留学・ワーキングホリデーで得する安い航空券の活用術
海外留学やワーキングホリデーに行かれる方のために、『格安となる安い飛行機チケットの取り方』について紹介していきたいと思います。
飛行機のチケットには大きく分けて『片道航空券』『往復航空券』『周遊航空券』と言う3種類が有り、これらの航空券を目的によって上手に使い分ける事が、安い飛行機代、節約した留学やワーキングホリデーに繋がります。
ここでは、“3種類の航空券について違い”や“使い方”を含め、『観光ビザ』『学生ビザ』『ワーキングホリデービザ』に有った節約したチケット購入方法についてもご紹介させて頂きます。
なお、留学生・ワーキングホリデー参加者専用となる、ココア留学の特割航空券につきましては以下よりお問い合わせください。(※ 詳しくはページ下部にてご紹介)
3種の航空券を理解する
飛行機のチケットには『片道航空券』『往復航空券』『周遊航空券』と言って、大きく分けて3つの種類がある事は御存じでしょうか?
海外留学やワーキングホリデービザを使って外国へと渡航される場合、上記の3種類のチケットについて、その特徴を知っておくことでお得で安い航空券を購入する事が可能になります。
そこで、既にご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、まずは片道・往復・周遊チケットの特徴から紹介していきたいと思います。
飛行機の片道航空券とは?
片道航空券とは、その名の通り片道分の飛行機のチケットの事で、出発地から目的地への“行き分だけのチケット”、つまり『往路分だけの航空券』の事です。
片道航空券は、主に『目的地のビザ保有者(学生ビザ・ワーキングホリデービザ等)』を対象にしたチケットで、復路便には搭乗しないため往復航空券よりも割高に設定されるケースがほとんどですが、片道航空券の方が往復航空券よりも安価で購入できるようになってきているので、帰国日や帰国地が決まっていない場合に大変重宝します。
片道航空券の特徴としては、目的地のビザを保有していない人に対しては、そもそも航空券自体をなかなか発券してくれないので(渡航先での不法滞在や帰国の航空券代が払えないということを避けるため)、観光ビザなど現地到着後にビザを発行して貰うアライバルビザでは、万が一、片道航空券を購入することができた場合も『空港にて航空会社から出国許可が貰えない』と言う事があるので注意が必要です。
※ もしも目的地のビザが無く片道航空券にて出国許可がおりない場合には、出発地の空港で帰国分(パスポート保有国等)の片道航空券を購入させられ、目的地到着後、ビザの発行が受けられた後で帰国分の航空券を売る事になります。尚、手続きを事前に行っておけば到着後にチケットは自動でキャンセルして貰えます(チケットの発券手数料は必須)。
- 片道は学生ビザ・ワーキングホリデー用のビザ
- 往復航空券より少し安いのが特徴
- 帰国日が決まっているなら往復航空券のが断然安くなる
飛行機の往復航空券とは?
往復航空券とは、その名の通り往復分の飛行機のチケットの事で、出発地から目的地の往路分と目的地から出発地への帰路分が付いた航空券の事です。
往復航空券は、往路だけで無く帰国分の航空券も購入する事になるので、観光ビザやビザ無しなどの現地到着後に発行される滞在許可証が発行されるような渡航であったとしても、帰国分の航空券(資金)が有ると判断されるため、厳しいビザについての質問や審査なども無く出国(入国)する事ができます。
また後ほど詳しくご紹介しますが、往復分の航空券であるにもかかわらず、片道航空券よりも安価な格安往復航空券が見つかる場合も有り、片道だけ利用し復路分のチケットを破棄されることを考える方もいらっしゃいますが、この方法は注意が必要になっています。
加えて、往復航空券の特徴としては、帰国日が指定されており変更できない『FIX航空券(フィックス)』と、ある一定の有効期間内であれば自由に帰路便を変更する事ができる『OPEN航空券(オープン)』とが有り、帰国日を事前に決定して購入するFIX航空券の方が安価にて購入する事ができます。
他にも、FIX航空券とOPEN航空券の中間的存在の『FIX/OPEN航空券』と言う、帰国便を1回だけ変更する事ができる航空券も販売されており、航空券の価格もFIX航空券とOPEN航空券の間の料金となります。
往復航空券は帰路(復路)便の選択に対する自由度を広くするに連れて高価な航空券となり、反対に帰路便の自由度を縛っていく事で安価な航空券を購入する事ができるようになるので参考にされてください。
- 観光ビザやビザ無しでの渡航には往復航空券が良い
- 往復航空券は帰路便の自由度に応じて値段が変わってくる
- 安い航空券には帰路便の自由度を最低限にする!
