ホームステイ

ホームステイ期間は必ず短期にする理由

ホームステイ期間は必ず短期にする理由のイメージ

ホームステイについてドンドン裏側・裏事情へと迫ってくる訳ですが、まず始めに「留学費用・準備のココア」は留学業界を敵に回そうとしている訳でも無く、飽くまで、「これから留学やワーキングホリデーで新しい経験を積み、これからの日本を背負っていく人材の役に立つ事を目標としている」と前置きをさせてください。

ここで取り上げている主題は、「ホームステイ期間は必ず短期にする理由」ですが、内容は少しディープなものとなりますので、怒り心頭となられる方や体調の悪い方はブラウザの「戻る」をここで押して頂ければと思います(笑)。

また、ホームステイ斡旋を現在希望しておりサービスを受けようとしている方、または、現在探している最中である方にとっては耳寄りな情報となりますが、既に契約を済ませてしまった方にとっては耳の痛い話となりますので、その方もブラウザの「戻る」を押して頂ければと思います。

短期ホームステイは節約留学の第一歩

既にこれからの内容を読んでも「全く耳が痛くならない方」だけが残られたと判断させて頂きまして、話を始めさせて頂きたいと思います。

ホームステイ斡旋業者の事情

ホームステイ業者の秘密マーク

まず、短期ホームステイの話を始める前に、簡単にホームステイ斡旋業者の収益ベースについて簡単に紹介させて頂きたいと思います。

ホームステイ業者の収入源と言うのは、当たり前の事ですが、「ホームステイ希望者が業者に対しホームステイ先の紹介を委託する事」によってホームステイ斡旋業者は収入を得ています。

具体的に言うと、ホームステイ希望者はホームステイ斡旋業者との契約時、業者によって名称や金額等で多少誤差はありますが「紹介料・ホームステイ仲介手数料」と言う名目で、ホームステイ斡旋業者に約3万円(250カナダドル程度)のサービス利用料を支払いが生じます。

そして、この「紹介料がホームステイ斡旋業者の収入源じゃないの?」と考えておられる方が、恐らくはここにいらっしゃる方のほとんどでしょう。

しかしながら、その実態は、もちろん全てのホームステイ紹介業者から確認した訳では有りませんが、ココアの知る限りでは「ほとんどのホームステイ斡旋業者は、月々のホームステイ代金の一部からも収入が発生」しており、実は、その月々発生している収入もまた業者の大きな収入源となっています。

「なぜ、ココアさんはそんな事まで知っているのですか?」と言う質問を良くお受けするのですが、「それはココア留学の秘密です(笑)」と、企業秘密と言う事にしたいところですが(笑)、実は、ココアは業界関係者に数多くの知り合いがおり、食事会で色々とご教授頂いたからです(笑)。

また、このホームステイ業者の収益体制について気付いた切っ掛けと言うのは、私がホームステイ先のファミリーとホームステイ費用について話していた時、「業者に支払った金額とファミリーが受け取った金額とが違う」と言う事実に気が付いたためで、食事会の際に会食に集まっておられた業界関係の方々に、その事を「再度確認した」と言うのが本当のところです。

それでは、この「ホームステイ者の支払額とホームステイファミリーの受取額の違いが、いったい何を意味するのか?」と言う核心へと迫ってみたいと思いますが、簡単に説明すると、「全ての業者がそうだ」とは言いませんが、ホームステイ斡旋業者は「一度ホームステイ先を紹介さえすれば何もしなくても収入が入る」と言う事です。

このホームステイ斡旋業者の収益スタイルについて「そういうシステムだから仕方ない」とお考えになられる方もいらっしゃると思うのですが、「留学費用・準備のココア」が指摘したい点と言うのは、このスタイルによる弊害です。

ホームステイ業者によるカウンセリング営業

ホームステイのカウンセリングで話しているジョーカー

ホームステイ斡旋業者の収益スタイルについて理解して頂いたところで、続いてそのスタイルによる留学生・ワーキングホリデー参加者に与える影響について話をさせて頂きます。

