海外留学

カナダ留学の費用を徹底解剖

カナダ留学の費用を徹底解剖のイメージ

「1年間のカナダ留学っていくら必要なの?」「3ヵ月の短期留学に行きたいんですが、いくらくらい必要ですか?」と言う留学生はもちろんの事、その出資者の方々のお悩みにお答えして、カナダ留学の費用について徹底的に紹介していきます。

海外留学を行う際、「留学斡旋業者」や「留学エージェント」と言う、語学学校やホームステイ業者との仲介を代行してくれる業者を利用する方がほとんどなのですが、実はここに留学費用の落とし穴があります。

ここでは、そんな留学仲介業者を利用している、またはこれから利用するかもしれない、と言う方のための留学エージェントが提示する留学費用の「嘘・ホント」にも突っ込んでいきたいと思います。

また、ココアからの注意点として、ここでは留学業者のナイーブな事情にまで話が切り込まれているので、「留学費用・準備のココア」がただの安い留学方法を提案するサイトだと、認識してくださる方だけ読み進めて頂ければと思います。

本当はいくら掛かるの?1年間のカナダ留学の費用

カナダの留学イメージ

最初から本題に入っていきたいと思いますが、「1年間カナダ留学をした場合、一体いくら必要なのか?」と言う事について、留学エージェントが提供しているデータを調べまとめてみました。

しかしながら、留学費用と言うのは十人十色、高い方から安い方まで「ピンキリ」なので、留学生がもしも以下のようなスケジュールで生活を送った場合に、「留学費用は一体いくらになるのか?」をベースにして調査しています(留学生のスケジュールは最も一般的な例です)。

一般的なカナダ留学予定者の人物像

  • 年齢: 28歳
  • 性別: 女性
  • 英語レベル: 低い
  • 語学学校(短期専門学校可能性有): 12ヵ月
  • ホームステイ期間: 3ヵ月
  • アパートシェア: 9ヵ月

1年間の留学で、「ホームステイ期間が3ヵ月・アパートシェア期間が9ヵ月の合わせて12ヵ月」、英語の伸び方によっては「留学後半に専門学校に通ってみたい」と言う1年間留学される方のモデルケースとなりますが、では留学業者はどのような費用を提示しているのでしょう?

カナダ1年間の留学費用比較表

1ヵ月~1年間のカナダ留学費用
  A社 B社 C社 ココア
エージェントサポート料 300,000円~ 89,800円 - -
往復の飛行機チケット
(燃油サーチャージ等込み)
12~250,000円 130,000円 - 50,000円~(片道)
海外旅行保険 18~280,000円 230,000円 100,000円~ 100,000円~
パスポート申請 - 15,000円 21,000円 15,000円
空港出迎えサービス サポート代に込み 100C$ 90C$ 100~150C$
学費(12ヵ月)・入学金込 学校による 11,640C$ 12~16,100C$ 10~16,000C$
ホームステイ料(3ヵ月) 53~90万円 2,280C$ 2,100~2,400C$ 2,300C$
ホームステイ手配料金 200C$ 150~200C$ 150~200C$
ホームステイ時の食費(3ヵ月) 300C$ - 300C$
アパートシェア家賃(9ヵ月) 3600C$ 36~5,400C$ 36~5,400C$
アパートシェア光熱費(9ヵ月)
2名シェア想定の半額済
180C$ 180C$
アパートシェア時の食費(9ヵ月) 2,250C$ 2,400C$
インターネット代(9ヵ月)
2名シェア想定の半額済
- 68~230C$ 0~230C$
交通費 840C$ - 210C$(3ヵ月分)
旅行費 1,000C$ - 1,500C$
お小遣い(12ヵ月) 2,400C$ - 2,400C$
携帯電話(機種代) - 50~500C$ 50~500C$
携帯電話の通信料
(12ヵ月)
- 480~840C$ 480~840C$
日本円合計 110~173万円 46.5万円 10万円以上 16万円以上
カナダドル合計 - 約25,000C$ 約18~25,000C$ 約23~32,000C$
エージェント内訳費用合計
(円換算合計)
110~173万円 約270万円 170~200万円 200~300万円
エージェント提供費用
(勧誘時の費用目安)
152~226万円 約220万円 230万円以上 最低250万円以上

※ 円換算について「1C$(カナダドル) = 90円」で計算を行っています。

上の表を見て頂けると分かるように、「A社」「B社」「C社」「ココア」のカナダ留学費用の内訳が表示されていますが、何と、節約留学を訴えているココアが提示している留学費用が1番高いと言う結果になってしまいました。