飛行機の周遊航空券とは?
周遊航空券は、2都市以上訪問(周遊)する事ができる航空券で、主に世界や地域を世界を股に掛けたような旅行や旅をされる方が中心となって購入される航空券です。
例えば、カナダ・アメリカの2都市を周遊する場合、片道・往復チケットでは不可能な『日本 ⇒ カナダ(バンクーバー) ⇒ アメリカ(ロサンゼルス) ⇒ 日本』と言うような複数の国や都市を経由するルートのチケットを購入する事ができます。
また、周遊航空券の特徴しては、他の航空券では1訪問都市だけであるのに対して複数の訪問都市への移動を可能にしてくれると言う便利なチケットなのですが、『訪問都市の数が多くなると、当然その分チケットの価格は高くなる』というところがあるので注意が必要です。
しかしながら、複数都市の片道チケット(片道航空券)を購入するよりも、周遊航空券として一括購入する方が安価なチケットが購入できるので、訪問地が複数となる場合には非常に有益なチケットとなります。
加えて、先にご紹介したような観光ビザでの渡航やビザ無しでの渡航が許可されている国の場合も、渡航予定の国が出る航空券を事前に持つことになるので、出入国の際にもスムーズになるという利点もあります。
- 渡航予定の都市が複数なら周遊航空券が良い
- 世界一周旅行などの際にも重宝するチケット
- 事前に訪問都市を決めておくと複数都市でも安価に!
片道航空券 | 往復航空券 | 周遊航空券 | |||
---|---|---|---|---|---|
OPEN航空券 | FIX航空券 | FIX/OPEN航空券 | |||
移動 | 片道 | 往復 | 往復 | 往復 | 2都市以上 |
価格 | ☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆ | ★(複数都市なら安い) |
特徴 | ・以前は格安の往復航空券の方が、片道料金にもかかわらず安い事も多かったが、近年では安い片道航空券も多く販売されており、片道ならば往復航空券よりも安い事が増えた。 | ・一定期間内であれば帰国便(復路便)が自由に変更できるが、価格面においてFIX航空券よりも割高となる。 | ・帰国便を変更できない航空券だが、OPEN航空券に比べて安価で購入が可能。 | ・OPEN航空券とFIX航空券の間で、帰国便について一定期間内に回数制限が有るものの変更ができる。 | ・複数都市(2都市以上)に周遊する事ができ、アライバルビザにも対応し複数都市を観光するのであれば安価で購入できる。 |
注意 | ・目的地のビザを事前に保有していない場合に、出国や入国審査時にトラブルとなる事がある。 | ・片道航空券のように出国や入国時のトラブルは無いが、帰路便の変更を忘れると有効期限が切れてしまう事がある。 | ・帰国の日にちが事前に決定されているため、渡航中の予定変更ができず自由度が無い。 | ・帰路便の変更回数が決まっているため、変更回数の上限には十分注意する必要がある。 | ・複数都市を周遊できるが、周遊する目的が無いのに取得すると無駄に高価になる。 |
次に、『日本(東京) ⇒ カナダ(バンクーバー)』間の航空券代金を簡単にまとめてみたので、以下の『片道・往復・周遊航空券の参考価格表』をご覧ください。
片道航空券 | 往復航空券 | |||
---|---|---|---|---|
OPEN航空券 | FIX航空券 | FIX/OPEN航空券 | ||
移動 | 片道 | 往復 | 往復 | 往復 |
期間 | - | 1年間 | 2泊~10泊以内 | 1年間 |
参考価格 | 9~13万円 | 18~24万円 | 13~18万円 | 16~24万円 |
※ 料金については、航空券の価格には燃油・サーチャージ・空港使用料・その他手数料などが掛かってくることもありますが、各航空券の料金体系のイメージにお使いください。
航空券には種類があるんですね!!