感の良い方なら既にお気づきかと思いますが、ホームステイ業者は留学生が月々ホームステイファミリーへと支払う「ホームステイ代金」の一部からも手数料を徴収していると言うことは、ホームステイ業者としては、「留学生が特定のホームステイファミリーと長期間の契約を結べば結ぶほど、何もしなくても収入が発生する期間が延びていく」と言う事へと繋がります。

そのため、ホームステイ業者はカウンセリングの際、何も知識が無い留学生に対して次のような営業をかける事になります。

「留学生の多くはホームステイを希望されるケースがほとんどで、“ホームステイ先の変更はいつでも可能”となっている事から、多くの場合において3~6ヶ月間の契約を申し込まれます。また、特に人気のステイ先と言うのは“延長をできなくなるケースがほとんどです”ので、ホームステイ期間は長めに・・・」

上は、良くあるホームステイカウンセリングの要点だけを書きだしたものですが、「月々の収入が有る」のですから、必然的に留学生から「ホームステイの長期契約」を取ろうとし、気が付けばカウンセリングから営業へと変わってしまう訳です。

ホームステイは短期がベスト!期間は1ヵ月

では、留学費用を抑えるためには、どのようなホームステイ契約を結ぶのが良いのでしょう?

いよいよ、ココア留学が、もっとも得意とする「留学節約情報」について紹介する準備ができましたので、「ホームステイ費用の節約方法」を交えた本題へと入っていきたいと思います。

留学生の多くは、「留学先でのホームステイ先を探す手段」を持っていない(業者が教えてくれない)ため、どうしても「業者に頼るホームステイ探し」になってくると思いますが、実はココアも、そう言った「ホームステイ斡旋業者のサービスを使っても良い」と考えています。

それは、よほど悪意が無い限りは、ホームステイ斡旋業者も「最悪のホームステイ先を紹介する」と言う事は無いでしょうし(業者見極めは必須です)、毎月、「事前断りも無く差し引かれる手数料」についても、20~30ドル(2000~3000円)ですので、「ホームステイ先を変更することができるサービス管理料金だ」と思えば納得ができるからです。

しかしながら、ここで注意をして頂きたいのは、ホームステイの契約期間について「どのような営業を掛けられたとして1ヵ月」とする点です。

ここで、「なぜ1ヵ月の契約にするのか?」と言う話になってきますが、実は、ホームステイと言うのは“相性や人”によって「合う」「合わない」「好き」「嫌い」がキッパリと別れ、嫌いな人になると「もう2度とホームステイはしたくない」とおっしゃる方が多いからです(姉はホームステイ大賛成派で、私は大反対派です(笑))。

言い換えると、ホームステイは携帯電話のように“確実に”長期に渡って使う見込みがある物とは違い、正直、好きか嫌いかも分からず、「一度体験してみない事には、長期になるのか短期になるのか分からないもの」と言えます。

そこで、そういった“不確実な事”に対して、「最初から長期間の契約を結ぶ言うのは、本当に正しい選択なのか?」と言う問いを、契約前には、是非、自分自身に問いかけて頂ければと思います。

ホームステイの期間を1ヵ月にする利点

短期ホームステイを表す時間とお金

ホームステイの真実教えちゃいましょう でも紹介しているように、ホームステイにはトラブルが付きものなのですが、期間を1ヵ月だけにしているとトラブルの回避にも繋がるんですね。

例えば、ステイ先に入って10日も経過すると、「もうホームステイは嫌だ!」、もしくは「この家ならもう少し滞在していたい!」と言う風に、ホームステイがどのようなものか身を持って分かってきます。

そう言った事が判断できた時点で、「この先ホームステイを延長するのか?それともしないのか?」を決定する事で、ステイ先での不要なトラブルを避ける事ができます。

また、家探しの期間は残りの「20日間」で行う事になりますが、「20日間と言うのは、十分に余裕を持って次の住居を見つける事ができる期間」ですので、最初の契約期間については1ヵ月で十分だと言えます。

