellington(Moa Point sewage discharge))
- 泳ぐだけでなく採取と犬散歩も対象、禁止の幅は広い!
体調面で気をつけること!迷ったら相談先へ
未処理下水は細菌やウイルスのリスクがあり、皮膚・胃腸・目や喉などに症状が出る可能性があります。
症状が出たら無理に授業やシフトを続けず、医療機関や地域の案内に沿って相談してください。
また、近くの海岸に行ってしまった日は、手洗いとシャワー、靴の洗浄、濡れた服の分別洗いを優先してください。
「行かない」が最善ですが、行ってしまった後の衛生行動もセットで覚えておくと安心です。
- 体調異変は出席より健康優先、洗浄と相談先の確認が重要ポイント!

サーフィン仲間に誘われましたが、見た目が平気なら入ってもいいのでしょうか?

留学生やワーキングホリデーの人が目立つ行動をとることで世論がどう動くかわからないので、行動を自制することも忘れないでくださいね!
留学・ワーホリ生活にどう影響?予定とお金を守ること!

すでに、南海岸でダイビング事業者が予約キャンセルを受けたと報じられており、海のアクティビティの厳しい状況は留学生やワーホリのアルバイト収入に直結する可能性も否定できません。
また、ツアーなどを予約した人は、キャンセル料が発生する可能性もあるので、今すぐ予約をチェックしてください。
- アクティビティは「中止前提」で返金条件確認!
授業・仕事の調整:英語で言えると強いフレーズ
急な予定変更は、学校や職場への連絡が遅れるほど相手は予定が組みづらい可能性もあります。
「public health advisory(公衆衛生上の注意喚起)」としっかりと理由を話すことで、状況説明が短く済みます。
例としては「I’m avoiding the south coast due to the public health advisory.(公衆衛生の注意喚起で南海岸を避けています)」などもコピペして残しておいてください。
- 連絡は早いほど有利、短い英語理由を用意するのが重要ポイント!
海産物と食費:採取しない、シェアも断る
「採らない」は自分が採取しないだけでなく、友人が採った貝や魚をもらう行為も避けるのが安全です。
ホームパーティーで出てきた場合は、なかなか断ることは難しいと思いますが、可能であれば今のこのタイミングだけは、断っても理解してもらえるはずです。
健康と人間関係を両方守る断り方も併せて準備しておくと安心ですね。
- 留学生やワーホリは体調不良を避けることが最も大切!

友達が「大丈夫だよ」といって貝を貰ってしまいました…。

そうした時は、どこで取れた貝なのかしっかりと聞いてから貰いましょうね!相手も聞かれて嫌な気はしないはずです!
今すぐできる!留学生向け「安全行動」チェックリスト

結論として、当面は「海に入らない・貝や魚を採らない・犬も砂浜NG」を徹底し、長期化を前提に行動を変える必要があるかもしれません。
これは遊びに行っちゃダメだという話ではなく、あなたの健康の話ということを覚えておいてください。
- 「行かない・採らない・近づかない」を先に固定し、生活の手順に落とすのがポイント!
チェックリスト:今日やること(スマホに保存)
次の5つを、まずは今日中にやってください。
- 南海岸に行く予定があれば、代替案(街中・屋内施設)へ変更
- ツアーやレッスンのキャンセル規定、返金窓口をスクショで保存
- 海産物を採る・もらう・食べる予定があれば一旦停止して確認する
- 犬の散歩ルートを内陸の公園中心に変更
- 公式更新の確認先をブックマーク(自治体・水道会社)
- 予定とお金と健康を同時に守るには、先に「確認先」を固定するのが大切!
確認先:どこを見ればいい?
現地の告知は更新頻度が高いので、見る場所を決めておくと楽です。
少なくとも「自治体」と「水道会社」の2系統はチェックしておいてください。
- 情報源を絞るほど迷いが減る、更新ページをブックマークが重要ポイント!

やることが整理できました、これで週末の予定を組み直しても大丈夫ですか?

大丈夫です、公式の注意喚起に合わせて代替プランを回せば安全と充実を両立できます、焦らず一つずつ進めましょう!
ニュージーランドで海に汚染水、留学生が守るべき5つ!のまとめ

今回のニュージーランドの海の汚染問題は、正直、留学生・ワーホリ、特に短期滞在の観光客の皆様にとっては非常に残念なニュースになると思います。
ただし、健康被害が出てしまってからでは取り返しがつきませんので、海に行く予定をしていらっしゃった皆様は予定の変更を強くおすすめいたします。
また、現地では「立ち入り禁止区域」をマオリの慣習法である「Rāhui(ラーフイ/ラフイ)」として指定・報道することが多いです。
今週末海に遊びに行く予定の友人がいらっしゃいましたら、是非、このニュース内容と一緒にお伝えください。
加えて、何か代案となるアクティビティがあるようでしたら、ぜひ、SNS等で教えてください!