これは一体どういう事なのでしょうか?それぞれの留学エージェントが提示している留学費用の内訳を追いかけみたいと思います。

B社提供のカナダ留学費用

B社は、大手エージェントで、最も細かい留学費用を提示してくれた親切な留学業者さんなのですが、費用の内訳を見てみると残念な事に「エージェントサポート料で8万9800円」と言う費用が出されていました。

この費用について調べてみると、「留学先での事務所使用料」や「到着後のオリエンテーション代」等との説明が行われていましたが、節約留学を考えるのであれば「必要の無い無駄な出費」と言う内容となっていました。

次に、B社の留学費用の内訳を合計してみると、事前にカナダ留学の費用として「約220万円」を提示していたにも関わらず、「約270万円」と言う結果になってしまいました。

これには、正直驚いた訳ですが、彼らは2012年より以前の円高時の為替レートを使って費用を故意に少なく見せたのか、それとも計算を間違ったのか分かりませんが、50万円もの誤差は大きすぎます。

大手留学エージェントがこのような結果なので、留学希望者が費用について悩むのは当然の事かも知れませんね。

C社提供のカナダ留学費用

C社のケースですが、C社はA社・B社と比べて小規模の留学エージェントですが、保険について留学費用の節約に繋がるアイデアが紹介されていました。

まず、その節約のアイデアについてですが、日本で留学保険に加入せずにカナダで比較的安価な保険に加入すると言う節約方法です(日本の留学保険は「料金高・保障大」に対して、カナダでの保険は「料金安・保障小」となる)。

次に、C社から1年間のカナダ留学費用の目安として提供して頂いた金額は、「230万円以上」で、さらに「これ以上の安い留学の場合、留学生活に我慢が必要になります」との一文が加えられていました。

今回紹介している3社の中でC社がココアと一番近い料金提示をしてくれた訳ですが、C社は小規模の留学エージェントですが、節約方法についての提案など、留学生の事を良く理解している印象を受けました。

A社提供のカナダ留学費用

A社は大手留学エージェントなのですが、上の表を見て頂ければ言うまでも無く、他の留学業者と比べて安い留学費用の内訳になっています。

しかし、内訳を見てみると、他社とは比べ物にならないほどの大掴みな留学費用の内訳と、30万円と言う有り得ないほど高い「エージェントサポート料」が記載されています。

また、留学費用として「152~226万円」が提示されていますが、30万円と言う必要の無いサポート代を支払って、残り122万円で語学留学をするのは、上のココアが提示している内訳と比較して頂けると「100%不可能」だと言う事がお分かりになられるかと思います。

大手留学業者が、留学希望者に対して「99%不可能で現実的で無い留学費用を提供している」と言う実態に驚かれる方も多いかと思いますが、こう言うエージェントは沢山あるので注意して頂ければと思います。

ココア提示のカナダ留学費用

ココアが提示している留学費用は、留学エージェント3社が提供している留学費用と比べて1番高くなってしましたが、実は、カナダ留学1年間の費用は最低250万円以上が一般的な留学費用に近い金額となります。

「カナダ留学1年間の費用は最低250万円以上」と言い切ってしまいましたが、私が知る限り6~7割以上の留学生は、1年間の留学中に300万円以上は使われています。

実際に留学してみると分かるのですが、留学先で「あれが無い」や「あれが必要」と言った事も多々あり、その内に細かい出費が重なってきて大きな出費にもなります。

また、「思ったより○○が高かった」と言った、想像以上の出費が出てくるのも海外留学の特徴となりますので、必ず留学費用は少なく見積もるよりも多く見積もっておくことが大切です。

なぜ留学エージェントによってカナダ留学費用違うのか?

カナダ留学費用がエージェントによって違う

さて、ここで少しだけ留学業界の確信に迫りたいと思いますが、なぜこのように留学業者によって提示する留学費が大きく違ってくるのでしょうか?