しかも自分の渡航予定に応じて選ぶことで安くすることもできるなんて、見ているだけでワクワクしてきました!
こうしたお話をしっかりと説明してくれる人は本当に少ないので、初めて知られたらビックリしちゃいますよね!
留学・ワーキングホリデーの航空券は片道?それとも往復?
留学・ワーキングホリデーの為に出国予定の方から航空券について一番多くある質問と言うのが、「私はこれから留学に行く予定ですが、片道航空券を購入すべきですか?それとも往復航空券を購入すべきですか?」と言う質問です。
多くの留学斡旋業者やワーキングホリデーを対象にしたサポートでは、このような質問に対しての回答で「できれば往復航空券を取得してください!」と言う形でのご案内が行われます。
これは出国・入国時のトラブルなど、出来るだけ手間が発生しない方をオススメする傾向があるためです(ココア留学としても留学生の出入国でのトラブルは何としてでも避けたいところです)。
その結果、事前に学生ビザやワーキングホリデービザ申請をパスをしているにもかかわらず、留学生・ワーキングホリデー参加者が『OPEN航空券』や『OPEN/FIX航空券』など比較的高価となる航空券を購入しているケースが目立ちます。
しかしながら、先ほども少し紹介しましたが、留学やワーキングホリデーと言うのは比較的長期滞在となるケースが多く、さらには現地では日本とは違った全く新しい環境に触れることになり、どうしても心境の変化が起こりやすく、気が付けば「出国前に想定していたスケジュールから大幅に変更してしまった」という方がほとんどとなります。
そのため、高価な往復航空券(OPEN航空券)を折角取得されたのにもかかわらず、帰国便の自由度が制限されてしまうため帰路(復路)分の航空券を破棄されたり、前もって取得してしまった帰路分の航空券に縛られてしまって旅行も上手くできないでいる方が沢山いらっしゃいます。
どの航空券が良い?
そういった“勿体無い”飛行機チケットの購入を多くの方々がされているので、以下に「取得予定のビザや滞在予定期間によって、片道か往復かどちらの航空券が良いのか?」を表にまとめてみたのでチケット購入の参考にご覧ください。
観光(アライバル)ビザ | 学生ビザ | ワーキングホリデービザ | ||
---|---|---|---|---|
滞在 予定 |
3ヵ月以内 | 半年 | 1年間 | 1年間 |
航空券 種類 |
必ず往復または周遊航空券 | 片道・往復 | 片道 | 片道 |
備考 | ・観光ビザで入国し学生ビザへと切り替える事を予定している方の場合でも、片道航空券を使っての出国や現地入国は非常に厳しいので注意。 | ・短期・中期の留学の場合には、スケジュールが変更されにくいため、旅行を考えていなければ安価な往復航空券が選択肢。 | ・滞在予定が1年となると多くの場合において予定変更が起こるので、片道航空券を使うのがオススメ。 | ・ワーキングホリデー参加者の場合、特に仕事の関係などで突然の予定変更が自然なので、できるだけ片道航空券を使用し後の行動範囲に幅を持たせたいところ。 |
※ ただし、コロナにより国や州による入国制限が違うことも注意しておく必要があります。
確かに何を買えば良いか分からなかったので、これは本当に嬉しいです!
ただコロナの影響を受けて、国によっては様々な制限が設けられているケースも少なくありません!
だから可能ならば留学エージェントに相談しながら購入されてくださいね!