しかし、「ステイ先に日本人の奥さんが居る」または「ステイ先は学校の先生だ!」と言うような、「日本人にとって人気のあるホームステイ先」と言うのは、どうしても「延長が難しいケースが多い」ので、その辺りは「2ヶ月または3ヶ月契約にする」などの対策を事前に行っておくことがベストでしょう。

ただし、4ヶ月と言うのは余りにも長すぎるので、ココアでは「最大3ヶ月のホームステイ」と、考えて頂くことをお薦めいたします。

短期ホームステイでの英語

ホストファミリーのイメージ

ホームステイと言うのは短期にしても長期にしても、主に「英語や文化を学習する」と言う事を目的としている事は言うまでもありません。

そのため、「1ヵ月のホームステイで英語は身に付きますか?」と言う留学生やその御両親からの質問を度々お受けするのですが、私の答えはいつも「99%身に付きません」と言う非常に冷たいものです。

逆に考えてみてください。私達日本人の多くは中学生から、最近の子供たちにおいては小学生から英語を学んび、少なくとも3年以上の教育を受ける訳ですが、その内、「何%の人が英語を話す事ができる」でしょう?

それを、「1ヵ月必死に勉強した程度の努力」でペラペラと話せるようになるほど、「言語の壁と言うのは低く無い」と言うのが実情です。

そこで、特に短期ホームステイにおいて“成果”として求めたいものは、英語力と言うよりも、異国の方々と一緒に衣食住を共にする事から得る新しい体験(衝撃)による学びから、「自分自身の考える幅を広げる事」です。

そのため、短期ホームステイを経験されたお子様を持つ御両親からは、「留学による英語力の変化」の話題よりも、圧倒的に「本当にたくましくなって帰って来たように思います」や「1ヶ月なのに急に大人になった気がした」と言う意見を伺います(留学した本人は、全く自分自身に起きている変化には気が付かないです(笑))。

また、短期ホームステイ中に「英語の必要性と魅力に気付かれた方」が、帰国後、英語を必死に勉強をされ、数ヵ月後に「英検1級を獲得した!」や「TOEICで800点取れるようになった!」なんて言うのは良くある話です。

そう言う意味で短期ホームステイは、「英語を学習するための動機を与える」と言う点で、大きな成果を与えることになるかと思います。

ホームステイファミリーとの英会話

ホストファミリーとの英会話の疑問

留学に出かける前の生徒さんからは、「英語は全くできないのですが、ホームステイファミリーとはどのようにコミュニケーションを取れば良いですか?」と言う質問を受ける事が度々あります。

こう言った質問を受けると、「私の留学前の英語は皆様が想像している以上に酷かったですよ(笑)。今でも酷い英語ですが(笑)。」と1人、「申し訳ないな(汗)」と思いながらの回答をさせて頂いている訳ですが、この質問の“ヒント”となるのは「赤ちゃん」です。

赤ちゃんは、日本語や英語どころか「言葉」についても全く理解していませんが、いつも家族と一緒にいて「お腹がすいた!」や「もう眠たいよ!」と、泣いてみたり指を咥えてみたりと何かしらの方法を使って意思表示をしますよね?

その赤ちゃんと同じように、意味が分からずともホストファミリーと一緒に居て、彼らの話をずっと聞いていれば、自然に片言の英語は理解できるようになり、さらに一緒に居る時間が長ければ長いほど“彼らの考え”や“深い会話内容”まで表情や仕草から分かってくるようになります。

1度そうなってしまえば、個人差は有るものの「時間と共に英語力も付いてくる」ようになり、意思表示についても徐々にですが出来てくるようになります。

「赤ちゃんが生まれて直ぐに言葉を理解し話し出したらビックリしますよね?」それと同じで、まずは「聞く事」、「聞いて聞いて聞きまくる事」から始め、その後、徐々に“カタコト”で言葉出るようになり、その後、「文章」として表現ができるようになります。