この大きな原因となっているのは、留学生やその御両親達のほとんどが「留学に対する専門的知識が全く無い」ことに起因しています。

留学エージェントを使う留学生と言うのは、そのほとんどが初めての留学参加者で、留学についての基礎的知識も現地についての情報も知らない方々となるため、留学エージェント「プロ」の肩書の元、留学生に対して金額について言いたい放題できてしまう訳です。

エージェント側からすると、安い留学費用の提示は、そのまま「留学生との契約が取れやすい」事を意味するので、「個人差が有る」とだけ念を押した後は、安い留学費用を可能にした極一部の例を紹介します。

「個人差が有る」と念を押すのは、留学生が現地に行った後に資金不足になったとしても、「それは、あなたが使い過ぎたかた」と言う事にしてしまい、エージェント側は全く責任が無くなるためです。

また、留学エージェント間では、生徒集めの企業間バトルが繰り広げられているので、少しでも安く留学費用を提示しておいた方が企業益になるので、安く見積もる事は有っても、高く見積もる事はまず無いと言うのが現状です。

ただ、ココアを見てくださっているような賢い留学生の皆様は、「サポート代」と言う全く価値の無い費用を払った後、「残りの120万円で語学学校費用と生活費が賄えるはずは無い」と気づいて頂けてますよね?(学校代込みの1ヵ月10万円の生活費です(笑))

ココアが提唱する1ヵ月~1年のカナダ留学費用

さて、留学エージェントがキッチリした留学費用について教えてくれないので、ココアが独自に1ヵ月の短期から1年間の長期まで、どれくらい留学費用が必要なのか表にまとめてみたので、留学費用の参考に使ってください。

1ヵ月~1年間のカナダ留学費用
  1ヵ月 3ヵ月 6ヵ月 1年
エージェントサポート料 - - - -
往復の飛行機チケット
(燃油サーチャージ等込み)
10~250,000円 10~250,000円 13~250,000円 50,000円~(片道)
海外旅行保険 - - 100,000円~ 100,000円~
パスポート申請 16,000円 16,000円 16,000円 16,000円
空港出迎えサービス 100~150C$ 100~150C$ 100~150C$ 100~150C$
学費・入学金込 1,200C$ 3,500C$ 5~8,000C$ 10~16,000C$
ホームステイ料 800C$ 2,300C$ 2,300C$ 2,300C$
ホームステイ手配料金 150~200C$ 150~200C$ 150~200C$ 150~200C$
ホームステイ時の食費 100C$ 300C$ 300C$ 300C$
アパートシェア家賃 - - 12~2,700C$ 36~5,400C$
アパートシェア光熱費
2名シェア想定の半額済
- - 60C$ 180C$
アパートシェア時の食費 - - 800C$ 2,400C$
インターネット代
2名シェア想定の半額済
- - 0~150C$ 0~230C$
交通費 70C$(1ヵ月分) 210C$(3ヵ月分) 210C$(3ヵ月分) 210C$(3ヵ月分)
旅行費 - - - 1,500C$
お小遣い 500C$ 1,000C$ 1,200C$ 2,400C$
携帯電話(機種代) - 50~500C$ 50~500C$ 50~500C$
携帯電話の通信料 - 120~210C$ 240~420C$ 480~840C$
留学費用目安
(円換算済み)
最低40万円以上 最低85万円以上 最低120万円以上 最低250万円以上

※ 円換算について「1C$(カナダドル) = 90円」で計算を行っています。

留学の航空券について

まず始めに留学時の航空券についての費用ですが、1年の留学プラン以外は往復航空券を適用している事が上の表を見て頂けるとお分かりになられると思いますが、これは長期留学における行動の自由度を重視するためです。

帰国のチケットについては、現地にて日本行きの片道または旅行先を経由しての周遊航空券を購入する事になりますが、1年の留学の帰国費用については別途「旅行費用」として計上しています。

また、詳しい「航空券の安い買い方」や「留学時には片道と往復航空券のどちらを選ぶべきか?」については、以下を参考にしてください。

留学・ワーキングホリデーで得する安い航空券の活用術

短期から長期にかけての留学費用

上の表を見て頂けると、短期費用についてお小遣いが高く設定されている事と、全体的に短期になればなるほど費用が高く見積もられている事が分かると思いますが、これは、短期留学者と言うのは特に時間が1ヵ月と限られているため、短期間の内に沢山の行動を取る為です。

少し言い方を変えれば1ヵ月の留学と言うのは、「長めの旅行」と言う感覚で費用の準備をされることで、費用が如何に沢山掛かってくるかお分かりになられると思います。

また、3ヵ月辺りを過ぎる頃になると、留学地にも慣れてきて節約生活を送る事ができるようになるのですが、それ以下ではどうしても自分の生活が手一杯で節約まで意識できないため、3ヵ月までは期間の割に高めの費用計算を算出しています。