往復航空券で帰路便(復路便)の破棄
留学やワーキングホリデー参加者の中には、片道航空券よりも往復航空券の方が安い場合、とりあえず往復航空券で渡航し、その後『帰路分(復路分)の航空券を破棄する』と言う方もいらっしゃいます。
最近はこうした航空券は減り、片道航空券の方が往復航空券よりも安く設定されるようになったため、帰国(復路)便の破棄をしてまで往復航空券を取得し渡航されると言う方は少なくなったのですが、過去には多数こうしたケースがありました。
ほとんど無いとは思いますが、万が一、帰路便を破棄する際は「私用ができたため帰国便に乗る事ができなくなりました!」と航空会社に一報を入れておくと、航空会社もキャンセル待ちの枠ができるので喜んでもらえるはずです。
代理店によるペナルティには注意
しかし、ここで注意が必要なのですが、旅行代理店の格安航空券によっては、航空会社が提携している旅行会社に対して『ツアー用のチケット』としてバラ売りをしている場合があり、その場合、帰路便のキャンセルで航空会社の運賃条件・規則に基づき片道普通運賃などを請求などのペナルティが課されるケースがあります。
と、言うのも国際航空会社の運賃は航空会社が自由に変更することができず、変更には政府による認可が必要となっています。
そこで、ツアーチケットなどは『1.往復航空便を利用すること、2.航空会社提供のホテルを利用すること』と言った条件を航空券に組み込むことで、特別に安価な料金にて販売されています。
つまり、販売した代理店からすると『往復航空便を利用すること』を条件にして安価に販売をしたにもかかわらず、「チケット購入者の都合で帰路便の利用が無かった!」となってしまっては、航空会社から何かしらのペナルティを受ける可能性が出てきます。
そのため、購入したチケットによっては復路チケットの破棄に対して、何かしらのペナルティが設けられているケースも少なく無いので、「この航空券は他と比べて安いな・・」と思った時には、何かしらの条件が無いか、必ずチェックされることをオススメ致します。
- 安すぎる航空券を見つけてしまった際には、必ず何かしらの厳しい条件が無いかを事前にチェックしてください!
インターネットで航空券を買ったんですが、旅程の変更が全くできなかったことがありました・・。
実は、最近では海外サイトで購入されたケースでのトラブルが増えています。
安い航空券を見つけた時は『必ず理由がある』ので販売元のチェックも忘れないようにしてください!
『航空会社』と『旅行代理店』が販売する3種類の航空券
続いては、少しマニアックな航空券のお話をさせて頂きたいと思います。
飛行機のチケットは、同じ航空券、例えば『日本 ⇒ カナダ ⇒ 日本』区間をフライトするような往復航空券で有ったとしても、実は、3種類のチケットがある事はご存知でしょうか?
先ほどまで紹介してきた航空券と言うのは『片道航空券』『往復航空券』『周遊航空券』など、フライト区間や用途が違う別物の航空券での3種でしたが、これからご紹介する3種類の航空券と言うのは、同じフライト区間での同じ航空券なのに値段が全く違うと言う3種類の航空券についてです。
ここで、「同じ航空券なのに値段が違うのはなぜか?」と思われた方もきっと多いはずですが、実は、これから紹介する3種類の航空券は『販売元』や『航空券の自由度』によって同じ飛行区間の航空券であるにもかかわらず値段が違ってくると言うお話となっております。
3種類の同じフライト区間なのに料金の全く違う航空券
航空券は、『航空会社』と『旅行代理店』によって販売が行われており、航空会社は、路線ごとに価格設定した定価の航空券である『ノーマル(普通)航空券』と、先にご紹介したチケットに制限を加える事で安売りされている『PEX航空券』を販売しています。
一方、旅行代理店は、こちらも先ほどご紹介させて頂いたように、航空会社からツアー用として安い航空券を買い受けて『格安航空券』として販売しています。
※ 旅行代理店が販売する航空券(格安航空券)と言うのは、正確には、航空券では無く『旅行商品』となるのですが、その性質は航空会社が販売している正規航空券と同じように飛行機に乗るためのチケットとなるので、ここでは航空券と同等に扱っています。
- 同じ飛行機に乗るための航空券なのに航空券の値段が異なることには理由がある!