最初は本当に大変ですが、それは留学生全員が通る道で私も通ってきた道でもあります。「焦らず走らずゆっくりと」を心掛けて頂ければと思います。

もちろん、ホームステイファミリーの皆様も、あなたが「一生懸命に家族との時間を作っている」「家族とコミュニケーションを取ろうと努力している」と言う事を、きっと理解してくれますので安心してくださいね。

ホームステイファミリーとの話題

次に、意外と多いのが、「ホームステイファミリーと何を話せば良いのか分からない」と言う質問です。

一度、留学生の方から切実な相談を受けた事があるので、その時の相談事例と私がその時に行ったアドバイス(そこまで良い物では無かったかも)を紹介させて頂きます。

  • 「自分はホストファミリーと沢山話したいけど英語が上手く出てこないんです」
  • 「もっと英語が話せたなら仲良くなれそうなのに・・」
  • 「私が話すといつも何を言っているんだコイツは?と顔をされるのが怖い」
  • 「簡単な話題しか話せないから、話が続かない・・」
  • 「正直、自分の英語に自信が持てない」
  • 「学校のクラスメイトとは話せるのにファミリーの英語が速すぎて分からない」
  • 「どうすれば、そんなに話せるようになりますか?」

私も本音のところ胸を張って「私は英語がペラペラなので何でも聞いてください!」と言えるほど話せる訳では無いのですが、本当に悩んでおられたようなので次のように回答しました。

「まず大事なのは、自分の英語に自信を持つことだと思いますよ。考えてみてください、日本語が片言の外国人があなたに対して話しかけて来たとき、相手が片言で有っても理解する事ができますよね?それは、あなたが日本語のプロフェッショナルだからですよ(笑)。」

「そこで今、あなたが話をしようとしているホストファミリーも同様に英語のプロフェッショナルなのですから、『分からないプロが悪い!』と割りきっちゃってください。そうすると一気に気が楽になりますよ。」

「少し話せるようになるまでは時間が掛かるかも知れませんが、生みの苦しみと考えて気長にやっていきませんか?みんな最初は同じような経験をするので、そこから自分がどう努力を積み重ねていくか?だけですので。」

「ホストファミリーの英語が分からないのは、“速いから”と言うより、“恐らく発音を聞き取れていない”ことが大きいかも知れませんね(大分偉そうに返してしまい正直しまった・・と思っていました(涙))。クラスメイトと言うのはアジア系の方では無いですか?実は、アジア系の人間同士は文化も近いので、相手の言葉や発音も理解しやすいんです。でも、その点は安心してください。ファミリーと一緒にいれば、それは時間が解決してくれるところなので!!」

「話題作りについては、私は奥の手を持っていますよ(笑)、それは“無料で配られている新聞”などで良いので、その記事を1つ全部辞書などで調べて理解しちゃってください。」

「その後に、ファミリーに『この記事の意味が分からないんだけど・・』と相談すると、恐らく新聞とは“違う言い回し”や“英語表現”を使って説明をしてくれるはずです。」

「ファミリーが話している英語が理解できなくても、記事の中身自体は大体理解できているので、“記事のどの部分の内容を話しているのか?”を追いかけるだけで、比較的分かりやすく会話が進みますし、基本的には“聞き手”となるので相手が自然に話してくれるので「OK」や「YES」さえ言えれば話が続きます(私が使っていた上等手段です)。」

これが、「ホストファミリーとの会話に困っている方」全ての参考になるかどうかは分かりませんが、使ってみて損は決してない手段だと思うので、是非、ココアを読んでくださっている方々は使って頂ければと思います。

その際、西の空を思い浮かべながら両手を合わせて、「ココアさん、ホストファミリーとの会話で困っているので、ココアさんの方法を使わせて頂きます」とだけ言って頂ければ、私は涙を流して喜びます(笑)。