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カナダ学生ビザ(就学許可証)2016徹底解説

カナダ学生ビザ(就学許可証)2016徹底解説のイメージ

毎年のように取得条件や状況がコロコロ変わるのが「カナダの学生ビザ」ですが、ここでは「カナダ学生ビザ(就学許可証)2016徹底解説」と題しまして、2016年度版のカナダ学生ビザ(Study Permit: 就学許可証)について、これから語学学校や高校・大学留学を考えておられる方のために詳しく解説をしてみたいと思います。

また、「カナダの学生ビザに関する情報以外を探しておられる方」や、「カナダに留学やワーキングホリデーで渡航したいけど、自分が何のビザを選べば良いか分からない」という方は、先に カナダのビザを5分で理解する! を読んで頂ければと思います。

それでは、早速となりますが、カナダの学生ビザについての紹介・解説を始めていきたいと思います。

カナダ学生ビザ(就学許可証: Study Permit)とは?

カナダの学生ビザ(就学許可証)で勉強する

カナダに訪れる留学生やワーキングホリデー参加者の間では、「学生ビザ」という表現が頻繁に使用されてますが、カナダの学生ビザは、正確には「就学許可証: Study Permit」と言って、「カナダで学校に通って勉強をしても良いですよ!」というカナダ政府が許可を出した証のことを指します。

そのため、例えば ワーキングホリデービザ が「就労と就学が特別に許可されている」ように、「就労許可証」と「就学許可証(学生ビザ)」を申請し取得することができれば、「カナダで学校に通いながら働く」ということも可能になります(両方の取得条件は一般の留学生には厳しい)。

また、近年では、学生ビザを取得するために学校に在籍し、「学校には一切通わずカナダに滞在している外国人」が急増している事態から、カナダ政府は「学生ビザ発行可能となる学校に制限」を加え、「カナダ政府公認の学校でのみ学生ビザが取得可能」となっているので注意が必要です。

なお、学生ビザ発給可能な学校かどうかの確認・紹介については、英語しかありませんが以下の「カナダ政府ホームページ」で確認、もしくは、「ココア留学のお問い合わせフォーム」よりご相談ください。
カナダ政府ホームページ(Designated learning institutions list)
ココア留学のお問い合わせフォーム

学生ビザのポイント!!

  • カナダ学生ビザ = 就学許可証(Study Permit)
  • 就労ビザと組み合わせて仕事と学校の両立も可
  • カナダの学生ビザは政府公認の学校のみ取得可

学生ビザの特徴とメリット・デメリット

「学生ビザ(就学許可証: Study Permit)」は、長期の就学期間を可能にするため設けられているビザ(許可)で、カナダ渡航前に事前申請し取得することで、「高校・短大・専門学校・大学」といった、「半年以上のカナダ滞在を必要とするような学校」にも通えるようになります。

また、観光ビザ(滞在者許可証: Visitor Permit) を利用してカナダ入国をした場合と比較すると、「ビザの延長や変更がカナダ国内にて可能」となっていることから、わざわざアメリカにビザ申請に出かける必要もないため「6カ月以上カナダで学校に通うことを予定している人」にとって最適なビザと言えます。

しかしながら、ビザの申請の際には「申請手数料150カナダドル(約1万4000円)」が必要になるので、格安留学を目指すような短期留学生は「観光ビザ」でのカナダ入国をおすすめ致します。

カナダ学生ビザの特徴
メリット デメリット
・長期留学時(半年以上同じ学校に通う)には最適
・就学期間(滞在期間)が制限されない
・インターンシップ活動を含む学校(Co-op)に通える
・入国時に往復航空券・カナダ出国の航空券が必要ない
・アメリカ経由での入国時に審査が緩くなる
・ビザ延長時にカナダ国内で可能
・高校・大学生等の場合にアルバイトが可能
・渡航前の事前申請が必要
・ビザ発行までに期間(2ヶ月程度)必要になる
・ビザ申請による手数料が発生する
・渡航前に学校から入学許可証・領収書を貰う必要がある
・生活費として10,000ドルの英文残高証明が必要
・預金通帳のコピーが必要(過去の入出金履歴が分かる必要)
・自分の資産で無い場合に親の同意書・奨学金許可証が必要

学生ビザの就学可能期間はどれくらい?