ノーマル(普通)航空券とは?
まずノーマル(普通)航空券についてですが、ノーマル航空券は航空会社により正規に販売されている航空券の事で、何も割引が適応されていない定価で販売されているチケットの事です。
ノーマル航空券は、電気製品などで言う『メーカーの定価販売』ですので、3種の航空券の中で最も高価なチケットとなりますが、チケットの自由度は最も高く、『搭乗日や経路の変更が自由』、『払い戻し手数料が安くいつでも可能』、『予約便に乗らない場合にもペナルティー無しで再予約可能』など、多くの特典が付いています。
- 最も自由度が高く変更が利くのがノーマル航空券
- チケットの中では最も高価になっている
PEX航空券とは?
PEX航空券とは、旅行代理店の格安航空券に対抗して、航空会社が独自にチケットに制限を設け、割引した料金で販売している正規割引航空券の事で、『JAL悟空』や『GO UNITED 7』などがそれに当たります。
PEX航空券は、ノーマル航空券と比べて『出発日の1週間前までが購入可能』、『予約変更に手数料が必要』、『払い戻し手数料がノーマル航空券より高い』などの制限が加えられています(先に紹介している『OPEN航空券』についての発券は可能)。
また、PEX航空券は、制限が段階的に指定されており、例えば、国際航空運送協会(IATA)が路線ごとに料金を定めているIATA PEX(全航空会社共通の航空券)の場合、往路と復路で違う航空会社の飛行機に乗る事も可能となっているなど自由度が高いですが、一方で、自由度が高く制限が緩和されているため航空券は割高になります。
つまり、同じPEX航空券でも制限が厳しく設定されている航空券ほど安価で販売されており、反対に制限が緩い航空券ほど高価になっているとお考え下さい。
- PEX航空券は航空会社による割引航空券
- 制限が緩い航空券は高いが制限が厳しい航空券は安い
格安航空券とは?
格安航空券とは、旅行代理店が航空会社から『ツアー用としての安い航空券』を買い付け、それをバラにして販売している航空券の事で、航空会社からは販売されておらず旅行代理店でのみ購入が可能となっている航空券の事です。
格安航空券は、航空会社から販売されているノーマル航空券やPEX航空券よりも厳しい制限が加えられており、旅行代理店により違いますが『予約変更は一切不可』、『座席指定ができない』、『払い戻し不可』と言った物もありますが、一方でチケット代は3種類の中で最も安く設定されています。
しかし、航空会社としては格安航空券として販売される旅行代理店にチケットを卸すよりも、自社でPEX航空券として販売した方が利益が出るため、ビジネスに対してシビアな航空会社などは格安航空券として旅行代理店へ航空券を余り卸すことはありません。
そのため、例えば、ビジネス思考の強い中国系航空会社の航空券などは、格安航空券の数が少なく他社の航空券と比べて割高となっている場合が多くなっています。
- 格安航空券は旅行代理店により販売されている
- 航空券に対する制限はバラバラなので購入時は注意する
- 航空会社によっては格安航空券そのものがあまり販売されていない
ノーマル(普通)航空券 | PEX航空券 | 格安航空券 | |
---|---|---|---|
販売元 | 航空会社・旅行代理店 | 旅行代理店のみ | |
価格 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆または(☆) | ☆ |
自由度 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆ |
繁盛期の購入 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆(購入しにくい) | ☆(ほとんど無い) |
PEX航空券は早期購入や制限の厳しいFIX航空券を選択する事によって、格安航空券よりも安価で購入できる事もあります。
また、繁盛期やゴールデンウイークに夏休み・春休みと言った多くの方が渡航される期間や、目的地が観光シーズンとなっていたりフェスティバルやイベントと重なっている場合には、航空会社が代理店にチケットを卸すことが少なくなるため、必然的に格安航空券を購入する事は非常に難しくなります。
確かに夏休みや冬休みになると、格安航空券とかって目にすることってあまり無いですよね?
そうなんです!
留学の場合は4月、7月、8月はビックリするほど航空券が値上がりしているのは、そうした航空会社と旅行代理店の裏事情も関係しています!
安い留学・ワーキングホリデーには格安航空券を活用せよ!
さて、これまで航空券について色々と説明してきましたが「どうすれば安い航空券を取得する事ができるのでしょう?」
続いては、そんな留学・ワーキングホリデー参加者の航空券についてお悩みの皆様のために、単刀直入に安い航空券を手配する方法についてご紹介させて頂きたいと思います。
そこでまずは、チケットの値段をぐっと抑える事ができる『5つのポイント』を箇条書きにしてみたので、以下をご覧になってみてください。
- 夜に到着する便にする
- 土・日・祝日の出発や到着を避ける
- 繁盛期の利用は避ける
- できるだけ早くチケットを予約する
- 帰国の日にちを決定しておく
これだけ知っておいて頂けましたら、後は皆様に自由に航空券を購入して頂くだけなのですが、上記の5つのポイント通りにチケットを購入できる方って、正直、初めての留学やワーキングホリデーでは難しいですよね?
特に、女性の場合には深夜到着が気になってしまう方も少なくないですよね?
そこで、続いては上記内容の5つのポイントを意識しながらとなりますが、安い航空券を見つけるコツと言うものをご紹介させて頂きたいと思います。
渡航日程が決まれば直ぐに航空券は買っておく
格安航空券は『日程の変更ができない』と言う航空券が多いため十分に注意しておきたいところなのですが、渡航日程が決まったならば直ぐに購入しておきたいというのも格安航空券の特徴となります。
それは、航空券は安くて人気のあるチケットから順番に売れていくため、「渡航日まで、まだ5ヵ月も有るよ!」とゆっくりしていたら良いチケットから順番に無くなっていってしまうからです。
留学エージェントさんと相談されてビザも出て渡航日が決まったなら、「その日の内に購入のアクションは起こしておきたい!」と言うのが、安い航空券を手配するための鉄則になります。
- 安い航空券を手配するには早い段階で購入すること
- 早めの留学やワーホリ計画によって航空券を安く手配できる
格安航空券の値段は各社で違う
更にもう1つ、安く航空券を買う方法について皆様にご紹介させて頂きたいと思います。
それは、格安航空券の値段は決まっている訳では無く、各旅行代理店の企業努力によりそれぞれの代理店がそれぞれの価格を設定していると言うポイントを利用します。
つまりこれは、自分が購入したい格安航空券を、Aと言う旅行代理店は5万円で売っているかも知れませんが、Bと言う旅行代理店は3万円で売っているかも知れないと言うことを意味しています。
そこで、渡航日が決まったならば、Googleで『成田 〇〇(留学先の都市名) 航空券』などと検索して一括で航空券の販売会社を調べておき、安い航空券の目安となる金額を頭にいれておきます。
後は、2~3社の代理店に対して航空券のお見積もりを出して貰うだけで、安い航空券を購入することができます。
格安航空券の購入時の注意
しかし、ここで注意したいのは、旅行代理店によってはホームページ上では安い価格で表示されてあっても、実際は「既に売れてしまっており予約できない(購入できない)」と言う事も少なくありません。
そこで、旅行代理店のお問い合わせには効率化を求めたいので、購入の際には複数の会社に同時に依頼を出すことに加えて、狙った価格帯でのチケットがあれば素早く決断することも覚えておいてください。
皆様が「この航空券って安くて良いな・・」と思う航空券については、他の方も「良いな~」と思っているので売り切れてしまう可能性が高いです。
- 代理店には数社に対してお見積もり依頼を出すこと
- 良い航空券は競争率が高いことを覚えておく
- 繁忙期の航空券は特に決断を早めにすること!
ホームページには載っているのに購入できないことってあるんですね・・・。
そうなんです!
実は、航空券の空席などは刻一刻と変化しているため、売り切れてしまっていることは決して珍しいことでは無いので覚えておいてくださいね!