学生ビザとパスポート

カナダの学生ビザに関する質問で、「学生ビザを取得した場合、就学可能期間はどれくらいですか?」という質問を留学希望者の方々からお受けしますが、このアンサー(回答)は「1年でも2年でも学校に通う期間分の就学可能期間」となります。

これは、現実的に考えれば当然のことで、「語学学校に通う予定期間が1年間なのに、学生ビザの就学可能期間が半年だった」では、学校での就学時に、途中帰国する必要が生まれてしまいますからね。

また、カナダの学生ビザの特徴として、カナダ入国時に発行される学生ビザは、学校側から事前に受け取った「入学許可証」や「授業料の支払い証明」を入国審査官に提出し、「提出を受けた入国審査官のさじ加減によってビザの期間が決定」されます。

そのため、時には「8ヶ月の語学学校に通うことを予定し入国審査を受けた場合」においても、実際には「11ヶ月分の学生ビザ(就学許可証)が発行された」というケースはよくあります。

これは、入国審査官が「学校卒業後のこと」まで考えてくれた結果で、学校卒業後には多くの留学生が「旅行」や「家族の訪問」といったイベントを予定しているので、そのための猶予期間を予め設けてくれているためです。

もちろん、卒業後に余った就学期間については学校に通うことも可能ですが、その期間中に「友達やホストファミリーたちと自由な時間」を過ごしても問題ありません。

留学期間は1年だけど最初の学校には半年予定

ココア留学にはカナダの学生ビザに関して、「留学は1年間を予定しています。だけど、最初の学校には半年通って、その時の英語の伸び次第で次の学校を“専門学校”にするか“語学学校”にするかを決めたいと思っています。この場合、留学後半の学校からは入学許可証が貰えませんよね?ココアさんどうすれば良いですか?」という相談もまた多くの留学生から寄せられています。

こう言ったケースでは、「学生ビザを取得してカナダ入国をされた留学生の場合には、カナダ国内においてビザの延長申請が可能」となっているので、留学後半の学校が決定した時点で「ビザの延長申請」を行うことになるので安心して頂ければと思います。

学生ビザのポイント!!その2

  • 学生ビザでのカナダ滞在可能期間は就学期間に比例する
  • 学生ビザは入国審査官の“さじ加減”で就学期間が決まる
  • 学生ビザでカナダ入国をしたならば、ビザ延長はカナダ国内での申請が可能

カナダの学生ビザはアルバイトができる!?

学生ビザでアルバイトをする様子

学生ビザを取得される方の中には「留学中にアルバイトをしよう」と考え、「学生ビザでアルバイトはできますか?」という質問をお受けすることがあります。

「学生ビザは“就学許可証”だから、働くには“就労許可証”が必要でしょ?」と言いたいところですが、なんと、カナダでは条件さえ満たせば「学生ビザでアルバイトが可能」となっております。

実は、2014年6月1日付で、高校や大学などのフルタイム授業(語学学校は不可)に通われている方々は、「就労許可証なしでも週20時間のオフキャンパス(学外)での就労(アルバイト)ができる」という大きな変更が行われており、学生ビザでも「夏休みや冬休みだけでなく、放課後などにもアルバイトが可能」となりました。。

しかし、注意して頂きたいポイントとして、学生ビザを取得しフルタイム授業を受けている場合においても、「語学学校で英語やフランス語を学ぶ人(ESLの生徒)は対象外」となっているので、「学生ビザを持っているからアルバイトができる」という風には勘違いをしないようにしてください。

Co-opプログラムとインターンシップ希望者

カナダには「Co-opプログラム(コープ)」と呼ばれる、「学習と職業経験を積むことができる特別プログラム」が専門学校等によって用意されており、「学生ビザ(就学許可証)」に加えて「就労許可証(Work Permit)」を取得することで、学習だけで無くカナダでの就業体験が可能になります。

なお、「インターンシップ(学生が企業などで研修生として働き、就業体験を行える制度)」を希望される場合においても、Co-opプログラム同様に「学生ビザ(就学許可証)」と「就労許可証(Work Permit)」が必要になります。

学生ビザのポイント!!その3

  • カナダでは学生ビザでアルバイト可
  • 学生ビザでは語学学校に通う人はアルバイト不可
  • Co-opプログラムでは就労ビザと組み合わせて仕事と学校の両立に