ココア流!安い航空券となる留学・ワーホリのコツ
最後に『ココア留学流』の「留学・ワーキングホリデーの飛行機代を安く上げるためのコツ」についてご紹介させて頂きたいと思います。
安い航空券の購入は先に紹介した通りなのですが、もう1つ重要な点として、旅行を含めた飛行プランを事前に設計しておくことで、非常に有益な航空券を購入する事ができることについてもお話をさせて頂きたいと思います。
周遊航空券を活用する!
それは、何を隠そう『周遊航空券』を使う方法となります。
先ほどから紹介していますが、留学中やワーキングホリデー参加者は、その内のほとんどの方が訪問中の国から、その近隣諸国へと旅行に出かけられます。
例えば、カナダに留学中の方の場合にはアメリカ旅行、オーストラリアにワーキングホリデー中の方の場合にはニュージーランドやアジア諸国と言う風に、多くの皆様が留学中には旅行に出られます。
特に社会人の方は、帰国後、再就職をしてしまうと、まとまった休みを取る事が難しくなる事を良く知っていらっしゃいますので、留学やワーホリと言うチャンスを利用し、旅行に出かけられる方が非常に多くいらっしゃいます。
しかしながら、こう言った旅行をされる方の多くは、例えば、カナダのバンクーバーに留学をされている場合には『バンクーバー ⇒ ロサンゼルス ⇒ バンクーバー ⇒ 日本』、オーストラリア留学ならば『シドニー ⇒ クライストチャーチ ⇒ シドニー ⇒ 日本』と言う風に、なぜか旅行先から留学先に戻り、そして日本に帰国するという無駄フライトをされてしまう方が沢山いらっしゃいます。
しかし、ここで日本から出国の際、片道航空券で渡航される方の場合には往路に周遊航空券を使う事で、『日本 ⇒ バンクーバー ⇒ ロサンゼルス ⇒ 日本』、『日本 ⇒ シドニー ⇒ クライストチャーチ ⇒ 日本』と言う流れで、無駄なフライトもせず費用も削減した旅行をすることも可能です。
このような飛行プランを事前に計画するのは難しいところもありますが、もし留学やワーキングホリデーの経験があり余裕がある方であれば、挑戦して頂きたいです。
以下は、実際にココア留学のスタッフである私が、オーストラリアのワーキングホリデーを終えた後に手配したこのある帰国までの経路となりますが、良かったら周遊の参考にしてください。
ココア留学スタッフのオーストラリアからの渡航経路
『日本 ⇒ オーストラリア ⇒ タイ(バンコク) ⇒ ラオス ⇒ カンボジア ⇒ ベトナム ⇒ 台湾 ⇒ 韓国 ⇒ 日本』
この旅行には約半年ほどかかっているので、一般の旅行と言うよりはショートステイのような気もしますが、こう言った計画を留学に盛り込むことも出来るので、事前の留学計画の作成だけは必ずやっておくことをオススメさせて頂きます。
- 事前に留学計画をしっかり立てられていたら周遊航空券を利用できる!
ココア留学の航空券無料カウンセリング!?
(右: ココア留学代表西本 左: 二宮さん)
留学生・ワーキングホリデー参加者にとって避けては通れないのは『飛行機チケット(航空券)の手配』です。
しかし、留学会社によってチケット代はバラバラで、提案される航空券はインターネットよりも高いものばかり・・、でも、どのチケットを手配したら良いのか分からない・・。
こんなことって多いですよね・・。
ココア留学では、留学生専用の航空券をできるだけ安く手配することはもちろん、さらに留学業界ではココア留学が最も最初にスタートさせた『航空券カウンセリング』をお付けすることも可能です。
安い航空券を取得するためには事前のしっかりした留学計画が必須になりますが、もし「航空券の手配だけお願いします!」という方がいらっしゃいましたら、航空券のご案内をさせて頂きますので、皆様のご都合に応じて以下よりお問い合わせください。